201108_hontotosiden
ほんとにあった!! リアル都市伝説 [DVD]

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制作年:2011年(日)
監督:森島大輔
収録時間:70分

カテゴリ:ホラー

【キャスト】

  • 野口慶之
  • 伊藤幸祐
  • 佐藤衣里香
  • 吉田昌弘

【総括】

視聴者からの投稿を元に映像を再現した作品。全6話オムニバス形式。1話10~20分程度なので、サクサク観ることが出来ました。

内容はというと、それなりにまとまっていると思う。ショートストーリーなので表面的な怖さがメインとなるのは仕方が無い。それでも3割くらいは多少のドッキリ要素もあって、記憶に残る程度に怖い仕上がりになっていると思う。残りの7割はこんなもんかといった感じ。あまり期待するとガッカリ感が残るので、何気なく観るほうがお勧めか。ちなみにスプラッタ要素は低いので、残酷なシーンや過度の流血が苦手な方でも安心だと思う。

【ストーリー】

概要です。詳細はネタばれに続きます。

  1. 犯罪被害者の怨念が犯人にかけた呪い!
    大学生(?)の男二人でドライブする話し。友人の車に乗るのだが、霊感の強い主人公は友人の様子がおかしいことを微妙に察知する。
  2. 死者が鳴らす携帯電話!
    これも若い男二人が車に乗っているところから始まる。途中、運転手の友人はカップ酒を飲み、制止する主人公を振り切り飲酒運転して帰ってしまう。一人歩いて帰路につく主人公の携帯が鳴る。
  3. 死んだ恋人の霊が戻ってくる!
    ヒトミ(♀)の家に友人のジュンペイ(♂)が訪れ、ヒトミの彼氏であるコウタロウが交通事故に遭って死んだことを告げる。そこにコウタロウが訪れてくる。
  4. 事故現場に導く死者の霊!
    免許取り立てのアオキくんは、山道でわき見運転により女性を轢いてしまう。怖くなって逃げてしまうアオキくん。半年後。アオキくんは彼女のミサエちゃんと共にその地に訪れると。
  5. 幽霊に教えられた自分の死!
    酒好きな上司シタラさん(♂)が酔った帰り道で奇妙な体験をする。帰路でひき逃げにあった人がおり、道路わきに花束を添えて手を合わせている二人の男がいた。何気なく声をかけるシタラさん。二人の男によると、どうやら轢き逃げにあった上司の事故現場らしい。その上司の名前はシタラというのであった。
  6. この世と死後の世界を結ぶトンネル!
    主人公の女子大生カナコは最近祖父を亡くした友人アユミの気分転換を兼ねたドライブに二人で出掛けるが、途中で道に迷ってしまう。目の前には通行止めの看板が立ったトンネルがあり、アユミは「探検」と言って嫌がるカナコと一緒にトンネルの中に入る。

【感想】

タイトルは都市伝説とあるが、そこまでオカルト(「ひとりかくれんぼ」や「人面犬」みたいな)が入っている話では無い。所謂怪談レベル。全体を通してオチがある程度見えてしまう。怖いと感じる作品が少なかったのも、この辺りが原因かなと。まあこれは収録時間が短いことに影響されたのだろう。

私見では「犯罪被害者の怨念が犯人にかけた呪い!」と「死んだ恋人の霊が戻ってくる!」が怖かった。ネタばれになってしまうが、心霊の直接的な表現があったのがこの2作品。あと「事故現場に導く死者の霊!」も直接表現されているが、コチラは想定範囲内でさほど怖さは残らない。投稿に基づいた再現映像なので、もう少し派手さがあっても良かったのではないかと思う。なお投稿内容自体は語られない。

何気に車関係の話しが多い。間接的な関わりを含めると、全話に自動車が絡んでくる。何か意図があるのだろうか?

そうそう。あとナレーションが怖いかな。

【評価】

総合評価:★★☆☆☆(2.0)

  • 面白さ:★★☆☆☆
  • ホラー度:★★★☆☆
  • グロ度:★★☆☆☆
  • サイコ度:☆☆☆☆☆
  • ミステリー度:☆☆☆☆☆
  • サスペンス度:☆☆☆☆☆
  • アクション度:☆☆☆☆☆

