201204_BLOODC

BLOOD-C 1 【完全生産限定版】 [DVD]
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制作年:2011年(日)
キャラデザ:CLAMP
監督:水島努

カテゴリ:ホラー/アニメ

【総括】

今回はチョット毛色が異なりホラー系のアニメです。
カテゴリ的にどうなの?うーん、まあホラー系なのでいいでしょう。

1クールのTVシリーズで全12話。続編(つか解決編か?)が夏に劇場公開される模様。

アニメ「BLOOD」シリーズのおさらいとして、2000年に「BLOOD The Last Vampire」が劇場公開。2005年から2006年で「BLOOD+」がTV放映(4クール、全50話)。そして本作が2011年にTV放映された。

「小夜(サヤ)」の名を持つ少女が主人公で、タイトルから連想されるように、彼女がバンパイア(バケモノ)を退治する展開は共通している。ただしバンパイアの呼び名は異なっている。劇場版ではバンパイア(たしか)、BLOOD+では「翼手(ヨクシュ)」、本作では「古きもの(フルキモノ)」と呼ばれており、ストーリ的な繋がりは無い。

【ストーリー】

主人公:更衣小夜(キサラギサヤ)は神主を父に持つ神社の巫女。メガネっ娘。昼間はかなり天然な女子高生だが、夜は父の八卦に従い「御神刀」で「古きもの」を退治する。詳細はネタばれになるので「続き」に記載。あと「古きもの」は勝手に命名した。

【感想】

実のところ本作をここで紹介するつもりはなかった。まあアニメという理由もあるが、なんせ「退屈」だったから。キャラデザはclamp氏。氏の10等身キャラとストーリーとのギャップもあって、DVD2巻目くらいで失敗だったかと後悔。惰性で毎月リリースされるDVDを観ていた感じ。しかしその「退屈」もラスト2話で帳消し。今までの「退屈」な伏線が最後に最大の盛り上がりを見せてくれる。驚くようなどんでん返しとかは無いけれど、謎解きと一緒にキャラのドロドロした内面がいい感じだ。始めの退屈感に耐えられればラストは満足いくかと思う。

小夜が手にした日本刀でバケモノを切り裂くシーンや、バケモノが人を捕食するシーンがある。シリーズを通して観ると本作が一番あざとくてグロい感じだ。特に人が襲われるシーンは流血ドバドバ、手は千切れる首はもげるで、いっそ清々しさを感じるくらい。clamp氏のキャラのためか、グロシーンほどに気持ち悪さは感じなかった。

観ていると大体2話くらいで設定環境に違和感を感じると思う。山。湖。人通りの極端に少ない道。そんな緑の多い小さな田舎町に異物でも放り込んだような高校の制服。異様に少ない生徒。綺麗に舗装された大きな道。でも車は通らない。造られたような違和感。勿論その辺りもラストへの伏線となるのだが、あたりまえのようにスルーされて進行する。
個人的には「BLOOD+」の小夜が一番しっくりくるかな。全50話っつうのが長いんだけれどw

【評価】

総合評価:★★★★☆(4.0)

  • 面白さ:★★★☆☆
  • ホラー度:★★★☆☆
  • グロ度:★★★★☆
  • サイコ度:★☆☆☆☆
  • ミステリー度:★☆☆☆☆
  • サスペンス度:☆☆☆☆☆
  • アクション度:★★☆☆☆

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