みなさま。めりくりです。
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。。。


。。。では本編に移ります。

201112_housoukinsi_nippon

放送禁止 劇場版 ~ニッポンの大家族 Saiko! The Large family [DVD]
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制作年:2009年(日)
監督:ベロニカ・アディソン
収録時間:96分

カテゴリ:ホラー

【総括】

劇場版第2弾です。TV放送枠(時間制限ね)を超えたところで、どのように観せてくれるのかチョット楽しみ。クレジットも長江監督ではなく、カナダ人女性監督のベロニカさん。外人さんから見た「ニッポンの大家族」として制作されているようだ。私見では大家族=4世代以上の家族なのだが。。。まあそれはどーでもいいか。

収録時間は96分とTVシリーズの約2倍。その他、映像特典(約25分)として『長江俊和×春名プロデューサー対談「放送禁止シリーズを振り返る」』と題されたトークが収録されている。

劇場版前作の「復讐執行人」がTV版「デスリミット」のスピンオフ的な位置付けであったことに対し、本作はTVシリーズの「放送禁止2 ある呪われた大家族」の後日譚として語られる。単体で観てもなんとかなるかと思うが、家族の感情の変遷が肝でもあるのでTV版から続けて観ることを勧めたい。

さて内容だが、まず具体的なホラー表現は無い。そのため一見普通の家族ドキュメントと観ればそれだけの作品。殺戮や心霊、呪いなどの表現を期待したらダメ。集団(家族)の総意(悪意とはチョット異なる)により淘汰されてしまうコトに怖さを感じるといったところだろうか。

【ストーリー】

カナダ人女性監督のベロニカ・アディソンが少子化問題を抱える社会と対極である大家族をドキュメントする。舞台は埼玉県所沢市。父親が失踪という結末を迎えた浦家の7年後。新しい父親を迎えた浦家。しかし子供たちはなかなか父親になじまない。愚直に家族に接する父親であるが。。。

※「続き」にネタばれ。

【感想】

TV版の父親役とは異なったタイプの父親。見た感じ線が細く神経質そう。

全体的に違和感を感じることも少なく丁寧に作られている。
TVシリーズ同様でネタばれはしない。ちょこちょこと顔を出す違和感が観ていて緊張感を煽る。表だって公表しないが、観ている方が「そういうことなんだろう」と思わせ、それが不気味な思考だったりする類いの作品。
生活臭と言うか泥臭さが出ているところは良かった。主に映像面での不満ではあるが少し大人しすぎるかな。もうチョイ表面的なホラー要素を入れて欲しいと感じた。またラストも個人的には物足りない感じ。唐突に終わってしまったように感じた。

【評価】

総合評価:★★★☆☆(3.5)

  • 面白さ:★★★☆☆
  • ホラー度:★☆☆☆☆
  • グロ度:☆☆☆☆☆
  • サイコ度:★☆☆☆☆
  • ミステリー度:☆☆☆☆☆
  • サスペンス度:☆☆☆☆☆
  • アクション度:☆☆☆☆☆

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【シリーズ過去ログ】

(続き)ネタばれ






【浦一家】

  • 父親:純夫(39)
  • 母親:司(45)
  • 次女:蜜柑(24)
  • 次男:隆太(17)
  • 三女:梨枝(16)
  • 四女:檸檬(13)
  • 四男:団(12)
  • 五女:すもも(6)
  • 五男:雷智(5) 

純夫と司は当時パートで働いていたスーパーで知り合った。まだ入籍していないが家族と共に同居している。
⇒小さくなるにつれキラキラネームの苦しさを感じるw
⇒すももは微妙なタイミングだが、雷智は純夫の実の子のようだ。

長男と長女、三男が不在。後に語られるがここで紹介しておく。

  • 長男:豪毅(23)
  • 長女:林檎(25)
  • 三男:鷹治(享年9歳)
    川で事故死。前作(TV版)で既に死亡している。

【浦家の問題】

  1. 長男のひきこもり
    野球を目指していたが高校時代にグレ初める。現在は更生したが「ひきこもり」状態。
    ⇒「ヒッキー」と紹介されるところが苦笑い。
  2. 三女の家庭内暴力
    張り切る父親に対して子供たちの冷たい反応が物語っている。子供たちに気軽に話しかける父親に対して、突然梨枝が父親に暴行する。暴行を受ける父親の顔面に熱い味噌汁をかける隆太。
  3. なつかない子供たち
  4. 長女の失踪
    東京の大学に進学。就職もしたのだが半年くらい前から会社も辞め連絡が取れなくなった。以後音信不通。結婚に反対だったため林檎が出て行ったと話す純夫。

【林檎の問題】

雨の中横浜で林檎を探す純夫の姿。訪れたのは「風俗店」。店のホムペにはモザイクのかかった顔写真で「Apple」と登録されている。純夫は電話で「Apple」を予約し、隠しカメラを仕込んで林檎と対面する。林檎も気付いた様子。
⇒こりゃ店員にボコられて追い出される展開かな。

