201309_norosin7

呪いの心霊映像7
制作年:2013年(日)
収録時間:58分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
少し前にリリースされたシリーズ7作目(総集編除く)。既に「8」もリリースされている。シリーズを通して割りと良い品質を維持していると思う。本作はどうだろうか。
収録時間は1時間に満たない。全8話収録。長編とまではいかないものの中編レベルが入っている。全て心霊もの。エログロ系は無し。
映像は地味系で驚くような怖さは無い。若干物足りないか。インタビューを通した背景説明込みで多少怖さアップする感じだ。取材を含む映像の構成は前半がインタビュー、後半に投稿映像開陳。やや前段にダルさを感じつつも旨く観せている部類だと思う。全てとは言わないが2、3インパクトのある映像があると良かったかもしれない。
以下ネタバレで紹介。
【各話紹介】
  1. 同窓会
    [概要]女学校の同窓会映像。
    壇上で合唱する元少女たち。並んだ彼女らの端に佇む黒く透けた人影。同窓会の1ヶ月前にガンで死亡した女性に似ているとのこと。またこの女性が死亡した後、翌年2人がんで死亡したらしい。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★☆☆☆☆
    [感想]心霊写真レベル。でも嫌いじゃない。後日立て続けに死亡した女性は、この霊に引きずられたようなナレーションだが、失礼ながら往生の範囲ではないでしょうか。
  2. オーディション
    [概要]低予算映画のオーディション映像。投稿者インタビューあり。
    投稿者取材。オーディションの最中に参加者の1人の女性が卒倒してしまった。救急車を呼んでいる間に彼女は帰ってしまう。その後この映画に携わったスタッフが交通事故で大けが、監督が高熱などに見舞われてお蔵入りとなった。後日投稿者が映像を見返すと、倒れた彼女の背後に別の女性の姿が浮かび上がっていた。ちなみに倒れた彼女の事務所にはオーディションの募集を出していなかったので何故現れたか不明。
    スタッフが彼女の所属事務所に電話で問合せすると、当該人物は半年前に辞めていた。調査を続けると彼女が過去に所属していた劇団が判明し、同時期に所属していたという女性に取材。女性によると倒れた彼女は当時カルト的(占い師)な女性と同居していたらしい。やがて稽古にも出なくなりそのまま音信不通になったとのこと。女性に投稿映像を見せると倒れた彼女は女性の知る人ではなく、全くの別人のようだ。後日取材を受けた女性から倒れた彼女(の名前を騙る女)のプロフール写真を入手。確かに倒れた彼女とは別人で、逆に背後に映った女性と似ていた。現在も倒れた彼女の足取りは掴めないまま。
    投稿映像。オーディションの最中、突然笑い出す女性。立ち上がり腹を抱えて笑う。唐突に笑いが止まると「違う」と絶叫して卒倒。錯乱する女性の背後に半透明の女性が座る姿。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]映像は結構イケてるか。映像までの背景説明がチョット長いかな。継続調査らしい。期待しないでおこう。
  3. 骨董市
    [概要]とある神社で行われた骨董市の映像。
    境内の木の根元に生首。この神社には先の戦争で亡くなった英霊たちが祀られているらしい。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]小作。こんなもんか。生首がコチラを観ているような感じは不気味。
  4. 闇の住民
    [概要]廃墟で撮影した映像。投稿者インタビューあり。
    投稿者取材。バイト先の仲間とのドライブ帰りに立ち寄った廃墟の映像に変な物が映った。当時、ソレに驚いて逃げてた時、仲間の男性1人だけ残してきてしまう。仕方なく探しに行くと部屋の中に彼は1人で佇んでいた。その後取り残された男性はバイト無断欠勤するようになり、やがて病気のためバイトを辞めると家族から連絡された。スタッフが追跡調査すると、廃屋の近所で事件があったとこが判る。
    ここで投稿映像。廃屋の中は散乱しているが割りと奇麗。室内を徘徊。妙に生活臭のある部屋。帰ろうと来た道を戻るが、途中開けていた扉が閉まっていて何故か開かなくなっていた。仕方なく別ルートとして生活臭のあった部屋に引き返す。その部屋の別の扉から帰ろうとしつつ背後を振り向くと黒く大きな人影が立っていた。驚いて逃げる投稿者たち。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]映像は作った感が強いかな。
