201109_onryounoie

制作年:2011年(日)
監督:田口清隆
収録時間:78分
カテゴリ:ホラー

【キャスト】

  • 波多野美希
  • 小糸綾子
  • 島貫紘一
  • 田口清隆

【総括】

怨霊塔 都市伝説全集の地獄』の続編にあたる作品との話しを聞いて視聴。怨霊塔と同じくフェイクドキュメント扱いでフィクションにカテゴリ。つかPOV形式のフィクション作品なんだと思っている。出演は怨霊塔と同じく島貫氏(♂)、小糸さん(♀),波多野さん(♀)の3名。それと田口監督、スタッフさん、あと小糸さんの祖母(設定として)が出演している。それにしても、みなさん「怨霊塔」から無事生還したんでつね。なによりでつ。ちなみに怨霊塔から生還できた経緯は触れられない。

前作「怨霊塔」では、イマイチ物語の背景設定が判らない作品だったため、評価は低いものとなってしまった。続編ということで、前作を踏まえてあまり期待しないで観ました。

しかし。

面白かった。

ベースは心霊モノだと思う。カルト色はほぼ無い。グロ映像も控えめ。でもしっかりホラーしていると思う。「怨霊塔」を見ていなくても、さほど抵抗は無いと感じた。

【概要】

「怨霊塔」のその後。生還した後、出演者の周りで不可解な事象が発生する。その中でも小糸さんの実家で異常現象が確認された。舞台は小糸さんの実家だ。そこで待ちうけていたものは。。。

※詳細は「続き」にネタばれ記載します。

【感想】

「怨霊塔」の後日譚的な設定。だが直接的な関連性は薄いと感じた。確かにアイテムベースでの繋がりを持たせているものの、そのアイテム自体の意味は今作でも触れることは無かった。

POV仕立てとなっており、カメラを複数配置して状況を映している。画面を4分割して映像を映していて、同時進行で複数の状況を映しているのは面白い。反面観ていてどこに集中して良いのか判らないとも感じた。どうも異常を見つけようと探してしまうのだが、4つもあるとなかなか集中できない。まあ映像全体を俯瞰するように観るしかないか。

前作では心霊なのかカルトなのか訳のわからないエンディングにフラストレーションを感じた。本作では一応曖昧なエンディングとしているものの、心霊要素からホラー展開への自然な流れがあり、視聴者にも緊張感が伝わってくる。また前半のゆるーくてぬるーい展開から、ラストにかけて一気にトップギアまで持ってくる演出はGOOD。

アイテムの謎が解明されていないことから、次作もあるのではないかと思っている。今作が予想以上に良かったので期待したいところだ。

【評価】

総合評価:★★★★☆(4.0)

  • 面白さ:★★★★☆
  • ホラー度:★★★☆☆
  • グロ度:★★☆☆☆
  • サイコ度:★☆☆☆☆
  • ミステリー度:★☆☆☆☆
  • サスペンス度:★☆☆☆☆
  • アクション度:☆☆☆☆☆

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(続き)ネタばれ
出演者は敬称略とさせていただきます。






【イントロ】

冒頭は4分割のカメラ映像。綺麗な一軒家の室内。後に明かされるが、舞台となる小糸宅で捕えた異常現象シーン。この映像がきっかけとなり、今回検証することになる。

  • 1F祖母の寝室:ティッシュが揺れる
  • 2F廊下:両親の寝室の扉が開く
  • 1F居間:カップが落ちる
  • 2F両親の寝室:寝てるだけ(異常無し)

⇒パラノーマル・アクティビティみたい。

【シーン#1】

カメラA(田口監督?)
2011.6.30/14:24-16:27

移動する車の中で、、怨霊塔の撮影後の話し。
まずは小糸綾子。実家でポルダーガイストが頻発するとの話し。曰く「1年に1回あるかないか」だったのが、怨霊塔後では「毎日起きるようになった」そうな。
⇒いや。1年に1回もあれば十分ですからw

次に島貫紘一。異常というか前回(怨霊塔)の醜態について謝罪。恐縮しているのかほとんど喋らない。

続いて波多野美希。大学のトイレで入っているときにドアを開けられたらしい。しかも2回。
⇒これってなんかスゴイ。いろんな意味でwww。まあ自分が遭遇したら怖いかな。

ここまでで約20分。
⇒なげーよw

【シーン#2】

カメラA(田口監督?)
カメラB(波多野)
2011.6.30/16:31-17:11

小糸宅到着。周りは田んぼに囲まれてポツンと建っているみたい。背後には海?に面しているようだ。ここで今回の経緯説明。怪奇現象が起きているとのことで、あらかじめ前もって定点カメラで撮影したところ異常現象が映った。これが冒頭の映像。

