201309_kansi4
制作年:2013年(日)
制作:浦野太、有馬顕
演出:福田陽平、田中佑晴
ナレーション:鈴木智晴
収録時間:83分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
シリーズ第四弾。前作「3」から間をおかずリリース。前作ではやたら投稿映像に対する検証過程が目についた。また監視カメラ以外の映像も収録されており、タイトル的にどうなのよ?といった感じだ。スタッフは前作同様。次作「5」もレンタル済み。
収録時間はさらに延びて83分。全7話収録。前後編となる長編は無かったが、裏を返すと中編が多く入っているということか。エログロ映像は無い。
観てみると前作「3」より楽しんで観ることが出来た。つまらない作品もあったけど、映像自体だったりシチュエーション的に面白い作品が多いと感じた。心霊だけでなくオカルト的なものもあって割と考えられていると思う。前作から登場した情報提供者兼相談役?のKATOR氏も出てくる。総じて前「3」よりは持ち直した感があった。
ではネタばれで紹介です。
【各話紹介】

  1. カラオケ
    [概要]検証無し。カラオケボックス内の防犯カメラ映像。
    カラオケを楽しむ数人の男女。時間になり退出する際、こつ然と現れ消える窓際に座る女子高生の姿。その姿は正面にある鏡には写っていなかった。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]リアルで存在しそうなくらい鮮明に映っている。怖さはあまり無いが、シンプルでいい感じの映像。
  2. ディスプレイモニター
    [概要]マンションの一室に設置された隠しカメラの映像。
    がらんどうの部屋の中でぶつぶつ文句を言う1人の男性。やがて男性はロープを吊り首をくくる。映像にはぶら下がった男性の首つり死体が揺れる。
    投稿者取材。投稿者は街中で盗撮用カメラから発信される電波をキャッチし視聴することが趣味。映像は半年前に受信したもの。警察には通報していない。当時怖くなり放置していたが、最近気になって確認したところ、当時と全く同じ状態で首を吊ったままとのこと。
    スタッフが同行してリアルタイムの映像を確認する。やはり暗い部屋で首を吊っている男性の姿が映っていた。発信電波の強弱を頼りに建物と部屋を特定。部屋は施錠されており呼んでも応答がない。事件性が強いため管理している不動産業者にコンタクト。曰くその部屋は半年以上前から空き部屋であることが判明する。
    日を改めて不動産業者立ち会いの元部屋へ入る。盗撮映像には相変わらず首吊り死体が映っている。しかし室内は単なる空き部屋で死体など存在しない。盗撮映像には室内にぶらさがった首吊り死体。またスタッフの姿は無い。盗撮映像からエアコン内に設置されている盗撮カメラを発見。一瞬電波が乱れる。エアコン内の盗撮カメラを取り外すと映像が消える。再び取り付けると映像が復帰し、男性の首吊り死体が映される。別次元の映像?カメラに焼き付いている?検証のためカメラを持ち帰ろうとするが、不動産業者に報告のための現状維持を理由に断られる。音声に何かが反応しているとスタッフ。ヘッドホンで確認すると男性がぶつぶつ言っている声が聞こえるらしい。そして徐々に声がに大きくなってきているとのこと。これ以上は危険を感じて撤退。後に音源を確認するがノイズしか入っていなかった。
    KATOR氏に相談。曰くアストラル体ではないかと。アストラル体の世界では時間の概念が無く、時間がズレた世界の映像かもしれない。つまり未来の映像、これから起ることを映し出した映像なのかもしれない。また各部屋の間取りが同じであることから、隣り部屋の録画映像である可能性もある。配線を確認すれば判ることだが、不動産業者が仕掛けたとも考えられる。
    この日を境に映像は受信されなくなった。不動産業者にカメラの件を問い合わせるが、スタッフの元に届くことは無かった。また担当者は既に退社しているとのこと。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]話としては面白い。首つり死体は嘘くさいが、アストラル体を持ち出すことで死体の腐敗が起きない不自然さをカバーしており考えられている。ところで投稿者の趣味は突っ込みどころなのか?
  3. ジンクス
    [概要]芸事にご利益があるとされる神社でネタの練習をする芸人の映像。
    夜。カメラの前で練習する2人組の男性芸人。ツッコミのタイミングでボケ役の男性の肩に現れる手。芸名は「閃光花火」という。
    投稿者の閃光花火に取材。この日以降触られた辺りにあるホクロから毛が生えてきたとのこと。そしてその毛が生えてからネタが大ウケするようになったらしい。他の芸人も同じ証言。
    閃光花火のライブ映像。ネタが大ウケしている。そんな中、アドリブでホクロに生えた毛を抜いてしまう。途端、観客席が静まり返る。その後何をやってもシーンと静まり返ったまま。売れない芸にとして元に戻ったようだ。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]つまらん。垂れ流される芸人のネタもだが話の展開も大したこと無い。いわゆる福毛とか宝毛とかいわれるネタに心霊を絡めていて、映像は13分割いているが3分でまとめられる内容。監視カメラじゃないし。芸人のPVか?
