○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

その他DVDレビュー

ご訪問ありがとうございます。
100万PV突破!しました〜(´∀`)。
文才無く不定期更新ですが、コメでも残していただけると嬉しいです。

ラスト・アサシン

201201_lastassasin

ラスト・アサシン [DVD]
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制作年:2011年(仏)
原題:Requiem pour une tueuse
制作:アラン・テルジアン
脚本、監督:ジェローメ・ル・グリ
収録時間:92分

カテゴリ:サスペンス

【キャスト】

  • メラニー・ロラン
  • クロヴィス・コルニアック
  • チェッキー・カリョ
  • ジャン=クロード・ドレフュス

【総括】

紹介記事にアクションスリラーと書かれていたのでレンタル。ジャケ写もいい感じだし、「ソルト」とか「ニキータ」、あるいはスリラーとあるからゾンビは無いにしても「バイオハザード」っぽいのかと勝手に思っていたんだけど、飛んでも8分歩いて15分といったところでしょうかw

少なくとも「ソルト」等のアクションシーンを期待するとダメ。当然ホラー的な要素も皆無。サスペンスも中途半端で消化不良気味。何が「サスペンス」なのかが良く判らない感じ。

まあメラニー・ロランは綺麗でした。彼女が好きな方は観てもよかろうと思います。

【ストーリー】

娘のために足を洗う決意をする凄腕の暗殺者:リュクレス。最後の仕事として富豪が主催する音楽祭に歌手として潜り込む。依頼主は某大手石油会社。ターゲットは石油会社の事業の妨げとなる人物で音楽祭に歌手(バス)として参加している。

リュクレスは機会を伺いながらターゲットに近づくのだが。。。

※「続き」にネタばれ

【感想】

つまらん。

スリラーどころかアクションも満足になく、gdgdな雰囲気の中、主人公の女性暗殺者が(良く判らない理由で)苦悩しながら足を洗う過程の映像を垂れ流した内容だった。せめてもう少しまともなアクションシーンでもあれば盛り上がりもあったろうに。

さて。サスペンス要素はどこにあるのか?
おそらく主人公と共に潜り込んでいるはずの「もう1人の暗殺者」は誰なのかなのだろう。これが映像を通すと判りにくい。何か切迫感のような雰囲気があるのだが、それが何なのか映像を通して伝わってこないというか、出演者だけがハラハラしてて視聴者置き去りというか。

何よりいただけないのが「決して失敗しない凄腕の暗殺者」というわりには言動が非常にお粗末。素人の監視(カメラとかじゃなくガン見)に全く気付かなかったり、簡単に殺されかけたりと、とにかくとても「凄腕」とは思えないのだ。暗殺シーンも行き当たりばったりで危なっかしい。まあ「直面した危機を臨機応変に回避して任務を遂行する」と言えば聞こえがいいのだが、肝心のアクションが地味なので印象に残らない。

唯一良かったのはぬこが可愛かったことだけとかw

視聴後のスッキリ感も無く、二度と観ることは無いでしょう。

【評価】

総合評価:☆☆☆☆☆(0.5)

  • 面白さ:★☆☆☆☆
  • ホラー度:☆☆☆☆☆
  • グロ度:★☆☆☆☆
  • サイコ度:★☆☆☆☆
  • ミステリー度:★☆☆☆☆
  • サスペンス度:★★★☆☆
  • アクション度:★☆☆☆☆

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ロシアン・ルーレット

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ロシアン・ルーレット [DVD]
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制作年:2009年(米)
原題:13
制作:ジャネット・ビュアリング、リック・シュウォーツ
脚本:ゲラ・バブルアニ、グレッグ・プルス
監督:ゲラ・バブルアニ
収録時間:97分

カテゴリ:サスペンス

【キャスト】

  • サム・ライリー
  • ジェイソン・ステイサム
  • ミッキー・ローク
  • レイ・ウィンストン

【総括】

サスペンスモノ。ホラーではありません。でもある意味ホラー(つかオカルト?)っぽいかも。

ジェイソン・ステイサム出演作もあり視聴。主演はサム・ライリー。他はミッキー・ローク、マイケル・シャノンなど。

雰囲気は一貫してグレー。ガチガチのサスペンスというよりは人間ドラマ的な感じを受ける。ジェイソンSのアクションは無し。まあ無いだろうと思いつつチョットだけ期待して観たが。。。やっぱり無かった。

【ストーリー】

電気工のヴィンス(サム・ライリー)は父親が仕事中の事故で入院中。母親もパートに出ているが家計は苦しい。そんなおりヴィンスは仕事先で家主がトラ模様の手紙を手に「大金を手にする」話を聞くともなしに聞いてしまう。後日その客先へ赴くと、件の主が死んでしまった(麻薬による中毒死と思われ)。ヴィンスの頭に大金の話しがよぎる。彼は躊躇しつつもその手紙を盗んでしまう。
ヴィンスは持ち主に成りすまして手紙の指示に従う。行きついた先は郊外の大きな屋敷。高級車が次々と乗り付ける。そこは高額の裏カジノだった。

