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稲川淳二 真相・恐怖の現場 ~恐怖の検証~ Vol.4 [DVD]
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制作年:2007年(日)
収録時間:84分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

予定では『屍國 禁じられた遊び 2 西関東編』をレビューしようと思っていたのだが、リリース日(1/20)を過ぎてもレンタル開始されないorz

ということもあり、『恐怖の現場』シリーズ通算6作目(セカンドシーズン4作目)です。本編84分+特典映像16分。本編では2か所の心霊スポットを紹介。

2か所ともまずまず怖い。個人的には廃屋の検証が良かった。ただ女性アシは若干煩さ目。チョットシラケル。

以下、ネタばれ進行で紹介。

【概要】(敬称略)

  1. 異界へ誘う、死霊の扉
    埼玉県飯能市、畑トンネル。
    女性アシは二宮歩美、島本理沙のお2人。
    夜。現場へ徒歩で向かう一行。カーブミラーが破壊されている。稲淳曰く「振り向いてはいけない」、「目を開けてはいけない」場所であり、ミラーは全部破壊されているらしい。街灯もない暗闇の先に真っ暗なトンネルが姿を現す。進入路は舗装されておらず、トンネル自体も幅は対向がやっとか。でもってわりと短い。まずは3人でトンネル内へ入り、次に1人ずつハンディカメラを持って侵入。
    トンネルを前に稲淳の怪談。
    前振り1:振り向いた人。友人数人でトンネルに。中に入ると後ろから掛け声をかけられる。振り向いた瞬間、自分が最後尾だと気付く。見ると見たこともない男が立っていて口から血だらけの手が伸びた。
    前振り2:目を開けた人。やはり数人でトンネルに。中に入ると足音が聞こえる。全員目を閉じるが、1人が我慢できずに目を開ける。すると周りには誰もおらず、自分の周りを無数の人魂が廻っていた。
    本編。夜に友人と車でトンネルへ。トンネル内をライトを消して徐行していゆくと、突然車の天井に何かが落ちてきた音。そして何かが蠢く音。全員が目を閉じる中、運転手が薄眼を開けてルームミラーを見ると、リアウィンドウにルーフからぶらさがった女の姿があった。
    トンネル前で検証開始。
    -声
    -黒い人影
    -発光体
    ⇒検証開始当初から異変が起きている。一部フォーカスされるが映像からはよく確認できない。でもってアシのキャーキャーは多めw泣くわ取り乱すわwww確かに何か音(声?)は入っているようだが、さすがにイラッとした。
    ⇒冒頭に神社を訪れる。トンネルと因縁めいたことを話すが、結局具体的な話しは無かった。
  2. 生霊が嘆く墓場
    福島県、弁天山の廃屋。
    アシは引き続き二宮、島本の両名。
    公道脇の林の中へ続く小道。柵で閉ざされている。侵入。小道を進むと石造りの門扉。藪の中をさらに中へ。レンガ造りの門扉の奥に廃屋。かなり老朽化が進んでいるようだが落書きが無く比較的綺麗。屋内。人為的に破壊された様子は見受けられない。
    入り口はこじんまりとした感じだが、内部は奥まで造られていて深い。庭に社。木々の中に4階建の別棟。狭い階段を登る。最上階の和室。窓の外に山の上へ続く階段。上に鳥居。敷地内に神社があるような構造だ。一旦外に出て神社へ。階段を登り鳥居まで行くが、その先が倒木に塞がれている。
    廃屋へ戻り稲淳の怪談。
    稲淳の体験談。伊豆旅行で友人の別荘(日本屋敷)へ泊まった時の話し。夜。街で飲んで1人先に宿に帰ってきて部屋でうとうとしていると、庭の方が明るくなりざわつきだす。やがて井戸から僧侶が現れて部屋に向かう。宙を浮かんで移動してくると壁に消えていった。さらに寝ていると耳元で息遣いとお経とも呪文ともとれない声。飲んでいた友人たちが帰ってくる。友人の寝姿を見ると友人の顔を僧侶が覗きこんでいた。後日友人である米の霊能者と改めて屋敷に行くと、井戸が倒されてお社が建てられていた。
    母屋。台所の隣の居間で検証しようとする。居間にはお札が散乱しており、納戸の襖には没年と名前が書かれた半紙が貼られていた。台所に小柄な中年女性が威嚇している姿が見えると稲淳(映像では確認できない)。映像が取れないと怯えるアシを説得する稲淳。
    検証開始。
    居間の畳の状態がおかしい。1畳をワザと半分に切った感じ。畳を上げる。昭和59年の新聞。床下に小さな収納庫。その蓋を開けることは無かった。
    -声
    -青白い顔
    -発光体
    -人の姿?
    ⇒映像を通すとそんなに怖い印象を受けなかったのだが、結構いろいろ起きている。また映像面で印象に残ったパートでもある。ただサブタイの「生霊」とは異なるのでは?
    ⇒稲淳の怪談話は何度か聞いたことがある内容だった。
  3. 映像特典「靴の中の骨。」
    MYSTERY NIGHT TOUR 2003「稲川淳二の怪談ナイト」より
    中国地方の40代の会社員の話し。事業で工場の下見にやってくる。さびれた場所で宿屋は宿坊しかない。その2階建ての大きな宿坊に1人で泊まることに。他の宿泊客はいない。
    翌朝。早目に起きて趣味でもあるジョギング。線路に並行した一本道を走ってゆくと、やがて両脇を竹やぶに挟まれた道になる。藪の中を見ていると革靴が土から飛び出していた。嫌な感じを受けながらもその靴を手に取ると土から抜けた。見ると中には靴下。引きだすと中に骨が入っていた。宿に戻り通報。靴は工場で警察に引き渡す。
    再び宿坊。夜。やはり宿泊客は自分だけ。机に向かって仕事をしていると、表でモノが擦れるような音。やがて玄関の扉がけられ、音が屋内に入ってくる。廊下をコチラに向かってくる。荒い息遣いも聞こえてきた。廊下に顔を出すが真っ暗で誰もいない。ふと視線を下に向けると廊下の床に男が張り付いていた。血まみれの顔で下半身が潰れており、コチラに這い寄ってきた。驚いた会社員は部屋に戻り背を向けて目を固くつむる。這い寄ってきた男は、さらに背中を這いあがってくる。耳元で息遣いと共に「俺の足しらないか?」。
    後日警察が調べたが足の主は判明しなかった。

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