○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

旧吹上トンネル

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稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~禁断の地、再び~ VOL.1

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稲川淳二 真相・恐怖の現場~禁断の地、再び~ VOL.1 [DVD]
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制作年:2006年(日)
収録時間:80分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

『恐怖の現場』シリーズ通算3作目。本編約80分と特典映像約12分が収録。特典映像は、稲淳の怪談ライブ映像が1話分入っている。

構成はシリーズ共通。稲淳と女性アシスタントが心霊スポットを訪れて検証する映像。今作では2か所を訪れている。シリーズの他作と比較して1か所当たりの時間が長い。その分不気味かというと、そうでもなかったりする。それなりにツボは押さえているので他作に劣ることは無い。仕上がりとしては標準的といった感じだ。女性アシのリアクションに多少イラッとする場面もあったが、まあまあ許容範囲だろう。

以下、ネタばれ進行で紹介。

【概要】(敬称略)

  1. 神の聖域!祟られた家
    沖縄県、浜辺に建つ木々に囲まれた廃屋。
    アシスタントは星ひとみと栗原里奈。
    時刻は夜。浜辺から屋内1階に潜入。2階建てなのに階上へあがる階段が無い。一旦外に出てから2階を一通り探索。今度は外に出て家屋の背後にまわる。草むらをかき分けると小さな祠。丁度屋敷の背後にあたる位置。星が体調不良で戦線脱落。屋内に戻り稲淳の怪談の後、栗原単独で検証開始。
    -発光体、音声、水音、影などが映像に入る。
    ⇒栗原さんガッツあるなぁ。好印象。
    ⇒定番の発光体やらが入っているが、全体的には大人しい印象を受けた。
  2. 呪怨!呪縛トンネル
    東京都青梅市、旧吹上トンネルと旧々吹上トンネル。
    アシスタントは二宮歩美と瑠花。
    昼間の旧吹上トンネルのロケハン(?)映像。トンネルは車こそ通れない(トンネルに続く道にポールが立てられている)が、ライトも点いており通行可能。
    ここでの稲淳の話しを簡単に紹介する。「トンネルでトラックに轢かれた老人の話し。轢かれた後、壁とトラックに挟まれ血まみれで死んだ。ある日、トラックがトンネルを通るとエンジンの騒音に混じってうめき声。そして助手席のドアを叩く音。バックミラーにトラックにつかまりドアを叩いている血まみれの老婆の姿。」
    夜。旧吹上トンネルを軽く通った後、メインの旧々吹上トンネルへ。位置関係は、吹上トンネルの上に旧吹上トンネル。さらに上に旧々吹上トンネルといった構造。暗闇にトンネルが浮かび上がる。入り口にはフェンス。金網の裂け目から侵入するとレンガ造りの壁で出来たトンネル内部。当然ライトは設置されていない。フェンスをバックに検証開始。同時にトンネル内を暗視カメラで撮影。
    -声、人影などが映像に入る。
    ⇒旧々吹上トンネルは時代を感じる造り。それだけで不気味な雰囲気はあった。しかし個人的には旧吹上トンネルの方が気持ち悪い。「旧々」の方はトンネルの姿と不気味さがマッチしており、その分「ここなら出てもおかしくない」みたいな感覚を受ける。その点「旧」は微妙に近代的なトンネルで心霊とのギャップがあるというか、少しだけズレている感覚が怖さを助長していると感じた。まあ実際に現場へ行くと、両者とも全く異なる感想を抱くとは思うが。。。

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【シリーズ過去ログ】

怪談新耳袋 殴り込み! <東日本編>

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怪談新耳袋 殴り込み! 東日本編[DVD]
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制作年:2010年(日)
収録時間:105分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【シリーズ過去ログ】

【総括】

ビビるおっさん達の映像を収めたシリーズ第三弾。特典映像も含めると2時間超と長め。さてどうだろうか?

