制作年:2011年(日)
企画、脚本:山本正
演出:いまだゆきやす
収録時間:88分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)
【総括】
笑える心霊DVD。なんだろうな。山本正Pと、前作あたりから表だって行動を共にするようになった那須千里女史の二人が四国の心霊スポットを案内する。勿論お遍路姿。
まずは「逆打ち」の説明。愛する者を失った人が死者の歳の数だけ、四国八十八箇所霊場を逆に廻る禁断の儀式。目的は死者を蘇らせるとか。本作では逆打ちを実行するとともに、通過地点にある心霊スポットを訪れる内容だ。今回「愛する者」を失ったとされるのは那須さん。半年ほど前に最愛のパートナーであるニーナとケンを亡くしたそうだ。悲痛を胸に逆打ちを敢行する。
ニーナ&ケンは金魚ですけど。ご遺体は現在も冷凍庫に保存されているとかw
訪れる心霊スポットは6か所。
- 中村トンネル(香川県木田郡)
- 弥谷寺(香川県三豊市)
- 青木地蔵堂(愛媛県今治市)
- 大谷池(愛媛県伊予市)
- 足摺岬(高知県土佐清水市)
- 大坂峠(徳島県板野郡)
逆とはいえ八十八箇所をキッチリ廻っている。チョット驚き。適当に間をはしょいでいるんじゃとか思ったが失礼な考えだった。まあ車で移動してますけど。またオフィシャルグッズとしてキャップとTシャツを紹介。
やだ。ちょっと欲しいかもwww
作品としてはおふざけもあるが映像はガチっぽい。山本Pと那須さん、たまに会話に入ってくる演出さんのトークが面白い類い。ただ全体的に山本Pのキレが悪くなってきている。
前作「ほんとにあった!怖い心霊スポット 3」あたりから演出さんが変わったことが影響しているのだろう。それでも那須さんを加えることで、前作よりお笑い要素はマシになっているかと。
前置きが長くなりましたが、以下心霊スポットをネタばれで紹介。なお訪れた霊場一覧は多いので「続き」に記載。
【心霊スポット】
- 中村トンネル(香川県木田郡)
建設に使役された牛がトンネル中に祀られており、その地蔵を見つけるとこの場所から戻れないと噂される。
夜。なかなかトンネルに辿り着かない。一旦撤収し霊場巡りに戻る。コンビニで場所を聞いて再訪。ほぼ車一台が通れるくらいの山道の先に手彫りのトンネル。電燈もない。歩いてトンネルを踏破(往復)。特に何もなし。
⇒雰囲気あるなあ。キチンとトンネルに入っている点は高評価。
⇒呪場MAPでも訪れている場所。呪場では山本Pは同行していなかったと思う。また明るい時間にもかかわらず、怖すぎて車から降りられなかった場所と記憶している。 - 弥谷寺(香川県三豊市)
心霊番組で怪奇現象が起きたとされる場所。
まずは昼。境内へ続く階段がスゴイ。最初に108段。そこからも階段が続く。
夜再訪。岩肌一面に貼り付けられた(?)1円玉が不気味。お堂の階段に並べられたキューピー人形。「撮らなくていいから行こうや!」と山本P。「ハァァァー」と声のような音が入る。「イナッフ」(十分です)と言いながら遁走。追いかけるように再び声。撤退。
⇒昼間でも他のお遍路さんが見受けられない寂れた感じがいい。 - 青木地蔵堂(愛媛県今治市)
お遍路さん用に簡易宿泊施設があるが、決して泊まってはいけないとされる場所。過去に惨殺された大勢のキリシタンが出るとされる。
夜。音声ノイズが酷い。ノイズなのかなんらかの現象なのかは不明。当日の宿泊者はいない。置かれた日記帳を見るに、数日おきに泊まる方はいるようだ。当初はここに宿泊するつもりの山本Pだったが、いざ場所につくと翻意。その場を後にする。 - 大谷池(愛媛県伊予市)
過去に数百人の女性が生き埋めにされたとされる場所。近くに百人地蔵があり、真夜中に訪れると白い服の女に憑かれるとされる。
昼。百人地蔵を探すが見つからず。諦めて立ち去ろうとするが、突然動けなくなる山本P。見ると足首を掴む手。
⇒ネタとして既出。
⇒明るい時刻のためか清々しさを感じる場所だ。 - 足摺岬(高知県土佐清水市)
自殺の名所。
夜。土砂降り。近くに幽霊の出るホテルがある。廃ホテルのようだが部屋に灯りがついているw特に異常無し。
取材の翌朝。山本Pの髭が綺麗に剃り落とされていた。どうやら取材中に何かに髭を切られ、ホテルで綺麗に剃り落としたようだ。
⇒天候が最悪。映像がよく判らない。 - 大坂峠(徳島県板野郡)
カーブミラーに写る老人など。
夜。山本Pがカーブミラーを撮影。峠の展望台から観る夜景が綺麗。ただ街灯が一切ないので真っ暗。声が聞こえて逃走。
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