201309_yami6
闇動画6
制作年:2013年(日)
収録時間:67分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
シリーズ6作目。本作からジャケ写が和風?イラストに変わってますね。悪くないと思います。
67分。検証付き中編×3、小作×2の5話収録されていて、中、小、中、小、中の構成はシリーズで標準的。心霊×4、オカルト×1と心霊要素が濃い目。グロ映像あり。エロ系なし。
そこそこ楽しめる内容だった。予定調和的なドッキリもあったけど、物語としては退屈しない。ただ映像は雑な感じがした。幽霊は背景と微妙にズレていて浮いたような印象を受ける。またグロ映像は人形、もしくは、メイクしているのが判るようでちょっとシラケる感じ。それでもストーリーは破綻しない範囲なので良しとしよう。
【各話紹介】

  1. 死は誰も経験したことがない
    [分類]心霊
    [概要]中編。「自殺の木」を記録した映像。
    ライターである投稿者インタビュー。頻繁に首吊り自殺される木の話。林の中の木々にあって、毎回「その木」で首をくくられる。その木の幹には「入」の文字が刻まれている。自殺した人の数分刻まれているとの噂。現在その木は燃やされて存在しない。投稿者が「自殺の木」の取材過程で入手した映像。
    投稿映像。夜。「ツアー」と称して自殺の木を映す撮影者の男性。暗い道を歩いてゆくと問題の木が姿を現す。幹には沢山の「入」の文字。特に異変はなく「収穫無し」としてツアーを終了する撮影者。投稿者によるとこの映像は2年前に撮影され、撮影者は引きこもりの男性だそうだ。彼は数ヶ月に渡り「自殺の木」に通い記録していた。
    別の日の映像。「自殺の木」へ向かう途中。林の中でサラリーマン風の中年男性とすれ違う。撮影者はこんな時間に人とすれ違うことに驚くがそのまま木へ向かう。すると木には男が首を吊っていた。足下には倒れた折畳み椅子。興奮する撮影者。一通り死体を撮影して帰路へ。帰り道で林の中に佇んで撮影者を見つめる男に遭遇。驚いて立ち止まる撮影者。その男は撮影者の方を指差すと、いきなり迫ってきた。逃げる撮影者。行きにすれ違った男、帰りに遭遇した男、そして首を吊った男性が同一人物に見える。このあとしばらくツアーは中断される。
    ツアー再開後の映像。夜。いつものように「自殺の木」へ向かう撮影者。木に異変はないが、背後の林の中から人の声。振り返るが誰もいない。再びカメラを木に向けると、木の幹に無数の苦悶に満ちた顔が現れていた。途切れる映像。
    最後のツアー映像。夜。脚立を持って「自殺の木」へ向かう撮影者。木が映るようにカメラを固定して「準備」する。木の幹に「入」の文字を刻む。脚立を立てて枝にロープを垂らす。ライトを消して棄てる。ロープに首を通す。「入ります」といって脚立から飛び降りる。ぶら下がって揺れる撮影者の身体。
    投稿者インタビュー。その後、撮影者の母親と弟が「自殺の木」首吊り。精神に異常をきたした父親は「自殺の木」を燃やす。父親は病院送りとなり、その病院のトイレで首吊り自殺した。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]男の首吊り映像に軽い違和感。なんというか首を吊っているにしては姿勢が妙な感じを受けた。いやまあ実際に首吊りした人を見た訳ではないので何とも言えないが。木の幹に現れた沢山の顔は作った感満載。苦悶の表情を浮かべているけど、無表情の方が怖さ的に良いような気がした。
  2. 通行者
    [分類]心霊
    [概要]保養所でビリヤードを楽しむ家族の映像。
    結核の療養所跡地に作られた保養所。遊ぶ家族の後ろ。通路からゆっくりと歩いてくる半透明の女の姿。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]女の姿が妙に浮いていて違和感が残る。
  3. 場を乱す者
    [分類]オカルト
    [概要]ヒーリングセミナーを取材した映像。
    投稿者インタビュー。知り合いのジャーナリストがTV局の依頼を受けて取材した映像。心に傷を負った参加者を癒すセミナー。講師の女性はスピリチュアルビジネスの会社社長。セミナーの邪魔をしない条件で撮影を許可された。
    投稿映像。ビルのフロアで開催されたセミナー。出席者は講師、アシスタント、4人の参加者で計6名の女性。最初の参加者が自らの不幸な境遇を話す。妊娠時に受けた夫のDVにより流産。夫も出て行ってしまった。原因は?と優しい口調で問う講師。参加者は夫の所為であると答えるが、講師は「なぜ?」を繰り返す。徐々に声高に、威圧するように女性を責め糾す講師。講師はひたすら激しく責めて、最後に「自分の所為」と言わせる。泣き崩れる参加者。彼女が落ち着くと両頬を合わせ、「もう大丈夫」と言って終了。投稿者は参加者のプライドを叩き壊していいなりにさせる典型的なカルトのやり口と非難する。また頬を合わせる行為は、ここの教義では顔が最も神聖な部位であり、汚れが無くなり魂の浄化、再生がされたことを意味するとのこと。他の参加者も一様に自らを責めて終わる。