※「続き」はネタばれです。

【感想】

特に大きな山場を感じることなく、やるせない結末を迎えて終わる。だが退屈することは無かった。一応クライマックスがあるにはあるのだが、あえて淡々と描いているように感じた。

映像的な見所はどうしてもロシアン・ルーレットシーンに絞られる。弾装に弾を込めてシャッフル。銃口を頭に当ててトリガーを引くまでの間(マ)は、演出も含めて緊迫感が充満する。

レフリー役のマイケル・シャノンがいい感じだ。緊迫感を煽りながらも冷静かつ荘厳に進行してゲームを盛り上げてゆく。
一方ジェイソン・ステイサムは大人しい印象だった。外道な汚れ役に違和感はあまり感じないものの、どうしてもアクション系のイメージがあってイマイチ消化不良感が否めない。なんか奥歯にモノが詰まったような感じか。

にしてもミッキー・ロークは(容姿が)劣化したなぁ。

【評価】

総合評価:★★★☆☆(3.0)

  • 面白さ:★★★☆☆
  • ホラー度:★☆☆☆☆
  • グロ度:★☆☆☆☆
  • サイコ度:★☆☆☆☆
  • ミステリー度:☆☆☆☆☆
  • サスペンス度:★★★☆☆
  • アクション度:★☆☆☆☆

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QUBE [■RED]

201106_qube

キューブ■レッド [DVD]

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制作年:2007年(スペイン)
原題:FERMAT'S ROOM
監督、脚本:ルイス・ピエドライータ , ロドリゴ・ソペーニャ
収録時間:88分

カテゴリ:サスペンス/ミステリー

【キャスト】

  • ルイス・オマール
  • サンティ・ミラン
  • アレホ・サウラス
  • エレナ・バレステロス
  • フェデリコ・ルッピ

【総括】

前回ブログに続き、今回もホラーとは異なります。すみません。

生死をかけた謎解きをしながら密室から脱出を図るお話。

数学の未解決な難問「ゴールドバッハの予想」についての話しから始まる。こういった理数系に興味がある僕としては掴みはオーケーといった感じ。

見知らぬ人間が判然としない理由で集められる構成はありがち。ただ不自然なようでいて違和感を感じさせない、改めて客観視すると集まる理由が曖昧、にもかかわらず話しの中に引き込まれてゆく展開は秀逸。次々に出題される謎解き。制限時間を超過すると密室が徐々に狭くなってくる設定が、出演者を通して緊張感を煽ってきて、観ていてハラハラさせてくれた。

収録時間も短め。良く言えば無駄を省いてテンポよく進むストーリーで、視聴者を飽きさせない。悪くいうと設定の説明が不十分で、主に人間関係の描写が追いつかないといったところか。

何れにしてもラストまで一気に観ることが出来る作品だった。

なお「ゴールドバッハの予想」に興味がある方はwikiを参照してください。

【ストーリー】

フェルマーなる人物から出題された問題を解いた4人がパーティーに招待される。それぞれに偽名を与えられて参加する人々。

若き数学者:ガロア
発明家:パスカル
初老の数学者:ヒルベルト
唯一の女性:オリヴァ

密室に閉じ込められた頭脳明晰な4人。彼らは次々に問題が出題される。制限時間内に正解しないと、密室の壁が徐々に迫ってくる。極限状態で回答しながら、犯人の目的と脱出を試みるのであった。

【所感】

必然性に疑問が残るが、それを感じさせる時間も無く高いレベルで話しが進む。
問題自体はなぞなぞレベル。しかしタイムリミットを設けられ、制限時間をオーバーするとゆっくりと部屋が縮まってゆくというペナルティが課せられることで、正常な判断が困難な状況。極限状態で4人の頭脳が試され、その緊張感が物語にそのまま投影されており、観ている方もハラハラさせてくれる。
犯人も意外性とまではいかないが、捻りが入っていて面白かった。
面白そうな映画を選んでいることは否めないが、スペイン映画って割とあたりを引くように感じる。ホラーではREC、REC2とか。

出題されるなぞなぞやラストは「続き」にネタばれとして紹介します。

【評価】

総合評価:★★★★☆(4.0)

  • 面白さ:★★★★☆
  • ホラー度:☆☆☆☆☆
  • グロ度:☆☆☆☆☆
  • サイコ度:★★★☆☆
  • ミステリー度:★★★★☆
  • サスペンス度:★★★★★
  • アクション度:★☆☆☆☆

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精神

201104_seisin

精神 [DVD]
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制作年:2008年(米/日)
制作,監督:想田和弘
収録時間:135分

