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201309_kansi3
制作年:2013年(日)
制作:浦野大、有馬顕
演出:福田陽平、田中佑晴
ナレーション:鈴木智晴
収録時間:77分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
監視カメラに特化した不可解映像を納めたシリーズ第三弾。既に「4」はリリースされており「5」が間もなく出てくる予定。前作「2」では内容(雰囲気)が悪い方に変わってしまったと感じる。本作ではまた演出担当が変わっておりどうなることやら。
オープニングを含めて全8チャプター収録。本シリーズでは初となる前後編物が1本入っているので計7話となる。グロ映像はなし。エロ系も無かった。
内容は前作から出てきたスタッフ追跡調査に時間が取られ、そのため収録時間が伸びている。でもってやっぱりこの検証部分が余計に感じてしまう。インタビューなどで前後関係を説明しないと判らない映像が多いということか。検証内容もありきたりで「Not Found」的な悪ノリ系も無い。結果、他の良作と似たり寄ったりの構成になってしまい、ぶっちゃけ比較すると負けているのではなかろか。検証するなとは言わないまでも、せめてメインとなる話だけに絞って欲しい。ちなみにシリーズ1作目は60分/9話で検証は無し(だったはず)。テンポ良く進んでかなり良かった印象だ。
また監視カメラ映像以外の話も入っていた。これはタイトル的にいかがなものか。監視カメラに限定しているのでネタ的に苦しい事情も考えられるが、それがウリなんだから貫き通して欲しいと思う。
なんかシリーズ冒頭の印象と異なりだいぶ残念な構成になってしまったと感じる。
まあそんなこんなでネタばれで紹介しますね。
【各話紹介】

  1. オープニング
    [概要]街角の喫煙エリアを映した監視カメラ映像。
    ガラス張りのビルに映る人たち。1人の女性がビルを背に立っており、その姿が背後のガラスに写っている。女性は動いていないのだが、ガラスに反射した彼女の像だけがおもむろにコチラを振り返る。ドッペルゲンガーではないかとナレーション。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]オープニングとしてはまずます。単純で嫌いじゃない。ちょっとフェイク臭いかな。反射の加減かもしれないが、ガラスに映る人々が全員映っていないように見えるし。
  2. ディスプレイモニター
    [概要]店舗でデモ中の防犯カメラに映った映像。
    カメラは街頭を行き交う人たちを映し出している。一瞬カメラを上から覗き込むような男の顔が映し出される。カメラの設置位置から人が上から覗き込むことは出来ない状況。また同時収録された別のカメラに男の姿は映し出されていない。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]表情は不気味。
  3. インターネット中継
    [概要]ご当地(埼玉県)アイドルのニコ生映像。
    2階の自分の部屋でカメラを前に収録。背後には開け放たれた窓。外は暗く夜のようだ。彼女が踊ろうと立ち上がる瞬間。背後の窓から覗き込む男の姿。視聴者から「うしろうしろ」と流れるコメント。彼女は気付いておらずコメントが理解できない。彼女が振り向いても外の暗闇だけ。カメラに振り返る瞬間、やはり窓の外に何か映り込む。「逃げて」とコメント。流れ続けるコメントに不安になる彼女。恐る恐る振り返ると部屋の中に佇む俯いた男が立っていた。彼女は悲鳴を上げ映像はここで途切れた。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]作りました感は若干あるが割といい感じでまとまっている。まあ監視カメラ映像じゃないけどw
  4. ピンボケ
    [概要]オフィスビルの防犯カメラ映像。
    複数あるカメラのうち1台だけ映像がぼやけてしまう。霊感のあると言うビルの従業員曰く霊的なものが映っているとのこと。スタッフが持ち込んだカメラでもピントが狂ってしまい、ぼけた映像の中に一瞬浮かび上がる人の顔。投稿された防犯カメラの映像は冒頭からピンぼけ。しかし特に何か映っている訳ではない。
    映像を分析するとして、秋葉原にある魔術堂のKATOR氏に観せる。氏はよくスタッフと交流があるようだ。氏曰く「カメラが壊れてるだけじゃねーのw」。次に氏の紹介で霊感のある占い師:遼夜(♀)さんの元を訪れるスタッフ。彼女に投稿映像を観せると、カメラの直前に顔が有りそれにピントが合っているため画像全体がピンボケに見えてしまっているとのこと。さらにその顔は怒りの表情で、もしこの映像を見て何か感じるのであれば視聴しない方が良いと。
    後日、スタッフのカメラ映像にあるフィルターを通すと、目をむき出しにして画面いっぱいに広がる顔が映し出された。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]オフィスビルというか普通のマンションみたいな建物。ラストの表情は怖いかな。
    なんか新しい登場人物が出てきた。うーん。このシリーズではあまり検証しない方がいいと思うのだが。
  5. 地下アイドル
