○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

封印映像

ご訪問ありがとうございます。
100万PV突破!しました〜(´∀`)。
文才無く不定期更新ですが、コメでも残していただけると嬉しいです。

封印映像 5 ラブホテルの怨念

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封印映像5 ラブホテルの怨念 [DVD]
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制作年:2011年(日)
収録時間:59分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

口コミではまあまあ評判が良かった本作。とはいってもガチとしての評価では無く、映像単独での評価。どんなもんかと早速視聴。

例によって全5話収録。心霊単発ではなく、犯罪(事故、事件)やサイコ(呪い)を絡めてきているのでジャンル分けしにくい。主観で分けると、心霊*4、サイコ*1といった感じか。まあ「作りました感」は置いておくとして、「怖さ」はまずまずだった。サブタイ作品も単なる投稿映像に収まらず、捻りがあってよろしい。グロ映像控えめ、エッチほぼ無しの作品だ。

早速各話紹介(ネタばれ)。

【概要】

  1. ドッキリ
    [概要]警察にも提出されたとされる大学生の肝試し映像。珍しく顔だしおk。廃校で肝試しと称してサークル後輩の女子大生にドッキリを仕掛けるのだが、女性は戻ってくるなり怒って帰ってしまう。ドッキリ役の男性も戻ってくるが、女性に何も仕掛けていないとのこと。
    女性のカメラの映像。校内に入ると、わりとしっかりとした足音が入っている。肝試しのミッション(人形を持ち帰る?)を果たし戻ろうとしたところを何者かに襲われる。悲鳴⇒カメラを置いて逃げる。ドッキリを仕掛ける男性のカメラ映像。女性を驚ろかそうと待ちかまえるのだが、そこには目のない女性の姿が⇒逃げる。
    後日になり、肝試し当日のこの廃校で殺人事件(犯人は未だ捕まっていない)があったことが判る。改めて映像を確認すると、肝試しの後始末をする男性2人の背後。部屋の隅にナイフを握ったような人影があった。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]映像的にはさほど怖くは無いのだが、リアル系の恐怖があり星3つ。やっぱり軽率に夜の廃墟へ侵入することは、リアル恐怖が付きまとうと思った。
  2. 家族の肖像
    [概要]美大の課題映像。テーマは「家族の肖像」。家族の日常を映している。引きこもりの兄を撮影するが、怒られ部屋から追い出される。その瞬間、押入れにコチラを覗くような顔。
    後日、撮影者は学校を退学。どうやら兄が父親を刺したらしいとのこと。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★☆☆☆☆
    [感想]この映像は個人的にツボ。無表情でコチラを見ている顔は地味ながら不気味。ただ後日譚は余計だったか。後日譚の所為で、どうしても作った感が残ってしまった。
  3. 初詣
    [概要]出版社に送られてきた壊れたカメラに入っていたテープの映像。神社に遺棄されていたらしい。さびれた神社を訪れたカップルが、偶然丑の刻参りしている女の姿を見つけてしまう。
    女は男性を、続いて女性を襲う。襲われた女性の眼には五寸釘が撃ち込まれている。その脇で大笑いする女。
    スタッフにより現場の所在を確認。境内の裏手の林には、藁人形が打ちつけられた木があった。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]きもちわるっ!初詣の割にはずいぶんとさびれた神社だ。あとカップルの死亡は事件になっていないのか?
  4. 廃ビル
    [概要]廃ビル管理者から霊能者に送られた映像。廃墟となったビルに侵入する若者が撮影している。時刻は昼。鏡に映る映像が歪む。一通り見てビルの階段を降りる若者。扉の郵便受け?から覗く顔。映像が乱れる終わる。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]控えめ。郵便受けから覗く顔が、「ケイゾク」の朝倉(Beautiful Dreamerのラストに出てくるやつ)に見えた。
  5. ラブホテルの怨念
    [概要]サブタイ作品。ラブホに置き忘れたビデオテープ。出会いサイトで知り合ったらしい男女。女性は水着撮影だけと聞いてラブホに来たようだ。男が薬物で眠らせた女性をベットに運ぶと、トイレからトイレットペーパーが転がってくる。トイレには血の手形。突然女性が起き上がると、白眼をむきながら(たぶん)「あー」と叫ぶ。映像にノイズが混じり黒い女の姿と共に途切れる。
    後日、別の出版社に投稿されてきた映像にこの男女が映っていた。室内を別のカメラで撮影(つまり盗撮)されていたもの。そこにはトイレに向かう男が何者かに襲われるシーンが映っていた。その後、男女共に消えてしまう。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]凝っている。サブタイ作品なだけはあるか。怨霊(といっていいのか)に取り殺されるようなシチュは怖さを感じた。

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【シリーズ過去ログ】

封印映像 4 犬神の呪法

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封印映像4 犬神の呪法 [DVD]
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制作年:2011年(日)
収録時間:57分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

なんだかんだとブツクサ言いながらシリーズ4作目。観ました。

なんでだろう?

