○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

レイ・リオッタ

ご訪問ありがとうございます。
100万PV突破!しました〜(´∀`)。
文才無く不定期更新ですが、コメでも残していただけると嬉しいです。

不法侵入

fuhousinnyuu

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【制作】1992年(米)
【監督】ジョナサン・カプラン
【原題】Unlawful Entry

【カテゴリ】サイコ・サスペンス

気になっている俳優、レイ・リオッタ出演の映画です。
レイがサイコ警官役として出演しています。

ハンニバルアイデンティティ、と何れもサイコ系ヒール役で、存在感を感じた役者さんです。

ホントこういった役どころにはハマる役者さんの一人だと思います。

ということで、レイ・リオッタ繋がりで、期待しての視聴です。

【キャスト】

  • マイケル・カー(カート・ラッセル)
  • ピート・デイビス(レイ・リオッタ)
  • カレン・カー(マデリーン・ストウ)
  • ロイ・クール(ロジャー・E・モズレー)

 

【ストーリー】

冒頭はヘリから撮影された映像です。
警察が現場検証しています。
傍にはプール付の住宅街並んでいます。
つまり背景として、新興の高級住宅街ではあるが、一つ外れれば未だ犯罪が途絶えない場所であることを映像で説明しています。

そこへマイケル、カレン夫妻は越してきました。

マイケルのお仕事は建築家?空間プロデューサー?でしょうか?
ハッキリしませんが、上記のような家に住むことが出来る人種ではあります。

ある夜、夫妻の家に泥棒が侵入します。
マイケルはゴルフクラブを片手に応戦しますが、カレンを人質に取られ、賊に逃げられてしまいます。幸いカレンにけがはありませんでした。

その後、駆けつけた警官。ピートとロイです。
興奮状態のマイケルは拳銃を購入するといいますが、カレンは断固反対します。ピートとロイも素人が拳銃を所持することは否定的です。
そこでピートは最新のセキュリティシステムを導入することを勧めます。

翌日ピートは、非番にも拘らずセキュリティ業者と警察を引き連れ、カー夫妻宅へ訪れます。
そんな「気軽に付き合える警官」ピートに、カー夫妻は気を許してゆきます。

マイケルはピートに打ち明けます。
あの夜、自分は泥棒を捕まえるチャンスはあったと。
しかし動くことが出来なかったと。
そして「今度会ったらただじゃおかない」と。

ある日、ピートはマイケルに夜の巡回を誘います。
警察の巡回に興味を持ったマイケルは誘いを受けます。
ピートとロイのコンビ+マイケルは夜の街を巡回します。
そこにはマイケルの知らない犯罪の匂いが立ち込めていました。

一通り巡回を済ませた3人。
ロイを警察に下ろして、ピートは「もう一か所行くところがある」とマイケルと2人でパトカーに乗りその場所へ向かいます。
そこには、マイケルの家に侵入した泥棒がいました。
ピートは乱暴に泥棒を扱い、さらに、マイケルに向かって警棒で「殴れ」と指示します。
当惑するマイケル。
ただじゃおかないといったいただろう」とピート。
それでもマイケルは殴れませんでした。
代わりにピートがボコボコにします。

そんなピートの姿を目の当たりにしたマイケルは、カレンに二度とピートに会うなと言います。

そこからピートの粘着が始まります。
いや。はじめに駆けつけた時からかもしれません。
ピートのカレンを見る目が尋常ではなくなってきます。

サイコ警官に睨まれた夫妻。

ピートは警官の立場を使い、あらゆる手段でマイケルを追い込みます。
一方でカレンの気持ちを奪おうとします。

結末は...

続きのネタばれとします。

 

【所感】

期待値が高かったためか、今一つの作品でした。

一番の残念感は、ピート(レイ・リオッタ)の異常性があまり感じられなかったことだと思います。 
ネタばれになるので多くは書きませんが、いくつか理由をあげます。

  • ピートがカレンに執着する理由、そこに至る経緯が判然としません。「一目ぼれ」と表現してしまえばそれまでなのですが、期待としては「単なる恋愛」ではなく、「歪で極端な恋愛」があったのですが...
  • ロイの存在感が無い
  • 拳銃の扱いの矛盾
  • 物語の結末として、ストーカーが警官だったらの一言で終わってしまう内容

カート・ラッセルもイマイチしっくりしませんね。
ヘタレ役であれば、徹底してヘタレであって欲しいのですが、、妙な所で男気を出してしまっているような。

記事を書いていて思ったのですが、演出が中途半端だと思いました。
いろいろイベントがあるのですが、背景や行動理由が判然としないように感じます。
そこらへんも面白みに欠けた作品になった理由かと思います。

それでもレイ・リオッタはサイコ役がハマっていますね。
あの表情の無い瞳。
白眼の中に黒目が点のような目。
爬虫類を思わせます。

個人的評価は★★☆☆☆です。

  • 面白さ:
    ★★☆☆☆
  • ホラー度:
    ★☆☆☆☆
  • グロ度:
    ★★☆☆☆
  • サイコ度:
    ★★★☆☆
  • ミステリー度:
    ☆☆☆☆☆
  • サスペンス度:
    ★★☆☆☆
  • アクション度:
    ★★☆☆☆

