制作年:2006年(日)
監督:長江俊和
収録時間:46分
カテゴリ:ホラー/フィクション
【総括】
シリーズ5作目。例によってフェイクドキュメント。
まずはサブタイ。借りるまでずーっと「じしん(地震)の村」だと思い込んでいたw
「地震の村?」「なにそれ?」「逆に興味あるんデスケドw」とか勝手に勘違いしていた。まあどうでもいいですね。すみません。
心霊ではなくカルト、サイコ系。このシリーズではコチラ寄りの作品が多い。全体的な印象は大人しすぎ。面白みに欠けると言うか。かといってガチっぽさも弱い。総じて残念な作品だった。
【ストーリー】
長野県某所。うまく社会に溶け込めない人たちが集う「しじんの村」。しじんこと久根仁氏。村人は全員ハンドルネームで呼び合う。ある日村の女性が自殺を図る。しじん含めて村人たちは女性を立ち直らせようとするのだが。。。
※「続き」にネタばれ
【感想】
見所はどこなんだ?
ドキュメント色が濃すぎるのかな。盛り上がりの欠片もなく終わってしまった。直接的に怖いと感じる場面もオーラスまで無し。ラストも「あーそーだよね」といった感じで捻りもない。設定として話しを膨らませる要素がある(リベンジとかね)と思うのだが、そういった起伏も無く終劇となる。むしろあえて淡々と進めているのか?いずれにせよなんかモッタイナイ。
【評価】
総合評価:★☆☆☆☆(1.0)
- 面白さ:★☆☆☆☆
- ホラー度:★☆☆☆☆
- グロ度:☆☆☆☆☆
- サイコ度:★★☆☆☆
- ミステリー度:☆☆☆☆☆
- サスペンス度:☆☆☆☆☆
- アクション度:☆☆☆☆☆
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【シリーズ過去ログ】
- 放送禁止 [2011.10.15]
- 放送禁止 2 ある呪われた大家族 [2011.10.29]
- 放送禁止 3 ストーカー地獄編 [2011.11.2]
- 放送禁止 4 恐怖の隣人トラブル [2011.11.15]
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【ハニコの自殺未遂】
首吊り自殺を図ったハニコ(ハンネ)。一命を取り留めるも、その後も部屋に引きこもり「死にたい」と繰り返す。彼女には慕っていた姉がおり、以前この村で自殺していた。ハニコも姉と同じ地で自殺を図ろうと考えた。
⇒物語の始まり。しっかしここまでも長い。
【監視カメラ】
村には数台の監視カメラが設置してある。しじん曰く自殺の早期発見を目的としてるとのこと。
【Sカルマ】
ハニコの姉を知るSカルマ(♂)。ハニコはカルマから姉の話しを聞くうちに心を開いてゆく。そんなおりカルマは入水自殺してしまう。再びハニコは心を閉ざしてしまい自殺を図るが今回も未遂。翌日ハニコは失踪する。
一連の取材は終了。諸般の事情でお蔵入りとなる。
【2年後】
東京。スタッフが元気になったハニコと再開。そしてスタッフが村を訪れるのだが、村には誰も居なくなっていた。調べるとしじんが入水自殺をしており、そのまま村は解散となったようだ。近く取り壊される村。しじんの部屋には大量のビデオ。
【ラスト】
しじんの部屋にあった監視カメラの映像が映される。
ハニコの姉が自殺する始終を撮影するしじんの姿。
Sカルマを湖に突き落とすしじんの姿。
ハニコが自殺を図る姿を撮影。しかし村人に気付かれ慌てて助けるふりをするしじん。
村人に湖に突き落とされるしじん。
⇒最後は映像が粗くて良く判らなかった。突き落とした村人の一人がハニコのようにも見える。
⇒しじんは人の死に際を撮影するマニアだった。村も撮影機会を得ることを目的として立ち上げた。
⇒しじんはハニコを追い込むためカルマを殺した。その際ついでに死に際をフィルムに収めた。
でFA?
【小ネタ】
- 半紙に「_ね_ね_ね_ね」("_"は空白)と書かれたしじん著の張り紙。
- ハニコ二度目の自殺未遂現場。しじんが場違いなハンディカメラを手にしている。
以上です。
私もこの作品を見た後、ネットで「攻略サイト」(まさにそんな感じですよねw)をみたところ、タイトルの仕込みに初めて気がつきまして。
「しじんの村」がひらがなでしかもちょっと傾いてるのは「しにんの村」って言う意味が裏にあるとか・・・・・・・・わかるかよ?んなもん!