201301_hitorijorei
ひとり除霊 [DVD]
制作年:2012年(日)
制作:掛巣大樹、阿部裕樹
監督:新藤哲也
ナレーション:中村ケンジ
収録時間:74分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)
【総括】
タイトルに釣られて視聴しました。この作品と別に、同じメーカーから同時期にリリースされた「罰アタリ」を最初に観たのだが、これが予想以上につまらなかった(笑)。ほぼフィクションなフェイクドキュメントといった感じ。少なくとも(真っ当な?)フェイクドキュメントを期待した僕としてはがっかりだった。ちなみに「罰アタリ」は「フィクション」として別途レビューしようと思っている(今のところw)。閑話休題。。。
なので本作も正直期待薄で観たのだが。。。いやいやこれがなかなか。期待値のハードルが低かったからかもしれないが、映像面もそこそこで検証系ドキュメントとして結構楽しめた。一応カテゴリは「ドキュメント」扱い。前述「罰アタリ」を観た後なのでフィクションにしようか一瞬迷ったが、作品内容と構成から判断してカテゴライズ。あと監督も異なるし。
内容は70分超で5カ所の心霊スポットを検証している。場所は山梨県オンリー(でいいのかな?)。心霊スポットを女性レポーターが検証するといったオーソドックスな構成。タイトルから判るように女の子は検証(探索といった方が正解か?)に加えて一人で「除霊」しなければならない。またプロデューサーには「遊び半分(ry」の阿部裕樹氏が担当し、映像にも(Pとして?)出演している。関係ないけど「遊び半分(ry」の続編出ないのかな?
女性レポーターは沙倉しずかさんとみずのかおりさんのお二人。それぞれ単独で心霊スポットに赴いている。ネタバレとなるがお二人の除霊方法は以下の通り(敬称略)。

  • 沙倉しずか:九字護身法
    ⇒「臨、兵、闘、者、皆、陳、烈、在、前」と唱えて手で九字を切るヤツ。ちなみに刀印(とういん)は結んでいない。霊感なし。
  • みずのかおり:真言密教の呪文
    ⇒「阿毘羅吽欠裟婆呵(アビラウンケンソワカ)」と唱えるヤツ。彼女自身は霊感があると自称している。
勿論彼女たちは除霊にあたって特段修行などしていない。スタッフがネットで拾ってきた除霊方法のペーパーを収録直前に手渡され、見よう見まねで実践するといった適当さwこちらの方が罰当たりなんじゃないのか?
あと彼女たちはギャーギャー騒ぐタイプでは無いようで、視聴に当たってのそういった不快感は無かった。
前置きが長くなりました。それではネタバレで紹介します。なおチャプタータイトルは僕が適当に付けました。
【各話紹介】※「⇒」部は感想
  1. 田原神社、佐伯橋
    レポーター:沙倉しずかさん
    テロップでは「○原神社」で紹介。 山梨県都留市の神社。参拝者が人形を神社に置いて帰ると、棄てたはずの人形が既に家に帰っているとされる場所。特に異常なし(除霊無し)。
    実はこの神社の裏の橋がメイン。佐伯橋。「七人ミサキ」という7人の霊が徘徊している等の噂がある自殺の名所。
    ⇒川というより滝みたいで良さげな景観。
    ここから沙倉さんの単独アタック。カメラ片手に橋を渡る。
    ⇒この娘結構度胸あるね。イタズラにキャーキャー騒がないし。
    ピントの合わない映像に浮かぶ人の顔。気付かずに除霊して撤退。
    ⇒ぶっちゃけ人の顔に見えるかどうか疑問。つか仕込みなんじゃないのとの思いを抱きつつ「へーそーなんだ」といった感想。
  2. 青木ヶ原樹海
    レポーター:みずのかおりさん
    自殺者が必ずその木で首を吊るという「呪われた木」を探す。冒頭は情報収集でインタビュー。木の近くに仏像があるという情報以外は有力な手がかりなし。
    夜になり樹海の遊歩道(東海自然歩道)へ。スタッフ随行で歩き出す。しばらくして道ばたに遺書らしきメモ書きを発見。とりあえず除霊。
    ⇒遺書っぽいメモは仕込みだよね。ちょー嘘くさい。
    ⇒ナレーションで「イカサマ除霊」と言い切っているところが微笑ましい。
    先へ。途中でみずのさんのカメラがおかしくなる。またスタッフが腰を掴まれた(と話す)。さらに奥へ。「呪われた木」らしき木は発見できず。