「東日本編」としてまとめているが、メインは「八甲田山」ロケ。

例によって新耳Gメンなる8人のおっさんによる心霊スポット検証映像。その8名を紹介(敬称略)。田野辺尚人、ギンティ小林、豊島圭介、後藤剛、大郷永雄、市川力夫、青木勝紀、小山正博、堤竜太、山口幸彦の総勢10名。加えて『新耳袋』著者の木原浩勝氏(中山市朗氏は名前だけ出てきた)。

もともと「おっさん達のヘタレ」具合を笑いにしている感じを受ける本シリーズ。今作もそういった演出している内容なのだが、、、

うーん。イマイチ。

前作以上に明らかに笑いを誘っている。これが怖さ以上に鼻についてしまった。どうも前作のロケット花火くらいから度を越してきているようだ。あくまで「挑発」であって「お笑い」では無いところが面白かっただけに残念だった。

ともあれ、以下ネタばれ進行です。

【概要】

心霊スポットとしては5か所か。

  1. 殴り込みファイル001:踊り場の黒い影
    静岡県G市、A学園跡地
    新耳袋絶叫編ー記憶ーのワンシーンから。廃校の肝試し映像の中で、俳優の背後で子供がコチラ(カメラ)を覗きこむようなしぐさをする。映画と同様のシチュエーションで霊の撮影を試みるが失敗。
  2. 殴り込みファイル002:こっくりさん
    場所は同上。待機中にこっくりさん実施。果たして十円玉は動く。
    こっくりさん曰く、
    次のロケ地(ファイル003)に何がいるか?⇒「いせ」
    「いせ」とは何か?⇒「すろ女」
    殴り込み3は成功するか⇒「いいえ」w
  3. 殴り込みファイル003:いせを探せ
    東京都青梅市、旧Fトンネル。即ち「旧吹上トンネル」ですね。
    トンネル内に霧のような靄が立ち込めて、そのたたずまいだけでも十分不気味。トンネル内でギンティ氏が喘ぎ声のような音を拾う。豊島監督チームも異なる音(声?)を拾う。トンネル外でも女の笑い声を拾っている。んが「いせ」なる女は出なかった。
  4. 殴り込みファイル004:はじめての女性隊員
    ここから青森ロケ。またはじめての女性隊員として市松人形「いせ」登場。それだけ。
    まずは青森県の廃墟ホワイトハウス。一見住宅地。発見するも数年前に火事が起きて廃墟以上に崩れかけた家屋といった感じ。物理的に入ることが出来ないくらいに朽ち果てている。特に異常無し。
    続いて青森市、旧Kトンネル。足音を拾う。見た感じこの場所は暗くて怖いな。
  5. 殴り込みファイル005:墓地をさまよう人たち
    青森県青森市、S霊園。車で園内にある仏舎利塔を探すが、何度行っても無縁仏エリアに戻ってしまう。突然車の警告音が鳴り、その場で探すと仏舎利塔が見つかる。市松人形「いせ」を肩に乗せて仏舎利塔の周りを回る。無表情な「いせ」の視線がコチラ(カメラ)を見つめているようで不気味。豊島監督が廻ると、これも「音」を拾っていた。周りを墓地に囲まれた深夜の仏舎利塔。雰囲気は伝わってくる。
  6. 殴り込みファイル006:八甲田山と新耳袋
    メインディッシュ。冒頭は八甲田山に纏わる史上最悪といわれる遭難事故の紹介。
    新田次郎氏著作の「八甲田山死の彷徨」(新潮社刊)。高倉健、北大路欣也の映画「八甲田山」でも有名。僕は映画も観たし、小説も読んだ。両方とも大変面白い(当然心霊映画では無い)。時代は日露戦争開戦間際。青森に駐屯している、(当時)陸軍第八師団第四旅団第五連隊の雪中行軍訓練で199人の死者を出した遭難事故を物語としている。
    それに続いて木原氏による「八甲田山」に纏わる話し。ありがちなれど、これが結構怖い。やっぱ文筆家は話しも上手いなぁ。取材だけでなく、それを題材にして文章を起こす作業も難航したそうだ。曰くテープに録音できない、書きにくい。あげくに「ラストを書かないので」と祈念して書き上げたそうだ。即ち小説「新耳袋」では全部を書いていない。チョット興味ある。
  7. 殴り込みファイル007:獅子一号作戦
    場所は同じ八甲田山
    「獅子一号作戦」と称して、田野辺氏が犠牲者墓前にて集合、解散命令する⇒異常無し。
    「獅子二号作戦」と称して、墓地中央で新耳袋「八甲田山」を読み上げる⇒「声」のような音声が入る、人形を祀る祠の明かりが消える。
  8. 殴り込みファイル008:死の雪中行軍
    同じく八甲田山。後藤伍長の銅像まえで挑発行為。夜になり吹雪いてきている。これは怖そう。心霊以上に本当に遭難する危険がありそうだ。ありがちだが定点カメラのライトが消える。固定した定点カメラの画像がゆれる。プラス軍靴のような足音。
  9. 殴り込みラストファイル:別れ
    恐山。恐山に市松人形「いせ」を奉納?しておしまい。異常無し。
  10. 映像特典
    特典として舞台風景を収録。「舞台新耳袋住人恐想曲(アパート・ラプソディ)」。怖さとしてはイマイチでした。

