201308_nf10
Not Found10-ネットから削除された禁断動画-
制作年:2013年(日)
制作:小田泰之
演出:古賀奏一郎、吉川久岳
演出補:杉本笑美
制作担当:有馬志宏、湯沢靖典
撮影:柿崎知也
収録時間:87分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
シリーズ10作目。ついに2桁に乗りました。次作11は来月リリース予定です。

収録時間は87分。ここのところ収録時間が長くなる傾向だな。今回は全8チャプターで7話(前後編×1話)収録。観ると長編(前後編)1本と中編1本が収録されていた。カテゴリは事件×2、犯罪×2、心霊×2、その他×1。どうしてもカテゴライズできなかった作品は「その他」とした。流血以外のグロ系映像がありますのでご注意ください。またエロ系もソフトなものとアブノーマルなものがあります。ぶっちゃけお食事中のご視聴はお勧めできまてん。
全体的には印象に薄い作品が多かった。どこかで見たようなネタが多くて記憶に残らない感じだ。この手の作品を見倒していると仕方ないことであるのかもしれない。
あと本作では久々に杉本劇場あります。ただ以前のようなぶっ飛び方ではないのが残念。古賀さんの杉本さんに対する言動にも変化が出てきたように感じる。なんか妙に物わかりが良いと言うか良き上司というか。。。個人的には「ツチノコ」言い出した杉本さんを見下す古賀さんの目が好きなのだがw
さて。それではネタバレで紹介します。
【チャプター紹介】
  1. File:1 究極の愛
    [カテゴリ]事件
    [概要]両親に結婚を反対された恋人同士が自分たちを映した映像。
    カメラを前にソファーに座る2人の男女。男性がカメラの向こうの両親に向かって「かけがえの無い存在になる」と宣言する。男性が注射器を取り出すと女性の両耳に注射。そしてナイフを取り出して女性の両耳を削ぎ落す。男性の手には血まみれの女性の耳。次に女性にナイフを握らせるとその刃で自分の両目を突き刺す。
    投稿者の女性によるとこの後2人は喧嘩して別れたとのこと。映像の続き。血まみれの2人。救急車を呼べと叫ぶ男性。現在どちらに責任があるか裁判で係争中らしい。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]しょっぱなから痛い系。見た感じ耳を切られている女性があまり痛そうでは無い。直前の注射が麻酔だったんだろな?ラストのオチ(裁判沙汰)が笑える。
  2. File:2 人間モルモット
    [カテゴリ]事件
    [概要]TV番組でタレント行う罰ゲームなどを事前にスタッフ(AD)によりシミュレーションしている映像。
    冒頭はいろいろ変なものを食べるADさんの映像。出来ないADに切れるディレクターが映される。今回の番組は人間の体内時計の正確性を検証するとのことで、洞窟内で2泊し決められた日時に出て来れるかをシミュレート。
    現場に到着しADが洞窟に入った後、ディレクターが周囲を確認すると盛り塩や立ち入り禁止のロープが張られている。どうやら神聖な場所だったらしい。
    終了日になり洞窟前で待機するディレクター。しかしADは時間になっても出てこない。しばらく待つが一向に出てこないためディレクターが洞窟内に入る。奥に進むと暗闇にうずくまるAD発見。様子がおかしい。ADを呼びつつ手をかけると、突然立ち上がり怯えるように洞窟の外へ飛び出してしまう。ディレクターが後を追うが既に走り去った後で姿を見失う。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]面白くないな。なんでADが逃げ出したのかが判らない。洞窟内の映像にヒントがあるかと思って見直したが、特段変なものは確認できかった。
    またタイトルの「モルモット」の表現にも違和感を感じる。映像制作の裏側を皮肉ったものだとしたら、もっと「モルモット」的な理不尽な仕打ちを前面に出した方が良いのでは?
