○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

アンソニー・ホプキンス

ご訪問ありがとうございます。
100万PV突破!しました〜(´∀`)。
文才無く不定期更新ですが、コメでも残していただけると嬉しいです。

ザ・ライト エクソシストの真実

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ザ・ライト エクソシストの真実 Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
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制作年:2011年(米)
原題:THE RITE
原作:マット・バグリオ
制作:リチャード・ブレナー
脚本:マイケル・ペトローニ
監督:ミカエル・ハフストローム
収録時間:114分

カテゴリ:ホラー/サスペンス

【キャスト】

  • アンソニー・ホプキンス
  • コリン・オドナヒュー
  • ルトガー・ハウアー
  • アリシー・ブラガ

【総括】

羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』で、ハンニバル・レクター博士の印象が強烈に焼きついているアンソニー・ホプキンス主演の新作ホラー映画。またマイフェバであるルトガー・ハウアー(コチラの代表作は『ヒッチャー』『ブレード・ランナー』)も出演しているので、嫌でも期待値が高い。

でもって観てみると。。。

当たりでした。

まあお気に入りの俳優さんが出演していることもあるのですが、かなーり面白かった。2時間近くの映画でも飽きることは無かった。
ホラーだぜっ!というような派手な演出は無い。むしろ地味な感じでラストまで行くのだが、どんよりとした曇り空を思わせる暗い背徳感のような感じが続くのだ。流血もほぼ無し。グロ映像も控えめ。でもってまさに悪魔祓いを描いた作品。派手な映像を期待してはダメ。オーメンやエクソシストといった、精神的な暗さを期待して吉というところです。

【ストーリー】

葬儀屋の息子マイケルは、さしたる信仰心があるわけでもなく、家を出たい一心で神学校へ入学する。4年後。卒業を控えたマイケルは自らが信仰に欠けるとして司祭への道を辞退する。しかしマシュー神父からエクソシストへの道を勧められる。かくしてマイケルは二ヶ月間の講座を受けるべくローマに留学し、そこでエクソシストを営むルーカス神父と知り合うのであった。

※「続き」はネタばれです。

【感想】

全体的に大きな盛り上がりがあるわけでもない。ゆっくりとひたすらラストに向けて盛り上がってゆく感じ。信仰心も無く悪魔の存在も否定する主人公マイケル(主演はA.ホプキンスだけど)が直面する、理解できない現象。なんとか無理やり論理的に解釈しようとするが、そんな自分自身の戸惑いが表現できていて感情移入し易かった。

さて。A.ホプキンス。
強烈にインプットされたレクター博士のインテリジェンス(≒サイコでもある)が今作では感じられない。確かにエクソシストに対する知識は持っているが、叩き上げの無骨な仕事人といった感じ。しかし当初感じた違和感(レクター博士とのギャップ)もすぐに解消される。ここら辺はさすがというか。

次にルトガー・ハウアー。
老けたなぁ。ただ口をすぼめる仕草は若いころのままだ。うーん。カッコイイ。そして少し安心してしまう。ジョン・ライダー(ヒッチャー)やロイ・バディ(ブレードランナー)のような目に見える異常性こそ無いものの、暗い何かを抱えているような演技は地味ながらもハマっている。

個人的にはこの二人が出ているというだけで満足なんですけどね。
そういえばアンジェリーナ役のアリシー・ブラガ。「ハンニバル」のクラリス(ジョディー・フォスター)と面影が似ているような気がするのは気のせいかな。

【評価】

総合評価:★★★★☆(4.5)

  • 面白さ:★★★★★
  • ホラー度:★★★★☆
  • グロ度:★★☆☆☆
  • サイコ度:★☆☆☆☆
  • ミステリー度:☆☆☆☆☆
  • サスペンス度:★★★☆☆
  • アクション度:☆☆☆☆☆

どうしても贔屓目の評価になってしまうのはご容赦を。あとグロ度に関しては「痛い」のと「虫」がちょっとだけ出ているので★+1としました。そんなにグロくないです。

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レッド・ドラゴン

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引き続きおさらいです。
レビュー進行は以下の通り。

  1. 羊たちの沈黙(complte)
  2. ハンニバル(complte)
  3. レッド・ドラゴン(NOW!)
今回でレクター博士シリーズは一応完結。

観ましたー。

これでシリーズコンプになります。
レクターシリーズ一応の最後の作品です。
前述の通りストーリー的には、初めてレクター博士が登場する一番目です。

シリーズ作品ごとには甲乙つけがたいですが、あえて選ぶなら「レッド・ドラゴン」が一番気に入りました。

ただ、作品はもはやホラーではないですねw
サイコ・サスペンスにカテゴライズするべき作品かと...