動揺して泣きだす林檎に一緒に帰ろうと諭す純夫。しかし林檎は純夫を「変態」だと言い、純夫はスタッフにより追い出される。
⇒劇場版だけあって結構泥臭い内容だ。

【隆太の怪我】

隆太が2階から転落。頭から血を流している。道が細すぎて救急車が来れないため、長男をおぶって大通りで待つ救急車まで運ぶ純夫。病院に運ばれるが重体。一命は取り留めたが意識が戻らない。ここで檸檬が少し前に自転車で大怪我したことを話す。
⇒心霊?敬一郎の祟り??なんか期待しちゃうなぁ。

【再び林檎】

林檎の勤める店の前で待つ純夫。店から出てきた林檎に隆太の怪我を伝え公園で話す2人。純夫は帰ってくるように諭すが、今更帰れないと林檎。林檎は付き合っていた男性の騙されて借金を背負い今の風俗店に勤めているそうだ。
⇒カメラは遠くから映している。盗撮。まあ当然か。
⇒それにしても林檎ってば医薬系を目指してと思うが本作では何か関係あるのか?

【隆太回復】

隆太の意識が戻った。
⇒純夫は隆太を味方に付けた

父親の早い処置が良かったと話す蜜柑の表情は柔らかい。
⇒純夫は蜜柑を味方に付けた

さらに林檎が家に戻ってきた。借金は純夫の定期を解約して返済したとのこと。
⇒純夫は林檎を味方に付けた。

【一家の揃った食卓】

例によって突然暴れ始める梨枝。兄弟が梨枝を諌める。梨枝だけなじんでいない感じだ。

【入籍】

敬一郎失踪後7年経ったこともあり純夫と司が入籍した。
食卓には親子丼。司曰く家で飼っている鶏と、その鶏が産んだ卵で作ったホンモノの親子丼と説明。子供たちはチョットビックリする。

ある昼。庭で遊んでいた子供たちに司は突然怒り出す。ここで遊んではいけないと叱る司。野菜のところにお化けがいると話す幼い子供たち。家庭菜園の脇にはエンリケの墓。
⇒いい感じになってきたな

【引っ越し】

食卓で唐突に家族に引っ越しの提案をする純夫。一番小さい子供2人は賛成。司をはじめとした他の家族はさりげなく反対。
⇒不穏な空気感がいい

【監督の推理】

  • 豪気のひきこもり>7年前
  • 林檎の失踪>7年前
  • 梨枝の家庭内暴力>7年前

全てが敬一郎失踪の7年前から始まっている。監督はなぜ敬一郎が失踪したのかに疑問を持つ。失踪理由を家族に聞くなかで例の心霊写真が出てきた。監督はこの心霊写真が失踪の原因であると推察する。改めて引っ越しを決意する純夫。
⇒うぎゃー。純夫死亡フラグか。

【朝食にて】

調理しているのは特別メニュー。敬一郎の好物だった「お肉のつくだ煮」エンリケも食べていたと団。なにやら調味料を入れる林檎。おいしいと食べる純夫。
その後林檎は豪毅の部屋へ食事を運ぶ林檎。豪毅に耳打ちする林檎。

【梨枝の問題】

楽しげな食卓で突然暴れだす梨枝。林檎にも暴力を振るう梨枝に純夫がキレて殴る。梨枝は家を飛び出してしまう。飛び出した梨枝を探す家族。純夫が橋で梨枝を見つける。泣きながら梨枝が謝り人は和解する。
⇒純夫は梨枝を味方に付けた
⇒それにしても梨枝の行動は純夫を助けたいことからなのではないか?このままでは敬一郎と同じ運命を辿ると考えた梨枝は、純夫に冷たく当たることで家から追い出そうとしているのではないか?
⇒ここまで約75分。残る課題は豪毅だけか。

【キャンプ】

家族で一泊二日のキャンプ。驚いたことに豪毅もいる。軽く微笑みながら遠い目をする豪毅。キャンプを楽しむ家族のインタビューで純夫が高評価。家族に「お父さん」と慕われる純夫。
⇒この高評価が逆に怖いんでつけど。いやマジで。

これにて取材終了。監督は家族のもとを去る。
⇒普通に考えてこれで終われないよね。

【事故】

数日後。浦家に問題発生し取材再開。司がキャンプで崖から転落し入院したとのこと。
⇒純夫じゃないところに軽い驚き。

集中治療室で家族の見守られている司。一命は取り留めたが意識不明。このまま植物状態になる可能性が高いらしい。家族の食卓風景。司は居ないが子供たちの表情は明るい。料理に白いパウダーを入れる林檎。監督が中身を訊くと昆布を粉末したもので隠し味らしい。さらに食卓には豪毅の姿も。これで監督の謝辞と共にお終い。
⇒へ?
⇒正直もう一捻りあるかと思っていたので肩透かしをくらった感じ。

【エンドロール】

キャンプのスナップショット。バット片手の豪毅に軽い違和感。
⇒純夫を受け入れた子供たち。逆に司が淘汰されたということか。

【映像特典】

長江監督とプロデューサーが放送禁止の舞台裏をトーク。

以上です。