  3. File:3 勝手に保存された動画-前後編-
    [カテゴリ]心霊
    [概要]長編。前後編もので「後編」も本項で記載する。
    携帯電話に撮った覚えの無い動画が保存されていたことの検証映像。
    スタッフルーム。杉本はネット上の削除動画が気になると古賀に相談。それは撮影した覚えの無い動画でいつの間にか携帯に保存されたいというもの。この動画の投稿者:HARUKOにコンタクトを試みるが連絡がつかない。数日後、杉本が別の動画を探し出す。カップルが旅行先で気付いたもので、やはりスマホに撮った記録の無い動画が保存されており、観るとぼやけた男が映っていた。現象や動画の内容が酷似していたため、この投稿者に取材を試みる。
    取材当日。待ち合わせ場所にはカップルの女性。一緒に映っていた彼氏も取材するはずだが、一向に待ち合わせ場所に来ない。ロケ車で彼女に取材。まだ保存されている動画を直接確認する。同じ動画が彼氏のスマホにも入っていたとのこと。姿を現さない彼氏の自宅へ向かう一行。彼氏の部屋のドアの前に吐瀉物。扉は鍵がかかっていない。声をかけても応答しない。室内に入ると彼氏のスマホが床に落ちており異音を放っていた。やがて音が停止。室内を探していたスタッフが浴室に倒れている彼氏を発見。彼氏は塩素系ガスを吸引しており数時間後に死亡。自殺らしい。
    後日、彼氏の自殺に疑問を持った彼女がスタッフにコンタクトしてくる。彼女は怖くなって件の動画を削除したのだが、しばらくすると再び元に戻ってしまうとのこと。その時彼女のスマホでも彼氏の部屋で聞いたのと同じ異音が鳴り出す。怯える彼女に動画が保存されたという旅行先の旅館を聞き出す。その旅館へ向かうスタッフ。
    旅館へ向かう途中で事務所から連絡。最初の動画投稿者:HARUKOは交通事故で死亡していたとのこと。早く真相を突き止めないとまずいと古賀。旅館に到着。旅館に纏わる噂を周辺で聞き込みすると、前の経営者が客室で首つり自殺したことが判明した。
    (後編)
    杉本が投稿者の彼女に電話するが繋がらない。2人が泊まったとされる部屋へカメラを設置。スタッフは別室でモニタリング。モニタに異常はない。すると突然カメラマン:柿崎が(スタッフがモニタリングしているこの)部屋の入り口に男を見たという。部屋を調べると梁の裏側にお札発見。経営者が自殺したのはこの部屋ではないかと古賀。一斉にスタッフがスマホを確認。柿崎のスマホだけに例の動画が保存されていた。そして異音。怯えて外に逃げ出す柿崎。残りのスタッフも外に飛び出すが彼の姿は見えず。
    二手に分かれて柿崎を探す。スタッフ:有馬がうなだれて座り込む柿崎を発見。急いで近寄ると誰もいない。呆然とする有馬は金網越しに遺棄された診療所の看板を見つける。そこに杉本の呼び声。杉本・古賀チームが全く別の場所で柿崎を発見。確保。納得できない様子の有馬は、診療所の看板の話をする。古賀が立地などから普通の病院じゃないのではないかと推察。さらに古賀は診療所の跡地で建てちゃいけない場所に建てた旅館であり、一連の事象はなんらかしらの怨念めいたモノによるものではないかと推理。
    後日。診療所は精神病院であるのに加え、犯罪者なども収容しており、自殺者が後を絶たなかったことが判明。また投稿者の彼女は無事で、動画もいつの間にか消えていたとのこと。柿崎のスマホに保存された動画も消えていた。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]長編なんだがラストはグダグダで消化不良。さしたる確証も無く推論のみでフェードアウト。なんか思いのほか長くなっちゃったんで急いでクローズしました、みたいな。このラストなら前後編に分ける必要なかったのでは?
  4. File:4 キャスターの悲劇
    [カテゴリ]その他
    [概要]ローカル番組のお蔵入りとなった収録映像。
    場所は押上(東京都)。スカイツリーの足下。女性キャスターが町のトンカツ屋を取材する内容。カメラを回し歩きながらお店に向かう。角を曲がるとあるはずのお店が無い。どうやらADが良く確認もせずに収録を開始したようだ。オドオドするADを罵倒する女性キャスター。
    仕方なく急遽取材先を団子屋へ変更し撮影再開。酷くイラついているキャスター。様子がおかしく何度もNGを出してしまう。「早くして」と呟くキャスター。しかしTAKEを重ねてもOKが出ない。ついにカメラを前に沈黙。突然お腹を抑えて走り去る。彼女の後ろ姿。白いパンツのお尻部分は排泄物で汚れていた。
    マネージャーがコンビニへ走る。ディレクターはキャスターの様子を「心配だ」と見に行こうとする。最初は躊躇するカメラマンだが一緒にキャスターの走り去った方へ向かう。路地の先。先細りの道は右に折れており彼女はそこに駆け込んだようだ。ディレクターが彼女を呼ぶ。「こないで」と叫ぶキャスター。曲がり角に立って先を覗き込んでいるディレクターがカメラを呼ぶ。カメラの先には用を足しているキャスターが映される。半笑いで「大丈夫ですか」と声をかけるディレクター。そこにマネジャーが戻ってきて撮影するなとしばし押し問答になる。いつの間にか背後に彼女が。その手には排泄した汚物を握りしめていた。
    後にこの制作会社は多額の慰謝料を請求されたあげく倒産したとのこと。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ]★★★★★
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]カテゴリーに迷う。何だろう?珍場面?
