○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

実録!心霊三部作

ご訪問ありがとうございます。
100万PV突破!しました〜(´∀`)。
文才無く不定期更新ですが、コメでも残していただけると嬉しいです。

実録!呪いの動画

201111_jiturokunoroidouga

制作年:2011年(日)
制作:酒匂暢彦、大橋孝史
監督:葦戸健
収録時間:64分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

「実録!心霊三部作」の3作目。1作目『実録!心霊写真館』、2作目『実録!心霊スポット』。最終(でいいんデスヨネ?)となる本作では、ある意味得意領域(なはずだ)である「投稿動画」が取り上げられる。

第一印象は全体的に大人しいかな。一瞬であったり地味であったり。反面その分ガチっぽさはあった。
全編63分で全部で14の動画。時間の割に結構数があるように思えるのだが、観てみると密度が濃いワケでは無い。投稿系にありがちな余計なシーンが目につくのだ。短時間でもいいからポイントを絞って流して欲しいと思うのは僕だけなのか?どうでもいい前後のシーンは白けた気分にさせる効果があるだけだと思うのだが。

愚痴っぽくなったところで、早速ネタばれ進行で紹介。

【各話紹介】

  1. 幹線道路の霊
    [概要]走行中の車載カメラの映像。昼間だが雪が降っている。中央分離帯から飛び出してくる透けた人影。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]初見判らず。肝心の映像まで若干長いが、つかみとしてはまあまあ。
  2. 逡巡する背後霊
    [概要]スキー場。滑り降りてくる男性の影が二つ。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]初見判らず。怖くは無い。それより。。。いいなあ。久しぶりに滑りたくなった。
  3. 学生寮に棲む霊
    [概要]学生寮内の風景。ちなみに男子寮のようだ。就寝準備時刻を知らせるチャイムの鳴る誰もいない廊下を過る白い影。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]前段長い。地味な分ありそう。
  4. お盆休みに現れた霊
    [概要]盆休みに帰郷した時の風景。テレビ画面に反射して写る外の風景に髑髏のような姿。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]コチラを見ているような姿で微妙に怖い。
  5. 幼女に取り憑く霊
    [概要]ボーリング風景。カメラを横切る少女の顔が老婆の顔に変わる。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]初見判らず。結構気持ち悪く、個人的に好きなシチュ。しかしよくこれ判ったな。
  6. プールの浮遊霊
    [概要]室内プールで泳ぐ子供たち。プールサイドを歩く足(だけ)。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]初見判らず。ありがちなシチュだけど微妙に怖い。
  7. 霊による予告
    [概要]音楽教室の演奏会風景。バイオリンを弾く男児の足が消える。演奏会後、この男の子は交通事故に遭い足を怪我したそうだ。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]初見判らず。怖さはあまり感じない。
  8. 通過する霊
    [概要]子供の誕生日風景。吹き消した蝋燭の煙の中を顔のようなモノが横切る。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]これも良く見つけたタイプ。画面にノイズが入るがこれは関係ないのね。
  9. 様子をうかがう霊
    [概要]学校の課題ビデオ。窓に映るコチラの除く顏。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]初見判らず。コチラの様子を伺うような表情はチョットだけ不気味。ただ無駄なシーンが多すぎ。後半は一切不要。
  10. 体育館の怪
    [概要]授業の柔道を準備している風景。首のない男子生徒。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]首のない生徒は霊とナレーションされるが、別の生徒がこの(首無し)生徒に話しかけているように見えるのだが。
  11. 大規模デモの観察者
    [概要]多くの警察官に囲まれてデモする光景。歩道橋に張り付いた人の顔。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]全然判らず。これも良く見つけたなといった部類。一瞬でもあり怖さはあまり感じない。
  12. 紛れ込んだ生霊
    [概要]小学校の運動会風景。綱引きの綱を掴む手(だけ)。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]これも全然判らず。フォーカスされても良く判らなかった。
  13. 原形を失った霊
    [概要]こたつに座る男性の背後の暗闇に女性の姿。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]初見判らず。霊よりも散らかった部屋が気になったw。まるでゴミ箱のようで、傍らに放置された掃除機から非難の声が聞こえるようだ。
  14. 子供を見つめる霊
    [概要]幼稚園のお遊戯会の風景。舞台の鏡に映る女の子のような顏。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]初見判らず。女の子の無表情な顔が若干不気味。これも前後が長杉。

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【シリーズ過去ログ】

実録!心霊スポット

201110_sinreispot

制作年:2011年(日)
収録時間:64分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

「実録!心霊三部作」の2作目に該当する作品。1作目は『実録!心霊写真館』。3作目は『実録!呪いの動画』で11末レンタルリリース予定。制作に大橋孝史氏。「ほん呪」手掛けた方ですよね。

でもって観てみると。。。

あのー。。。これって笑っていい作品なの?そうなの??

訪れる場所は3か所。それぞれ別の女性レポーターを引き連れて検証する。極端にショッキングな映像はないものの、何れも夜間の撮影でそれなりに雰囲気のある出来だと思う。
しかーし。いかんせん作りました感はバリバリw
後述するが、ワザとやっているとしか思えない。そう考えると、やっぱり。。。

笑っていい作品でイインデスヨネ???

