みなさま。めりくりです。
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。。。では本編に移ります。
放送禁止 劇場版 ~ニッポンの大家族 Saiko! The Large family [DVD]
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制作年:2009年(日)
監督:ベロニカ・アディソン
収録時間:96分
カテゴリ:ホラー
【総括】
劇場版第2弾です。TV放送枠(時間制限ね)を超えたところで、どのように観せてくれるのかチョット楽しみ。クレジットも長江監督ではなく、カナダ人女性監督のベロニカさん。外人さんから見た「ニッポンの大家族」として制作されているようだ。私見では大家族=4世代以上の家族なのだが。。。まあそれはどーでもいいか。
収録時間は96分とTVシリーズの約2倍。その他、映像特典(約25分)として『長江俊和×春名プロデューサー対談「放送禁止シリーズを振り返る」』と題されたトークが収録されている。
劇場版前作の「復讐執行人」がTV版「デスリミット」のスピンオフ的な位置付けであったことに対し、本作はTVシリーズの「放送禁止2 ある呪われた大家族」の後日譚として語られる。単体で観てもなんとかなるかと思うが、家族の感情の変遷が肝でもあるのでTV版から続けて観ることを勧めたい。
さて内容だが、まず具体的なホラー表現は無い。そのため一見普通の家族ドキュメントと観ればそれだけの作品。殺戮や心霊、呪いなどの表現を期待したらダメ。集団(家族)の総意(悪意とはチョット異なる)により淘汰されてしまうコトに怖さを感じるといったところだろうか。
【ストーリー】
カナダ人女性監督のベロニカ・アディソンが少子化問題を抱える社会と対極である大家族をドキュメントする。舞台は埼玉県所沢市。父親が失踪という結末を迎えた浦家の7年後。新しい父親を迎えた浦家。しかし子供たちはなかなか父親になじまない。愚直に家族に接する父親であるが。。。
※「続き」にネタばれ。
【感想】
TV版の父親役とは異なったタイプの父親。見た感じ線が細く神経質そう。
全体的に違和感を感じることも少なく丁寧に作られている。
TVシリーズ同様でネタばれはしない。ちょこちょこと顔を出す違和感が観ていて緊張感を煽る。表だって公表しないが、観ている方が「そういうことなんだろう」と思わせ、それが不気味な思考だったりする類いの作品。
生活臭と言うか泥臭さが出ているところは良かった。主に映像面での不満ではあるが少し大人しすぎるかな。もうチョイ表面的なホラー要素を入れて欲しいと感じた。またラストも個人的には物足りない感じ。唐突に終わってしまったように感じた。
【評価】
総合評価:★★★☆☆(3.5)
- 面白さ:★★★☆☆
- ホラー度:★☆☆☆☆
- グロ度:☆☆☆☆☆
- サイコ度:★☆☆☆☆
- ミステリー度:☆☆☆☆☆
- サスペンス度:☆☆☆☆☆
- アクション度:☆☆☆☆☆
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【シリーズ過去ログ】
- 放送禁止 [2011.10.15]
- 放送禁止 2 ある呪われた大家族 [2011.10.29]
- 放送禁止 3 ストーカー地獄編 [2011.11.2]
- 放送禁止 4 恐怖の隣人トラブル [2011.11.15]
- 放送禁止 5 しじんの村 [2011.11.18]
- 放送禁止 6 デスリミット [2011.11.28]
- 放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人 [2011.12.2]