いったい何に引き付けられるのか?
確かに最近出回っているのホラー系作品に興味をそそられるモノが少ないのは事実。だがこのシリーズを選ぶ必要はない。思うにフェイクであるかより、怖い映像であるかがポイントなんだろう。スタッフによる追跡調査を行うところも好みだ。なにより1時間以内の作品である点は大きい。これが1作品あたり70分を超えると躊躇すると思う。

さて今作。全5話収録。シリーズ共通で投稿映像とスタッフによる追跡検証映像で構成されている。本作ではリアル恐怖(犯罪や自殺現場)を含んだ心霊系*4、カルト(呪い)系*1といった感じ。前作までと比べると若干地味目かな。特にラストの作品。「犬神の呪法」としてサブタイにもなっているが、これが大人しいため、全体が地味な印象になったのだと思う。その分作りました感は若干控えめ。また、今作もエッチなシーンがあります。ファミリーユースで気まずくならないようにご注意を。

ではネタばれ進行で各話紹介。

【概要】

  1. 恋愛の代償
    [概要]結婚式の二次会の余興として、婚前の新郎との飲み会を行った映像。アパートのベランダで夜景をバックに新婦へのメッセージを語る新郎。そのスグ背後を何かが落ちる。道路には倒れた女性の姿。飛び降り自殺のようだ。急いで階下に降りて女性を映す。そこに再びドサリとモノが落ちた音。カメラを向けると女性の隣に新郎が倒れていた。最初に飛び降りた女性は新郎の元カノだった。新郎は死亡したとのこと。
    スタッフが映像を再確認すると不思議なモノが映されていた。女性が飛び降りた直後、新郎の身体に巻きつく腕。それは飛び降りた女性の衣服と酷似していた。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]飛び降り自殺現場というリアル系に、恨みのような心霊系を絡ませてきた作品。相変わらず出来過ぎ感は否めない。何階から飛び降りたのか不明だが、死体が結構綺麗なところが不自然。また死体はともかく映像自体は控えめである。
  2. かごめかごめ
    [概要]都市伝説をやってみた系の収録映像。午前3時33分にネットで「かごめかごめ」と検索するとトップに出てくる動画があるというお話。グラビアアイドルと若手芸人が、時間になって検索するとトップに真っ赤な画面が出てきた。勝手に再生される赤い画面。さらに画面には収録カメラの映像が割り込む。バックには「かごめかごめ」の歌声が不気味に響く。アイドルが悲鳴と共に卒倒。彼女曰く、その日以来妊娠したらしい。入院中に行方不明になったとのこと。
    収録シーンを別のカメラで撮った映像(隠し撮り)。映像にノイズが混じり一瞬透けた女性の姿が映る。「かごめかごめ」って明け方に流産した女性を歌ったもの、という投稿者の話し。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]アイドルが卒倒するのだが、その表情は笑顔っぽく見えた。後日譚がチョット誇張しすぎなのでは?妊娠までいくと「なんだかなぁー」って感じが残る。
  3. 鉄道模型
    [概要]投稿者のいとこを映した映像。プラレールで遊ぶ子供(いとこ)。背後にあるTVの消えたブラウン管一面に何人もの顔。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]シンプルイズベスト。単純だけどありそう。心霊写真レベルだが、無表情な顔がコチラを見ているような映像は気持ち悪い。個人的なツボだったりする。作れそうでもあるが。。。
  4. 練炭自殺の現場
    [概要]自殺サイトの管理人による集団自殺現場の盗撮映像。盗撮した映像を死体マニアに売っていたそうだ。サイトを通して集まった4人(男性*3、女性*1)。夜になって車内で自殺を図る。それを車外から暗視カメラで盗撮する管理人。突然クラクションが鳴り車内を映すと、そこには死んだはずのメンバがコチラ(盗撮者)を見ている。驚いて逃げ出す管理人。自分の車に戻ってくると、後部座席に自殺者たちが映っている。後日撮影者も練炭自殺していた。
    映像で不審な点を挙げる。まずは目張りが全て外からされている。いったい誰が目張りをしたのか?また死体が一つ足りない。よく見ると女性がいない。行方は調査中らしい。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]まずもって、そういうニーズがあること自体がまず不気味。特に死者が無表情にコチラを見ているところなど、単純な怖さを結構感じた。
  5. 犬神の呪法
    [概要]サブタイ作品。企画ものAVの面接映像。映画監督が嫌がる女性応募者を脱がせる。さらに暴走する監督をプロデューサーが止めに入る。どうやら女性が監督のタイプだったらしい。面接終了時に女性から監督へプレゼントを渡す。なんか風呂敷に包まれた大きな箱。どうやら面識があったようだ。女性は会場を去り、監督はニヤケながら風呂敷を解く。段ボール箱の中には犬の生首。ではなく、犬の剥製の首の中に大量の動物の血をしみこませたものだったらしい。監督は後日心不全で死亡。
    スタッフによる追跡調査。その応募者は四国出身だったらしい。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]呪法に関する深堀りはされず、結果サブタイの割にはあまり怖くない仕上がり。犬の剥製って需要あるのか?

