201112_devilquest

デビルクエスト スペシャル・エディション [DVD]
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制作年:2010年(米)
原題:SEASON OF THE WITCH
制作:チャールズ・ローヴェン
脚本:ブラギ・シャット・Jr
監督:ドミニク・セナ
収録時間:95分

カテゴリ:ホラー/アドベンチャー

【キャスト】

  • ニコラス・ケイジ
  • ロン・パールマン
  • スティーヴン・キャンベル・ムーア
  • クレア・フォイ

【総括】

どのカテゴリにしようか悩んだ作品。ブログでは一応ホラー的な映像要素が「ある」という一点でカテゴライズした。ちなみにレンタルサイトのカテはアクション/アドベンチャー。

観るとかなりエンタメ性に富んだ仕上がり。ストーリーの深みはあまり感じないが、バトルやスリル、ハラハラドキドキさせてくれて楽しんで観ることが出来た。ホラー的な表現はある。グロ要素もある。全体の雰囲気は薄暗い雲に覆われた感じで重い。でもやっぱりアドベンチャーなのかなぁ。怖いとか気持ち悪いとかはあるけど、それ以上に「面白く」観ることができると思った。

【ストーリー】

舞台は14世紀のヨーロッパ。教会の権威が奮われ、巷では魔女狩りがなされている。騎士(ナイト)の称号を持つ英雄ベイメンは十字軍として戦場を渡り歩く。しかしベイメンは都市攻防戦で一般市民を殺害したことで教会に対する不信感が爆発し、盟友(?)フェルソンと共に十字軍を離れる。
伝染病、ペストが蔓延したヨーロッパ各地。脱走兵として追われる立場のベイメンとフェルソンは、辿りついた都市で教会に捕えられてしまう。そして枢機卿から伝染病を撲滅するために、魔女とされる女を辺境の修道院へ護送するよう強要される。

※「続き」にネタばれ

【感想】

面白い!

やっぱりメインはバトル(アクション)シーンなのだろうなぁ。ホラーは背景を語るスパイス程度の扱いにも感じるのだが、これが結構効果的に活かされている。ペスト患者や死骸の崩れた顔。冒頭では冷酷で無慈悲(ちょっと矛盾するか)な魔女狩りの様子。それらがストーリーを盛り上げてくれる感じ。

また十字軍の戦闘シーンでは300(スリー・ハンドレット)を彷彿させる映像効果。スローモーションと倍速を使ったアレ。この効果って好きだ。本作ではチョットしか出ていないけど。

邦題が「デビルクエスト」。原題だと「Season of the witch」。「魔女の季節?」。若干違和感は残るものの終わってみれば納得か。立て続けは無いが、何度か見返したい作品であった。

【評価】

総合評価:★★★★☆(4.0)

  • 面白さ:★★★★☆
  • ホラー度:★★★☆☆
  • グロ度:★★☆☆☆
  • サイコ度:☆☆☆☆☆
  • ミステリー度:★☆☆☆☆
  • サスペンス度:★★☆☆☆
  • アクション度:★★★★☆

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/ul【総括】
(続き)ネタばれ






【魔女狩りシーン】

冒頭のショッキングシーン。魔女裁判(審判?)の様子。村(といった方がしっくりくる)を流れる小川に架けられた簡素な石橋。魔女の嫌疑をかけられた女性数人が手枷を嵌められ首に縄を括られて石橋の端に立たされる。反対側に教会の審問官。嫌疑をかけられた女性の一人が泣きながら悪魔との契約を認める(勿論助かりたいための嘘)。告白した女性に対し神父は「魂は救う」として、そのまま石橋から小川に突き落とされる。
神父は「ソロモンの書」により「魔女」が復活しないようにする。吊るされた「魔女」達の遺体を引き揚げようとするが、逆に小川に引きずり込まれてしまう。ずぶ濡れとなった神父の目の前に「魔女」が立ちはだかり、ソロモンの書は燃やされてしまう。
⇒悪魔と契約したとしても死。認めなくても死。名ばかりで理不尽な裁判。

【十字軍の戦い】

ベイメンとフェルソンの戦い。

  • 1332年:エドレミット湾の戦い
  • 1334年:トリポリの包囲
  • 1337年:インブロスの戦い
  • 1339年:アルタハの戦い
  • 1344年:スミルナの戦い

スミルナの戦いを最後にベイメンとフェルソンは十字軍を離脱(脱走)する。
⇒ひたすら鼓舞するだけの神父。高圧的な割に「仕事」はしない。当時の教会の立場を如実に表している。

【魔女の護送】

魔女をセヴラックの修道院へ連れてゆき、魔女の呪い(=ペスト)を解くことが目的。

ベイメンとフェルソン以外の護送メンバ。護送対象の魔女以外は全員男性。

  • エッカート:護衛騎士
  • デベルザック:神父
  • ハガマー:商人(詐欺師)、道案内
  • カイ:枢機卿の従者、騎士志望
  • 魔女(若い女)

【エッカート死亡】

夜。休息中。魔女を憐れんだエッカートは彼女を逃がそうと考える。魔女は近寄ってきたエッカートに檻の中から襲いかかり、鍵を奪って逃走する。逃げた魔女を追う一同。そのさなかエッカートは娘の幻影を見る。幻影に導かれるまま進むエッカート。そこにはカイの剣先がありエッカートは腹を自ら貫いて死亡する。

その後魔女を捕獲。護送再開。

【ハガマー死亡】

森の中で夜を迎える。ハガマーが魔女を殺そうと画策するがベイメンに見つかり失敗。そこへ森の狼が襲いかかる。逃げる一行だが立ち遅れたハガマーが襲われ死んでしまう。

【修道院到着】

到着した一行は修道院が既にペストで全滅していることを知る。しかし修道院内で「ソロモンの書」を見つける。デベルザックは書を手に魔女に対し祝詞を述べる。しかし魔女には効かない。一行は女が魔女などでは無く「悪魔」そのものだったことを悟る。デベルザックは「悪魔祓い」の祝詞をのべるが、檻を破って悪魔は逃走する。

【悪魔の目的】

ベイメンは魔女(悪魔)の目的を悟る。エッカートは「魔女」を逃がそうとして死亡。ハガマーは「魔女」を殺そうとして死亡。何れも彼女が修道院へ行くことを阻もうとしたモノが死んでいる。

悪魔は語る。目的地はこの修道院であり、最後の「ソロモンの書」を燃やすことが目的であることを。

【ラストバトル】

死んだ修道士達を操る悪魔との戦い。
「悪魔祓い」を口上するデベルザックは、背後から悪魔に首を捻られて絶命。
ベイメンに遅いかかる悪魔を後ろから引き剥がすフェルソンは、悪魔に抱きしめられ焼き尽くされてしまう。
デベルザックの祝詞をカイが引き継ぐ。ベイメンが悪魔を押さえる隙にカイの祝詞が完成。悪魔は光が爆発するように消えてしまう。
そしてベイメンも致命傷を負い息を引き取る。

以上です。