ニコイチ 8 (ヤングガンガンコミックス)ニコイチ 8 (ヤングガンガンコミックス)
著者:金田一 蓮十郎
スクウェア・エニックス(2010-11-25)
販売元:Amazon.co.jp
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昨年11月に発売されていて、部屋に積まれていた「ニコイチ」8巻。
読みましたん\(^o^)/
ヤング・ガンガンに連載中の漫画です。

作家は金田一蓮十郎さん(♀)。
金田一さんもお気に入りの作家さんです。

カテゴリはラブコメなんでしょうね。
やっぱり。

「ニコイチ」をご存じない方に概要を...

須田真琴(♂)は普通のサラリーマン。
大学時代に彼女を亡くし、彼女の子供である赤ちゃん:崇(たかし)を引き取りますが、崇は真琴がいくらあやしても泣きやんでくれません。
そんな真琴が当時思いついたのは、亡き彼女になりきることでした。

化粧、服装、体格...まぁ女装ですね。

コトが奏して赤ちゃんは真琴に懐いてくれるようになります。
しかして真琴の二重生活が始まりました。
家では若くて綺麗なお母さん(女装)
外では平凡なサラリーマン(当然男装)

数年後...
小学生となり物心がつき始めた崇。
真琴は相変わらず崇の前では母親になりきり、崇も母親(女性)であることに疑いを持ちません。
今までバレないことが奇跡であるように、真琴は崇に「男=お父さん」であることをカミングアウトする機会を伺ってます。
が、元々ヘタレな真琴。ずるずるとカムアウトを先延ばしにしながら、途中で事情を知った今の彼女、藤本菜摘(♀)と一緒にお話は進みます。

 

物語の核心は「崇へのカミングアウト」です。

8巻で、真琴はついにカムアウトします。

崇の反応は...

ぬるっ」(原文ママ)

でした。

さて、崇は理解しているのでしょうか?
続きは読んでみてください。
カムアウトで終わるかと思い、ちょっと寂しかったのですが、なんだかお話は続いていきそうです。

 

全巻通しての見所は、
女装時の真琴はしっかり者
男に戻った真琴はヘタレ
といったギャップでしょうか
よく真琴の脳内会議を描かれていますが、男真琴に女真琴が厳しく指導する場面があり面白いです。

金田一さんの漫画に共通してあることなんですが.....
「会話の間」っていうんですかね...
これが僕的に笑いの波長が合っているんですよ。

また、結構ネタとしては重い話なのですが、コメディタッチで気持ちよく読むことが出来ます。
ストーリーも面白いのですが、個人的に好きなタイプの「絵」です。

 

他には「チキン・パーティー」「ハレグゥ」「アストロベリー」等々。
結構描かれています。

個人的には「チキパ」がいい感じですね。
ギャグ漫画なんですが、正義感あふれすぎで周りからウザかられながらも魅かれてしまう主人公「トリ」。
すでに3巻完結されてしまってますが、こちらも好きです

また新しく始まった「ライアー×ライアー」も1巻が出ています。
こちらも「ニコイチ」とはチョット異なる二重生活のラブコメですね。
ちょっとニコイチと被る内容なので、今後の展開に期待しています。

と、今日はこの辺で。

 

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