○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

恐怖の現場

ご訪問ありがとうございます。
100万PV突破!しました〜(´∀`)。
文才無く不定期更新ですが、コメでも残していただけると嬉しいです。

稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~恐怖の検証~ VOL.5

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稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~恐怖の検証~ Vol.5 [DVD]
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制作年:2007年(日)
収録時間:85分
監督:山崎敏光
ナレーション:政宗一成

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

久しぶりとなる本シリーズのご紹介。『恐怖の現場』シリーズ通算7作目(セカンドシーズン5作目)です。稲淳が心霊スポットを訪れて、その真偽を検証する内容。今回も2か所を訪問。また特典映像で稲淳の怪談を収録。本編85分+特典映像12分。本編では2か所の心霊スポットを紹介。

女性アシの悲鳴高めw久々に不快感を感じるレベルwww

このシリーズかなり好きなんで新作が出て欲しいんだが出ないなぁ。稲淳もお年を召してきたので無理があるのかなぁ。

以下、ネタばれ進行で紹介。

【概要】(敬称略)

  1. 狂気!殺人ドライブイン
    北海道にある廃ドライブイン。宿泊施設の機能も有している。
    女性アシは二宮歩美、島本理沙。
    ◆オープニングは自殺の名所である人造池。夜になり件の廃ドライブインへ移動。幹線道路から原っぱを挟んだ横に長い洋風の建物。既に稲淳の背後に発光体。玄関から侵入。ロビー。内部は老朽化や落書きなどの傷みが激しい。探索を進める一行にかけられる声。そして子供が溺死とされる大浴場。元のオーナーが行方不明、次のオーナーも自殺したらしい。枠だけとなった窓の外は原生林。
    ◆大浴場で稲淳の怪談。
    心霊スポットのドライブイン。壁に赤いラッカーで「サクマ」の文字。気味が悪くなり後にするが、途中道に迷って斎場に出てしまう。丁度葬儀が行われていた故人の名前が「サクマ」。気になって話を聞いてみる。
    サクマ某は友人2人とバイクで廃ドライブインへ肝試しに行った。工事中のためか道路にはケーブルが渡されていた。バイクを降りてケーブルをくぐる。到着するとサクマは怖がる2人を置いて懐中電灯と赤いラッカーを手に屋内へ入る。友人達が外から「サクマ」の姿を追っていると、何者かが背後からサクマを付けている姿を見る。突然悲鳴と共に「殺される」と叫んで飛び出してくるサクマ。サクマは2人を置いてバイクに乗り逃げ出す。慌てて追いかける友人達。しかしサクマの姿が見えない。やがて倒れたオートバイが見つかる。そして側溝に首を突っ込むようにして倒れたサクマ。駆け寄って抱き起こすと首が無かった。通報。警官隊が到着し現場捜索。ヘルメットをかぶったサクマの生首が見つかる。バイクに乗った彼はケーブルに首を引っかけて切断したようだ。友人達は逃げるサクマの背後に何者かの人影を見ていた。
    ◆大浴場で検証開始。
    島本が背中を触られたと悲鳴を上げる。後ろにずっといると泣いて取り乱す島本。別アングルのカメラには島本を触る影が映される。再開。2人の背後に赤い閃光。モニタ越しに稲淳が何か動いたといった瞬間に悲鳴。男の腕が見えたと言うが映像には光が映る。
    ⇒雰囲気はまずまずの場所か。ただ映像からは「言うほど」の不気味さは伝わってこなかった。
    ⇒発光体、声、影、光など、怪現象は多い方か。
  2. 怨念の巣窟!死者達の集い
    栃木県、須花トンネル。
    女性アシは二宮歩美、鈴木あきえ。
    ◆時刻は昼。須花トンネルの入り口から向かって右手の脇道へ。両側は山肌。フェンスで閉ざされたレンガ造りの旧須花トンネル(大正トンネル)が見えてくる。トンネル内から女の声。
