★東日本大震災で被災★
★された方々の一日も★
★早い復興と、不幸に★
★もお亡くなりになら★
★れた方のご冥福を心★
★よりお祈りいたしま★
★す。       ★


201103_onryou_ju

制作年:2011年(日)
収録時間:144分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント

シリーズ第三作目となる作品。
過去のレビューはコチラから。

  1. 怨霊映像 邪篇
  2. 投稿 怨霊映像 恐篇

シリーズ中、最長時間の2時間24分

長杉wwww
そんなに長く持たないってばよ

前回同様の進行。
進行役は、これまたakb48から藤江れいな嬢。
なんぞ提携でもしれるんかいな?
されど毎度ながら誰なのか判らない僕です。

それとパートナーはこれまたあやしい作務衣を着たオッサン。

って。見たことあると思ったらファンキー中村氏ではないですか
お元気そうでなによりです。
このblogでは「北野誠…」以来のご対面でつ。

撮影場所はいつもと同じセットで、二人の間にあるマネキンの上半身が微妙にイミフですね(笑)

【総括】

レンタルしてから、あまりの収録時間の長さにうんざりしてしばらく放置してました。

前作同様にチャプターの間に怪談話が入ります。
今回の語り手はファンキー中村氏。
個人的に氏の話は好きなので、事前に知っていればもう少し早く視聴していたかもです。

早速内容のご紹介&レビューです。
ネタばれ進行なのでご注意ください。

#1:卒業メッセージ

  • [概要]大学中退してしまった友人に向けたメッセージビデオ。出演している女性の右腕に顔のようなモノ。
  • [怖さ]★★★☆☆
  • [フェイク度]★★☆☆☆
  • [所感]初見で判らず。フォーカスしてやっと判った。なんか叫んでいるような歪んだ顔。ちなみにメッセージの贈り先の方は数日前から行方不明になってるとのこと。 

#2:特別講義

  • [概要]予備校のネット配信用の講義。黒板の後ろの壁に女性のような影
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]これもわからん。如何にも作ったっぽい作品。講師噛みまくり。

#3:不思議な少女

  • [概要]夜の公園。しゃがんでいる少女。次の瞬間消える?(近づいていると言っているが判らず)。再度カメラを向けると目の前に。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]鮮明に映し出されている少女の映像は結構怖い。ただ、あまりにも鮮明すぐる。少女の髪の毛のキューティクルが光って(天使の輪ってやつ?)いるのだが、幽霊ってキューティクルまで見えるものなのか?髪の毛さらさらの少女でつ。
怪談#1:開けずの魔

前回同様、自己紹介もしないで怪談話を披露する中村氏。

  • [概要]氏の友人が隠遁した地での体験談。北海道の過疎地に知人宅を訪ねると、釘でうちつけられた部屋が。
    そのまま泊まると金縛りに遭い、釘を打たれた部屋から見知らぬ男が正座したままこちらへ移動してくる。男は枕元まで来ると氏を覗き込んでくる。飛び起きる中村氏。と同時に隣に寝ている友人も飛び起きる。
    翌朝。氏の制止を振り切り閉ざされた部屋を開ける友人。その部屋にはちゃぶ台の上に位牌とごはんが。
  • [怖さ]☆☆
  • [所感]最初なのでジャブ程度か。怖さはあまり感じられなかった。
話が終わって自己紹介です。
中村氏の職業は「怪談クリエイター」だそうです。
.......まあいいです。

藤江れいな(akb48)#1:無題

藤江れいな(akb48)も変なものが写っている写真を披露。

  • [概要]携帯で撮影されたそれは、鏡に向かって自分を映しているもの。携帯を構える彼女の左に手のようなものが写っている。
  • [怖さ]☆☆
  • [所感]それを見て中村氏。そういったモノを一概に「悪いこと思わない方がいい」、そして出来る限り「気にしない方がいい」と。言われてみればそうかもしれませんね。確かに異常ではあるのでしょうけど、何もかも「悪いこと」と考えるのは少々乱暴かと感じました。

#4:オーディション

  • [概要]オーディション向けに自分を、衣装を借りる友人宅で撮影。誰もいない部屋から透けた手が出てくる。
    投稿者のインタビュー付きで、借りたとされる衣装が、実は友人もそんな衣装に心当たりが無いと。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]観た感じ重ね撮りしたような映像。それよりオーディション向けの衣装ではないと思う方が強かった。
    先入観ですが、オーディションであれば、もっとボディラインが判る衣装を選ぶと思うのだが。

#5:ボーイズラブ

  • [概要]海岸の映像。棒っきれで遊ぶ男二人。遠くに海から光ったような手が出ている。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]専門家の見解では江戸時代に船に乗っていた人の霊の手がでたのでは?、とのこと。
    そんなことより、ナゼにタイトルがBLなわけ???