カテゴリ:邦画ドキュメント

【総括】

ホラーではありません。
純粋なドキュメント映画です。

悲痛な映画。それでいて終わってみるとどこか暖かい。

患者の質問「(カメラに向かって)なんで撮影しているの?」に対し、監督(と思う)が「健常者と精神疾患者の間にカーテンのような遮るものがあると考えている。それを取り除きたい。」と答えている。映像の目的は観る人に委ねられているのだろう。赤裸々な事実のみを羅列し、どう考えるかはあなた次第、といった感じ。

感情移入しやすい方には堪える内容だと思う。僕自身は本作にそんなに感情移入しなかった。それでも何度か気分転換に観るのを中断。悲痛な現実に対し、医師をはじめ診療所スタッフと一緒に病気に立ち向かう姿は暖かいものを感じました。

【概要】

精神病院の患者、医師、スタッフの事実を映したノンフィクション。ありがちなモザイク処理(全員顔出ししている)を排除し、医師はもとより患者、その家族の素顔を映している。主な場所は岡山にある精神診療医院「こら~る岡山」。病院というより、まさに診療所。診察室や待合室は、普通の家屋(木造?平屋)をそのまま使っている。老齢の医師と共にさまざまな患者のありのままを映している。

生活するために過去身体を売っていた女性の手首にはリストバンドが。自分の子供を殺してしまった女性。頭の中にインベーダーが居り、何時自分がコントール出来なくなるか判らない男性。彼らの口から彼らの言葉で語られる。

【所感】

ある意味タブー視されている内容を、淡々と映像化している。生々しいリアリティと共に当事者にしか解らない苦労、喜怒哀楽が映像を通して伝わってくる。映像にナレーションは一切ない。当然効果音も。時々映画スタッフ(たぶん監督と思うが)のインタビューが挿入される。

患者さんの生活とは別に、診療所スタッフ、介護スタッフの活動も紹介されている。医師の診療に対するポリシーなのだろう。診療所の中は患者とスタッフが家族のような関係にあるのが興味深い。

ある患者が過去を振り返って言う。「自分を責めて責めて責めて責めて責めて責め抜いて.....その苦しみは経験しないと判らない」。それでも診療所を訪れる患者さんは笑顔が絶えない。病状に悩み悲痛な過去を語る時でさえ、笑みを浮かべている姿は印象に残った。

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フェーズ6

201105_phase6

フェーズ6 [DVD]
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制作年:2009年(米)
原題:CARRIERS
監督、脚本:アレックス・パストー、デヴィッド・パストー
収録時間:84分

カテゴリ:サスペンス

【キャスト】

  • ルー・テイラー・ブッチ
  • クリス・パイン
  • パイパー・ペラーボ
  • エミリー・ヴァンキャンプ

【総括】

カテゴリは少し悩んで「サスペンス」とする。

伝染病が蔓延した世界でのサバイバルストーリー。ホラーとするには映像要素が弱く、バイオハザードのようなアクションも控えめ。サスペンスにしては地味といった印象。だた中途半端でつまらないかというと、冒頭から集中して視聴出来た。演出というよりストーリーとテンポの良い進行もあって飽きることなく観ることが出来ました。

【概要】

冒頭は海岸で遊ぶ一家のホームビデオ映像。一転して砂漠に挿まれた道を、サーフボードを積んで車を走らせる4人の男女。兄弟で兄のブライアン、弟のダニー、ブライアンの彼女であるボビー、ダニーの友人(?)のケイト(♀)。まわりは致死率100%の伝染病が蔓延した世界。果たして彼らは生き残ることが出来るのか...

【所感】

4人の目的がはっきりしないところが興味深い。ひたすら感染しないように車を走らせる4人。世界中の人類が死滅するに際し、有効な手段を持たない(知らない)彼らの目指すところは何なのか?強いて挙げるのであれば、兄弟が幼いころ遊んだ思い出のビーチになると思うが、それすら何故ビーチなのかは明確に語られない。単に目の前の破滅から、ひたすら逃げ続ける男女といった感じか。しかしその行動は共感できてしまう。抗えない災いに翻弄されるしかない人々。どうしようもない現実に、どうしようもない結末。理不尽感、不条理感を感じながら、仕方ないという諦めを覚えた作品でした。

【評価】

総合評価:★★★☆☆(3.0)

  • 面白さ:★★★☆☆
  • ホラー度:★☆☆☆☆
  • グロ度:★☆☆☆☆
  • サイコ度:☆☆☆☆☆
  • ミステリー度:★☆☆☆☆
  • サスペンス度:★★★☆☆
  • アクション度:★☆☆☆☆

特筆すべき映像は無いのだがラストまでじっくり観させてくれる作品でした。

続きはネタばれとして簡単にイベントを紹介します。

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