B級作品であると思いますが、それでも残念感が残る作品でした。

続きはネタばれです。

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ハンニバル

クリスマスでつね

さてと。「羊たちの沈黙」に続いて「ハンニバル」です。

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おさらいです。
レビュー進行は以下の通り。

  1. 羊たちの沈黙(complte)
  2. ハンニバル(NOW!)
  3. レッド・ドラゴン(later,undecided)

 

早速「ハンニバル」です。

冒頭でその後のクラリスがどうなっているかを描写しています。

FBIで一人前の特別捜査官として活躍しているクラリス。
今回は市警と連携して麻薬密売組織の幹部(?)を捕まえようとします。
作戦会議にて市警のリーダーが指揮を取りたがるが、クラリスは毅然と拒否。自分に従うように命令します
幹部がHIVキャリアで至近距離では噛みついて来る、屋内で逮捕する、などクラリスはメンバーに指示します。
メンバーを配置して幹部がアジトから出てくると...

赤ん坊を抱いた黒人女性

ここでも「強い女性」が蘇えります。

赤ん坊を抱いていることから計画の中止を決断するクラリス。
しかし市警の警官は納得いかず暴走モード
銃撃戦⇒大量の死者。
幹部の女はクラリスに撃たれ、血を撒き散らしながら絶命します。
何よりも早く赤ん坊を奪い取ると、泣きながら血を浴びた赤ん坊を水で洗い流すクラリス。
この事件の責任者としてマスコミから口撃(司法省による情報操作と思われ)され、FBI内で孤立してゆきます。

「羊(ry」では訓練生というハンデでしたが、こちらでは社会や組織といったしがらみに悩まされながらも、一人でレクターを追い詰めてゆく物語となります。

にしても、シリーズの根底に「強い女性」といったテーマがあるのでしょうか?妙に意識した演出と思われます。
次作「レッド・ドラゴン」も意識して観たいと思います。

登場人物の役どころが徐々に説明されてゆきますが、まとめるとクラリスの「敵」は以下の通りかと...

  1. [♂]司法省のキャリア官僚:ポール
  2. [♂]レクター復讐しようと執着する大富豪:メイスン
  3. [♂]レクターが潜伏している現地の刑事:パッツィ
  4. [♂]ハンニバル・レクター

3.のパッツィは「敵」とするには微妙ですが、クラリスの動きを邪魔するという意味で挙げました。

さて、前作で脱獄を果たしたハンニバル・レクターは、イタリアのフェレンツェに身を隠しており、美術館の司書の職に就こうとしています。

一方、過去レクターに唯一殺されなかった大富豪メイスンは、若かりし頃レクターに顔の皮を剥がされます(自分自身で顔の皮を剥ぎます)。その立場を利用してレクターに復讐しようとするメイスン。ポールを政治的に、パッツィを懸賞金でそれぞれを操り、クラリスを追い詰め、自らもレクターに迫ります。

 

先に結論ですが、面白かったです。

結構、いや十分イケていました

 

まずレクターの描写ですが、知性的な面がクローズアップされてます。

「高度な知性を持った最狂の精神異常者」を、A・ホプキンスが存分に演じています。まさにレクターに適役ですね。
何よりも知性理性を好み、下品無礼といった言動を激しく嫌悪するレクター。両極端にある「理性」と「異常性」といった完成を兼ねている役どころを視聴者に深く印象付けます。

 

次にジュリアン・ムーア演じるクラリス。

10年後のクラリスといった設定なのでしょうか?
FBIの女性捜査官として、セクハラをものともしない「鉄の女性像」を醸し出していて、僕的には違和感なしです。あの訓練生(J・フォスター)が成長したらこうなるだろうなぁ、といった感じです。

当然(失礼)独身です。
彼氏はいるのかいないのか不明。映像では全く触れてませんでした。

100点なんですが、
なんつか、
もちっと捻っても良かったのでは?
ヒトの成長過程として恋愛、結婚などがあっても不思議じゃないし。

ただ捻るとレクターと対等に対決できる資格が無くなるようにもなるし。
結果これで良かったのかと...

どっちつかずですね。
まぁそこまで深読みするなってことでしょう。

 

続いて監督:リドリー・スコットの描写です。

ブレードランナー凄い好きです
何十回観返したか判りません

ガイドさん何か日本語で話しています。日本人観光客のようには見えないんですが(笑)
ホント日本好きというかオリエンタルテイストが好きな監督さんですね。
ブレードランナーで魅せてくれた近未来の映像。カオスな中に荘厳で耽美な都市。
時代設定が全く異なりますが、ハンニバルの街並み、背景にも共通した壮麗さを感じてしまうのは、僕がブレードランナー好きのせい?