早速作品へ。

まず面倒なので「羊たちの沈黙」は「羊」と略します。

【キャスト】

  • ウィル・グレアム捜査官(エドワード・ノートン)
  • ジャック・クロフィード捜査官(ハーヴェイ・カイテル)
  • フランシス・ダラハイド(レイフ・ファインズ)
  • ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)

冒頭はオーケストラを聴くレクター。
博士たる知的な一面です。

続いてお仕事する博士。
著名な精神鑑定医として、FBIに犯人特定のためのプロファイリング協力しています。
早速、捜査官グラハムが訪れ博士に相談します。

グラハムの追っている犯人こそが、かのレクターその人です。
悩みながらも「犯人の立場(気持ち)に立って」真相に迫るグラハム。

 

あらら?

比較的あっさりとレクター博士は捕まってしまいましたとさw

めでたしめでたし。

 

ぢゃなくて。

どうやらストーリーは「如何にしてレクターは捕まったのか?」ではないようです。
かの「人肉事件」を期待していただけに、ここで肩透かしをくらいました。

 

物語は数年後に進み、「羊」同様、獄中のレクターとグレアムが世間を騒がしている「噛みつき魔」を捕まえる物語となります。

「噛みつき魔」は幸福な一家を連続惨殺しています。
犯人の目処が全くたたないFBI。

打つ手が無いFBI捜査官のクロフォードは、レクター逮捕後退職したグラハムに犯人のプロファイリング協力を要請します。

グラハムは、かつてレクターを持って「超能力者」と言わしめた「犯人の立場(気持ち)に立って」捜査できる人材です。

グラハムはしぶしぶ協力し、「羊」で投獄されていた病院地下の牢獄でレクターと再開します。
しかしクロフォードの本当の狙いは、グラハムに「レクターを使った「噛みつき魔」のプロファイリング」をさせることです。

グラハムは現場にも足を運びます。

夜中。懐中電灯を手に一人被害者宅を訪れるグラハム。
現場は事件当時のなまなましい血痕を残しています。
でも、化け物の類は出ません。
安心(がっかり?)してください。

グラハムはなかなか犯人像がつかめません。
また次に狙われる被害者の特定(推定)もままなりません。

そんな中、獄中のレクターへ「噛みつき魔」から手紙が来ます。
その内容を捉え、次の犠牲者を特定しようとあがくグラハム。

⇒レクター・噛みつき魔・グラハム
⇒レクター・バッファロービル・クラリス

ここでも「羊」同様の3つ巴です。

グラハムは地道に根気強く「噛みつき魔」に迫ってゆきます。
一つ一つの証左を丁寧に積み上げてゆきます。
ストーリー進行はごく自然で、違和感はありません。
(不明点もありましたがネタばれですので割愛します)

一方、犯人の「噛みつき魔」の物語も並行します。
犯人。ミスターDことダラハイドは、レッド・ドラゴンに魅せられた異常者でした。

さてグラハムは無事に「噛みつき魔」を捕まえられるでしょうか?

「噛みつき魔」はどうなるのでしょう。

その時レクターは?

 

獄卒バーニー。いました。
Aホプキンスと同様、シリーズ皆勤賞ですね(笑)

ちなみに「羊」のクロフォード捜査官はインテリ気質でしたが、こちらのクロフォードはたたき上げの感じがします。
同一人物とは、チト思えません。違和感がありますね。

ミスターDことダラハイド。
なんが筋肉質な「ハリソン・フォード」って感じを受けるのは僕だけ?

エドワード・ノートン扮するグレアム捜査官がかっこいいです。

 

冒頭に「3シリーズで一番気に入った」と書きましたが、そう思わせたのは、3シリーズを発表順に鑑賞したからかもしれません。

僕の頭の中でレクターのイメージが確立されており、そのイメージに沿って、もしくは、裏切って物語が進みます。

そのため、最後まで物語に強く興味を持って観ることが出来ました。

たらればですが、
「レッド・ドラゴン」を最初に観ていたら、
きっと違った印象を得たと思います。

 

レクター博士の今後はあるのでしょうか?