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【シリーズ過去ログ】

封印映像 3 廃トンネルの呪い

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封印映像3 廃トンネルの呪い [DVD]
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制作年:2010年(日)
収録時間:54分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

シリーズ3作目。サブタイが「廃トンネル」と「呪い」。うーん。興味をそそられる。

チャプター数は5で54分。シリーズ共通で、投稿映像に対してスタッフが追跡取材する構成。収録時間も短いのでお手軽感はある。

イントロは変わり映えしない。
今作はオール心霊モノで、残念ながら全体的に「作った感」を強く感じた。
なんにせよ出来過ぎなのだ。まあ仮にフェイクであったとしても、それなりに怖い映像ではあると思うし、逆に潔くフィクションとして観たらまずまずのスペックだとも感じた。あと、チョットだけエッチシーンあります。ファミリーで楽しむ場合はご注意を。

ではネタばれ進行で各話紹介。

【概要】

  1. 赤い服の女
    [概要]大学で借りたビデオカメラに残っていたテープ。男2人で廃墟探索の映像。廃墟の2階。ドアのガラスが割られており、そこから室内を赤い服を着た女の歩く姿が。その姿は透けている。1階では背後のガラス扉から、外を覗くように赤い服の女の姿。目は黒く落ち窪み、口は何か話しているように閉じたり開いたりしているのが判る。
    男性2人の内、1人は失踪、もう1人は自殺していたらしい。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]出来過ぎ。出来過ぎです。まあ撮影者に訴えかけるような女の姿は不気味ではある。
  2. のぞき
    [概要]出版社への投稿映像。公園のカップルを暗視カメラで盗撮したもの。車でエッチを始めるカップル。盗撮者が近づいて中を映すと、後部座席に顔が爛れたような人の姿が。
    慌てて車から離れる盗撮者。盗撮に気付いたカップルが切れて盗撮者を捕まえて蹴りを入れるw。んでカツアゲwww
    そこにエンジン音が迫りカップルを轢いてしまう。盗撮者は通報せずに逃走。
    スタッフが保険会社の事故記録を入手。カップル2人とも死亡し、事件は未解決のままで車は廃車。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]映像が判りにくくインパクトも小さい。タイミングを合わせたようにエッチを開始するカップルが、いかにも作りましたと感じさせられる。でも取材などで「保険情報(事故情報)」とか入手できるのだろうか?
    事故車の販売とかはマジ気になる。中古住宅やアパートなどの物件もしかり。
    それにしても盗撮とかカツアゲとか。。。ダメ!
  3. 特殊清掃
    [概要]収集家から入手した「特殊清掃」の隠し撮り映像。特殊清掃とは、例えば事故物件住宅の後始末、クリーニングを専門に行う業者らしい。業者2名が散乱した室内へ。この内の1人がカメラを隠し持っていたらしい。風呂場ではねこの死骸。こたつの下から焼けただれた手。驚いてこたつ布団をめくるとミイラ化した死体が出てきた。映像には「いっしょにくるか」との音声が入る。家を飛び出した撮影者は、その場で倒れる。
    スタッフが撮影者と一緒に清掃していたもう1人を取材。死骸は住人の老婆だったようだ。また撮影者は同じアパートで自殺したとのこと。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]リアル系の恐怖に心霊を絡めてきた感じ。ミイラ発見までだったら、ありそうな話でまだ信憑性があったのに。死後半年のミイラ化した死体って黒こげみたいになるのかな?
  4. 廃屋の呪術