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(続き)ネタばれ






【#1:犯罪被害者の怨念が犯人にかけた呪い!】

友人はドライブ直前に自分の彼女を殺していた。また死体をトランクに入れていた。
最初から主人公は、友人の車の助手席に血まみれになった友人の彼女が見えていたのだ。なので助手席に座らなかった。道すがら友人は主人公に話す。「幽霊って成仏するっていうけど、ホントの怨霊となった霊は成仏しない。手近な次の犠牲者に取り憑く。」と。途中で休憩する二人。友人に言われるまま友人と自分の写真を交互に撮る。友人の写真には、友人の背後に血まみれの彼女が写される。堪え切れずに友人に問いただす主人公。すると友人は豹変して主人公を殺そうとする。しかし友人は一人で苦しみ出し死んでしまう。その死体の首には誰のものか判らない手形が残る。
一人になった主人公はトランクを開けるとビニールシートでくるまれた彼女死体を発見する(直接死体は写されない)。デジカメをみると友人の背後にいた血まみれの彼女の姿は無かった。溜息をついて何気に自分の写真を見ると、背後に彼女が迫っている姿が写されていた。

最後にナレーションでこの主人公(投稿者)は自殺したと語られる。

⇒怨霊が成仏せずに乗り移ってしまったってこと(キチンと伏線を張ってある)。想定できたオチではあるが、血まみれの彼女の姿は結構気持ち悪い。
⇒あと男二人のドライブ。何気に哀れ。

【#2:死者が鳴らす携帯電話!】

飲酒運転で交通事故死した友人から携帯電話がかかってくる話し。

⇒話としてはそれだけでオチに捻りも無い。
⇒他にも突っ込みどころとしては、「わ」ナンバーで「俺の車」ってどういうこと?レンタカーじゃないのか?それと電柱に激突して即死したそうだが、電柱も付近の壁も無傷。即死レベルの衝突なんだから、もう少しディテールにこだわって欲しい。
⇒あと。ダメ、絶対、飲酒運転!!

【#3:死んだ恋人の霊が戻ってくる!】

ヒトミの元に彼氏の死を伝えに来たジュンペイ。そんなヒトミの携帯にコウタロウからの着信があったことに気付く。それもコウタロウが死亡した後にだ。そこに家のチャイムが鳴る。扉の外からコウタロウの呼び声がする。驚くヒトミだが、ジュンペイにはチャイムの音もコウタロウの呼び声も聞こえていないようだ。二人の元に訪れた死んだはずのコウタロウ。コウタロウはヒトミにジュンペイが交通事故で死んだと告げる。ドアを開けてコウタロウを招き入れるヒトミ。しかしジュンペイの目にはヒトミが一人で話しているようにしか見えなかった。ジュンペイがヒトミに問いただすと、ヒトミの背後から血まみれのコウタロウが出てきてヒトミをどこかへ連れ去ってしまう。

⇒これは良かった。一瞬であるが、どちらが真実なのかといった疑問が浮かぶ。あえて捻るならヒトミが死んでいたというオチも良かったかもしれない。

【#4:事故現場に導く死者の霊!】

轢き逃げをしてしまったアオキくんであるが、新聞には一切報道されないまま、いつしか大した事故では無かったと忘れてしまう。半年後に出来たばかりの彼女ミサエちゃんといっしょにドライブするアオキくん。途中でミサエちゃんは温泉に行きたいと言いだす。温泉への道は事故現場を通る道だ。アオキくんは嫌がりながらもミサエちゃんに嫌われまいと渋々車を走らせる。と。前方で手を振る男性が。車を止めると男性は助手席に血まみれの女性がいたと言いだす。助手席のミサエちゃんが元気に答えると男性も気のせいだったと思いこむ。やがて事故現場を通るといきなりミサエちゃんが叫ぶ。人を轢いたと。慌てて車を飛び出すミサエちゃん。アオキくんを車外に引きずり出すと、ミサエちゃんの様子が変わる。その場に倒れるミサエちゃん。アオキくんは駆け寄るが、倒れていたのはアオキくんが轢き逃げした女性だった。ゆっくりと起き上がる血まみれの女性(=ミサエちゃん)。驚愕するアオキくんに「痛かった」と告げる。急いで車に戻るアオキくん。助手席には血まみれの女性がいて。。。
後日車が発見されると、アオキくんの死体と一緒に、死後半年を経過した女性の死体があった。

⇒血まみれの女性が一話目の女性と同じような気がした。

【#5:幽霊に教えられた自分の死!】
酔っぱらったシタラさんがであったのは、近い将来の映像だったという話し。

⇒怖さは無い。捻りも無い。

【#6:この世と死後の世界を結ぶトンネル!】

トンネルの先はこの世のものではないという話し。トンネルを出ると、無くなったアユミのおじいさんが「コッチに来るな」という手振りをする。カナコの制止を振り切ってアユミはおじいさんの元に走って行ってしまう。異常を感じて一人走って戻るカナコに、引き留めようとする手がかかる。なんとかトンネルを戻ると、その場から車で走り去る。後にアユミを探そうと地元の捜索隊とトンネルに向かうが、どうやっても件のトンネルを見つけることは出来なかった。アユミは今も行方不明。

⇒怖さなし。どちらかというと暖かいものを感じる。

以上です。