制作年:2010年(日)
収録時間:88分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント
笑える心霊DVD第三弾ですwww
個人的にツボってる本シリーズ。嫌がおうにも期待が高まります。
あー。「廃墟霊」で行方不明になっているはずの一色亜莉紗女史が出演していますが、これはスルーということで。
【シリーズ過去ログ】
- ほんとにあった!怖い心霊スポット [2011.4.16]
- ほんとにあった!怖い心霊スポット 2 絶叫!心霊バスツアー!! [2011.4.18]
【総括】
まずは、シリアスな心霊作品ではありません。
心霊バラエティ、笑える心霊DVDなので、シリアスを期待しないように(笑)
第一作はプロデューサー山本氏(以下、山本P)がサイコロにより心霊スポットを決める。第二作は山本Pを騙し、バスガイド付きで心霊スポットを巡る。さて。第三弾である本作はというと、これまでにない切り口で心霊バラエティ(笑)なる演出を施している。
冒頭は映画ルポライターの那須千里女史が、本作の制作会社に乗り込むところから開始。那須女史が本シリーズの一作目、二作目を視聴し、あまりにも酷い出来にクレームを山本Pにあげるのだ。女史曰く、
- 判っていたつもりだが、あそこまでやる気のないビデオも珍しい
- ある程度は予想していたが、黙っていることが出来ないほど明らかにウソですよね
- 業界の事情は知っているつもり。なので全てが本物でなければいけないとは言わない。しかーし。商品として最低限の努力?誠意?が見えない
とまあ、山本Pを前にしてもバッサバサのめった切りである。
一方山本Pからは、那須女史に対しジャブを打つ。
- ライターとして文章が固い⇒個性であると応酬
さらに山本Pが出なければ良いと那須女史。
⇒No!!!!!!!
このシリーズは、山本Pのヘタレ具合も肝なんです。そこいらのヘタレ芸人では、ここまで迫真のビビりはできないのではないか?真面目な話し、芸人ではないところが親近感を持ち、心霊スポットに対する恐怖を共感できるのではないかと思ったりする。
白熱した議論の末、山本Pから提案。那須女史も撮影に同行し、現場の臨場感を体感してみてはいかがか。ということで早速山本Pと那須女史にてロケーション開始。
ところで、本作のサブタイトルは「最後の霊戦?!」。なんのこっちゃ?
やっぱり笑える心霊DVD(心霊バラエティとも言う)を語っているのは伊達じゃない(笑)。
【概要】
今回は総括にあるように山本Pと那須女史が心霊スポットを巡る。詳細はネタばれとして「続き」とします。参考までに異変が確認できた場所には「★」を記しています。
- 1日目:神流湖(埼玉県)★
- 2日目:鈴ヶ森刑場跡(東京都)
- 2日目:宮道踏切(埼玉県)
- 2日目:八幡の藪知らず(千葉県)
- 2日目:将門の首塚(東京都)
- 3日目:49トンネル(長野県)★
【所感】
もはや前作を含めてどこまでガチなのか判らなくなりました。
全部フェイクなのか、少しでもガチな部分があるのか。
ただ一つ言えることがあるとすれば、出演者とスタッフが心霊スポットと呼ばれる地に赴いているという点だけはガチである。ただでさえ不気味であろう心霊スポット。収録の多くは日没後であることから、例え全ての怪異映像がフェイクであったとしても、その地から感じ取れる不気味さは信頼できると思う。
また監督・演出(ディレクター)が前作から変わったようです。都市伝説シリーズや前作までに感じられた、山本Pと当時のディレクターとのテンポの良いボケツッコミは精彩を欠いた感が否めません。キレが無いというか…やはり演出(監督)の影響って大きいのだと感じました。
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