201402_kansi6
制作年:2013年(日)
制作:浦野太、有馬顕
演出:寺内康太郎
ナレーション:鈴木智晴
収録時間:62分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
街中や施設などに設置されている防犯(監視)カメラに映された不思議な映像を集めたシリーズの第6弾。ここのところ検証シーンが増えた事で、タイトルが指すところの内容とギャップを感じている。とはいえ結構期待しての視聴。
収録時間62分で全5話収録。心霊映像中心。グロ系・エロ系も無し。視聴前にチャプター数を確認。前作に比べてさらに話数が減っている。嫌な予感。
 

は的中。

なんじゃこりゃ?
心霊DVDだよね?コレ?
ちょっと酷くない?
出来の悪いお笑い番組か?
やり過ぎ感がハンパ無いぞ?
当初の監視カメラ縛りはどこいった?

とまあ散々な内容でした。まだ1、2話までは許容出来る。キチンと監視カメラを柱として構成されてるし。しかし以降は酷いな。検証シーンではスタッフの露出が多い。多過ぎる。いったい心霊DVDで何をどうしたいのか意味不明。
来月には次作がリリースエントリされている。この方向で突き進むのか?初心に返って監視カメラ映像オンリーの作品を強く希望する。
【各話紹介】

  1. 墓地
    [カテゴリ]心霊
    [概要]都内の心霊スポットである墓地に設置された監視カメラ映像。
    モノクロ、音声無し。墓石の中に立ち昇る黒い影。影は手のように形取り、手招きするような仕草をして消える。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]オープニングは直球だ。大人しいが背景(設定)や映像はガチっぽさがある。
  2. 巡回
    [カテゴリ]心霊
    [概要]病院内の監視カメラ映像。
    モノクロ、音声無し。深夜の病室巡回を行う2人の女性看護師。エレベーターを降り通路を歩いていると突然両脇の壁に亀裂?怯えて逃げ出す2人。別のカメラが逃げる2人を捕える。階段の手前で彼女らに被るようにつむじ風のような煙。煙が晴れると1人が倒れている。もう1人は消えてしまう。消えた彼女は後に屋上で発見されたとのこと。
    ここはかつて精神病院だった。過去にここで発狂した患者が壁を殴って破壊。怒った職員達が患者を鉄パイプで殴り屋上に放置して死亡させたらしい。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]冒頭の雰囲気は良かった。しかし霊現象あたりから雲行きが怪しくなる。トドメはラストの背景説明(ナレーション)。作りました感が強すぎてシラケた。シンプルに背後を歩く透けた患者なんかだったらワリとゾッときたかも。
  3. 幽霊をコレクションする男
    [カテゴリ]心霊
    [概要]1の墓地の監視カメラ映像の続き。1の映像とは別の日。監視カメラは墓地の宙空に漂う黒い靄を映す。と、奥から(生きた)男性が現れ、手にした大きなビニール袋を掲げると黒い靄を捕まえる。
    検証。投稿者である墓地の管理人の息子のインタビュー。カメラに写っていた男性は幽霊を捕獲しコレクションしているとのこと。投稿者から男性の連絡先を聞き出す。
    幽霊コレクター取材。待ち合わせの場所に現れた男性はビニール袋を持参。水子、墓地名、日付が記載された膨らんだにビニール袋。彼は幼少の頃から幽霊を捕まえてコレクションしていたそうだ。彼の捕まえた幽霊はアングラで売買されているようだが、彼自身はお金のためでなく単に趣味として捕獲しているとのこと。彼のコレクションを取材するため自宅へ向かう。
    一軒家。屋内からモップで水をかき出す女性。奥さんのようだ。中に入ると棚や壁に沢山のビニール袋。表面には著名人や犯罪者の名前などが記載されている。部屋の中は水浸し。彼曰く幽霊は水を出すそうだ。捕まえた霊達が取材で緊張して普段以上に水を出しているらしい。家先で水に触れてしまったスタッフが怯えるが、彼の話では水に触れる程度なら問題ないとのこと。彼が捕獲方法をレクチャー。大きめのビニール袋を振りかざす。彼はスタッフに捕獲を勧め安全な人魂を中空に解き放つがスタッフは取り逃がしてしまう。映像はビニールを振り回すスタッフの絵。
    実際に幽霊を捕まえる現場を取材。ターゲットは強力な地縛霊。彼が何度か挑んでは失敗している相手。場所は(どこかの)路地にある階段。この場所で怪我する人が多く、原因はこの地縛霊らしい。スタッフは離れた場所で撮影。ビニールを手に階段を上る彼。中空にビニールを振り回す。失敗(らしい)。よろめきながらも何度もビニールを振りかざす彼。そしてついに地縛霊を捕獲した(みたい)。映像は階段でビニールを振り回す男の絵。膨らんだビニールを手にスタッフの元に帰還する男性。息の荒い彼の首すじに手形のような痣が浮き出る。彼曰くこれでこの階段で怪我する人もいなくなるだろうとのこと。
    奥さんのインタビュー。近所でやるな
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]続きを持ってくるのは斬新だなぁ。と感心していたら。。。徐々にアサッテの方向に話が進んでゆき。。。。。