  5. 地下道
    [概要]地下道を映す防犯カメラのモノクロ映像。
    地下道を歩く男性。その背後を追うような黒い影。影は一旦消えるが、男性がカメラの元を歩き去ると半透明な女性が男性のあとついてゆく。この地下道は過去女性が暴漢に襲われたらしく、現在も犯人は見つかっていない。そしてその被害者は自殺していた。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]おとなしいがありそうな映像。
  6. サファリパーク
    [概要]サファリパークの中を走るバスの中から映した映像。投稿者インタビューあり。
    投稿者取材。投稿者が幼い頃に動物園に行った時の映像。ライオンが放し飼いになったエリアをバスで走るアトラクションで、バスの外に女の子が映っていた。家族によると幼い投稿者はこのビデオを取った後から1人で誰かと会話するようになったらしい。また公園で遊んでいて自動車事故にあったが、目撃者によると女の子の名前を呼んでふらふら車道に出たとのこと。投稿者自身も家で女の子と遊んでいた記憶があるが、それが誰なのか判らない。
    ここで投稿映像。バスの車窓からライオンを映している。カメラが一旦下を向くと、バスの外にカメラを向いた少女の姿が映されていた。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]合成した感じはあるが、女の子がゾンビ顔で気持ち悪いので怖さ+1。
  7. ラジコン
    [概要]動画撮影機能がついたラジコンカーの映像。投稿者インタビューあり。
    投稿者取材。近所の公園で買ったばかりのラジコンカーを試す。しばらくするとラジコンのコントロールができなくなった。家に帰って映像を確認すると、暗い墓地の中を走る映像があり、その中に人の顔が映されていた。この場所は公園の前は墓地だったとの噂。
    投稿映像。明るい公園を地面すれすれで疾走するカメラ映像。突然ノイズが混じると暗い墓地のような映像に変わる。さらに人の顔のようなものが映り込む。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]ラジコンカーが異界に迷い込んだシチュエーションは面白い。映される顔も無表情で不気味。
  8. ホームレス
    [概要]河川敷のホームレスを映した映像。投稿者インタビューあり。
    投稿者取材。友人と飲んだ帰りにホームレスのいる河川敷を通ると、2人のホームレスが口論していた。面白がって携帯電話で撮影する投稿者。2人のホームレスが立ち去った後、段ボールハウスの中を映すと女性の姿があった。ホームレスが怒鳴りながら戻ってきて退散。この映像を撮影した後、毎日変な夢を見るようになったと投稿者。夢の中で投稿者が寝ていると、段ボールハウスにいた女が彼にしがみ付いてくる。女は腐敗臭がして、投稿者は夢の中で気絶するといった内容。
    スタッフが現地取材。撮影したとされる場所には既に段ボールハウスはない。引き続き付近の河川敷を探すと、映像のそれに似た段ボールハウスを発見。所有者不在のため帰りを待つ。数時間後、持ち主の男性が現れたが、取材を申し込むも無言で段ボールの中に入ってしまう。外でスタッフが今後の対応を話していると、突然大声を上げて男性が飛び出してきた。彼はそのまま走り去ってしまう。段ボールハウスの中を確認すると女性の戒名が書かれた位牌。その後男性の戻りを待つが姿を現さなかった。翌日。河川敷に行くと段ボールハウスは撤去されていた。男性を知っている人物を見つけて取材。曰く彼は奥さんを殺して刑務所に入っていたらしく、その奥さんの遺骨を持ち歩いているらしいとのこと。
    ようやく投稿映像。口論する2人のホームレスの男性。背後の音声には嫌な投稿者たちの笑い声。ホームレスが立ち去り段ボールハウスを撮影。ハウスの中にカメラを向けると土気色の顔をした女性。そこにホームレスの男性が怒鳴りながら戻ってきて終了。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]長編かな。ラストはぶつ切り感が残る。結局投稿者の夢に出てきたことの理由付けがナレーションされるが、ちょっと説得力に欠ける感じ。
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【シリーズ過去ログ】