    夜。フェンスを開けて旧須花トンネル内へ。入り口からコチラを覗くような白い影。稲淳が須花トンネルにも旧々須花トンネル(明治トンネル)があると語る。暗視カメラにトンネル内に浮かぶ黒い影。
    須花トンネルに戻り今度は左側の脇道へ。「明治トンネル」と立て札。木柵で塞がれた手彫りのトンネル。一行の背後に顔(のような何か)。鈴木の腕を過る淡い光。トンネルは途中で崩れ落ちて、そのまま上に出る。
    ◆明治トンネル内で稲淳の怪談。
    旅行帰りの男女4人。真っ暗な道を車で走る。前方にトンネルが見えてくる。真っ暗で不気味。トンネルに入るとエンジンが止まってしまう。キーを回してもかからない。突然天井に何かが落ちたような衝撃音。続いて何かが這いずる音。うめき声。運転手がバックミラーを見るとリアウインドウに天井からずり落ちた血まみれの女の姿。悲鳴を上げて車から逃げ出す男女。距離を置いて確認すると助手席の男性がいない。おそるおそる戻ってみるが車内に姿が見えない。うめき声が聞こえ見ると血まみれになった男性が横たわっていた。
    ◆明治トンネルで検証開始。
    稲淳の指示で定点カメラ設置。その暗視カメラに黒い影が映る。稲淳はトンネル外でモニタ。早々に取り乱す女性アシスタント達。トンネル内に何者かの声が響く。暗視カメラに映る白いモヤ。女性陣の悲鳴に「(地盤が)崩れるんじゃないか?w」と稲淳。
    ⇒映像では検証した明治トンネルの方は古いものの、枯れ過ぎているというか、怖さの賞味期限切れと言うか。もはやアンティークの域に達している。その点大正トンネルの方が不気味さは上と感じた。
    ⇒女性陣の悲鳴がヒドイことにwまずもってギャーギャー癇に障る。稲淳が静かに話しだすとヒステリックな叫び声。二宮も頑張るが鈴木につられて恐慌しているようだ。稲淳が解説する背後で鈴木の嫌そーな顔が印象的wwwちょっと彼女は残念だな。
  3. 映像特典「オートキャンプ。」
    MYSTERY NIGHT TOUR 2003「稲川淳二の怪談ナイト」より
    会社員、阿部さんの話し。友人Bさんと2人で日光でキャンプ。キャンプと言ってもワゴン車で寝泊まりする。結構人が多くなかなか良い場所が見つからない。やがて上の方で静かな場所を見つけキャンプの支度。酒を飲んで話しているうちにBさんが静かになる。寝てしまったようだ。阿部さんも寝ようと目を閉じる。
    風の音、こずえの音を聴きながらうとうとしていると「おーい」と呼ぶ声。そして車に近づいてくる足音。窓を叩く音。目を開けると車の中を覗き込む男の姿。聞くと崖から車が落ちたから助けて欲しいとのと。阿部さんはBさんを起こそうとするが一行に起きない。仕方なしに男の後をついてゆく。真っ暗な中を灯りも無く進んでゆく男の姿。違和感を覚えるも後についてゆくと崖に出た。
    男は下を指さして阿部さんに確認するよう求める。崖から下を覗く阿部さん。何も見えない。「もう少し前」「もう少し前」と男の声に促され、ジリジリと身を乗り出してゆくがやはり何も見えない。阿部さんが振り返ると男が笑っている。足元が崩れて落ちそうになる阿部さん。「くっそーもうちょっとだったのに」と呟く男。さらに「もう少し」「もう少し」と阿部さんを促す男。やがて谷底に落ちた車が見える。阿部さんの脳裏に「この男はどうやって上ってきたのか」と疑問が過る。引き揚げてもらおうと阿部さんが手を伸ばすと冷たい男の手が握り返してくる。男の笑い声。阿部さんが懐中電燈で男の顔を照らすと腐った顔。突然つき放される阿部さん。落ちる寸前にBさんに助けられる。男の姿は無い。Bさんに聞くと、目覚めると隣に誰もいなかったので探しに来たとのこと。
    夜が明けて阿部さん達のキャンプした場所には「キャンプ禁止」の看板。男に導かれた崖には「危険」の看板があり、崖下には潰れた車。地元の人に話を聞くと、転落した車から男の死体が1体あがったとのこと。軽い違和感を感じる阿部さん。
    しばらくして。その場所がキャンプ地に整理され、崖下の車も引き揚げられた。車のトランクから腐った男の死体が出てきた。阿部さんの違和感は解消された。