  4. 事故現場
    [概要]住宅地の交差点を映した防犯カメラ映像。
    夜。女性が歩いている。彼女は交差点の中央で振り返り、何かに怯えるように倒れて悲鳴を上げて気絶してしまう。
    以前からひったくりなどがあり、そのためもあって防犯カメラが設置されたらしい。過去のこのカメラの映像としてひったくり現場の映像。前を歩く女性の背後からカバンをひったくる少年。そのまま走り去ろうとするが交差点の横から出てきた車にはねられる。即死したとのこと。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]怖いポイントが判らず。だから何って感じ。女性が気絶するシーンに何か隠されているかと見返したけど特に見つからなかった。車とひったくり犯がぶつかるシーンのインパクトも弱い。なんか自分から飛び上がっているように見えるし。
  5. 巣喰らう者
    [概要]自分の部屋に設置した監視カメラの映像。
    投稿者は以前から部屋にあるものが消えてしまうのに悩んでカメラを設置した。その投稿映像には老婆の姿が映っていた。
    投稿者取材。以前隣りに老婆が住んでいた。またルームシェアしていた友人は狂ってしまったとのこと。後日。家を検証するスタッフ。かなり古い平屋建ての家屋。室内に設置した大きな液晶テレビが不釣り合い。ここで投稿映像が紹介される。
    暗くなった誰もいない部屋。奥のキッチンによたよた徘徊する老婆が映る。やがて老婆は押し入れの中に入って消える。直後投稿者が帰宅。早速映像を観て老婆の姿、そして彼女が押し入れに入ったことを確認する。老婆が消えた押し入れを振り返り呆然とする投稿者。意を決し彼は包丁を手に押し入れを空ける。誰もいない。
    押し入れにスタッフの女性が入って検証。1時間後押し入れを明けると、、、膝を抱えた女性スタッフの姿。特に替わったことはないと。不動産業者を電話取材。過去に女性が孤独死したことはあるが、事件性が無いので事故物件ではない。さらに投稿映像を確認していると、老婆が消えた直後の数分間、映像が飛んでいたことが判明。レコーダーの切り替わりによるもので数分間中断している。
    投稿者とスタッフが屋外で張り込み取材。車内で部屋の映像をモニタする。やがて押し入れの襖が動き出す。急行する投稿者とスタッフ。室内は無人。押し入れの襖も閉まっている。閉じている押し入れを開ける。誰もいない。押し入れ内の天井板を外して確認。スタッフが身体を天井裏に入れようとした時、突然天井裏から覗く青白い老婆の顔。驚く一同。スタッフが天井裏にカメラを入れると、そこには布団や飲食物、缶詰などが散乱している。老婆の姿は見えない。一旦ライトが消え再び点いたとき、カメラの前に四つん這いになった老婆の顔。驚いて転げ落ちるスタッフ。再び天井裏を確認すると老婆は消えていた。
    [怖さ]★★★★☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]中編。心霊とは言えないけど、知らぬ間に天井裏に老婆が棲み付いているシチュエーションは怖いな。狭い屋根裏空間を四つん這いになって這い回る姿とか想像するとゾッとする。
  6. トイレ
    [概要]検証無し。デパートのトイレ入り口付近の防犯カメラ映像。
    奥の扉が開いたままの個室からスーツ姿の男性が出てくる。その姿は洗面所の鏡に写っていない。防犯カメラの映像を巻き戻して確認する。しかしスーツ姿の男性がトイレに入ってきた映像は確認できなかった。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]悪くない。鏡に写らない男性の容姿があまりに鮮明なのに若干違和感。影とか光りの陰影とかも判るし。吸血鬼という設定なのかしら。
  7. 透明人間
    [概要]KATOR氏から提供された街角に設置した防犯カメラ映像。
    映像には周りの人に認知されていないかのように振る舞う変な人が映っているとのこと。KATOR氏によると透明人間が映るカメラ。あるメーカーのあるカメラにしか映らないそうだ。氏がそのカメラの実機を取り出す。現在は手に入らないらしい。その映像には半透明で全身タイツ姿の人が映っていた。調査のため貸し出しを依頼するが、貴重品のためカメラは出し出せないとのこと。その代わり映像を提供してもらう。
    後日。提供された映像からスタッフが撮影場所を特定。KATOR氏に報告すると、彼は調査進展のためとしてカメラをあっさり提供。特定された場所に向かうスタッフ。ロケ車にカメラを設置して張り込み開始。
    張り込み3日目の夜。道路の先に白い人影を確認。ゆっくりとコチラ(カメラの方)へ向かってくる。スタッフが透明人間のいる辺りに向かう。彼らには透明人間の姿が見えないため、車内でカメラをチェックしている別のスタッフから携帯電話を通じて位置情報をもらいながら探索。カメラ越しの透明人間は透けた白い人影として映る。やがて透明人間の影が薄くなりカメラ越しからも消えてしまう。消えた辺りを探索するスタッフ。突然男性スタッフが倒れる。その彼のすぐ脇を車が通り過ぎる。男性スタッフは誰かに引っ張られたと訴える。しかしその誰かは誰にも見えなかった。
    取材続行するそうだ。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]光学迷彩!
    面白い試み。監視カメラならではの怪異。
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