小糸の祖母登場。自己紹介。
⇒ゆるい進行だ。ここが我慢のしどころ。

【シーン#3】

カメラA(田口監督?)
カメラB(波多野)
2011.6.30/17:35-19:12

テーブルに塩、米、酒?、水を配置。小糸ばあちゃんによる質問タイム。
波多野に向かって「ツキゴ」のスジがある。「ツキゴ」。要は霊に取り憑かれ易い体質を表すようだ。
続いて怨霊塔を鑑賞する一同。どうもラストの「箱」が良くないようだ。
⇒ばあちゃん独壇場。「ヤマワケ」とかイミフな専門用語(笑)が出てくる。
不安そうな島貫が「私はどんな感じなんでしょう」と小糸ばあちゃんに尋ねる。
⇒なんか可愛い。
小糸ばあちゃん「最近良くないことがあったでしょ」。
⇒この質問は狡いな。誰だって大なり小なり嫌なことはあるもんだ。こう質問されたら些細なことでも頭に浮かぶもんだし。
でもって島貫「親戚が死亡した」。
小糸ばあちゃん「次は誰か身近な人が「毒」で死ぬかも」。
波多野「霊障のレベル越えている」
⇒同意。

用意すると言って席を立つ小糸ばあちゃん。しばらくご歓談ください。が、なかなか戻ってこない。小糸が様子を見に行くと布団で寝ている(爆)。
⇒何それ?ギャグ?
波多野「このタイミングで普通寝るか?」
⇒ごもっとも。
⇒細かいけど19:12にしては外が明るい気がする。

【シーン#4】

カメラA(田口監督?)
カメラB(波多野)
2011.6.30/20:08-21:12

小糸による家(部屋)の説明。どうも小糸家には3体の霊が常駐しているようだ。「白い三角」と「ばけるくん」と「黒い影」。
⇒既に開始から40分。今のところ平凡な日常といった展開。

小糸による説明が続く。2Fの説明。

トイレの鏡に映った映像。
⇒え?階段から頭半分だけ出して覗いている姿が映っているが、これってスタッフなの?微妙に不自然なんですけど。そして良く見ると女性っぽい感じだし。女性陣は小糸、波多野(カメラ)で映っているし、小糸ばあちゃんは寝ているし。じゃあ誰???映像はスルーして進む。

1Fに戻りばあちゃん寝室へ。相変わらず寝ているのだが、さきほど見た時と頭と足の位置が逆さまになっている。また口を開けて大いびき。ここで島貫が「盛り塩」しようと慌て出す。

ばあちゃんが寝てしまい対応に苦慮するみなさん。スタッフ(?)の案により、それぞれカメラを持って各部屋に配置することに。

  • 1Fリビング:島貫
  • 1F浴室:スタッフ
  • 2F小糸ルーム:小糸
  • 2F両親寝室:波多野
  • 2F廊下:田口監督

⇒なんか緊張感が出てきました。

【シーン#5】

ここから各部屋の映像が4分割で表示される。

  • カメラD(波多野)
    2F寝室、2011.6.30/22:35-
    落ち着かずうろうろ。
  • カメラB(小糸)
    2F和室、2011.6.30/22:35-
    小糸の自室。布団に寝転がってくつろいでいる。
  • カメラE(スタッフ)
    1F浴室、2011.6.30/22:35-
    軽く状況説明
  • カメラA(田口監督)
    2F廊下、2011.6.30/22:35-
    こちらもうろうろ。
  • カメラC(島貫)
    1Fリビング、2011.6.30/22:35-
    そわそわと落ち着かない様子。

【最初の異変】

波多野のいる2F寝室。いつの間にか寝ている(失神?)波多野。と、突然身体が痙攣しだす。同時に小糸。変な感じがすると自室から顔を出す。廊下の田口監督と一緒に波多野の部屋(寝室)へ。しかし寝室のドアが開かない。定点カメラ映像は変わらず痙攣する波多野の姿。

【急展開!】

1Fリビング
何故か呆然としている島貫の姿。何やら準備をしている。

1F浴室
2Fの異常を察知した浴室のスタッフが様子を見に行こうとするが、唐突にシャワーが出だす。

2F両親寝室
相変わらずうめき声をあげて痙攣する波多野。

1Fリビング
いつの間にか準備した島貫が首吊り。
⇒ぎゃー。

1F浴室
スタッフが取り乱し始める。

2F廊下
一向に開かない2F寝室のドア。そして1Fの異変を耳にした田口監督と小糸が浴室へ駆けつける。

2F両親寝室
廊下に誰もいなくなった(波多野は変わらず倒れている)。ひとりでにドアが開き、失神状態?で倒れている波多野が引きずられるように部屋の外へ出る。そのまま押入れ部屋へ。