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【シリーズ過去ログ】

稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~恐怖の検証~ VOL.4

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稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~恐怖の検証~ Vol.4 [DVD]
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制作年:2007年(日)
収録時間:84分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

予定では『屍國 禁じられた遊び 2 西関東編』をレビューしようと思っていたのだが、リリース日(1/20)を過ぎてもレンタル開始されないorz

ということもあり、『恐怖の現場』シリーズ通算6作目(セカンドシーズン4作目)です。本編84分+特典映像16分。本編では2か所の心霊スポットを紹介。

2か所ともまずまず怖い。個人的には廃屋の検証が良かった。ただ女性アシは若干煩さ目。チョットシラケル。

以下、ネタばれ進行で紹介。

【概要】(敬称略)

  1. 異界へ誘う、死霊の扉
    埼玉県飯能市、畑トンネル。
    女性アシは二宮歩美、島本理沙のお2人。
    夜。現場へ徒歩で向かう一行。カーブミラーが破壊されている。稲淳曰く「振り向いてはいけない」、「目を開けてはいけない」場所であり、ミラーは全部破壊されているらしい。街灯もない暗闇の先に真っ暗なトンネルが姿を現す。進入路は舗装されておらず、トンネル自体も幅は対向がやっとか。でもってわりと短い。まずは3人でトンネル内へ入り、次に1人ずつハンディカメラを持って侵入。
    トンネルを前に稲淳の怪談。
    前振り1:振り向いた人。友人数人でトンネルに。中に入ると後ろから掛け声をかけられる。振り向いた瞬間、自分が最後尾だと気付く。見ると見たこともない男が立っていて口から血だらけの手が伸びた。
    前振り2:目を開けた人。やはり数人でトンネルに。中に入ると足音が聞こえる。全員目を閉じるが、1人が我慢できずに目を開ける。すると周りには誰もおらず、自分の周りを無数の人魂が廻っていた。
    本編。夜に友人と車でトンネルへ。トンネル内をライトを消して徐行していゆくと、突然車の天井に何かが落ちてきた音。そして何かが蠢く音。全員が目を閉じる中、運転手が薄眼を開けてルームミラーを見ると、リアウィンドウにルーフからぶらさがった女の姿があった。
    トンネル前で検証開始。
    -声
    -黒い人影
    -発光体
    ⇒検証開始当初から異変が起きている。一部フォーカスされるが映像からはよく確認できない。でもってアシのキャーキャーは多めw泣くわ取り乱すわwww確かに何か音(声?)は入っているようだが、さすがにイラッとした。
    ⇒冒頭に神社を訪れる。トンネルと因縁めいたことを話すが、結局具体的な話しは無かった。
  2. 生霊が嘆く墓場
    福島県、弁天山の廃屋。
    アシは引き続き二宮、島本の両名。
    公道脇の林の中へ続く小道。柵で閉ざされている。侵入。小道を進むと石造りの門扉。藪の中をさらに中へ。レンガ造りの門扉の奥に廃屋。かなり老朽化が進んでいるようだが落書きが無く比較的綺麗。屋内。人為的に破壊された様子は見受けられない。
    入り口はこじんまりとした感じだが、内部は奥まで造られていて深い。庭に社。木々の中に4階建の別棟。狭い階段を登る。最上階の和室。窓の外に山の上へ続く階段。上に鳥居。敷地内に神社があるような構造だ。一旦外に出て神社へ。階段を登り鳥居まで行くが、その先が倒木に塞がれている。
    廃屋へ戻り稲淳の怪談。
    稲淳の体験談。伊豆旅行で友人の別荘(日本屋敷)へ泊まった時の話し。夜。街で飲んで1人先に宿に帰ってきて部屋でうとうとしていると、庭の方が明るくなりざわつきだす。やがて井戸から僧侶が現れて部屋に向かう。宙を浮かんで移動してくると壁に消えていった。さらに寝ていると耳元で息遣いとお経とも呪文ともとれない声。飲んでいた友人たちが帰ってくる。友人の寝姿を見ると友人の顔を僧侶が覗きこんでいた。後日友人である米の霊能者と改めて屋敷に行くと、井戸が倒されてお社が建てられていた。
    母屋。台所の隣の居間で検証しようとする。居間にはお札が散乱しており、納戸の襖には没年と名前が書かれた半紙が貼られていた。台所に小柄な中年女性が威嚇している姿が見えると稲淳(映像では確認できない)。映像が取れないと怯えるアシを説得する稲淳。
    検証開始。
    居間の畳の状態がおかしい。1畳をワザと半分に切った感じ。畳を上げる。昭和59年の新聞。床下に小さな収納庫。その蓋を開けることは無かった。
    -声
    -青白い顔
    -発光体
    -人の姿?
    ⇒映像を通すとそんなに怖い印象を受けなかったのだが、結構いろいろ起きている。また映像面で印象に残ったパートでもある。ただサブタイの「生霊」とは異なるのでは?
    ⇒稲淳の怪談話は何度か聞いたことがある内容だった。
  3. 映像特典「靴の中の骨。」
    MYSTERY NIGHT TOUR 2003「稲川淳二の怪談ナイト」より
    中国地方の40代の会社員の話し。事業で工場の下見にやってくる。さびれた場所で宿屋は宿坊しかない。その2階建ての大きな宿坊に1人で泊まることに。他の宿泊客はいない。
    翌朝。早目に起きて趣味でもあるジョギング。線路に並行した一本道を走ってゆくと、やがて両脇を竹やぶに挟まれた道になる。藪の中を見ていると革靴が土から飛び出していた。嫌な感じを受けながらもその靴を手に取ると土から抜けた。見ると中には靴下。引きだすと中に骨が入っていた。宿に戻り通報。靴は工場で警察に引き渡す。
    再び宿坊。夜。やはり宿泊客は自分だけ。机に向かって仕事をしていると、表でモノが擦れるような音。やがて玄関の扉がけられ、音が屋内に入ってくる。廊下をコチラに向かってくる。荒い息遣いも聞こえてきた。廊下に顔を出すが真っ暗で誰もいない。ふと視線を下に向けると廊下の床に男が張り付いていた。血まみれの顔で下半身が潰れており、コチラに這い寄ってきた。驚いた会社員は部屋に戻り背を向けて目を固くつむる。這い寄ってきた男は、さらに背中を這いあがってくる。耳元で息遣いと共に「俺の足しらないか?」。
    後日警察が調べたが足の主は判明しなかった。