でもあれだ。セリフが字幕で出てくれるのは大変助かる。ドキュメント系は音声が聞き取りにくいことがままある。視覚的に補ってもらえるとその分映像に集中できる感じだ。

ともあれネタばれ進行で紹介。

【各話紹介】

  1. File1:樹海の電話ボックス
    レポーターは南寧々さん。場所は青木ヶ原樹海だ。午前2時頃に幼女の霊が現れるといわれる電話ボックスが目的地。レポーターの承諾なしに連れてゆくw
    日も落ちた時刻に到着。ディレクター:葦戸健氏と(カメラさんと)一緒に暗くなった樹海を歩いてゆくと、道脇にピーナッツ人形が落ちている。
    ⇒人形の表情が不気味。にしてもピーナッツwww
    次に落ちていたものは子供の手押しぐるま。
    ⇒これは確かに気持ち悪いね。まー、やけに新しく、いかにもって感じで道のど真ん中に放置しているのはいかがかと思うが。
    ここまでで一旦撤収。
    取材車に戻り、噂の電話ボックスの前で定点カメラを設置して午前2時を待つ。
    気付くといつの間にか南さんが居なくなっている。定点カメラを確認すると、ふらふらと何処かへあるいてゆく南さんの姿が。スタッフは樹海の中を探す。
    途中、風穴発見。入り口に南さんのキャップが落ちている。風穴内を探索すると南さんが気絶していた⇒救出⇒取材中止。
    後ほど、南さんのハンディカメラをチェックすると、まるで誰かと話しているような独り言を話す南さんの姿。また定点カメラには、取材車から出てゆく南さんの姿と共に、電話ボックスに子供の姿が浮かび上がる。
  2. File2:奥多摩廃墟探訪
    女性レポーターは韓国人タレントのイ・アルムさん。
    夜。最初に向かった廃墟は立ち入り禁止。さらに奥の社宅廃墟へ向かう。到着。
    社宅内を順番に入ってゆく。探索していると、イさんの携帯に電話がかかってくる。(撮影しているにもかかわらず)普通に電話に出る彼女。葦戸氏「電話すんなよ」。
    ⇒ごもっとも(笑)
    ⇒しかしなんだ。なんかここらへんから変な方向に進み出すな。それまでも観ていて「チョット違うな」と感じる場面があったのだが、本格的に心霊とズレてくる感じ。
    メインの自殺のあった部屋到着。イさん単独潜入。
    ⇒彼女度胸あるね。
    しばらくして彼女が部屋から出てくるが、そのまま取材車まで逃走。スタッフが追いかけてゆくと、彼女の手にはカセットテープ。どうやら持ち出してきてしまったようだ。葦戸氏が一人で返してこいと指示。キレてテープを投げつけるイさん⇒取材中止。
    イさんが撮影した室内の映像。ラップ音が入り、慌てて部屋から脱出する彼女。また持ち出したカセットテープには意味不明な音声が混入。
  3. File3:K湖畔探訪
    オカルトタレント:愛葉るびさんが、スタッフルームに押し掛け心霊スポットに連れてゆけと要求する。スタッフはなんとか断ろうとするが彼女の押しに負け、また、最終的にプロデューサーのおkをもらって行くことに。
    ⇒愛葉るびさん。どっかで聞いたことあるなぁ。たぶん稲淳の恐怖の現場に出ていたような気がする。
    場所は埼玉県K湖。まあ神流(カンナ)湖ですね。金毘羅橋(作中は赤い橋と表現)や荒井さん宅(作中はAさんと表現)も出てくるし。
    夜。神流湖到着。まずはトンネル。
    ⇒このトンネルは初見だ。
    次に金毘羅橋。
    最後は荒井さん家。その場から何かを持ち帰ると、後日「返せ」と電話が来る噂がある。1960年代の新聞発見。妙に新しい新聞。愛葉さんお持ち帰り。
    ⇒どう見ても50年前の新聞じゃないだろうw
    床(地中?)から木箱発見。臍の緒のようだ。これも愛葉さんお持ち帰り。
    ⇒なにか異変があったら報告するそうだ。
    他に特段異常はないまま撤収。最後に愛葉が撮影した写真を紹介。顔のようなモノが映っている。
    ⇒そうみえなくもない。

【感想】

前半2作はスタッフ主導。つか嫌がる女性レポーターを半ば無理やり連れてゆく。実際の撮影現場って判らないのだけど、仕事とはいえディレクター横柄な態度が鼻につく。
しかし後半は真逆。女性レポーターがイケイケで、渋る(嫌がる)スタッフに構わず突っ走る。前半の攻守が逆転している感じだ。
そういったスタッフの態度のギャップが見所の一つなんだろう。思いかえすと葦戸氏は結構適役かと思った。暗視カメラの映像では氏の姿が心霊っぽく見えたw

また全体的に作った感が目につく。樹海内の落とし物や廃墟の残留品が真新しかったり。(バレバレなコトを)判ってやっているとしか思えない。反面、人形とか玩具とかテープとか臍の緒等の小ネタは別として、映像そのものはガチなんだろうと思った。特にFile3はね。

踏まえて俯瞰すると「笑える心霊DVD」としか思えないのだがw
そう観た方が楽しめる作品だった。

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