    [概要]地方局から提供されたとする心霊番組の映像。霊能者の中年女性が投稿写真の鑑定をする企画。家族のテーマパークで写した写真に顔のような靄が映っている(映像では良く見えない)。写真の投稿者と霊能者が電話で話す。「心当たりは無いのか?」とかなりしつこく聞く霊能者。突然電話の向こうから笑い声。映像が乱れてモノクロの廃墟と、そこを横切る人の姿。壁に立つと消えてしまう。映像が戻ったとたん、霊能者が吐血⇒死亡。投稿者は音信不通とのこと。
    スタッフが住所を頼りに投稿者宅へ。取材カメラにノイズ(ホワイトアウト)。家は誰もおらず廃墟となっており、提供映像に割り込んだ家と同じだった。また、壁には投稿写真と共に、霊能者の写真が釘で壁に打ちつけられていた。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]バリバリに作りました感はあるのだが、映像そのものは不気味。割り込んだモノクロ映像の廃墟を横切る人の姿がムーンウォークしているように見えて思わず苦笑。死亡したとされる霊能者の死因が不明な所は違和感。吐血しているのだから、なんらかの内臓疾患があったと思うのだが。ここらへんもしっかり追跡して欲しい。
  5. 廃トンネルの呪い
    [概要]アイドルの女の子2人が車で心霊トンネルに行くという企画のビデオ映像。ちなみにアイドルの顔はモザイク処理(音声も)。トンネル内で女性がクラクション3回鳴らすと霊が現れると言われる場所。時刻は夜。トンネルは車一台がやっと通れるくらいの狭さで街路灯も無い。運転手と助手席でカメラ担当の女の子2人。映像は暗視カメラ。
    トンネル中央(?)で停車。クラクションを3回鳴らす⇒異常無し。安心してトンネルを抜けUターン。再びトンネルに入ると、運転手のアイドルが何か聞こえると言いだす。映像に音声は入っていない。そのまま進むと、今度は何かにぶつかったような音とショックがあり、車が動かなくなってしまう。カメラ担当の女の子が下車。車体前方⇒異常無し。車体後方⇒異常無し。が、後部座席に張り付く二つの白い顔。驚き運転手を置いて逃げてしまう。気を取り直してトンネルに戻ると、運転手の女の子が車外で倒れていた。
    運転手の女の子は自分で自分の耳にボールペンを刺して耳が聞こえなくなってしまった。スタッフが彼女に筆談でインタビュー。曰く「声が聞こえた」「今も聞こえる」とのこと。何を言っているのかとの問いに、彼女は呪文みたいな文章(ひらがな)を長々と綴る。それは「往生要集」の「阿鼻地獄」に出てくる文言に酷似していた。「往生要集」とは平安時代の書物で、地獄描写がされているらしい。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]映像的な怖さ+夜のトンネルで禁忌を実行するといったシチュを考慮して★3つ。後席に映った異形の1人がスケキヨ(犬神家の一族より)みたいだった。あと映像が何箇所か途切れたように見え、編集されているように感じた。でも廃トンネルではないような気が。。。

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【シリーズ過去ログ】

封印映像 2 呪殺の記録

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封印映像2 呪殺の記録 [DVD]
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制作年:2010年(日)
収録時間:57分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【シリーズ過去ログ】

【総括】

前作では散々な結果に終わったシリーズ2作目。前作の轍を踏まないように、頭を冷やしての視聴です(笑)。サブタイ「呪殺」は興味がある。いったいどんな「呪い」なんだろう。

全5話。心霊*3、サイコ*1、オカルト*1といった感じ。構成は「ほん呪」と同じ。投稿映像(お蔵入り映像)をベースにスタッフが関係者インタビューなどを通して検証する。前作より作った感は少なかった。なので各話紹介では「フェイク度」復活させたい。