    ここからみずのさん単独アタック。道の先に立ち入り禁止で塞がれている場所で除霊する。暗闇の道を一人で歩き出すみずのさん。やがてロープで行く手を遮る立ち入り禁止の札。再度除霊を実施してスタッフの元へ戻る。その映像を検証すると不可解な音声が入っていた。
    続いて樹海に設置してある「命の電話ボックス」。夜の闇に浮かぶ電話ボックスには、自殺志願者を思いとどまらせるための公衆電話が置かれている。ボックス内には薬(睡眠薬?)が棄てられている。みずのさんが受話器を取って電話をかけるふり。収録終わり。
    収録を終えた一行。みずのさんのスマホに非通知の着信。着信時間は公衆電話でのロケ中。留守電メッセージには何も入っていない。さらにスタッフ2人のスマホ、ガラケーにも同時間帯で着信履歴が残っている。ガラケーに残されていた留守番メッセージには、ロケ中と思われるみずのさんの声が入っていた。
    ⇒睡眠薬の放置はどうかと思うが、電話による着信と留守電に残されたメッセージはまあ面白いか。
  3. 某証券会社保養施設跡地
    レポーター:沙倉しずかさん
    山中湖のほとりにある某証券会社の保養施設(社員寮)跡地。つまり廃墟。ここでは施設本館?、社員寮、地下金庫の3カ所に沙倉さんが単独アタックする。
    まず本館。スタッフに促され単独侵入する沙倉さん。しかし踏み入れた時点でギブアップ。仕方なくスタッフ随行で再トライ。
    ⇒場合によってはレポーター込みでロケハンしているんだろうけど、それでも単独で中に入るのは度胸あるなぁ。
    内部は落書きこそ見当たらないが荒れている。トイレへ。近づくと中から物音。驚いて退却する一行。一旦外に出て作戦会議。
    ⇒現場にいたらこの音はビビるな。
    正体を確かめようと再びトイレへ。重いドアを開け中に入ると「出てけ」と女の声。逃げるように撤収。
    ⇒コレ(この作品)結構いけるじゃない、と思い始める。
    次は社員寮。沙倉単独アタック。
    ⇒ぶつぶつ文句言いながらも侵入するところに妙なリアルを感じる。
    廊下、洗面所と進むと「ゴト」「ゴト」と物音。退却。あらためてスタッフと一緒に中へ。怖がる沙倉を先頭に廊下を進む。早々に除霊して引き上げるが、しきりに鳴る物音。逃走w後に映像を検証すると声と壁を這い上がる細長い光が確認される。
    最後に金庫室。こちらも沙倉単独。除霊して撤収。
  4. 廃ボーリング場
    レポーター:みずのかおりさん
    同じく山梨県にあるボーリング場跡地。樹海から車で20分くらいの所らしい。夜。入り口からみずさんが単独潜入。床にはガラスの破片などが散乱している。ロビー?を抜け奥の廊下に進む。しかしある地点で進めなくなり、戻って別の廊下に進む。奥の部屋の入り口で突然違和感。鳥肌。肩の痛み。手足が痺れ。やばそうなのでここで除霊。部屋の中の窓?に浮き上がる女の姿と声。足早に撤退。
    ⇒探索中に「今日が誕生日」と言うみずのさんw
    ⇒キチンとレポートしているのは好印象。
    ⇒奥の部屋で浮かび上がる女性はスイッチが入ったように現れる。ちょっと違和感あるね。
    ⇒基本夜間撮影=ナイトショット映像なので屋内の構造が判りにくいが、時折割り込む昼間の間取り映像が助けとなる。これは良かった。
  5. 旧割石トンネル
    レポーター:沙倉しずかさん
    こちらも山梨県。トンネル建設時に沢山の作業員が犠牲になった場所で、そのためなのか中央付近に地蔵が置かれている。ここも沙倉さん単独アタック。
    トンネルに侵入する沙倉さん。映像中断し30分後のテロップ。彼女が戻ってこないと心配するスタッフがトンネル入ると、トンネル中央付近で沙倉さんが倒れて(うずくまって)いた。意識はあるようだがスタッフに抱えられて外に出る。沙倉さんのカメラの映像を確認。往路は怖がりながらも特に無し。復路。途中で止まり除霊しようとしたとたん倒れ込む沙倉さん。取り落として路面に置かれたカメラの映像。路面から白い顔が浮かび上がる。
    ⇒往路で地蔵を映した時、地蔵の横に白い顔が浮かび上がったように見えたのだが作中ではスルー。後ろの岩肌なのかな?

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