    似たようなシチュエーションを海外の映像で観たことあるな。笑い飛ばすにはスタッフの行動が気持ち悪すぎ。明らかに悪意を感じる。一方笑顔じゃなきゃいけないキャスターさんに敬服。
  5. File:5 ご当地アイドル盗撮動画
    [カテゴリ]犯罪
    [概要]中編。杉本劇場w
    杉本が気になる動画を発見。静岡県沼津市のご当地アイドル「オレンジポート」のメンバ、マキティこと北村マキに関する動画が大量にアップされている一方ほとんど削除されている。オレンジポートに連絡がつかないので現地、沼津へ。
    沼津駅での聞き込み取材によりマキティが普段使う駅が判明。その駅で張り込んでいるとマキティが現れる。ロケ車で取材。杉本が動画を見せると、それは盗撮動画であり自分が削除(依頼)したとマキティ。東京への帰りの車中で考え込む杉本。解散後、杉本は古賀を呼び出す。杉本は古賀に会社に勤める以前に自身もストーカー被害を受けていたことを思い出し、マキティを助けたいと重く語る。古賀が「どうやって?」と問うと「例えば警護するとか」と杉本。「本当にできるのか?」と躊躇する古賀に「じゃ誰がやる(マキティを守る)んですか?」とキレ気味の杉本。熱意に負けた(笑)古賀は「取材として傍らに居る」として了承する。
    マキティの了解も得た杉本がオレンジポートの活動する傍らで目を光らせる。徐々にマキティと親睦を深めてゆく杉本。そんな杉本をあざ笑うかのように新しい動画がうp。それも杉本と一緒の姿。杉本たちは犯人を捕まえるべくおとり作戦を実行。夜。帰宅途中のマキティが公園に立ち寄り、そこで杉本と入れ替わる。するとマキティに扮した杉本の後を追う男の姿。古賀たちが追いかけると争う声。駆け寄ると杉本は男を地面に押さえ込んでいた。
    男は盗撮動画をアップした理由を話す。曰く「マキティをもっと多くの人に知って欲しかった」と。そんな男を杉本が諭す。やがてマキティが現れると男は涙ながらに謝罪。マキティは男を許し、男は改心する。
    後日。オレンジポートの路上ライブには改心したストーカー男の姿があった。その姿を確認すると杉本は満足な笑みを浮かべてその場を立ち去るのであった。
    めでたしめでたし。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]杉本劇場です。杉本さんはここのところ被害者として登場していただけで久しぶりのような気がする。但し大人な(理性的な)対応が多く、暴走度合いは物足りない感じ。「ツチノコ」にかけた過度な情熱を思い出して欲しい。あとラストの何かを達成したかのような杉本さんの表情にチョットイラつくw
    入社前としてストーキングされた過去を話す杉本さんだが、彼女のストーカーは宣弘(ノリヒロ)だろw忘れたとは言わせないぜwww
    にしても最近古賀さんは杉本さんに毒されてきたんじゃないの?依然だったら小馬鹿にしたような上から目線で却下した彼女の意見に対して、特に説得されるでもなく全面的に肯定するし。もっとこう、杉本さんとのガチバトルを期待したいのだがw
    ちなみにオレンジポートはご当地アイドルとして実在するようだ。軽くググったらあっさり出てきた。
  6. File:6 老人
    [カテゴリ]心霊
    [概要]心霊スポットの神社に肝試しに行った映像。
    数人の若い男女らが夜の神社を訪れる。心霊スポットとして行方不明や気が狂れるなどの噂がある場所。境内に入ってしばし探索(したのだろう)。もう帰ろうと言うのを振り切って1人の男性が先に進んでゆく。他のメンバは車で待機。しかししばらくしても男性は戻ってこない。仕方なく全員で探しに。電波の入るところがあり男性に電話をかけると側から呼び出し音。男性のスマホが落ちていた。音がしたと神殿の裏手へ回ると彼が倒れていた。彼の頭髪は白くなっていた。友人が声をかけていると彼は突然飛び起きて怯えるように暗闇へ走り去ってしまう。男性が倒れていた奥に佇む女性の姿が映っていた。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]ありがち。
  7. File:7 赤い枕
    [カテゴリ]犯罪
    [概要]風俗店の様子を隠しカメラで撮影した映像。
    秋葉原の女の子が添い寝してくれるというお店(性的サービスなし)。このお店の女の子:このはにぞっこんな男性客が、お店での盗撮映像を彼女のファンサイトにうpしていたとのこと。男性客との話で彼女は父親の借金肩代わりお金が必要で働いているらしい。ある日。男性客はお店で借金の返済の一部に当てて欲しいと言って彼女に30万手渡す。嬉しいと現金を受け取った彼女は、お返しとして男性客に性的サービスを施そうとする。と、突然暴れ出す男性客。彼女を突き飛ばすと「誰だよ!」と叫ぶ男。男はナイフを取り出し彼女にまたがると彼女に向け刃物を何度も振り下ろす。異変に気付いた店員に止められてもなお彼女に罵声を浴びせる男。
    彼女は一命は取り留めたとのこと。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]男性客の豹変ぶりは良かった。彼にとって"このは"は神聖にして犯すべからずな存在だったということね。でもリアルにありそうな話でもあるな。
  8. File:8 勝手に保存された動画-後編-
    3項参照

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