【概要】

ネタばれ進行で紹介。

  1. 怨念人形
    [概要]心霊モノ。某テレビ局に送られてきた映像。娘の誕生会を携帯動画で写したもの。祖母からのプレゼントとして贈られた大きな市松人形。プレゼントを渡すと祖母がいきなり笑いだす。そして人形の目が一瞬大きく見開かれる。その後祖母はおかしくなって入院。娘は原因不明の湿疹が全身にできてしまう。人形の出自不明。後日人形はスタッフにより神社に奉納されたそうだ。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]祖母が笑う場面は気持ち悪い。何にせよ理由も判らずに笑う人って不気味な感じを受ける。人形の目はいかにも「加工しました」って感じで見開かれる。しかし。。。これ(市松人形)もらって嬉しいか?
  2. アイドル撮影会
    [概要]サイコモノ。個人撮影会のメイキング映像として収録。アイドルのマンツーマン撮影会。客(カメラマン)の一人の様子がおかしい。自分の撮影の番になっても言動がおかしく、メイキングカメラを追い出す。見かねたスタッフが撮影中止にするが、客は帰り際にアイドルの顔に硫酸を浴びせる。倒れたアイドルの顔は爛れてしまっている。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]異常な客(♂)がメイキングカメラのレンズにキスする場面はガチで気持ち悪い。でも硫酸掛けられた直後ってあんな感じになるのかが疑問。
  3. 呪殺の記録
    [概要]オカルト。今は亡き超能力者の娘のインタビュー映像。カメラの前でスプーン曲げ(折ってしまう)、透視、サイコキネシスをやって見せる。最後にプロデューサーの未来を念写する。そこには人の形をしたバラバラの黒い塊が映っていた。翌日プロデューサーは電車に轢かれて死亡。また映像には念写したカメラのフラッシュの影に無数の顔が写されていた。娘の所在は不明。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]いろいろ突っ込みどころはありそうなのだが、娘が過去に父親を貶めたプロデューサーに復讐する話しなのね。
  4. 家探し
    [概要]心霊モノ。ホームビデオ映像。不動産屋と共に引っ越し先を物色する夫婦。条件の良い家の中を見ていると、押入れの下段に浮かび上がる足。さらに押入れを調べると「お札」が見つかる。お札の理由について不動産屋と口論となるが結局物別れ。帰り際、不動産屋の背後に女性の姿。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]さりげない所がいい感じ。これだったらまだあり得るかなと思わせてくれる。
  5. 廃墟探訪
    [概要]心霊モノ。制作会社による廃墟紹介ビデオ。廃墟ナビゲーター(笑)により廃村を案内される中で、偶然女性の首吊り死体を発見。女性の足元には胎児の遺体。後日譚として、廃墟ナビゲーターは死亡(心不全=病死)、奥さん妊娠中。カメラマンも死亡(公園の噴水で溺死=事故死)、奥さん妊娠中。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]場所に見覚えがある。ここって『放送禁止動画FILE Vol.1』で早乙女らぶちゃんが訪れた廃村ではないか?いや確たる証拠は無いのだが。また女性の死体の場面で、背後のすりガラス越しに影が出ているのは関係ないのか?

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封印映像 呪われた森

201106_fuineizo1

封印映像 呪われた森 [DVD]
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制作年:2009年(日)
収録時間:59分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

なんと申しましょうか、、、
もはやどこから突っ込、、、話せばいいのか。

全5話。60分弱。
収録時間は苦痛では無い範囲。

ぶっちゃけ、全部創作物と感じました。
どれか一つでもガチなやつってあるの?(苦笑)
いっそフィクションと割り切ればそれなりのスペックはあるかと.....いや。無いかorz

一応投稿元に対するトレース(調査)してます。ここら辺は「ほん呪」スタッフ制作ならでは。しかし、それすらも信憑性を高めるための演出と思えてしまう。悩みたくないので怖い映像であるかにフォーカスしてレビューします。「この際フェイクドキュメントでも構わない」、「多少怖くて投稿っぽい映像が観たい」という方にお勧めします。あーそうそう。グロ系の痛い映像がありますのでご注意ください。