    [概要]前後編モノの長編。後編もこの項で紹介する。
    地下アイドルのイベント映像。投稿者はイベントの主催者。巫女アイドルとして巫女衣装を纏った「ゆ☆みこ」のライブを映している。舞台袖に浮かび上がる女性の姿。彼女は霊感があるとのこと。
    後日「ゆ☆みこ」本人に取材。スタッフの1人(♀)が彼女に占ってもらと「男運悪い」と指摘される。隣りに座るスタッフはなぜか半笑いw「ゆ☆みこ」によると彼女の「髪型が悪い」らしい。映像に話題が変わり、「ゆ☆みこ」は霊的な物をいつも感じていたそうだ。そして彼女の学生時代のファン1号で既に死亡している同級生の紗季さんではないかとのこと。その霊は以前は好意的な感じだったが、最近になって悪い気を感じるようになったらしい。「ゆ☆みこ」は投稿映像を観たことにより良くないものが憑いているかもしれないとして、その場でスタッフをお祓いする。
    スタッフルームで打合せ。なぜ紗季さんの霊が今頃になって現れたのか不自然に感じ「ゆ☆みこ」の学制時代を調査することに。紗季さんをネットで検索すると同じ学校で同学年の同姓同名の女性がヒットした。
    (後編)
    同姓同名の紗季さんを取材するスタッフ。紗季さん曰く、学生時代の「ゆ☆みこ」を知ってはいるが仲が良い訳ではなかったとのこと。また当時は紗季さん自身が子役等でアイドルもどきだったようで、逆に「ゆ☆みこ」はどちらかというと暗い女の子で虐められていたことが判明する。つまり「ゆ☆みこ」の経歴は紗季さんの経歴そのものだった。ただ学生時代に死亡した人は居たらしい。
    あらためて「ゆ☆みこ」の取材。お祓いを受けたかとスタッフを気遣う彼女。スタッフが独自に調査したことを告げると憮然とする彼女。さらに彼女に紗季さんが生きていたことを伝える。高校の時事故で死んでいると否定する彼女の雰囲気が変わってくる。
    そこに紗季さんが現れる。戸惑った表情で言葉が少なくなる「ゆ☆みこ」に対して、紗季さんは自分の経歴を騙ったことを問いつめる。動揺する「ゆ☆みこ」は映像に映った紗季さんはこの人ではないと言うが、その姿はしどろもどろでもはや何を言っているか判らない。ついに自分の経歴はアイドルとしての設定であり、キャラ作りと言い出す。笑いながら話す「ゆ☆みこ」に不快だと怒る紗季さん。「ゆ☆みこ」は黙ってしまう。投稿映像を観た紗季さんは、映し出された霊が当時「ゆ☆みこ」と仲良かった女の子に似ていると話す。当時虐めを受けていた「ゆ☆みこ」と仲の良かった女の子。ある時からその子の悪口が広まると、その子は「ゆ☆みこ」に替わり虐めを受けるようになり、それを苦に自殺したとのこと。「ゆ☆みこ」は突然悲鳴を上げると走り去ってしまう。紗季さん曰く「ゆ☆みこ」がその子の悪口を流して自分が虐められないようにしたのではないかとのこと。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]いろいろ工夫していて話が複雑。まあ話自体は悪くない。でもこのシリーズで扱う内容ではないのでは?監視カメラ映像じゃねーし。あと性格悪そうな「ゆ☆みこ」が結構可愛い件www
  6. ファミレス
    [概要]ファミレス内の防犯カメラ映像。
    このお店では心霊現象が起ると噂。投稿者によると、トイレの個室で上から覗かれる、この動画をコピーした人が死亡など不可解な事象が。
    投稿映像。客席の奥の通路を過る赤い服を着た女性の姿。女性は半透明で下半身は消えていた。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]こういうシンプルなの好き。投稿者インタビューは不要。
  7. 幽霊メイド
    [概要]秋葉原の街頭でビラ配りするメイドを映した監視カメラ映像。
    KATOR氏が入手した映像。そこにはビラ配りもせずに早朝から深夜までじっと佇んでいるメイドさんが映っていた。
    現地取材でスタッフが飲食店で打合せをしていると、映像のメイドさんと同じキャリーバックを携えた女性がトイレに入り、やがてメイド服に着替えて出てきた。追いかけて取材すると映像に映された当人であることが判明する。名前はエリーさん。彼女はメイドに憧れているが、持病があるため地方から月1程度で都内に出てくるという。カラオケボックスで取材。取材中スタッフに対してメイドとして接する彼女。何れにせよ彼女は実在した。
    数日後。エリーさんと連絡がつかなくなる。再びKATOR氏がスタッフに防犯カメラ映像を紹介。そこには街角に佇むエリーさんが映っていた。映像では彼女の目の前を黒いワンボックスが通り過ぎた瞬間彼女の姿が消えてしまう。
    実家に電話するスタッフ。家族の話では持病が悪化してしまい入院中とのこと。そして映像が収録された時は、彼女は地元の病院に入院していたことが判明する。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]これも長い。最終的なオチの割には前半がダラダラで飽きる。単にひたすら佇むメイドさんとして終わった方が不気味。エリーさんの素の顔とメイドとしてのアクションにギャップも気持ち悪い。
  8. 地下アイドル(後編)
    5項参照
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