#6:蠢くトイレ

  • [概要]ただ誰もいないトイレ(様式便器、ウォシュレット付き)を撮影した映像。ひとりでにノブが動き水が流れる!その後、タンクの表面にに様なもの。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]専門家の見解では撮影者に恨みを持つ者の仕業らしい。しかし投稿者は不明。作品としては文字通り面白い(シュールな映像w)。

#7:ブログ

  • [概要]パソコンのブログ画面。ブログの作者死亡しており、ふざけて書き込みしていると撮影者が苦しみ出して倒れる。カメラを持ったまま倒れる瞬間、机の下に一瞬が映し出される。
  • [怖さ]
  • [フェイク度]
  • [所感]映像自体は判りにくい。フォーカスされて良く見ると、表情がそれなりに怖い。無表情で下から懐中電灯を当てたような顔。

怪談#2:ゲーム機

中村氏による2話目。

  • [概要]20年位前。ゲームセンター全盛期に氏がオーナーになった時の体験談。
    新規オープン後、やっと手に入った人気ゲーム機(脱衣麻雀ゲーム)。ある朝開店させようと店に行くと、夜間巡回の警備員から店内から音がするとのこと。閉店時に電源をブレーカーで全部落とすのであり得ないと氏。
    翌日。また警備員からクレーム。今度は店内から女性の叫び声が聞こえると。不審に思った警備員二人が店内に入ると、暗い店内の中、件の脱衣麻雀ゲームだけが煌々と光っており、ディスプレイ全体に苦悶にあえぐ女性の顔が。
    その夜は氏もスタンバイ。やっぱり警備員から連絡があり駆けつける氏。警備員二人と一緒におそるおそる裏口のドアを開けてゆくと、暗闇からカツカツと近づいて来る足音。ドアノブを握っている氏の腕を掴む手が。
    後日、業者を問いただすと、当の麻雀ゲーム機は殺人があった喫茶店から転用したものであることが判った。
  • [怖さ]
  • [所感]「気の凝り固まった情念がゲーム機に映した」と氏。話自体はありそうなのだが、語り口が旨いのでしょう。イメージできて結構怖かったです。

#8:コード

  • [概要]投稿者の実家で撮影した映像。投稿者の姉の右腕に撒きつく黒いもの。その後ガラスに映る照明が異様に赤く燃えているよう。
    後日、この実家で火災発生とのこと。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]出てくる姉。モザイクをかけているのだが、化粧しているっぽく見えて作ってる感が強い。ただ映像そのものはガチっぽくもある。

#9:ジャグリング

  • [概要]病床の友人を見舞うためにジャグリングの練習をしている友人3人の映像。不可解なが出ている。
    後日、この練習をしている時に、既に病床の友人は他界していたとのこと。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]お手玉ですな。手が出ているとのことだが、何度観ても手に見えない。それよか左の男性のやる気の無さ加減がイラっとしたwww

#10:隠し撮り

  • [概要]駐車場で二人の女性を隠し撮り。車内、助手席にいる女性の背後に顔のようなもの。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]顔に見えなくもない。専門家によると運転席の女性に恨みを持つ者のようだ。ただシチュエーションが不自然。ナゼに盗撮?しっかり音声も入っているようだし。

怪談#3:入ってくる者

中村氏による3話目。

  • [概要]氏の体験談。ただ正確には友人の体験であり、その隣で氏が体験した内容。
    氏の元に深夜訪ねてきた友人。話を聴くと、帰宅途中道に迷ったとのこと。迷いながらも車を走らせていると、後部の窓(トラックタイプの車で引き戸タイプの窓を想像されたし)が開けたはずもないのに少し開いている。不思議に思いながらも走らせていると今度は後ろから男のうめき声。ビックリして振り向くと、窓から男が上半身を中に入れてきている。急ブレーキをかけると、慣性で男が「ニュルっと」入ってきた。
    車を飛び出して逃げる友人は、通りかかったパトカーに助けを求める。警官と一緒に引き返してみると、消したはずのないヘッドライトが消えている。中を見ても何もない。
    そこで気付く。車の後席の窓は外にクロスするように鉄枠がはめられており、人が入れるはずかないことを。
    車は頼んで警察に預かってもらい、翌日氏と共に受け取りにいくと、後部座席のシートがズタズタに引き裂かれていた。
  • [怖さ]
  • [所感]物理的に障害をもたらす現象として紹介。これも夜間一人で車を運転している時や、道に迷った時の心境などイメージしやすく、その分怖く感じました。
    夜間に一人で運転しているのって、結構ルームミラー観るのに緊張することってありますよね。幸い未だ一度も変なものが写っていたことはありませんが(笑)