ストーリーとして「ハンニバル」で逃げ延びていることから、伏線は張られています。あとは物語があればといったところでしょう。

是非期待したいです。

 

さて。続きはネタばれです。

そうですね。

まだ「羊」も「ハンニバル」も観ていない方は、映像を先に観ることを勧めます。ストーリー順に「レッド・ドラゴン」を先に観ても良いと思います。
どこから齧ってもレクターはレクターです。

既にいづれか視聴された方は...
判断はお任せします。

 

そうそう、

「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」

は機会があれば観て見ようかと思います。

しばらくはA・ホプキンスのレクターが頭から離れそうにないですから(笑)

 

いつものです。
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ハンニバル

クリスマスでつね

さてと。「羊たちの沈黙」に続いて「ハンニバル」です。

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おさらいです。
レビュー進行は以下の通り。

  1. 羊たちの沈黙(complte)
  2. ハンニバル(NOW!)
  3. レッド・ドラゴン(later,undecided)

 

早速「ハンニバル」です。

冒頭でその後のクラリスがどうなっているかを描写しています。

FBIで一人前の特別捜査官として活躍しているクラリス。
今回は市警と連携して麻薬密売組織の幹部(?)を捕まえようとします。
作戦会議にて市警のリーダーが指揮を取りたがるが、クラリスは毅然と拒否。自分に従うように命令します
幹部がHIVキャリアで至近距離では噛みついて来る、屋内で逮捕する、などクラリスはメンバーに指示します。
メンバーを配置して幹部がアジトから出てくると...

赤ん坊を抱いた黒人女性

ここでも「強い女性」が蘇えります。

赤ん坊を抱いていることから計画の中止を決断するクラリス。
しかし市警の警官は納得いかず暴走モード
銃撃戦⇒大量の死者。
幹部の女はクラリスに撃たれ、血を撒き散らしながら絶命します。
何よりも早く赤ん坊を奪い取ると、泣きながら血を浴びた赤ん坊を水で洗い流すクラリス。
この事件の責任者としてマスコミから口撃(司法省による情報操作と思われ)され、FBI内で孤立してゆきます。

「羊(ry」では訓練生というハンデでしたが、こちらでは社会や組織といったしがらみに悩まされながらも、一人でレクターを追い詰めてゆく物語となります。

にしても、シリーズの根底に「強い女性」といったテーマがあるのでしょうか?妙に意識した演出と思われます。
次作「レッド・ドラゴン」も意識して観たいと思います。

登場人物の役どころが徐々に説明されてゆきますが、まとめるとクラリスの「敵」は以下の通りかと...

  1. [♂]司法省のキャリア官僚:ポール
  2. [♂]レクター復讐しようと執着する大富豪:メイスン
  3. [♂]レクターが潜伏している現地の刑事:パッツィ
  4. [♂]ハンニバル・レクター

3.のパッツィは「敵」とするには微妙ですが、クラリスの動きを邪魔するという意味で挙げました。

さて、前作で脱獄を果たしたハンニバル・レクターは、イタリアのフェレンツェに身を隠しており、美術館の司書の職に就こうとしています。

一方、過去レクターに唯一殺されなかった大富豪メイスンは、若かりし頃レクターに顔の皮を剥がされます(自分自身で顔の皮を剥ぎます)。その立場を利用してレクターに復讐しようとするメイスン。ポールを政治的に、パッツィを懸賞金でそれぞれを操り、クラリスを追い詰め、自らもレクターに迫ります。

 

先に結論ですが、面白かったです。

結構、いや十分イケていました

 

まずレクターの描写ですが、知性的な面がクローズアップされてます。

「高度な知性を持った最狂の精神異常者」を、A・ホプキンスが存分に演じています。まさにレクターに適役ですね。
何よりも知性理性を好み、下品無礼といった言動を激しく嫌悪するレクター。両極端にある「理性」と「異常性」といった完成を兼ねている役どころを視聴者に深く印象付けます。

 