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【シリーズ過去ログ】

稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~禁断の地、再び~ VOL.3

改めまして明けましておめでとうございます。
今年も「ゆっくり」「まったり」と更新してゆきますのでよろしくお願いします。

2012年1発目は旧作です。新作レビューしたかったのですがイマイチ琴線に触れる作品を観ることができていません。ちなみに今一番期待しているのが2月レンタルリリース予定の「インシディアス」(洋画)。直近では今月初旬リリース予定の「峠最恐伝説 怨霊ミッドナイト」と「闇動画」(共に邦画)ですかね。近々ご紹介できればと思います。

前置きが長くなりました。では始めたいと思います。

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稲川淳二 真相・恐怖の現場~禁断の地、再び~ VOL.3 [DVD]
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制作年:2006年(日)
収録時間:81分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

『恐怖の現場』シリーズ通算5作目(セカンドシーズン3作目)。本編80分+特典映像14分。本編では2か所の心霊スポットを紹介(検証)。

本シリーズを含め昼間のロケハンもどきと夜の本番にわけて紹介する場合があるが、映像を通しても昼間と深夜のギャップが感じられるトキがあり興味深い。残念ながら本作では夜訪れるパターンのみ。訪れた場所は2か所ともハイスペックな場所だと感じただけに、昼と夜の様相があるよかった。

以下、ネタばれ進行で紹介。

【概要】(敬称略)