藤江れいな(akb48)#2:無題

  • [概要]海外での体験談。泊まったホテルで風呂の扉がどうしても閉まらない。また閉めたはずの部屋の鍵が、翌朝開いていた。
  • [怖さ]
  • [所感]彼女自身には霊感が無いとのこと。akb48の宿泊では、良くツインルームを使用するそうな。でもって仲が良い子同志では一緒にお風呂に入るんだって。裏山www

#11:猫ノ森

  • [概要]夜の公園。3人で飼い猫探し中の映像。森の中から変な音がして1人が逃げ出す。追う二人。逃げる映像に大きく映り込む猫の顔。いつの間にかついたのかもう一人の手に
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]猫探しで3人で映像に収めている時点で違和感。猫のアップも作れそうな感じ。猫は無表情(当り前か)なので、あまり怖さも感じない。

#12:閉まらない襖

  • [概要]部屋の建てつけが悪いことをクレームしようとして撮影した証拠映像。男性(夫)が襖を閉めようとするが、どんなに力を入れても閉まらない。ふと見ると襖に閉めさせまいとするような白い手
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]作った感強すぎ。白い手も鮮明に映っているし、襖の中の映像もないことからフェイク度高い。夫も本気で力を入れているようには見えない。本気ならもっと襖がたわんでしまうように思える。

#13:廃病院の怪

  • [概要]心霊スポットを散策(検証)しようとしている映像。映像に人の足だけが歩く場面、その後透けた人影が除きこむような映像が収められている。
  • [怖さ]☆☆
  • [フェイク度]
  • [所感]どっかで見たような映像と思ったら、「ほんとにあった!呪いのビデオ4ー病院編」で、病院のロビーを歩く足と同じような感じだ。後半の透けた男性も、どこかカメラを意識したポージングなのが不自然。ただ映像そのものは、まあまあ怖い部類か。

怪談#4:舌うち

中村氏による4話目。これは体験談ではなく聞いた話。

  • [概要]よくある開かずの踏切の話。体験者は女性。
    その日も開かずの踏切で待っていると、後ろから「チッ」というような舌うちが聞こえる。振り向くと背後に男の子がおり、上目づかいに見つめながら舌打ちしている。気味が悪いと思いつつもその場はなにもなし。
    その夜。ベットに入り寝ようとする、玄関で舌うちが聞こえる。ギョっとして起き上がり、電気つけて玄関チェック⇒問題なし。安心して振り向くと、付けたはずの寝室の電気が消えており、暗闇からから舌うちが聞こえる。110通報して屋内を探すも異常なし。
    数日後の夕方。件の踏切待ちしてたら、再び舌うちが。今度は近づいてくる。振り向くと男の子が脇を通り過ぎて、遮断機の下りた線路内に入ってしまった。躊躇せず男の子を助けようと線路内に飛び込む女性。目の前に電車。まさにその瞬間襟首つかまれ、引き戻されて助けられる。
    女性に見えていた男の子は、他の誰にも見えてなかった。
  • [怖さ]
  • [所感]これもありそうな話なのだが、当事者にとっては心霊体験かどうかは別にして「事実」なのだ、と中村氏。
    当事者でなければ理解できない恐怖。まわりは関係ない事実。そういった体験はあっても不思議ではないと感じました。かく言う僕が、まさに部外者ですね。

続きに「撮影収録後の話」「藤江れいな(akb48)の選ぶベスト3」を載せます。本文に入りきらないもんでw

ファンキー氏は好印象でつね。氏の話には結構臨場感を感じます。「北野誠…」の特典で話した怪談は強烈に印象に起こっていますお。

しかし2時間超は辛い。
次回作も既にレンタル予定されてるのですが、是非半分にして欲しいとの希望を持って借りようと思います。

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