    最後の参加者の映像。彼女が話し出すと、突然照明が消える。照明が点くと、彼女は椅子に座りぐったりとしている。再び照明が明滅。明滅する中、数人の黒衣を纏った人影が講師の周りに現れる。半透明なその人影は講師に近寄る。気付いていないのか講師は「大丈夫」と参加者達を落ち着かせる。明かりが点き人影は消える。相変わらず項垂れている女性の身体が揺れている。講師は話の続きを催促するが彼女は応答しない。次第に語気が荒くなる講師。また明滅する照明。三度点灯すると講師の目の前に立つ参加者の女性。彼女は講師に襲いかかる。アシスタントは取材者と共に他の参加者を部屋の外へ出す。室内から悲鳴、そして静寂。アシスタントが血を浴びた姿で呆然と出てきてへたり込む。取材者が呼びかけても返事がない。恐る恐る部屋に入る取材者。入り口の扉の影にもたれて座り込んでいる(講師を襲った)参加者の女性。
    ここで以降の映像は精神的ショックを与える可能性があると警告メッセージ。
    映像の続き。両手や口元が血まみれの参加者の女性。講師の姿を追うと、机の影に倒れている。カメラが寄る。倒れて血まみれの講師の顔面は喰われていた。映像終了。現在会社は廃業。講師を襲った女性は警察に連行されるが、その後消息不明となる。また講師の生死は不明であり、アシスタントも消息が判らないとのこと。そして事件は表沙汰にならなかった。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]大声で「なぜ」を繰り返すだけの簡単なお仕事ですwいかにも詐欺ビジネスっぽくて観ていて不快。これでお金がもらえるなら簡単だね。血まみれの講師はなんか人形っぽい。出てきて消える黒い人影の映像も違和感があって雑な感じを受けた。
  4. 老少女
    [分類]心霊
    [概要]結婚式、披露宴の映像。
    出席者同士が挨拶する背後に現れる黒く透けた女。カメラが反対側の入り口に振れると、同一人物と思われる女がカメラに向かって手を振っている。その白い顔は老女のように見える。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]無表情な顔は気持ち悪いけどそれだけ。
  5. 呪縛地帯
    [分類]心霊
    [概要]病院跡地の駐車場の映像。
    投稿者インタビュー。大学のサークルの先輩が持ち込んだ映像。その先輩は現在連絡が取れない。2組のカップルがテーマパークへ遊びに行った帰りに心霊スポットを訪れた映像。そこは病院跡地に残された駐車場。取り壊そうとしたが、その度良くないことがあって放置されたらしい。
    投稿映像。夜。心霊スポットの駐車場に到着した男女4人。ループ状になったアプローチを進み、噂のある地下駐車場2階へ。車を降りて探索。特に異常はない。
    彼等は面白半分にネットで調べた霊を呼び出す儀式を行う。その儀式。地下2階の駐車場で車を止めライトを消す。わらべ歌の「ひらいたひらいた」の1番を歌う。車のライトを8回点滅。わらべ歌の2番を歌うと霊が姿を現すというもの。なおライトを5回まで点滅させたら、儀式を最後までやり通さないと最悪の事態が待っているという。早速儀式を開始する男女。
    車内でわらべ歌1番を歌う。
    ライト点滅1、2、3回目:異常なし。
    ライト点滅4回目:後部座席に座った女性の1人がぐったりとしている。呼びかけても返事がない。寝ているのか?「コン」と何かが車に当たる音(映像にはノイズのような音も混じる)。男性2人が外に出て確認すると、コンクリの地面にいくつものコウモリの死骸。コウモリが車にあたった音?車内に戻る。相変わらず寝ている?女性。起きている方の女性が嫌がるが振り切って儀式続行。
    ライト点滅5回目:正面に懐中電灯の灯り。そして「何やってんだ」「危ないぞ」とのかけ声。車を降りて誰かいるのかと呼びかけるが応答なし。近づいても誰もおらず、懐中電灯が地面に落ちていただけ。もう止めて帰ろうとごねる女性。最後までやらないとと怒り出す彼氏。再開。
    ライト点滅6回目:ライトが付かない?ようやく点いたライトの灯りの中に女性が歩く姿。見ると後部座席でぐったりとしていた女性のようだ。車内を確認すると彼女の姿がない。いつの間にか同乗者に気付かれずに消えていた。彼女は突き当たりの角を曲がって姿を消す。運転手の彼氏が車を降りて彼女の後を追い突き当たりを曲がる。しばらく待つが2人の声もしなければ戻ってもこない。残された2人の男女が後を追う。彼等が消えた突き当たりを曲がるとそこは行き止まり。男女もいない。動揺する2人。女性はヒステリックに叫ぶ。(儀式を)終わらせると車内に戻る2人。
    ライト点滅7回目:異常なし。駐車場全体がざわつく気配。そしてラスト。
    ライト点滅8回目:目の前に無数の半透明の人影。人影達は車に迫ってきた。車を捨てて逃げる気配。映像終了。男女4人は全員行方不明になったらしい。
    後日スタッフがこの廃墟の特定を試みる。ネットの書き込みを頼りに現地を確認するが、別の場所だったようだ。消えた4人は異なる廃墟で儀式を行ったのではないかとナレーションされて終了。
    [怖さ]★★★★☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]またこの場所かw
    儀式の形式で終盤にかけて徐々に盛り上げる過程はいい感じだ。ラストの半透明な群衆もインパクトがあるものの、切って貼ったような映像はちょっとがっかり。あと久々にギャーギャー五月蝿い女性だったな。彼氏がキレるのも納得してしまった。

ランキングサイトに登録中です
応援クリックして頂けると嬉しいです
↓↓↓↓↓↓↓

映画(オカルト・ホラー) ブログランキングへ

【シリーズ過去ログ】