  1. 無数の霊魂が眠る宿
    茨城県の廃病院。場所詳細は不明。女性アシは瑠花と高木梓。
    時刻は夜。舗装されているが走っている車が無く寂しい感じ。そんな静かな公道に面して目的の廃病院が姿を現す。正面は草木が生い茂っていて手入れがされていない。分け入って進むと自動ドアが開いた入り口が見えてくる。外観は比較的綺麗。
    内部へ侵入。落書きこそ少ないが結構荒れた感じだ。書類(レントゲン写真)、注射器、アンプルなどが散乱している。救急入り口なのに道路に面していない。手術室が2階なのにエレベーターが見当たらない。など、構造上の不自然さがある。
    その手術室で稲淳の怪談開始。
    手術室と霊安室には必ず行く
    3人の若者が肝試しに訪れた廃病院。中を進んでゆくと手術室。その一角に閉ざされたカーテンがあった。1人がカーテンを開けようと手をかけると、その手を冷たい手が握ってきた。握ってきた手を振りほどいた時に手の中に指輪があった。指輪を持ち帰ってしまう。家に帰り電気をつけたまま寝入ってしまう。ふと気がつくと部屋の電気が消えていた。さらに暗闇に目を凝らすと女がいた。気を失って良く朝を迎えると指輪が消えていた。
    その手術室で検証開始。また稲淳が気になる場所として近くの207号室に定点カメラ。
    -発光体
    -ラップ音
    -画像乱れフリッカー
    -声
    -顔のようなもの(見えなくはない)
    ⇒ここはいい感じだ。なんか存在感があるというか。
  2. 戦慄!あの世のペンション
    福島県の廃ペンション。場所詳細不明だが冒頭の背景に駅が出てくる。どうやらJR磐梯西線、翁島駅(無人駅)のようだ。女性アシは二宮歩美と瑠花。
    夜。林の向こうに洋風の建物。ペンションを前に当時のいわくを語る稲淳。その肩口に顔が浮かび、また、音声が入る。
    ⇒僕の観ている映像が劣化している所為かよくわからず。
    屋内へ侵入時にも内部で物音。建物はかなり老朽化しており落書きも酷い。威嚇するような音声が混じる。
    ⇒これはハッキリ聞き取れる。
    いくつも天井からぶら下がる輪っか状のロープ。発狂したオーナー夫人が赤ん坊を殺したとされる浴室。浴槽に溜まった水面に顔のようなものが映る。
    ⇒微妙。反射しているだけのようにも見える。
    入り口スグにある暖炉の前で稲淳の怪談。
    マスコミ関連に従事している人の話し。仕事帰りに道に迷ってしまうが、走る車の中で木々の間に灯りが見えた。灯りを頼りに近づくと大きなペンション。ノックしても応答が無いので、ドアを開ける。すると正面の暖炉の前に男性が背を向けて椅子に座っている。声をかけるが答えがない。不審に思い前にまわると男性は血まみれで死んでいた。さらに周りを見ると、窓、ドアの隙間などあらゆるところからコチラを覗く目。驚いて車に戻り振り返ると、そこにはペンションのなれの果て、廃屋だった。
    稲淳が写したポラ。緑色の発光体が写っている。
    暖炉前で検証開始。
    ⇒浴室じゃないのか?
    稲淳が人影を見る(映像は無し)。また歩き回る足音(これは聞こえない)、発光体。
    ⇒ここは怖いな。まるでホーンテッドマンション。稲淳曰く「訪れた人を殺す家」。「ヘルハウス」ですね。
  3. 映像特典「隔離病棟…。」
    MYSTERY NIGHT TOUR 2002「稲川淳二怪談ナイト」より
    関東のある病院に看護婦として勤務していた秋山さんの話し。看護婦寮で暮らしていたのだが、寮の改築に伴い、秋山さんを含めた5人の看護婦は敷地内にある未使用の古い建物で暮らすことになる。
    暮らし始めてから奇妙なコトが起きるようになった。寝る時に人の気配を感じたり、寝ていると耳元で足音がしたり、深夜にドアの開閉音がして見ると誰もいなかったり、床下からストレッチャーの動く音がしたり。
    ある日1人の看護婦が突然行方不明となる。警察も動員して捜索するが見つからない。結局失踪扱いのままとなる。
    そんなことがあって秋山さんが寝ているとドンドンとドアを叩く音。開けると同僚が青い顔をして立っていた。曰く1階の共同トイレから戻る時に行方不明の同僚の姿を見かけたというのだ。
    明けて階段付近を調べていると裏側に小さな扉を発見する。先輩と同僚、そして秋山さんの3人で中に入る。入るとスグに下へと続くコンクリート製の階段。降りると両側に通路。先輩によるとこの病院に昔あった伝染病患者用の隔離病棟へ通じる地下道なのだが、あるときこの通路で自殺があり病院が封印したとのこと。
    3人が暗い地下通路を歩いていると、後ろからストレッチャーの音。それに混じってうめき声が近づいてくる。怖くなり逃げる3人。途中秋山さんが転んで置いていかれてしまう。しかも何か足にからんで立てない。近づいてくるストレッチャーと息遣い。
    秋山さんを心配した先輩が戻ってきた。先輩の悲鳴。先輩の明かりの照らす中に顔の形が変わった男女数人がコチラを見ていた。そして秋山さんの足には女の死体がしがみついていた。女の死体は行方不明の看護婦だった。