【所感】

挑発、不敬行為を行って霊を怒らせ、映像に収めるコンセプトは同じ。
シリーズ3作目となる本作では、挑発の度合いがエスカレートしているように感じた。挑発(不敬)行為は得てして「お笑い」と被ってくるのは仕方ないにしても、より「お笑い」にシフトしているように思える。挑発と称して心霊スポットでシャンパンコールとか、小道具市松人形を女性隊員に見立てるとか。逆にあからさま過ぎてつまらない。

確かに現場は怖いかもしれない。怖さを紛らわすためにワザとはしゃぎたくなる心理は判る。そういった現場の気持ちを伝えたいのかもしれない。それでもエスカレートする挑発に対して映像のインパクトがそれなりにあれば違った感想を持ったかもしれないが、現象のほとんどが「音」というのも残念。ガチ映像なんで仕方ないと割り切るしかないか。
次は<西日本編>。時期を同じくしているので、演出が似ているような気がする。せめて怖い映像を期待したい。

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制作年:2010年(日)
収録時間:60分

カテゴリ:ホラードキュメント

>「ほんとにあった怖い都市伝説」シリーズのスタッフが放つホラードキュメンタリー。インターネットや書籍などでその実在が語られる恐怖の心霊スポットをピックアップし現地調査した「たっちゃん池」「旧吹上トンネル」ほか、全4スポットを紹介する。

【総括】

心霊スポット現地検証ビデオ。時間は60分とお手頃なので軽く視聴。ぶっちゃけ肝試しのノリなので、鼻につく方もいると思う。視聴者を選ぶ作品と思うが、個人的には面白かったです。

本作では以下の四つのスポットが紹介される。これもスタッフでサイコロにより場所を決めるといった、ごく軽いノリである。

  1. たっちゃん池(東京都)
    都立狭山公園の宅部池(やけべいけ)
  2. 旧吹上トンネル(東京都/埼玉県)
  3. 笠間城跡(茨城県)
  4. 腹切り櫓(神奈川県)

【スポット紹介】※ネタばれ含む

撮影は全て夜。時間は不明。「笠間城跡」から女性レポーター(安西シエル)が入るが、それまでは野郎4人のロケ。

「たっちゃん池」は特に何もなし。

「旧吹上トンネル」も有名どころだが映像としては特になし。トンネル内で「ヤッホー」叫ぶ(不謹慎ですねw)。スタッフがビビっている姿が撮られているだけ。まあ場所が場所なだけに怖さは伝わってきましたが。
ヒトごとなんで言いますが、どうせ叫ぶなら山頂にいるつもりで思いっきり叫んで欲しかった。プロデューサー曰く「野郎が叫んでも絵にならない」。ごもっとも。

「笠間城跡」から安西シエルが合流。
収録中に叫び声が聞こえるとスタッフ。確かに声らしき音が、かすかに聞こえたような気がしました。

「腹切り櫓」は本作のメインディッシュ。
背後で仏具の鈴(リン)のような音(チーンってやつ)がずっと入ってる。そして階段の上に白い人影を捉えている。その他に撮影用のライトが切れたりする。

【所感】

稲淳の「恐怖の現場」や「放送禁止動画FILE」、北野誠の「おまえら行くな」と同系列の作品。心霊スポットにカメラを持って行き、その場の雰囲気を伝えることが出来れば上出来、異変が撮影できればラッキーといった感じです。
個人的には好きなジャンルですが、異変が起きてナンボといった方にはつまらない内容だと思う。

ディレクターに文句を言いながらも進行するプロデューサー。キレキャラなんですかね。嫌いじゃないですけどね。

同じスタッフ制作による「ほんとにあった怖い都市伝説」は観ていません。本作が面白かったので、本作続編と共に後で観てみようと思います。

 

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