次にジュリアン・ムーア演じるクラリス。

10年後のクラリスといった設定なのでしょうか?
FBIの女性捜査官として、セクハラをものともしない「鉄の女性像」を醸し出していて、僕的には違和感なしです。あの訓練生(J・フォスター)が成長したらこうなるだろうなぁ、といった感じです。

当然(失礼)独身です。
彼氏はいるのかいないのか不明。映像では全く触れてませんでした。

100点なんですが、
なんつか、
もちっと捻っても良かったのでは?
ヒトの成長過程として恋愛、結婚などがあっても不思議じゃないし。

ただ捻るとレクターと対等に対決できる資格が無くなるようにもなるし。
結果これで良かったのかと...

どっちつかずですね。
まぁそこまで深読みするなってことでしょう。

 

続いて監督:リドリー・スコットの描写です。

ブレードランナー凄い好きです
何十回観返したか判りません

ガイドさん何か日本語で話しています。日本人観光客のようには見えないんですが(笑)
ホント日本好きというかオリエンタルテイストが好きな監督さんですね。
ブレードランナーで魅せてくれた近未来の映像。カオスな中に荘厳で耽美な都市。
時代設定が全く異なりますが、ハンニバルの街並み、背景にも共通した壮麗さを感じてしまうのは、僕がブレードランナー好きのせい?

 

あとは脇役ですが「レイ・リオッタ」良かったです。
個人的には今回の最大の収穫ですね。

この感覚をどのようにお伝えできるのか....
ネタばれになりますので仔細は「続き」としますが、高飛車な高級官僚なんだけどレクターにいいようにあしらわれて、無様そして不気味な最後(?)を演じています。
たたき上げ警官(FBI)のクラリス対、日本でいうキャリア官僚の構図で、たたき上げが快勝する爽快感を与えてくれる役者さんですね。

アイデンティティ」でも警官に扮した凶悪犯役で出演してました。
最後までエドとやりあう役どころです。
また、はじめて「ヒッチャー」を見たときの「ルトガー・ハウアー」のような不気味さに似た感覚を持たせてくれました。

当作品で彼に興味を持ち、彼が出演している「不法侵入」も観ようとと思います。どうやらサイコ警官役らしいので...

 

個人的評価は★★★★☆としました。

  • 面白さ:
    ★★★★☆
  • ホラー度:
    ★☆☆☆☆
  • グロ度:
    ★★★★☆
  • サイコ度:
    ★★★★★
  • ミステリー度:
    ★★☆☆☆
  • サスペンス度:
    ★★★★☆
  • アクション度:
    ★☆☆☆☆
例によって個人的嗜好に偏った評価です。
参考程度にしてください。

続きはネタばれです。

次回はいよいよ「レッド・ドラゴン」です。
レクター博士の原点はどうなのかを楽しみにしています。

 

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羊たちの沈黙

羊たちの沈黙〈特別編〉 [DVD]
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カテゴリ:サイコ・スリラー

制作:1990年(米)
監督:ジョナサン・デミ

原題:THE Silence of the Lambs

今回はハンニバル・レクター博士を3回に分けてレビューしてみようかと...

1回目のレビューは「羊たちの沈黙」です。

原題とは異なり、今回視聴したのはDVDの「特別編」です。
恥ずかしながら初見となる僕には何が「特別」なのかは判りません。

全3章からなる「羊たちの沈黙」シリーズ。
まずは映像化された歴史から(wikiを参考にさせてもらいました)。

  1. 1986年:レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙
  2. 1990年:羊たちの沈黙
  3. 2001年:ハンニバル
  4. 2002年:レッド・ドラゴン

1986年版ではAホプキンスは出演してません。
まだ観ていないので誰がレクター博士役なのか判りませんが、この初代「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」は最後に時間をおいて視聴しようと思います(観る気があればですが)。

2001年の「ハンニバル」の監督はリドリー・スコット。
ブレードランナー大好きです。
ルトガー・ハウアーが.....

えー。
と語りだすと止まらないので、物語の年代順は以下の通り。

  1.  レッド・ドラゴン
  2. 羊たちの沈黙
  3. ハンニバル

うーん。

レッド・ドラゴンから視聴するべきだったか?