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【シリーズ過去ログ】

稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~禁断の地、再び~ VOL.2

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稲川淳二 真相・恐怖の現場~禁断の地、再び~ VOL.2 [DVD]
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制作年:2006年(日)
収録時間:91分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

『恐怖の現場』シリーズ通算4作目(セカンドシーズン2作目)。本編約83分と特典映像約8分(稲淳の怪談ライブ映像)を収録。心霊スポットを稲淳と女性アシスタント2人が訪れる内容。今回は「青木ヶ原樹海」と「夕張炭鉱」の2か所だ。

女性アシに若干の苛立ちを覚えつつも、なかなか緊張感のある場所で楽しめた。これは稲淳の喋り(煽り?)が上手いことによるものだろう。

以下、ネタばれ進行で紹介。

【概要】(敬称略)

  1. 死霊たちの集い
    山梨県、青木ヶ原樹海。メインは風穴。
    アシスタントに高木梓、瑠花。
    昼間。一行はまず人穴浅間神社を訪れる。人穴の中には生贄になった木花之佐久夜昆売命(コノハナノサクヤヒメノミコト)が祭られている。アシが1人ずつカメラを持って潜入。
    -白いモヤ
    引き続き樹海へ。まだ明るい。入り口がゲートで閉ざされている。脇から侵入。
    ⇒ハイキングコースの景観であるが、穏やかとは真逆の重苦しさを感じる。
    風穴到着。
    夜になり稲淳の怪談。樹海で死に損った男性の話し。死に場所を探し樹海を彷徨っていると、1人の女性を見つけた。なんともなしに女性を追う。その内一緒に死んでほしいと思うようになり思わず女性に抱き付いてしまう。女性を見ると黒い髪を纏った白骨死体だった。
    検証開始。風穴前にテント設営。
    -音声、無人のテント内を動く影、発光体、画像に軽くノイズ
    稲淳がテントの背後の木に意味不明なマーク発見。後で見るとマークが消えていた。
    ⇒映像を見る限りでは背景から同じ場所のようにも見える。木肌にうっすらとマークが残っているようにも見えるのは気のせいか?
  2. 怨霊が巣食う街
    北海道釧路市、雄別炭鉱。
    アシスタントは星ひとみ、栗原里奈。
    昼。映画館だった大きな廃墟。過去炭鉱で大事故が発生した時、遺体を安置した場所。
    続いて病院跡地。既に夜。造りは近代的だが老朽化と共に落書きが酷い。星が体調不良を訴える⇒続行。別棟、地下へ続く狭い階段、小部屋、オペ室、遺体の洗い場?と探索してゆく。
    稲淳の怪談。炭鉱に住んでいた小さな女の子の話し。ある夜急な発熱で死亡してしまう。その後、家は別の家族が住む。越してきた一家にも幼女がいた。ある日母親が家で見知らぬ女の子を見かける。近所に過去の経緯を聞いて戸や窓にお札を貼る。嵐の夜。家の周りを歩く人の気配。家に入れないようだ。その内気配が無くなり寝付く。母親は夜中に目覚めると隣で寝ていた子供がいないことに気付く。見ると戸に貼られていたお札は風雨により剥がされていた。近所の人と一緒に探すと炭鉱傍の共同墓地に女の子が倒れていた。
    検証開始。病院の受付か?  
    -発光体、音声
    ⇒音声が入っているのだが声がかぶったりして聞こえにくい。
    ⇒夜の廃病院で結構いい感じ。
    ⇒女性アシ。嫌々うるさいなあ。聞こえないじゃん。嫌しか言えないなら引っ込めて欲しい。
  3. 映像特典「ママ、来て…。」
    稲淳の怪談ナイトライブの映像(2002年)。
    築3年の一軒家に越してきた一家。まわりは区画整理こそされているだけで家はまばら。3歳の幼女がいるのだが、ある時部屋に女の子がいると母親に言ってくる。母親が確認するが誰もいない。
    しばらくして土砂降りの夜。寝ていると「ママ」と呼ぶ声に目覚める母親。聞き耳を立てると、足音、扉を開ける音、自分を探す声。それがだんだん近づいてくる。やがて寝室のドアが開き、隙間から血まみれの小さな手。続いて澱んだ目をした少女が入ってきた。両手を差し伸べながらベットに近づいてきて。「ママ来て」。
    失神。。。
    その後一家はスグに引っ越したのだが、後になって一番最初に住んだ家族に不幸があったことを知る。雨の降る日に賊が入り幼女は殺されたらしい。

