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201103_joyurei

THE JOYUREI ~女優霊~ [DVD]
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制作年:2009年(米/日)
原題:Don't Look Up
収録時間:86分

カテゴリ:ホラー

監督:フルーツ・チャン

【キャスト】

  • リシャッド・ストゥリック
  • ヘンリー・トーマス
  • カルメン・チャップリン
  • ケビン・コリガン

>伝説的ジャパニーズホラー『女優霊』のハリウッド・リメイク版。謎の幻覚に悩まされている映画監督・マーカスは、それをヒントにして映画の構想を練っていた。そんな中、新作のオファーが舞い込み、撮影の舞台であるトランシルバニア高原に向かうが…。

 

【総括】

リメイク版ということで、オリジナルとの比較は付きまとうのは仕方のないこと。しかし、観た限りでは、リメイクというより背景だけをコピーした全く別のホラー映画でした。

しかも期待を裏切ってオリジナルよりも怖かったです。
さすが欧米といった感じで、ホラー映像、グロ映像がふんだんに盛り込まれています。
オリジナルが心理的な恐怖を描こうとしているのに対し、本作ではリアルな恐怖として表現しています。オリジナルの物足りなさは無くなった作品になっています。

難を言えば、幻覚なのかリアルなのかの区別が付きにくい。
主人公はオリジナルと同じ映画監督。しかもただの監督ではありません。所謂「見える人」の部類に入るのかと。その「見えた」内容を映画化することで、独特の狂気を孕んだホラー映画を制作するらしいです。
この主人公の視点と周りの「見えない人」の視点が入り混じり(実際のシーンカットが入り乱れる)、劇中で何がリアルで何が虚構(もしくは心霊現象)なのか判らなくなり、そのままラストまで突っ走るので、物語を振りかえると「何?」となってしまいました。

まあB級といってしまえばそれまでですがw

 

【ストーリー】

映画監督のマーカスは幻覚に悩まされていた。それは過去に撮影が断念された映画の内容だった。しかしマーカスはこの幻覚を元に、次回のホラー映画撮影の構想を練っていた。

病床の恋人(?)クレアに別れを告げると、マーカスはルーマニア、トランシルバニアへ旅立ちます。

そのトランシルバニアの撮影現場で、スタッフに次々と異常事象が襲いかかるのでした。

 

【所感】

まずは総括に書いたようにリメイクとは思えませんでした。
別に新作としても問題無かったように感じます。

またオリジナルで死亡したのは新人女優(監督は行方不明)だけですが、コチラはそんな生易しい悪霊ではありません。
次々と殺されてしまいます。しかも結構グロいです。

僕的に苦手な「虫」系のグロさがあります。
詳細は続き(ネタばれ)に書きますが、

人間関係もかなり判りにくいところがあります。
筆頭にあげられるのは主人公マーカスと病床のクレアの関係。
婚約者のように取り上げられますが、ハッキリとしません。
また劇中の説明(自己紹介的な)もなしに、いろいろな人たちが出てきます。それはもう次から次へと新しい人が出てきて、ストーリーをいっそう難解にしていると感じました。何度か見返すとハッキリしてくるのでしょうが、もっと絞り込んで欲しいと感じました。

総合評価:★☆☆

  • 面白さ:
    ★★☆☆☆
  • ホラー度:
    ★★★★☆
  • グロ度:
    ★★★★★
  • サイコ度:
    ★★★☆☆
  • ミステリー度:
    ★★☆☆☆
  • サスペンス度:
    ★☆☆☆☆
  • アクション度:
    ★☆☆☆☆

ホラー要素は高いのですが、登場人物の関係が判りにくいこと、ストーリー自体が浅い点を考慮して★3としました。

ストーリーは二の次。怖い、グロいシーンがあればおk。
という方には、まずまずお勧めできるかと思います。

では続きはネタばれということで。


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