稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~恐怖の検証~ Vol.5 [DVD]
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制作年:2007年(日)
収録時間:85分
監督:山崎敏光
ナレーション:政宗一成
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)
【総括】
久しぶりとなる本シリーズのご紹介。『恐怖の現場』シリーズ通算7作目(セカンドシーズン5作目)です。稲淳が心霊スポットを訪れて、その真偽を検証する内容。今回も2か所を訪問。また特典映像で稲淳の怪談を収録。本編85分+特典映像12分。本編では2か所の心霊スポットを紹介。
女性アシの悲鳴高めw久々に不快感を感じるレベルwww
このシリーズかなり好きなんで新作が出て欲しいんだが出ないなぁ。稲淳もお年を召してきたので無理があるのかなぁ。
以下、ネタばれ進行で紹介。
【概要】(敬称略)
- 狂気!殺人ドライブイン
北海道にある廃ドライブイン。宿泊施設の機能も有している。
女性アシは二宮歩美、島本理沙。
◆オープニングは自殺の名所である人造池。夜になり件の廃ドライブインへ移動。幹線道路から原っぱを挟んだ横に長い洋風の建物。既に稲淳の背後に発光体。玄関から侵入。ロビー。内部は老朽化や落書きなどの傷みが激しい。探索を進める一行にかけられる声。そして子供が溺死とされる大浴場。元のオーナーが行方不明、次のオーナーも自殺したらしい。枠だけとなった窓の外は原生林。
◆大浴場で稲淳の怪談。
心霊スポットのドライブイン。壁に赤いラッカーで「サクマ」の文字。気味が悪くなり後にするが、途中道に迷って斎場に出てしまう。丁度葬儀が行われていた故人の名前が「サクマ」。気になって話を聞いてみる。
サクマ某は友人2人とバイクで廃ドライブインへ肝試しに行った。工事中のためか道路にはケーブルが渡されていた。バイクを降りてケーブルをくぐる。到着するとサクマは怖がる2人を置いて懐中電灯と赤いラッカーを手に屋内へ入る。友人達が外から「サクマ」の姿を追っていると、何者かが背後からサクマを付けている姿を見る。突然悲鳴と共に「殺される」と叫んで飛び出してくるサクマ。サクマは2人を置いてバイクに乗り逃げ出す。慌てて追いかける友人達。しかしサクマの姿が見えない。やがて倒れたオートバイが見つかる。そして側溝に首を突っ込むようにして倒れたサクマ。駆け寄って抱き起こすと首が無かった。通報。警官隊が到着し現場捜索。ヘルメットをかぶったサクマの生首が見つかる。バイクに乗った彼はケーブルに首を引っかけて切断したようだ。友人達は逃げるサクマの背後に何者かの人影を見ていた。
◆大浴場で検証開始。
島本が背中を触られたと悲鳴を上げる。後ろにずっといると泣いて取り乱す島本。別アングルのカメラには島本を触る影が映される。再開。2人の背後に赤い閃光。モニタ越しに稲淳が何か動いたといった瞬間に悲鳴。男の腕が見えたと言うが映像には光が映る。
⇒雰囲気はまずまずの場所か。ただ映像からは「言うほど」の不気味さは伝わってこなかった。
⇒発光体、声、影、光など、怪現象は多い方か。 - 怨念の巣窟!死者達の集い
栃木県、須花トンネル。
女性アシは二宮歩美、鈴木あきえ。
◆時刻は昼。須花トンネルの入り口から向かって右手の脇道へ。両側は山肌。フェンスで閉ざされたレンガ造りの旧須花トンネル(大正トンネル)が見えてくる。トンネル内から女の声。
夜。フェンスを開けて旧須花トンネル内へ。入り口からコチラを覗くような白い影。稲淳が須花トンネルにも旧々須花トンネル(明治トンネル)があると語る。暗視カメラにトンネル内に浮かぶ黒い影。
須花トンネルに戻り今度は左側の脇道へ。「明治トンネル」と立て札。木柵で塞がれた手彫りのトンネル。一行の背後に顔(のような何か)。鈴木の腕を過る淡い光。トンネルは途中で崩れ落ちて、そのまま上に出る。
◆明治トンネル内で稲淳の怪談。
旅行帰りの男女4人。真っ暗な道を車で走る。前方にトンネルが見えてくる。真っ暗で不気味。トンネルに入るとエンジンが止まってしまう。キーを回してもかからない。突然天井に何かが落ちたような衝撃音。続いて何かが這いずる音。うめき声。運転手がバックミラーを見るとリアウインドウに天井からずり落ちた血まみれの女の姿。悲鳴を上げて車から逃げ出す男女。距離を置いて確認すると助手席の男性がいない。おそるおそる戻ってみるが車内に姿が見えない。うめき声が聞こえ見ると血まみれになった男性が横たわっていた。