    。。。。。これはお笑いパートなのかしら?
    しかもスベッているくさいしw
    なんか突っ込みどころ沢山あるしww
    時間割いている割にはつまらなかった。
  4. スマートフォン
    [カテゴリ]心霊
    [概要]投稿されてきた写真を元にした取材映像。
    投稿されてきた心霊写真。木の陰から覗く人の顔。
    投稿者取材。ハタチ前後の女性(かな?)。彼女のスマホが漫画喫茶で盗難にあう。数日後手元に戻ってきたスマホの中に見覚えの無い画像が残っていた。その一部が投稿写真。一通り彼女の話を聞くが取材のとっかかりが見えずに困惑するスタッフ。そんなスタッフに彼女はこのDVDを最初から観ていると嬉々として訴える投稿者。取材に同席した心霊コーディネータの青木氏。彼が投稿写真のexif情報から撮影場所を割り出す。ここから取材開始。
    撮影場所へ向かう車の中。青木氏が制作費で購入したという幽霊探知機?を持参。投稿者の女性も一緒だ。車内は緊張感の無い緩んだ空気。現場到着。投稿写真と同じように写真を撮影。次の場所へ。
    途中道の脇にあるお墓を発見した投稿者。意味も無く取材するように進言する彼女。取材場所と違うからとたしなめるスタッフ。しかし執拗に車を止めるよう騒ぐ彼女。ついにディレクターがキレて彼女を怒鳴り飛ばす。黙る彼女。険悪な空気の車内。一旦停車して休憩。車内に残って泣く投稿者。青木氏が仲介しディレクターが謝る。
    現場到着。森の中を探索する一行。ゴミや下着が落ちている。そんな中青木氏が人骨を発見。通報。警察の取り調べ。事件性があるとの事。取材中止?帰りの車内。不機嫌そうなディレクター。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]心霊写真はそれなりに迫力があった。のだが心霊のウェイト低すぎ。監視カメラ関係ねーし。ただディレクターのキャラは期待出来そうな気がするw
    にしても前話といいNot Found意識してないか?これ?
  5. 霊気アレルギー
    [カテゴリ]オカルト
    [概要]繁華街の監視カメラ映像。
    交差点を歩く男性。彼の身体から黒い煙。彼は交差点の中央付近で突然倒れる。倒れた彼の身体から立ち上る黒い煙。
    検証映像。投稿映像をKATOR氏に観せる。霊体(もしくは神、悪魔の類い)が憑依している場面だと氏。体質的に憑依し易い人が存在する。氏からそんな憑依体質の人物を紹介してもらうスタッフ。
    憑依体質の男性取材。アパートの一室。部屋から顔を出した彼はスタッフに塩を渡す。入室する前に塩で清めるよう要請。取材は彼の取材条件もあって女性スタッフ1人。彼女1人が部屋に入ると玄関で軽くお祓い。部屋には多くの魔除けグッズ。生い立ちなどの話。やがて彼は憑依する瞬間を見せるといって衣服を脱ぎ出す。スタッフ女性が慌てて止めようとするが構わず脱いでゆく。下着姿になると彼は素肌にストッキングを身に纏っていた。彼曰くストッキングは憑依を察知できるとのこと。霊が侵入しようとするとストッキングにひびが入るらしい(通常の伝線とは異なるようだ)。女性スタッフにも着用を勧める。彼女はデニムの上からストッキングを履く。上半身から顔まで2人でストッキングを身に纏う。そこへ男性の母親が登場。買い物から戻ってきたようだ。彼の姿を見ても平然とした母親。取材を続行。途中母親が日常会話で割り込む。入浴の話に。彼はストッキングを纏ったまま浴槽で身体を洗うフリ。突然呻き出す彼。踞る身体から黒い煙が立ち上る。驚いたスタッフが母親を呼ぶと、母親は冷蔵庫から何かを取り出してかれに飲ませる。落ち着く彼。母親に聞くと神社もらった木の札を溶かしたものを飲ませたらしい。どうやら彼はスタッフ女性の守護霊に反応したようだ。彼のような霊アレルギーは国に難病として認められていない、とナレーションされて終了。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]いーかげんにしなさい(怒
    憑依体質の男性が若い頃の美川さんに見えてしかたなかった。
ランキングサイトに登録中です
応援クリックして頂けると嬉しいです
↓↓↓↓↓↓↓