201110_ma_devilso

魔 デビルズ・オーメン [DVD]
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制作年:1983年(香港)
原題:魔 The Boxer's Omen
監督:カイ・チーホン
収録時間:99分

カテゴリ:ホラー

【キャスト】

  • フィリップ・コウ
  • リン・シャオイェン
  • ワン・ロンウェイ
  • チョイ・カムコン
  • ヤン・スエ

【総括】

なんぞ面白い作品はないかしらと思っていたら目についた作品。かなり前の香港映画。タイトルから容易に想像つくようにB級ホラー。日本語吹き替えは無く、中国語+日本語字幕で視聴。まあ吹き替えでは観ない僕としては問題なし。

所謂B級ホラーなのだが、それを踏まえれば満足できる内容だった。アクションシーンも盛り込んでありエンタメ性も十分かと。ただグロい。ホラーなのでグロさも仕方ない(というかあって当然?)が、かなーりキツイ表現をしている。少なくとも食事中に観ることは控えた方がいいと思う。あと軽く濡れ場あります。

【ストーリー】

ムエタイの試合で弟を再起不能にされた主人公チャンは、ヤクザのトラブルで窮地に陥るが、突如現れた黄金の僧侶に助けられる。弟を再起不能に追い込んだタイ人の元へ向かいリベンジを伝えると、タイの寺院で黄金の僧侶に再会する。僧侶は呪いによって即身仏になれずにいることを伝え、チャンにその呪いを解くように迫る。

※「続き」にネタばれ

【感想】

B級テイスト満載。でもってそれなりの映像が満載。しかし変に媚びるわけでも無く、(当時の)持てる技術を全部ぶつけているようにも見えて好感が持てる。

それにしてもグロイ。
なんせグロイ。
血反吐ドバドバもあるにはあるが、虫とか内臓とかぬめぬめしたヤツとかの気持ち悪いグロさが満載だ。喰ったり吐いたり。んで吐いたものをまた喰ったりって。。。コレ書いているだけでも気分が悪くなる。普段からグロ系は敬遠気味な僕としては、コレだけであと1年はお腹いっぱいです(笑)。

【評価】

総合評価:★★★★☆(4.0)

  • 面白さ:★★★★☆
  • ホラー度:★★★☆☆
  • グロ度:★★★★★
  • サイコ度:☆☆☆☆☆
  • ミステリー度:☆☆☆☆☆
  • サスペンス度:☆☆☆☆☆
  • アクション度:★★★★☆

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(続き)ネタばれ






【タイトルについて】

ムエタイにおける弟の復讐と大師の復讐の2本立て。2つのストーリーにおける協調性は希薄。メインのオカルトにムエタイアクションを加味した仕上がりか。物語を楽しむのではなく、経緯の表現を楽しむといった部類。それでもアクション要素とオカルト要素をバンバン出してくるので退屈することは無かった。

タイトルはデビルズ・オーメンであるが、バックボーンは仏教。一神教ではないところも面白い。

【ムエタイの因縁】

ムエタイの試合でチャンの弟がパボックの反則で再起不能にされてしまう。チャンは弟から復讐(リベンジ)を頼まれる。

⇒ムエタイシーンであるが、オカルトストーリーとは分離されている。確かに主人公チャンの背景(サイドストーリー)として、そしてアクションシーンとして楽しめた。また、オカルト一辺倒だと飽きてしまうかもしれないので、物語のスパイスとしてあった方が良いと思う。
⇒あと時代背景としてもカンフーアクションを盛り込んだのではないかと思う。

【大師の因縁】

即身仏となるべく修行中のチンチウ(清照)大師は、邪術を操るマッグーソ術師に呪いをかけられてしまい即身仏になれずにいた。そこで前世で双子であったチャンを自らの元(タイ)に導き、自分の身体も腐ればチャンも死ぬとして、チャンに呪いを解くように依頼する。一度は断るチャンであるが、香港に戻る前日。夜中に腹痛に襲われ、生きた「うつぼ(?)」を吐き出す。
翌日チャンは解呪を快諾して出家する。

⇒あー。マッグーソwww。とか言わないように(笑)

【マッグーソとの対決】

チャンは出家して法名ケッティ・バロとなる。修行を積んだケッティにマッグーソの呪術が襲いかかるが見事に討取ってみせる。香港に戻ったチャンは、もう用は無いと戒律(禁欲、闘争)を破る。

⇒なんかエイリアンみたいなのがデター。そしてよくわからないけど勝ったみたい。

【マッグーソ一味】

マッグーソは死んだが、今度は彼の一味がなにやら企んでいる。3人の術者の妖術によりワニの体内から女が産み出される。そうして産まれた女はチャンの両目に呪いをかける。

【パボックとの対決】

一方香港ではパボックとのリベンジマッチが開かれていた。試合の最中、マッグーソ一味の呪いにより両目が見えなくなるが、辛くも勝利するチャン。試合後チャンは慌ててタイに行き、両目の呪いを解くべく修行を再開する。

【修行】

師と共に修行するチャンは、どんな邪悪も撃退できるとされる千年霊芝(せんねんれいし)を手に入れる。しかし香港で戒律を破ったことを咎められ逆ギレするチャン。大師に向かい「あんたの所為で面倒に巻き込まれた」と。大師はネパールのカトマンズにあるナドール寺院で「舎利」を手に入れるように指示する。舎利は朝日が照らした時に仏像の手のひらに現れるという。

【ラストバトル】

ネパールで千年霊芝を体内に取り込むチャン。「舎利」を手に入れるべく寺院に忍び込むチャンの前に、マッグーソ一味の作った女が現れる。窮地に追い込まれるチャンだが、その時日の出を迎え仏像の手に舎利が現れる。千年霊芝がチャンの目からこぼれると、仏像から老人が現れ女は溶け崩れる。
崩れた女の身体から3人の術者が出てきて、さらに術者の体内から3匹の虫が現れる。3匹の虫は仏像の目を破壊。すると老人の目も潰れてしまう。しかし周囲の仏像の手にある独鈷杵により、虫たちは破壊される。

残されたチャンの目から毒針が抜け落ち、チンチウ大師の目が開いて即身仏となった。チャンは寺院を立ち去り終劇。

以上です。