制作年:2011年(日)
監督、脚本:永岡久明
収録時間:79分
カテゴリ:ホラー
【キャスト】
- 岩佐えみり
- 北川瞬
- 杉浦匠
- 一倉千紗
【総括】
「紫鏡」なる都市伝説を映像化した作品。「紫鏡」は「ムラサキカガミ」と読む。その言葉を二十歳まで覚えていたら死んでしまうという都市伝説。
突然全く知らない場所に来てしまった。閉鎖空間に閉じ込められた人々が、次々と全身から血を流し死んでゆく恐怖を描いたもの。心霊要素なし。ホラー要素は若干少なめ。グロ映像はまあまあ有る。
特典としてメイキング映像(19分)収録。
【ストーリー】
冒頭はモノトーン映像。林の中に倒れ込む女性。携帯も通じず霧の中を彷徨う。やがて目の前にコンクリートの朽ちかけた建物が見えてくる。大きな廃墟。と。突然目の前に血まみれの男が現れ、助けを求めつつ死んでしまうのだった。
※「続き」にネタばれ
【感想】
思っていた以上に楽しめた。
始めは女優さんの演技がイマイチ(台詞棒読み状態で理不尽感が感じられない)で失敗感が強かったが、物語が進むにつれてテンポも良くなり面白くなってきた。
前触れも無く見知らぬ場所に閉じ込められる理不尽感。日常から非日常へ突然切り替わり、集まった人たちが目の前で次々と血まみれになり死んでゆく恐怖。そして閉じ込められた理由が次第にハッキリしてくると、今度は死のカウントダウンに怯えるストーリーが面白い。
グロを除けば心霊などの恐怖映像はあまりない。登場人物が理不尽な状況に陥ったシチュエーションが怖いといった作品。その点出演者に感情移入できるほど怖さの程度が変わってくると思った。
【評価】
総合評価:★★★☆☆(3.5)
- 面白さ:★★★☆☆
- ホラー度:★★☆☆☆
- グロ度:★★★☆☆
- サイコ度:★☆☆☆☆
- ミステリー度:★★☆☆☆
- サスペンス度:★☆☆☆☆
- アクション度:☆☆☆☆☆
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