 

あとは脇役ですが「レイ・リオッタ」良かったです。
個人的には今回の最大の収穫ですね。

この感覚をどのようにお伝えできるのか....
ネタばれになりますので仔細は「続き」としますが、高飛車な高級官僚なんだけどレクターにいいようにあしらわれて、無様そして不気味な最後(?)を演じています。
たたき上げ警官(FBI)のクラリス対、日本でいうキャリア官僚の構図で、たたき上げが快勝する爽快感を与えてくれる役者さんですね。

アイデンティティ」でも警官に扮した凶悪犯役で出演してました。
最後までエドとやりあう役どころです。
また、はじめて「ヒッチャー」を見たときの「ルトガー・ハウアー」のような不気味さに似た感覚を持たせてくれました。

当作品で彼に興味を持ち、彼が出演している「不法侵入」も観ようとと思います。どうやらサイコ警官役らしいので...

 

個人的評価は★★★★☆としました。

  • 面白さ:
    ★★★★☆
  • ホラー度:
    ★☆☆☆☆
  • グロ度:
    ★★★★☆
  • サイコ度:
    ★★★★★
  • ミステリー度:
    ★★☆☆☆
  • サスペンス度:
    ★★★★☆
  • アクション度:
    ★☆☆☆☆
例によって個人的嗜好に偏った評価です。
参考程度にしてください。

続きはネタばれです。

次回はいよいよ「レッド・ドラゴン」です。
レクター博士の原点はどうなのかを楽しみにしています。

 

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アイデンティティ

identity

カテゴリ:サイコスリラー、サスペンス、ミステリー

制作:2003年(米)
監督:ジェームズ・マンゴールド
原題:Identity

 

 


既出の記事「1408号室」にも書きましたが、僕はこの映画でジョン・キューザックを知りました。
個人的に好きな俳優さんで、ホラー系イメージのある俳優さんです。
先入観ですね

今回レビューにあたり、通算4回目となる視聴をしました。

全く関係ないですが、「シャーロック・ホームズ」は7回位観ました。
同じように何回も繰り返し観たくなる映画です。

 

閑話休題。

 

豪雨により陸上で孤立したモーテル。
電話も豪雨により使えない。
そんな中で一人また一人と殺されてゆく。
閉鎖空間での連続殺人とありがちなテーマではあるのだが、いくつかの外的要素を加えて視聴者を飽きさせない展開です。

冒頭は細分されたカットが続き、登場人物や背景設定が判りにくい。

ただこれも意図的な表現と思われ、物語が進むにつれ接点が一つ、また一つと繋がってゆき、視聴者は納得感を得ながら引きこまれてゆく。
まるでパズルのピースがピタリと合致してゆき、最後のピースで全体像が判明するようで非常に面白い。

 

さて、ストーリーはというと。

冒頭室内でテープレコーダーを繰り返し聴きながらメモする人物。
テープにはマルコム・リバースとの文字が。
テープに合わせて、カットシーンがフラッシュバックする。
外は土砂降りを思わせる雷と雨音。
ん?「法廷映画か?」と思わせるような切り出し。

さて。そんな豪雨のなか、モーテルに一人の男が「妻が跳ねられた」と飛び込んでくる。
すぐに場面が変わり、次々と登場人物がモーテルに集まる理由がカットインされてくる。

バックの豪雨が雰囲気を醸し出していい感じ。

やがて唯一のモーテルに集まる10人の男女。
その10人が集まる理由も無理を感じさせない。

女優:カロライン(レベッカ・デモーネイ)
元刑事の運転手:エド(ジョン・キューザック)
売春婦(?):パリス(アマンダ・ピート)
警官:ロード(レイ・リオッタ)
連続殺人犯:ロバート・メイン(ジェイク・ビジー)
旅行中(?)の一家
 ・夫:ジョージ・ヨーク(ジョン・C・マッギンレー)
 ・妻:アリス・ヨーク(レイラ・ケンズル)※瀕死
 ・子:ティミー・ヨーク(ブレット・ローア)
ワケありな新婚夫婦
 ・新郎:ルー(ウィリアム・リー・スロット)
 ・新婦:ジニー(クレア・デュヴァル)
モーテルの管理人:ライリー(ジョン・ホークス)

それぞれがそれぞれの"うしろめたさ"のような雰囲気があり、疑心暗鬼になっている様が感じられる。

やがて最初の犠牲者が。
死体の一部と一緒に「10号室」のキー。

一人、また一人と死んでゆく。
「9」「8」と、殺された人物からは、カウントダウンを思わせる部屋の番号キーが。

そして生き残っている人物たちは、10+1人の奇妙な共通点に気がつく。

そう。
彼らはたまたま豪雨から避難して一緒にいるのではなく、仕組まれて一緒にいるのだった。

唯一"理性的"なエド。

彼は「何者であるか」「集められた理由」そして「使命」を知ることになる。

誰が何のために仕組んだのか?

エドはどうなるのか?

誰が生き残るのか?

そして生き残った人物はどうなるのか??

冒頭のシーン。
マルコム・リバースとは???

最後の最後に笑うのは????

最後まで油断をしないで楽しんでください。

僕の自己中ランク:★★★★☆
です。

次回は最近観た「棲む女」でもと考えてます。

例によって続きはネタばれです。

と、その前に
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