なにしろ「羊(ry」⇒「ハンニバル」は知っていたのですが、「レッド・ドラゴン」の存在は知りませんでした。

とりあえず映像化された順(「~博士の沈黙」除く)に行きます。

前置きが長くなりましたね。

「羊たちの沈黙」です。

【キャスト】

  • クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)
  • ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)
  • クロフォード主任捜査官(スコット・グレン)
  • バッファロー・ビル(テッド・レヴィン)
  • フレデリック・チルトン医師(アンソニー・ヒールド)
  • アーディリア・マップ(ケイシー・レモンズ)

グロやショッキングなシーンは少なめ。
サイコ色が濃いです(僕好み)。
ホラー、スリラーというよりサスペンスですかね。

物語はFBI訓練生のクラリスが、連続猟奇殺人事件の犯人、バッファロービルを捕まえるというもの。バッファロービルは女性ばかりを狙い、監禁、殺害後、生皮を剥いで川に遺棄する殺人犯の呼称。

バッファロービルを中心としたストーリーでも十分なスペックを持っていますが、メインはレクター博士VSクラリスです。
クラリスはバッファロービルを捕まえる手がかりを、多くは語らないレクターからなんとか引き出すといった闘いですね。

本編にはレクター博士が投獄されるに至る物語(人肉事件)は語られてません。レッド・ドラゴンで語られているのでしょうか?
楽しみです。

 

ある日FBI訓練生のクラリスはクロフォード捜査官に呼び出されます。
クロフォードはクラリスにバッファロービルのプロファイリングの助けとして、投獄中のレクター博士の観察を命じます。この段階でクラリスがクロフォードを慕って(恋愛感情では無く)いて、優秀な訓練生であることが判ります。

ハンニバル・レクター博士。
有名な人肉事件の犯人。
正真正銘の精神異常者。
そして高度の知能を備えた、元精神科医。

レクターに面会すべく病院を訪れるクラリス。
レクターの担当医チルトンに案内された場所は、何重ものゲートを備えた強固な監獄でした。獄卒もレクターに近づかないように注意します。

レクター博士とクラリスの初対面シーンです。

早速クラリスはレクターにより容姿、服装、持ち物などからのプロファイリングの洗礼を受けます。面会は完全にレクターペース。
一通り言葉を交わし、どうやらクラリスを気にいった(?)レクターは、手助けの交換条件としてクラリス自身を語ることとします。

レクターもおとなしく獄中に留まってません。
この期に脱獄を企てようとしています。

歯を食い縛って前に進むクラリス。
冷笑を浮かべ多くを語らないレクター。

少しずつバッファロービルに迫ってゆくクラリスは、どのようにしてバッファロービルを捕まえるのでしょう?

 

レクターVSクラリスの構図と共に、女性蔑視に対するメッセージ性を感じました。

J・フォスター演じるクラリスが、上司であるクロフォードをはじめ、医師や囚人、保安官などから、セクハラと取れるシーンが多いことに強い印象を受けました。
物語に女性上院議員が出てくることも意識されているのでしょう。

ただクラリスは強いです。
強い女性です。

セクハラに涙しながら歯を食いしばって前進するクラリスを、J・フォスターがうまく演じています。

 

評価は★★★☆☆としました。

  • 面白さ:
    ★★★★☆
  • ホラー度:
    ★☆☆☆☆
  • グロ度:
    ★★☆☆☆
  • サイコ度:
    ★★★★★
  • ミステリー度:
    ★★☆☆☆
  • サスペンス度:
    ★★★★☆
  • アクション度:
    ★☆☆☆☆
まぁ個人的嗜好に偏った評価ですので参考程度にしてください。

 

また、ハンニバル以降を観て評価が変わるかもしれません。
なにしろ初見のためか、頭が悪いのか、いくつか腑に落ちない点もありましたが、繰り返し観たいといった気にはさせてくれました。
あまりにも有名なAホプキンス演ずるレクター博士。J・フォスターが脚本を見て、あまりにもグロいから降板したと聞いています。リドリー・スコットにより、どんなクラリス、レクターが見られるのか楽しみです。

 

特別編とされたDVDには、レクター博士による留守電メッセージが付いてました。どうやらメッセージを残さないと肝臓を食べられてしまうらしい
当然英語。

 

......自宅の電話に使ってみようかと思います。

続きは「ネタばれ」です。

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