◆明治トンネルで検証開始。
稲淳の指示で定点カメラ設置。その暗視カメラに黒い影が映る。稲淳はトンネル外でモニタ。早々に取り乱す女性アシスタント達。トンネル内に何者かの声が響く。暗視カメラに映る白いモヤ。女性陣の悲鳴に「(地盤が)崩れるんじゃないか?w」と稲淳。
⇒映像では検証した明治トンネルの方は古いものの、枯れ過ぎているというか、怖さの賞味期限切れと言うか。もはやアンティークの域に達している。その点大正トンネルの方が不気味さは上と感じた。
⇒女性陣の悲鳴がヒドイことにwまずもってギャーギャー癇に障る。稲淳が静かに話しだすとヒステリックな叫び声。二宮も頑張るが鈴木につられて恐慌しているようだ。稲淳が解説する背後で鈴木の嫌そーな顔が印象的wwwちょっと彼女は残念だな。 - 映像特典「オートキャンプ。」
MYSTERY NIGHT TOUR 2003「稲川淳二の怪談ナイト」より
会社員、阿部さんの話し。友人Bさんと2人で日光でキャンプ。キャンプと言ってもワゴン車で寝泊まりする。結構人が多くなかなか良い場所が見つからない。やがて上の方で静かな場所を見つけキャンプの支度。酒を飲んで話しているうちにBさんが静かになる。寝てしまったようだ。阿部さんも寝ようと目を閉じる。
風の音、こずえの音を聴きながらうとうとしていると「おーい」と呼ぶ声。そして車に近づいてくる足音。窓を叩く音。目を開けると車の中を覗き込む男の姿。聞くと崖から車が落ちたから助けて欲しいとのと。阿部さんはBさんを起こそうとするが一行に起きない。仕方なしに男の後をついてゆく。真っ暗な中を灯りも無く進んでゆく男の姿。違和感を覚えるも後についてゆくと崖に出た。
男は下を指さして阿部さんに確認するよう求める。崖から下を覗く阿部さん。何も見えない。「もう少し前」「もう少し前」と男の声に促され、ジリジリと身を乗り出してゆくがやはり何も見えない。阿部さんが振り返ると男が笑っている。足元が崩れて落ちそうになる阿部さん。「くっそーもうちょっとだったのに」と呟く男。さらに「もう少し」「もう少し」と阿部さんを促す男。やがて谷底に落ちた車が見える。阿部さんの脳裏に「この男はどうやって上ってきたのか」と疑問が過る。引き揚げてもらおうと阿部さんが手を伸ばすと冷たい男の手が握り返してくる。男の笑い声。阿部さんが懐中電燈で男の顔を照らすと腐った顔。突然つき放される阿部さん。落ちる寸前にBさんに助けられる。男の姿は無い。Bさんに聞くと、目覚めると隣に誰もいなかったので探しに来たとのこと。
夜が明けて阿部さん達のキャンプした場所には「キャンプ禁止」の看板。男に導かれた崖には「危険」の看板があり、崖下には潰れた車。地元の人に話を聞くと、転落した車から男の死体が1体あがったとのこと。軽い違和感を感じる阿部さん。
しばらくして。その場所がキャンプ地に整理され、崖下の車も引き揚げられた。車のトランクから腐った男の死体が出てきた。阿部さんの違和感は解消された。
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【シリーズ過去ログ】
- 稲川淳二 恐怖の現場 [2011.8.24]
-静岡県、天城峠
-宮崎県、ホテルアイランド
-埼玉県、秩父湖 - 稲川淳二 恐怖の現場 2 [2011.9.14]
-山梨県、小淵沢
-福岡県、犬鳴トンネル
-東京都、新島 - 稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~禁断の地、再び~ VOL.1 [2011.10.5]
-沖縄県、浜辺の廃屋
-東京都、旧吹上トンネル、旧々吹上トンネル - 稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~禁断の地、再び~ VOL.2 [2011.11.22]
-山梨県、青木ヶ原樹海(人穴、風穴)
-北海道、雄別炭鉱 - 稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~禁断の地、再び~ VOL.3 [2012.1.2]
-茨城県、廃病院
-福島県、廃ペンション - 稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~恐怖の検証~ VOL.4 [2012.1.22]
-埼玉県、畑トンネル
-福島県、弁天山の廃屋 - 稲川淳二「四国巡礼・恐怖の現場」~本当にあった“死国”88霊場~ VOL.1 [2010.11.23]