1F浴室
取り乱したスタッフを宥める田口監督。

1Fリビング
小糸が首を吊った島貫を発見。小糸は泣きながらばあちゃんの部屋へ。
⇒あまりビビらないスタッフに軽い違和感。

1Fリビング
2Fから波多野の悲鳴。駆けつける小糸+田口監督+スタッフ。

2F廊下
寝室のドアは閉じていたが鍵は開いていた。

2F両親寝室
誰もいない。

2F廊下
2F物置を調べようとするが、小糸はばあちゃんに開けてはいけないと言われていると告白。なので開けることを渋る。仕方なくスタッフが物置を開けると、そこには「怨霊塔」にあった「箱」が置いてあった。取り乱す小糸は1Fへ。追う田口監督。残されたスタッフが吸い込まれるように物置部屋へ入ってしまう。

1Fリビング
小糸が降りてくる。突然首を吊った島貫が暴れ出す。
⇒ちょっとシラケた。
小糸ばあちゃん復活。何か唱えながら首を吊ったまま暴れる島貫に塩をかける。そしてばあちゃんは、小糸に浴室に行き朝まで何があっても扉を開かないように言いつける。誰に何を言われても返事してはいけないと。
⇒耳なし法一の展開だ。
2Fから血を流したスタッフがよろよろと降りてくる。ばあちゃんはスタッフにも塩をかける。田口監督と小糸が浴室にこもる。
⇒ホラー系の展開(演出)になってきた。

1F浴室
浴室にこもる2人の背後。水の張った浴槽の中から波多野が現れる。
⇒何か出そうな気はしていて構えていたのだが、それでも怖かった。波多野が出てきたのは予想外。
風呂の扉(すりガラス)越しに迫る島貫とスタッフ。さらにばあちゃんまでもが出て来いと迫る。

【ラスト】

カメラB(田口監督)
1F浴室、2011.7.1/4:44-

外は静か。寝ている小糸&波多野。朝になったようだと2人を起こす田口監督。
ドアを開けるが誰もいない。浴室を出る3人。外は明るい。家から出る3人。
⇒無事生還か?

屋外
外に出ると海を望むベンチに座る2人の男。島貫とスタッフだ。近寄る3人に島貫は「また迷惑かけたね」。小糸は島貫に「祖母はどうなった?」と問う。島貫らを助けた後、「箱」を静めなきゃ(この漢字だと思う)と言って家に残ったとのこと。小糸は制止を振り切り家に戻る。
※(2011.9.24追記)再びベンチを見ると、島貫とスタッフの姿がない。

2F廊下
何者かに押入れ部屋に引きずり込まれてしまう小糸。
※(2011.9.24追記)隣の寝室から島貫が姿を現し、波多野を寝室に引きずり込む。
カメラが振り返ると、うめき声をあげながらばあちゃんが迫ってきて。。。

エンドロール。

【整理】

ラストでばあちゃんに襲われる直前の状況

  • 小糸:2F押入れ、生死不明
  • 波多野:生還
  • 島貫:生還
  • 田口監督:生還
  • スタッフ:生還
  • 小糸ばあちゃん:憑かれた?

【謎】

「箱」の意味は?
⇒ネタ振りなのか説明は一切されない。

以上です。

【ジョンさんのご指摘を受けてスクショ追加】(2012.3.22)

1.家に入ってくシーンにて二階窓に子供(女の子)らしき霊
20120322comm_onryoie1

2.お茶を入れるシーンで玄関に子供(女の子二回目)の霊
20120322comm_onryoie2

3.島貫さんとの会話中に子供の霊(男の子?)
20120322comm_onryoie3

4.台所にて男の子?(二回目)と思われる霊
20120322comm_onryoie4

5.おばちゃんの部屋の青白い顔
20120322comm_onryoie5

6.二階トイレの男性
20120322comm_onryoie6

7.2Fトイレ前の鏡に女性(?)の頭
20120322comm_onryoie7

8.物置部屋の白いモヤ
 ⇒確認できませんでした。スミマセン。。。

9.箱が置いてある部屋に子供の霊(女の子三回目)と部屋から延びてくる白い腕
 ⇒白い服を着た女の子(黒虎さんからも指摘ありました)
20120322comm_onryoie9-1
 ⇒部屋から伸びる手
20120322comm_onryoie9-2

【布団さんのご指摘を受けてスクショ追加】(2012.4.26)

10.寝ているばあちゃんに盛塩するシーン。畳と布団の間に目。
Before
20120426comm_onryoie10-1
After
20120426comm_onryoie10-2