201303_fuuin11
封印映像11 天井裏の呪念
制作年:2013年(日)
収録時間:65分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
封印映像シリーズの12作目。前作の特別編もカウントしているので、オリジナルとしては11作目に該当。ブログ放置中にシリーズ「14」までリリースされてしまった。残り3作も視聴は終えているので、ぼちぼち紹介したい。
65分に全5話収録。検証込みなのでシリーズとしては標準的な作り。概ね心霊ベースだが一部プラスα要素が付加されている感じ。グロ映像は多少あり。エロ系無し。
第一印象は「パーツ」が多いなと。テーマなのか人体の一部、手と足に纏わる映像が目についた。フェイク感は置いておいて、怖さは普通レベル。特に本作では家主の苦手な映像の1つである「虫系」が入っている。いわゆる都市伝説の「フナムシ」的な話で、こうやって書き起していても気持ち悪い。
【概要】

  1. 殺して
    [カテゴリ]心霊
    [概要]地方TV局の収録中に自殺現場を撮ってしまった映像。
    公害をテーマとしたドキュメント番組。屋外を歩きながら番組を総括する女性レポーター。カメラがゆっくり横に流れると、付近のビルの屋上に女性の姿。収録は終わったが、不審に思ったスタッフが女性を再度カメラで捕える。スタッフがモニタを前に訝しむ中、女性はそのまま飛び降りてしまう。驚くスタッフ。
    自殺シーン以上にその後の展開に異変があると投稿者。
    再び映像に戻る。撮影スタッフがカメラを回しながら飛び降り現場へ急行すると、路面には血だまりのような痕跡。しかし女性がいない。男性スタッフの1人が通報に向かう。そしてそのスタッフの悲鳴。駆けつけると極端に怯えた様子で踞っている。路面には点々と血痕。後をたどるカメラ。さらに赤い手形。その先に飛び降りたと思われる女性が倒れていた。カメラが一旦振れて他のスタッフに異変を伝える。すぐにカメラが戻ると、血まみれの女性が目の前に立っていた。
    後に。スタッフ全員は精神病院へ入院。その後の消息は不明。また飛び降りたとされる女性の遺体は見つかっていないとのこと。
    スタッフの現地調査。この場所が心霊スポットであることが判明。また過去に女性の投身自殺があり、発見しにくい場所であったため、彼女の遺体は数日間放置されていた。さらに即死ではなく、遺体には移動した形跡があったとのこと。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]飛び降りシーンは良かった。特に中空で消えるかのような半透明なところ。ラストのドッキリも予想範囲であったが、まあ驚いてしまった。
  2. 黒み
    [カテゴリ]心霊
    [概要]オフィスビル内に設置された監視カメラの映像。
    投稿者インタビュー。当時勤務していた警備会社で入手。
    投稿映像。暗い通路を懐中電灯を手に巡回する警備員。映像にノイズが混じり始める。床に黒い塊が落ちており、手に取ると毛髪のようだ。とっさに棄てる警備員。続いて壁を凝視。まるで何かを確認するかのように顔を近づける。突然壁から無数の手が伸びるて警備員の身体を壁の中に引き込んでしまう。残された帽子だけが床に転がる。画面が暗転して終了。
    投稿者インタビュー。会社で事件の隠蔽が図られて、テープを投稿者が処分することになった。最近この夢を見てうなされる。実はこの時の巡回は投稿者が予定されていた。しかし寝過ごしてしまい、映像の男性警備員が替わりに巡回してくれた。身代わりになった形で申し訳ないと。投稿者はこの映像の処分をスタッフ依頼して立ち去る。
    後日、映像を確認するスタッフ。映像のラストで画面が黒くなっていたのは、カメラの直前に女の顔があったためだと判明。カメラを睨んで何か話しているようでもあるが音声は確認出来ない。現在、投稿者の連絡がつかない状況。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
  3. [感想]壁に飲み込まれる警備員とかやや過度な演出ながらも悪くない。ラストの女性の表情で目玉が動いているのがいい感じ。
  4. 軋む声
    [カテゴリ]心霊+オカルト
    [概要]友人とキャンプに行った時の映像。
    冒頭、投稿者インタビュー。右耳の耳鳴りを訴える。
    投稿映像。女性2人でキャンプ。あいにくの天候でテントに戻る2人。投稿者の女性が何か聞こえると話すが、友人には全く聞こえない。音を探り外の様子を見てくると友人。テントから外に出る友人をカメラが追うと、外の宙空にぶら下がったような青白い足首。はっとしてカメラを背ける。投稿者が友人に何か(足が)見えたと訴える。しかしそこには何も無く、訳判らないことを言う投稿者に対して友人が怒り出す。気まずくなった2人はキャンプを終えたとのこと。今も耳鳴りは続いていると投稿者。
    現地取材。キャンプ場の管理人は取材拒否。近隣の聞き込みでキャンプ場で首吊り自殺の噂。キャンプ場が自殺を隠蔽しているとも。投稿者が入院。
