制作年:2011年(カナダ)
原題:HOBO WITH A SHOTGUN
制作:ニヴ・フィッチマン
脚本、監督:ジェイソン・アイズナ
収録時間:86分
カテゴリ:バイオレンス
【キャスト】
- ルトガー・ハウアー
- グレゴリー・スミス
- モリー・ダンズワース
- ニック・ベイトマン
【総括】
好きな俳優さんであるルトガー・ハウアーの最新作。予告編を観てからリリースを心待ちにしていた作品。ブログカテゴリにちょっと迷ったが、スプラッタ要素を考慮して「ホラー」とした。どちらにしてもB級テイスト。
話は単純。ルトガー・ハウアー扮するホーボーがショットガンを手に街の悪党たちを殺しまくるという勧善懲悪もの。殺戮シーンがメインなのでグロは高めだが、若干コメディタッチであり、また、どこかカラッとしていて気持ち悪さはあまり感じなかった。まあ流血まみれなので苦手な方は控えた方がよろしいかと(R18+だし)。なおwikiによると「ホーボー(Hobo)」とは「渡り鳥労働者」とあった。=「ホームレス」ではない。また「ショットガン」は「散弾銃」とは別に「車の助手席」という意味もあるようだ。
【ストーリー】
主人公:ホーボーが汽車のコンテナに乗り舞台であるシン・シティに降り立つところから始まる。そこはドレイク親子が支配し、白昼堂々強盗、暴行、誘拐、殺人が横行する無法地帯。
最初は見て見ぬふりをしていたホーボー(名無し)だったが、アビーを助けたことを契機にショットガンを手にドレイク達に立ち向かう。
※「続き」にネタばれ
【感想】
前半は悪党による残虐シーンで後半はホーボーによる悪党殲滅シーンといった構成。不謹慎であるが、まあとにかくいろんな手段で殺しまくる。ストーリーは後半に移るにつれてコメディ要素が濃くなってくる。勧善懲悪なのでスカッとする反面、手段がグログロなところをどう感じるかがポイントか。個人的にはスッキリ感の方が強かった。
ヒール役がモヒカンだったり鋲付きジャケットを着てたりして「何時の時代だよw」と笑ってしまう。判り易いだろうが安易すぎるのでは。極めつけは地獄の使者(笑)。「これってコメディなんだ」と思った。スリックとアイバンの爽やかさもクレイジーなんだけどインパクトはイマイチかな。ドレイクはまずまずな感じだった。
ルトガー・ハウアーが好きなんで観た部分が多分にある。役どころのハマり具合はちょっと残念か。これはブレードランナーやナイトホークなどの知的なヒールってイメージの所為だと思う。
【評価】
総合評価:★★★☆☆(3.5)
- 面白さ:★★★☆☆
- ホラー度:★★☆☆☆
- グロ度:★★★★★
- サイコ度:★★☆☆☆
- ミステリー度:☆☆☆☆☆
- サスペンス度:☆☆☆☆☆
- アクション度:★★★☆☆
⇒採点甘めです。
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