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稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~禁断の地、再び~ VOL.1

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稲川淳二 真相・恐怖の現場~禁断の地、再び~ VOL.1 [DVD]
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制作年:2006年(日)
収録時間:80分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

『恐怖の現場』シリーズ通算3作目。本編約80分と特典映像約12分が収録。特典映像は、稲淳の怪談ライブ映像が1話分入っている。

構成はシリーズ共通。稲淳と女性アシスタントが心霊スポットを訪れて検証する映像。今作では2か所を訪れている。シリーズの他作と比較して1か所当たりの時間が長い。その分不気味かというと、そうでもなかったりする。それなりにツボは押さえているので他作に劣ることは無い。仕上がりとしては標準的といった感じだ。女性アシのリアクションに多少イラッとする場面もあったが、まあまあ許容範囲だろう。

以下、ネタばれ進行で紹介。

【概要】(敬称略)

  1. 神の聖域!祟られた家
    沖縄県、浜辺に建つ木々に囲まれた廃屋。
    アシスタントは星ひとみと栗原里奈。
    時刻は夜。浜辺から屋内1階に潜入。2階建てなのに階上へあがる階段が無い。一旦外に出てから2階を一通り探索。今度は外に出て家屋の背後にまわる。草むらをかき分けると小さな祠。丁度屋敷の背後にあたる位置。星が体調不良で戦線脱落。屋内に戻り稲淳の怪談の後、栗原単独で検証開始。
    -発光体、音声、水音、影などが映像に入る。
    ⇒栗原さんガッツあるなぁ。好印象。
    ⇒定番の発光体やらが入っているが、全体的には大人しい印象を受けた。
  2. 呪怨!呪縛トンネル
    東京都青梅市、旧吹上トンネルと旧々吹上トンネル。
    アシスタントは二宮歩美と瑠花。
    昼間の旧吹上トンネルのロケハン(?)映像。トンネルは車こそ通れない(トンネルに続く道にポールが立てられている)が、ライトも点いており通行可能。
    ここでの稲淳の話しを簡単に紹介する。「トンネルでトラックに轢かれた老人の話し。轢かれた後、壁とトラックに挟まれ血まみれで死んだ。ある日、トラックがトンネルを通るとエンジンの騒音に混じってうめき声。そして助手席のドアを叩く音。バックミラーにトラックにつかまりドアを叩いている血まみれの老婆の姿。」
    夜。旧吹上トンネルを軽く通った後、メインの旧々吹上トンネルへ。位置関係は、吹上トンネルの上に旧吹上トンネル。さらに上に旧々吹上トンネルといった構造。暗闇にトンネルが浮かび上がる。入り口にはフェンス。金網の裂け目から侵入するとレンガ造りの壁で出来たトンネル内部。当然ライトは設置されていない。フェンスをバックに検証開始。同時にトンネル内を暗視カメラで撮影。
    -声、人影などが映像に入る。
    ⇒旧々吹上トンネルは時代を感じる造り。それだけで不気味な雰囲気はあった。しかし個人的には旧吹上トンネルの方が気持ち悪い。「旧々」の方はトンネルの姿と不気味さがマッチしており、その分「ここなら出てもおかしくない」みたいな感覚を受ける。その点「旧」は微妙に近代的なトンネルで心霊とのギャップがあるというか、少しだけズレている感覚が怖さを助長していると感じた。まあ実際に現場へ行くと、両者とも全く異なる感想を抱くとは思うが。。。

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