201111_devil2010

デビル [DVD]
クチコミを見る

制作年:2010年(米)
原題:Devil
制作:M.ナイト・シャマラン
脚本:ブライアン・ネルソン
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
収録時間:80分

カテゴリ:ホラー

【キャスト】

  • クリス・メッシーナ
  • ローガン・マーシャル=グリーン
  • ジェフリー・エアンド
  • ボヤナ・ノヴァコヴィッチ

【総括】

タイトルに釣られて視聴。なんかリメイクとか聞いたことがあるような無いような。ハッキリと記憶していないまま観てみた。ちなみに監督は『シックス・センス』のM.ナイト・シャマラン。

と。予想以上に面白かった。

所謂ソリッド・シチュエーション・ホラーに部類されるかと。理由が判らないまま閉鎖空間で連続殺人が起こる。ここに悪魔的要素を取り入れた感じ。なにより時間いっぱいにイベントが詰め込まれていて視聴者を飽きさせない。映像表現としてのホラー要素、グロ要素は控えめ。サスペンス要素は高めか。なんか当たりを引いた感じで得した気分になった。

【ストーリー】

過去に妻子を交通事故(轢き逃げ)で失った刑事ボーデン。彼は飛び降り自殺の現場に駆けつける。トラックの荷台に落ちた自殺者は、屋根を凹ます勢いで落ちてきたようだ。しかし周りを見ても高いビルは無い。不審に思うボーデンは少し離れた高層ビルが事故現場とつきとめる。折しもそのビル内では男女5人がエレベーターに閉じ込められていた。

※「続き」にネタばれ

【感想】

「悪魔による審判」をテーマにしたのだろう。ただ超常現象のような悪魔的な表現は控えめ。アンチデビルであるエクソシストも出てこない。タイトルからそういった演出を期待していた分、その点は少し残念か。

しかしストーリー展開のテンポがとても良い。エレベーターに閉じ込められた5人の見知らぬ男女が次々と殺されて行く。すぐ傍で殺人が起きているのに犯人が判らない恐怖。誰が犯人で誰が次の被害者なのか?疑心暗鬼になる乗員たちが上手く表現できているのだろう。映像に引き込まれて行く。

映像特典にスタッフ(プロデューサー?)のコメントがあり、"the night chronicles"シリーズ三部作の1作目らしい。本作の続編的な繋がりは無さそうであるが、リリースされたら観てみようと思う。

【評価】

総合評価:★★★★☆(4.0)

  • 面白さ:★★★★☆
  • ホラー度:★★☆☆☆
  • グロ度:★☆☆☆☆
  • サイコ度:☆☆☆☆☆
  • ミステリー度:★☆☆☆☆
  • サスペンス度:★★★☆☆
  • アクション度:★☆☆☆☆

ランキングサイトに登録中です
応援クリックして頂けると嬉しいです

↓↓↓↓↓↓↓

人気ブログランキングへ

(続き)ネタばれ






【イントロ】

清掃夫がビルのロビーを掃除している。背後の路上に止まったトラックに人が落ちてくる。清掃夫は耳当てしていて全く気付かない。

⇒掴みはバッチリ。
⇒映像が結構斬新。都市風景を空撮しているのだが上下逆さま。背面飛行しているときの視界だ。あとBGMも良かった。気分を盛り上げてくれる。

【エレベーターに閉じ込められた5人】

エンドテロップには劇中名が出てこない。ここでは僕がテロップを参照して物語から補足記載したのでご了承を。

  • Young Woman:サラ・キャラウェイ(♀)
    資産家キャラウェイ夫人
  • Guard:ボブ・ラーソン(♂)
    ビルのセキュリティ、閉所恐怖症
  • Salesman:ビンス・マコーミック(♂)
    ビルに本社のあるマットレス会社セールスマン
  • Old Woman:ジェーン・コウスキー(♀)
    老女
  • Mechanic:トニー(♂)
    整備工

監視カメラの映像は生きている。また外部からの音声は通じるが、エレベーター室内の音声は届かない(壊れている)。携帯の電波も届かない状況。

【最初のトラブル】

エレベーター内の電燈が消え、サラが背中を怪我をする。
これによりボーデンがビルに呼ばれる。

【犠牲者2人目】

1人目は飛び降り自殺者をカウント。
唐突にエレベーターの電気が消えると鏡が外部から破壊される。次に電気がつくとビンスか首にガラスを刺されて死んでいる。後にビンスが過去に投資詐欺を行っていたことが判る。

消防隊到着。
室内には残り4人。

【犠牲者3人目】

修理工のドワイトがエレベーターの復旧を試みようと、屋上からエレベーターの屋根へ降りてゆく。途中でいきなり鳩が飛び出してきて、驚いたドワイトは宙吊りになってしまう。やがて留め金のチェーンが緩んで。。。

ドワイトは転落死。

消防隊により救出のためエレベーターの側壁を壊し始める。
室内は変わらず4人。

【犠牲者4人目】

再び室内の電気が消える。電気が点くとジェーンが首を括られて吊られていた。監視カメラから彼女がビル内でスリを行っていたことが判る。

室内には残り3人。
サラとボブはトニーが犯人と思う。

【犠牲者5人目】

サラの前科が判明。恐喝。しかしキャラウェイ家に嫁いだため起訴を免れていた。

そのころビル警備員のラスティグが地下室(配電室)で電線がショートしているのを発見。電線を戻そうとするが感電してしまいリタイヤ(生死不明)。

室内は変わらず3人。

【犠牲者6人目】

室内の電気が消える。次に点くとボブの首が捻りあげられていた。ボブ死亡。彼の過去には暴行歴多数。

ついに室内は2人。お互いがお互いを犯人と断定。ガラスの破片を手に威嚇する。

【犠牲者7人目】

電気が消えて。。。
次に点いた時に立っていたのはトニー。サラは瀕死の重傷。ここにトニーの婚約者が現れる。トニーの本名が判明。トニー・ジェンコウスキー。ビルの入館名簿に記載されたJ・コウスキーは老女では無く彼だった。では老女は???

【悪魔登場】

死んだはずの老女が起き上がる。老女(悪魔)に覚悟はいいかと問われたトニーは、過去轢き逃げを行ったと告白する。

そう。ボーデンの妻子を事故死させたのはトニーだった。監視カメラ越しに呆然するボーデン。

悪魔(老女)は悔しそうする。奪いたかったのにと。

【エピローグ】

消防隊によりエレベーターの扉が開かれる。そこに老女の姿は無かった。

トニーを連行するボーデン。ボーデンはひき逃げされたのが妻子であるとトニーに話す。そしてトニーを許すと告げる。

⇒結局誰が誰を殺したのか、それとも見えない「悪魔」が殺したのか判然としないエンディング。それでも良いと思えてしまうのはGOOD。

以上です。