制作年:2009年(米)
原題:13
制作:ジャネット・ビュアリング、リック・シュウォーツ
脚本:ゲラ・バブルアニ、グレッグ・プルス
監督:ゲラ・バブルアニ
収録時間:97分
カテゴリ:サスペンス
【キャスト】
- サム・ライリー
- ジェイソン・ステイサム
- ミッキー・ローク
- レイ・ウィンストン
【総括】
サスペンスモノ。ホラーではありません。でもある意味ホラー(つかオカルト?)っぽいかも。
ジェイソン・ステイサム出演作もあり視聴。主演はサム・ライリー。他はミッキー・ローク、マイケル・シャノンなど。
雰囲気は一貫してグレー。ガチガチのサスペンスというよりは人間ドラマ的な感じを受ける。ジェイソンSのアクションは無し。まあ無いだろうと思いつつチョットだけ期待して観たが。。。やっぱり無かった。
【ストーリー】
電気工のヴィンス(サム・ライリー)は父親が仕事中の事故で入院中。母親もパートに出ているが家計は苦しい。そんなおりヴィンスは仕事先で家主がトラ模様の手紙を手に「大金を手にする」話を聞くともなしに聞いてしまう。後日その客先へ赴くと、件の主が死んでしまった(麻薬による中毒死と思われ)。ヴィンスの頭に大金の話しがよぎる。彼は躊躇しつつもその手紙を盗んでしまう。
ヴィンスは持ち主に成りすまして手紙の指示に従う。行きついた先は郊外の大きな屋敷。高級車が次々と乗り付ける。そこは高額の裏カジノだった。
※「続き」はネタばれです。
【感想】
特に大きな山場を感じることなく、やるせない結末を迎えて終わる。だが退屈することは無かった。一応クライマックスがあるにはあるのだが、あえて淡々と描いているように感じた。
映像的な見所はどうしてもロシアン・ルーレットシーンに絞られる。弾装に弾を込めてシャッフル。銃口を頭に当ててトリガーを引くまでの間(マ)は、演出も含めて緊迫感が充満する。
レフリー役のマイケル・シャノンがいい感じだ。緊迫感を煽りながらも冷静かつ荘厳に進行してゲームを盛り上げてゆく。
一方ジェイソン・ステイサムは大人しい印象だった。外道な汚れ役に違和感はあまり感じないものの、どうしてもアクション系のイメージがあってイマイチ消化不良感が否めない。なんか奥歯にモノが詰まったような感じか。
にしてもミッキー・ロークは(容姿が)劣化したなぁ。
【評価】
総合評価:★★★☆☆(3.0)
- 面白さ:★★★☆☆
- ホラー度:★☆☆☆☆
- グロ度:★☆☆☆☆
- サイコ度:★☆☆☆☆
- ミステリー度:☆☆☆☆☆
- サスペンス度:★★★☆☆
- アクション度:★☆☆☆☆
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