201212_kansi2
制作年:2012年(日)
制作:浦野大、有馬顕
演出:石井聡
ナレーション:鈴木智晴
収録時間:62分
カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)
【総括】
街中や駐車場、マンション等の住居などに設置されている監視カメラの映像に特化した投稿系心霊作品。前作は結構面白く観ることが出来た。してシリーズ2作目となる本作ではどうか?期待しての視聴。
。。。ありゃ?
なんか前作と雰囲気が違うな。ディレクターが変わってるし。
全7作品収録。スタッフによる追跡調査が多め。基本心霊映像でグロ系は無い。
内容はなんか後味の悪い終わり方。いや。気分が悪くなるのではなく、据わりの悪いというか、「これで終わり?」っていうか。。。そういう作品が多かった。
捻っている感じはある。しかし捻ったものの収拾がつかなくなってそのまま放置したような感じだ。監視カメラという特殊なアイテムなんだから、締められないならシンプルに映像を垂れ流してもいいのにと思ってしまう。前作比で一気に萎んでしまった感が否めない。2作目は駄作なのかな?
ではネタばれで紹介。
【各話紹介】

  1. コンビニ
    [概要]コンビニ店内(バックヤード)に設置された監視カメラの映像。
    瞬間、飲料を補充する店員の頭部が消える。また消えた頭部は離れた位置に出現する。この店員は体調を崩して辞めてしまった。さらに店長が事務仕事をしている映像では店長の頭部が異様に震える。店長も体調が悪いとのこと。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]オープニングはいい感じ。首がサクッと消えるのは意外だった。
  2. お迎え
    [概要]寝たきり老人の状態を見るために設置した監視カメラの映像。
    老人が(老衰で)息を引き取った瞬間を映している。特に異変はない。
    スタッフが調査。映像を詳しく調べると、死亡する30分前に白い靄(映像からは明滅する光に見えた)のようなものが映される。さらに調べると寝たきりの老人が突然飛び起きる映像が見つかる。その口元は何か話しているようだ。
    また家族(嫁さんかな?)が介護、食事シーンではご飯をこぼす老人に対して乱暴に口元を拭う姿があった。どうやら老人は虐待されていたようだ。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]なにこれ?怖くないし時間を割いている割には中途半端な終わり方。唯一老人が飛び起きるシーンにドキッとしたくらい。
    しかし老人の枕元に置かれているのはなにかな?小さな生首に見えて仕方ないw
    気分の悪い虐待ネタを持ち出した割には尻切れとんぼな映像だった。
  3. 見えない何か
    [概要]マンションのエントランスに設置された監視カメラの映像。
    カメラにはセンサーが付いており、カメラの前で人などが動くと記録を行うもの。しかし投稿映像には何も動くものが無いにも関わらず撮影されていた。
    スタッフによる取材、調査。
    管理人立ち会いのもとエントランスの調査を行っていると、301号室の郵便受けがビニールテープで塞がれていた。スタッフが無造作にテープを剥がして開けると、中からいくつものビー玉が転げ落ちる。それを見た管理人の様子がおかしくなり、取材を打ち切られる。後日管理人に無断で301号室を調査するが、管理人に見つかって撤退する。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]はぁ??映っていないことが異変である点は斬新なんだが、異変の無い映像を見てもどうこう感じるものは無いw管理人が挙動不審なんだから、せめて追跡調査でも完了してくれれば感想も変わったのに。
  4. 白いあれ
    [概要]盗難に苦慮しているリンゴ畑に設置された監視カメラの映像。またこのカメラを手がかりに犯人の少年2名が逮捕されTVで放映された映像。
    冒頭はぐったりとして時折痙攣する男性。
    監視カメラの(TV放映された)映像に移ると、逃げる少年と畑の中に揺らめく白い光。
    スタッフの取材。現地でインタビューするも光の話になると慌てて切り上げる住人。後日取材した大学生から連絡。どうやら犯人は大学生の知り合いらしい。取材現場に犯人の少年1名がくる。彼の話ではもう1名の犯人の様子がおかしくなったとのこと。少年はスマホで撮影された(冒頭の)映像を見せる。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]ちょっwww取材はいいんだけどちゃんと締めて欲しい。映像のキレも悪いし怖い訳でもないしw
  5. 駐車場
    [概要]駐車場の映像。
    駐車場には公衆トイレと成人向けDVDの自販機がある。深夜車で乗り付ける男性2人。自販機でDVDを購入して立ち去ると、誰もいない自販機のフェンスに人影が横切る。
    また別の日には公衆トイレから車に戻った男性に合わせるように、車に吸い込まれるように黒い影が動く。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]まあこれは許容範囲。全チャプターのイメージが残っているのでなんかホッとした。
  6. 死のノイズ
    [概要]オフィスに設置された監視カメラの映像。
    オフィスの映像に粉雪のようにちらつくノイズが混じる。しかし単なるノイズだけのようで、投稿者が指摘する「顔が映っている」ようには見えない。
    スタッフが投稿者に問い合わせるが応答が無い。仕方なく職場を訪ねるが、社長が現れて怒鳴られて追い返される。いろいろ調べるとオフィスから謎の金属片が出てくる。どうやらノイズの原因はこの金属片だったそうだ。ちなみに金属片の映像無し。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]また退屈な作品だな。変ではあるが映像も全然怖くないしw今作りましたぁ。。。みたいなオフィスもチープ。せめてノイズを合成したら顔になるとか結論が欲しい。
  7. インターホン
    [概要]自宅に設置したインターホンの映像。
    冒頭はインターホンが鳴るが誰もいないエントランスの映像。そして自室のインターホンの鳴るが誰もいない。以前ストーカー被害を受けていたとされる住人の女性が知人を通じてスタッフに相談する。
    スタッフが女性の自宅を訪れてインタビュー。そのままインターホンが鳴るのを待つことに。そしてインターホンが鳴る。まずエントランス。誰もいない。続いて自室の入り口のインターホン。スタッフが声をかけるがやはり誰もいない。しかし自室のインターホンの映像には大映しになる透けた男の顔。その後住人の女性は連絡が取れなくなってしまった。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ度]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]これも消化不良。フォローしておくwと男の顔だけは不気味。あとリカコって誰w
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【シリーズ過去ログ】