    投稿者が退院後にインタビュー。右耳に大きなガーゼを当てて現れた投稿者。耳が腫れて病院へ行ったとのこと。その時の頭部MRIをスタッフに見せる。そこには右耳に不可思議な線上の影が写っている。手術により摘出されたのは、体長30cmもある巨大ミミズ。キャンプで投稿者が就寝中に入り込んだのではないかと。摘出後は耳鳴りも止んで普通の生活を送っているそうだ。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]久々な感じの虫系映像。ミミズが体内とか考えると、前半の中空の足とか吹き飛んでしまうくらい嫌だ。ストーリー的に「足」と「ミミズ」との因果関係が判らない。なので不気味さが分散してしまった感じ。
  5. テガタ
    [カテゴリ]心霊
    [概要]一人暮らしを始めた弟を映した映像。
    投稿者インタビュー。面倒くさがりやの弟。連絡もよこさず心配する母親の為に、弟のビデオメッセージを撮影する投稿者である姉。
    投稿映像。弟のアパートを訪れてカメラを回す姉。カメラの前で照れながら近況を話し出す弟。突然部屋の灯りが落ちる。弟がブレーカーを上げるが復旧しない。暗い中、部屋に響く重低音。地震のように揺れる電灯。突然窓ガラスに張り付く無数の手形。驚く姉弟。やがて電気が点くが、窓には手形が残ったまま。立ち上がった弟の背中に2つの手形に驚く姉。振り返った弟は、ゆっくりと姉の背後を指差す。悲鳴を上げて部屋を飛び出した姉は、動転してそのまま帰宅してしまう。投稿者は自分の背中に手形の痣が残っていることに気付き、心配して弟に連絡するが繋がらない。後に弟の部屋を訪れるが彼は出てこなかった。スタッフが映像を検証すると、投稿者が部屋を飛び出した際、ブレるカメラの映像に赤い服を着た女性が両手を上げた姿が映っていた。
    現地調査。弟の部屋を訪れるスタッフ。呼びかけても応答が無い。不在かと思ったが窓に人影。さらに呼びかけてようやくドアを開ける弟。取材を申し込み室内へ。やつれた様子で踞る弟。問いかけに対してもダルそうに短く答えるだけ。スタッフが両親も心配して引っ越し先を探していると告げる。弟は「引っ越さない」「引っ越せない」。理由を問うスタッフ。彼は「寂しがるから」と答えると、以降ダンマリになってしまう。スタッフが部屋の空気を入れ替えようと窓を開ける。目の前には墓場。突然暴れ出し「帰れ」「開けんな」と怒鳴る弟。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]弟くんの背中に着けられた微妙に奇麗な手形に違和感。バックプリントされているみたい。あとチョット芝居がかった仕草が鼻についた。
  6. 天井裏の呪念
    [カテゴリ]心霊
    [概要]心霊検証番組の映像。
    投稿者インタビュー。映像制作会社に勤めていた兄が持っていた映像。兄は失踪中。
    投稿映像。心霊の噂がある空き家を訪れた霊能力者と撮影スタッフ。映像に軽くノイズが混じる。生活臭の残る屋内は多少劣化してるものの奇麗。問題の和室。女性レポーター曰く、ここでは人が動いていたり話し声がしたりとの噂がある。霊能者はこの家が霊道の真上に建っていて危険と語る。
    投稿者インタビュー。兄の部屋で6本のテープを発見。テープはNo.3から始まっていてNo.1とNo.2は見つかっていない。
    投稿映像に戻る。心霊現象検証中の映像。1階の異変があるとされる和室に女性レポーターを残し、2階でその様子をモニタしているようだ。モニタの前の霊能力者が咳き込み、やがて喉を押さえて苦しみ出す。女性レポーターの悲鳴。動けない霊能力者を残して、1階和室へ駆けつけるスタッフ。泣いて怯えるレポーター。「納戸から手が」と訴える。スタッフが納戸を開けるが何も無い。
    検証中のモニタ映像をチェック(別のテープ)。毛布を被り壁に寄りかかってうとうとする女性レポーター。ろうそくの火が消えるが気付かない。納戸の扉がひとりでに開く。レポーターが目を覚まして納戸に目をやると、開いた扉の奥から延びてくる手。悲鳴を上げる彼女。
    上から物音。2階へ上がるスタッフ。物音はさらに上から聞こえてくる。天井裏(ロフト)への入り口発見。映像が乱れる。天井裏の扉が薄く開いている。梯子をかけて天井裏を覗くカメラ。鮮明になる物音。懐中電灯の明かりの先にバウンドするボール。物音はボールが付かれた音だったようだ。突然転落。彼等の足下に転がり出てきたボール。梯子を上り再び天井裏を伺うおうとする背後で、霊能力者の数珠が切れる。カメラが天井裏を伺うスタッフに戻ると、天井裏の中から何者かがスタッフにしがみ付いていた。逃げ出す一同。
    投稿者インタビュー。兄の友人に聴いた所、関係者全員が行方不明であると。またこの家で女性の白骨死体が見つかったとのこと。投稿者が兄の友人に家の場所を聞いたが、決して教えてくれなかった。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]サブタイ作品だけど怖さは普通かな。天井裏でボールがバウンドしているシーンでは、明らかに暗闇に誰か居てボールをキャッチしている。まあキャッチしていても良いんだけど、それが中途半端に判っちゃう映像は興ざめ。
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