以下、ネタばれ進行です。

【概要】

「フェイク度」はあえて表記しません。

  1. ダンススタジオ
    [概要]ダンススタジオに設置された監視カメラの映像。ガラス張りのスタジオで一人練習する女子校生。ひと段落して休憩していると、突然不気味な音が鳴り響く。同時にガラスに映った女の子の鏡像が勝手に動き出す。女子高生の悲鳴と共に暗転(停電?)。以降行方不明。当のスタジオはビルごと取り壊し済み。南千住の処刑場跡地らしいが因果関係不明。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]-----
    [所感]展開は予想範囲。鏡って個人的に怖いアイテムである。鏡を背に体育座りする女子校生に対し、鏡像だけが振り向いて少女を見つめるシーンは気持ち悪い。
  2. よつんばい
    [概要]ローカルテレビの没映像。都市伝説で「よつんばいで走る女」を取材する女性レポーター。調査にて道祖神の石像を触りながら「xxx(ピー音)」を三回言うと狐に憑かれることが判明。現地で紹介がてら、うっかり(?)実行してしまうレポーター。取り直しで女性ADにもやらせてみる。翌日、件の女性レポーターが別件(?)取材映像。呆然としながら彼方を指さす。スタッフ(カメラ)が何事かと指さす方を見ると、後ろからレポーターの悲鳴。振り返ると女性レポーターの目に枝が刺さっている。驚愕するカメラさんを巻き添えに女性レポーターが道路に飛び出し二人ともデッドエンド。目に枝が刺さったレポーターの背後に女性の姿。スタッフにより女性ADのその後を追跡調査。自宅に伺うと部屋の隅にうずくまる女性AD。そのまま"よつんばい"でカメラに迫って.....
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]怖いよりも痛い系。でも女性レポーターの背後の女はちょっと不気味。しかし女性ADの追跡調査を隠し撮りで行うのだが、それって不味いでしょ。その時点で信憑性が失われるのだが.....
  3. スプーン女
    [概要]投稿雑誌に寄稿された女性をストーキング(盗撮)する映像。盗撮に気付いた女性は、投稿者(ストーカー)を誘う。人気のない公園で女性を撮影していると、女性の手にスプーンが。スプーンを持った女性が投稿者に襲いかかり、カメラが落ちて乱れる映像の中にピンポン玉のような物体が地面に落ちる。ピンポン玉=投稿者の目玉。落ちた目玉を踏みつける女性のヒール。罵詈雑言を吐きながら女性が去ると、カメラに血まみれの顔面を押さえた男の姿.....
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]これも痛い系。要はストーカーの目玉を女性がスプーンで抉ったとされる映像。ただ女性の部屋の盗撮映像はやり過ぎ。普通にあり得ない。しっかりカメラに映るように着替えているしw
  4. 影整形
    [概要]演劇部所属の女子中学生の投稿。顔だしおk。合宿で「影整形」を実践。途中で先生に見つかり中断。後日の練習風景。中断されたのはカメラ役の女の子(部長らしい)。不意に不自然に大きな影が写されると失神してしまう。以降学校にも出席せずに連絡が取れない。後日、当時の写メを見ると、件の部長の目が消えている。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]影整形のやり方を説明してます。映像は不自然な「影」だけなので、あまり怖いと感じない。顔だししているのと、小池先生wをコイツ呼ばわりしているのは微笑ましいwww
    ガチ前提だが追跡調査希望。
  5. 呪われた森
    [概要]没となった心霊DVDの映像。夜の森の中にある祠をアイドルが探すといった内容。カメラを片手に一人で森の中を歩く彼女。スタッフは先に車に戻るのだが、そこには片腕を負傷した件の彼女が居た。彼女は口早に「呪われる」「入ってい行けない」などとつぶやくと、再び一人で森の中に走る。スタッフが探すと絶叫しながらのたうちまわる彼女を発見。その背後に探していたのようなものが。その後彼女が持ったカメラ映像を確認すると、森の中で転倒して腕を怪我する直前、背後にのような姿が浮かび上がっている。
    後日当作スタッフが彼女にインタビュー。その時の記憶は飛んでいるらしい。怪我は悪化したため切断したようで義手を外すシーンでお終い。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]絶叫するシーンは音量注意(笑)。手は込んでいるが映像はおとなし目で怖さはあまり感じない。ケガ云々を省いたら、ジワッとくる怖さが出たかもしれない。

【所感】

総括が全てです。

当初はタイトルは気になったものの、紹介文を読んでも興味を魅かれなかったのでレンタルしなかったが、シリーズとして結構続いている(最新作は第五弾として7/5レンタル開始)ので、ひょっとしてイケテルの?と思って借りちゃいました。「ほん呪」スタッフ制作なので構成は「ほん呪」とニアリーです(投稿映像がありスタッフが調査する)。映像はコチラの方が強烈(より直接的)。でもって幅が広い。心霊だけでなく痛い系の話もあり。まあほん呪も本編はvol.10までしか観ていない上での比較(感想)ですがw

全体的に中途半端な仕上がり感があります。ガチ映像にしては出来過ぎ。フィクションだとしたら演出が大人しい(物足りない)といった感じが残った作品でした。

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