戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦 [DVD]
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制作年:2012年(日)
制作:三上真弘、田坂公章
脚本、監督:白石晃士
収録時間:71分
カテゴリ:ホラー
【キャスト】
- 大迫茂生
- 久保山智夏
- 白石晃士
- 那須千里
【総括】
当初封印映像10にしようと思っていたが、残念なことにまだ手元に届かないので本作を紹介。その封印映像シリーズの初期作を手掛けた白石監督の作品。(*2012.8.16:赤面しつつ訂正。封印映像初期は児玉監督です。僕の思い違いでした。白石監督作品は「バチアタリ暴力人間」「ノロイ」などです。すみません。)カテゴリは迷った末に、エンドクレジットされることからフィクション(フェイクドキュメント)とした。
物語りは1本の投稿映像の検証過程がドキュメント形式で進行してゆく。お題目はタイトル通りオカルト「口裂け女」。そんなわけで心霊っぽさはない。グロは流血シーン(モザイクあり)や気持ち悪い映像があるものの軽め。似たような作品として「怨霊塔」「怨霊ノ家」が挙げられると思う。
最近FILE-02がリリースされたがまだ未視聴。本作がいい感じなので観てみようと思っている。
【ストーリー】
映像制作会社(?)に届いた1本のビデオテープ。ディレクター:工藤(♂)に促されて収録映像を確認するアシスタント:市川(♀)。
昼間。住宅街の路上で白い(ベージュ?)のコートを着た髪の長い女が俯いている。カメラに気付いたのかコチラを向く。顔には大きな白いマスク。唐突にコチラ(投稿者達)に向かって走ってくる。驚いて逃げる投稿者達。一旦撒いたと思われたが、女は別の道から現れる。再び逃げる投稿者達。
映像が終わり、工藤は女が「口裂け女」であり捕獲すると告げる。
※「続き」にネタばれ
【感想】
かなり面白かったです。
口裂け女は最初から最後まで姿を現している。「探す」フェーズは無く、存在ありきのストーリー展開。最初の投稿映像シーンでカメラに向かって走ってくるのだが、判っていても(訳も判らず)追いかけられるのは怖い。
デフォルトの口裂け女の特徴(口が裂けている、足が速いなど)だけでなく、いろいろ色づけされているが違和感はあまり感じない。また、主題が「口裂け女」というオカルト=虚構であるものの、観ているとリアルとフィクションの境界が曖昧になってくる。ここら辺は白石監督の腕といったところなのか。
思えば子供の頃流行ったな。走っている車を追い抜くとか、「あたし、きれい?」と問われて決められた回答をしないと殺されるとかだったか。どうも記憶が曖昧だ。
いくつかモヤモヤが晴れないエンディング。続編がありそうな終わり方なんで少し期待したい。
【評価】
総合評価:★★★★☆(4.0)
- 面白さ:★★★★☆
- ホラー度:★★★★☆
- グロ度:★★☆☆☆
- サイコ度:★★☆☆☆
- ミステリー度:★☆☆☆☆
- サスペンス度:★★☆☆☆
- アクション度:★☆☆☆☆
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