201108_sinmimi_kantoh
怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編> [DVD]
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制作年:2011年(日)
収録時間:90分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【シリーズ過去ログ】

【総括】

さて。殴り込みシリーズの最新版です。本作と同時に劇場版<沖縄編>もリリースされました。ちなみに<沖縄編>もレンタル済みなのですが、まずは<関東編>からレビューしたいと思います。

メンバ(新耳Gメン)に一部変更あるものの主要な方は健在。個人的には豊島監督がいなくなったの残念。かと思いきや、今度の村上監督もかなりいい感じなので一安心。メンバは田野辺尚人氏、ギンティ小林氏、村上賢司氏、後藤剛氏、市川力夫氏、青木勝紀氏、山口幸彦氏に加えて、東日本編で活躍(?)した市松人形「いせ」に替って「はち」。まあ市松人形にあまり興味はそそられません。心得五箇条も若干修正。「畏(おそ)れを抱いてかつ大胆に!」「辛い時こそ優しい言葉を掛け合おう!」「科学が万能だと思うべからず!」「暴飲暴食はやめよう!」「自分を探すな幽霊(なかま)を探せ!」といった感じで臨むメンバ。

今回は関東地方の5箇所を訪れる。以下ネタばれ進行で紹介。

そうそう。シリーズ共通として映像に華はありませんのでご注意を。いい歳したおっさんがぎゃぁぎゃぁいう作品です。

【概要】

  1. 殴り込みファイル001:名前のないメンバー
    神奈川県相模原市T湖として紹介。おそらくは津久井湖と思う。湖の下には集落と共に墓地も沈んでいるようだ。
    まず市松人形に名前をつけるイベント。前回に倣い「こっくりさん」を実施。参加者の誰かが意図して動かしている疑念を排除するため、参加者は他のメンバの手で目隠しされる。問われるままに市松人形の名前が決まる。数字の「8」で停まったので「はち」と命名。このスポットはこれだけ。時間の都合かもしれないが、チョット物足りないかも。
    ⇒何気に思ったのだが、こっくりさんはどうして硬貨を使用するのかな?いや。どうでもいい疑問なんですけどね。
  2. 殴り込みファイル002:つわものども
    東京都、八**城跡として紹介。どっからどうみても八王子城跡
    時間は夜。落城時に血に染まった滝で、まっぱになって滝に打たれるギンティ氏。3月だそうだ。氏曰く「寒い」って当然。前作に続いてちょっとお笑いに走っている感はあるなあ。そんな滝ではスチール写真に霧のような白いモヤが映る。モヤはいくつもの顔のような感じがして普通に怖い。
    城跡では大量の狐火がカメラ(静止画)に写される。それはまるで舞い散る雪のよう。さらにいくつもの顔のように見える白いモヤ。この写真は結構くるかな。
  3. 殴り込みファイル003:老婆のいる社
    八**市、D堂跡として紹介。八王子市の道了堂跡と思われ。
    1875年建立の寺院の別棟。老婆が殺される強盗殺人事件、女子大生の殺人事件(遺棄?)といった過去を持つ現場。別の作品(DVD)でも紹介されていたような気がする。ギンティ氏の過去の企画映像を紹介。映像ではハッキリと「うぁぁぁ」と悲鳴が入っている。
    現場へ向かう途中。女子大生が遺棄されたとされる場所に車がさしかかると突然車内のライトが消える。
    まずは老婆殺人現場。老婆の気持ちになって一人が横たわり、もう一人がその脇で事件記事を朗読する。始める前にキチンと「失礼します」って所が当事者の怖さを反映している。ギンティ氏と力夫氏が、気配と息遣いを感じて怖くて撤退。って、えぇぇー。ダメじゃん。冒頭の意気込みはどうなったんだ?「息遣いがする?」「気配がする?」。そんなん当たり前でしょ?ちなみに映像では気配も息遣いも入っていない。ヤバイって最初から判っているじゃん。それでも続行するプロ根性の先に見える栄光があるんじゃないのか?とまあ、傍観者なんで言いたい放題な僕。村上監督結構頑張る。
    続いて女子大生殺害現場。「はち」とAV撮影する村上監督。AV男優というよりAV監督のようなセリフ回し。ここでは消しているヘッドライトが光る。別のカメラでは光っていない。
    怖すぎて撤収するロケ車のライトが再び消える。往路と同じ場所だ。これはちょっと怖いかも。
    なお後日の編集で「さちこ」と呼ぶ音声が入っている。
  4. 殴り込みファイル004:魔の山
    谷川岳の麓、D駅として紹介。JR上越線の土合駅(どあいえき)のようです。
    新耳袋からの心霊スポット。そいえば前の3つは直接的に新耳袋と関連付けされていなかったな。木原氏登場。この駅ではトイレの鏡にいないはずの人が映る。「鏡」は個人的にベスト3に入る怖いアイテム。風呂に入って鏡を前に目を閉じて頭を洗っている時、目を開けたら鏡越しにいるのではないか?とか、気が付くと自分の手ではない「手」が洗うのを手伝っているのではないか?などと思うと怖くてたまらない。
    話しを戻す。
    肝心の駅は只今改修中。ただトイレは健在。でもって被験者を決める。まぁたじゃんけんだ。負けたことを悔しがるな、むしろ喜べと言いたい。件の鏡を前に自画像を描く。結局怪異は無し。
    次にもう一つのトイレ。地下にあるトイレだ。462段の階段を下るってテロップがリアルで不気味。ここではトイレ掃除。誰もいない定点映像に「や、やま、やま」との音声が入っている。
  5. 殴り込みファイル005:沈黙の世界
    富士山北西、青木ヶ原樹海
    冒頭は葉巻吸ってる中山氏の聞いた話。これは結構怖い。また木原氏。前作の「山の牧場」でテントの外から足音する場面が収められたことについて触れられる。曰く「あれを観た視聴者はどう思ったのか?」「テントの外に何故カメラが無い!」。そのとーり。その反省を活かし、樹海ではテントの内外に8台のカメラを設置して臨む。
    ここでもじゃんけん。いっそ負けた人が対象になるのではなく、勝った人が勝利を喜んで身を投じるようにしたらどうか。樹海の中に設置したテントに一人で行っておにぎりを食べるという企画。山口氏の場面で音声が収められる。何気にこの方で怪異を収めることが多い気がする。またベーステントの外から中を覗く村上監督?の笑顔が不気味。ギンティ氏と力夫氏になり、テントの外で音や気配がするとのこと。しかし映像では収録はされていない。残念。村上監督が結構頑張る。見ていて気持ちがいい。最後の青木氏。モニタの音声から女の声。また無人となったテントの定点カメラにかすかに音声が入っている。
  6. 殴り込みラストファイル:魂の呼びかけ
    引き続き青木ヶ原樹海。これまでで音声はあるものの決定的な映像は無し。
    木原氏。自殺なら樹海である必要が無い。あえて樹海を選ぶ理由は何か?それは見つかりたくないという意識があるのではないか?ならば会いくる者を嫌がるのではないか?さらに淋しいのだろう。であれば「一人で淋しくないですか?」といった呼びかけに答えてくれるのではないか?なんか説得力あるなぁ。
    昼間に発見した花束の現場で呼びかけることにする。夜になりGPSを頼りに現場へ向かうが迷ってしまう。どうにか現場を発見。写真を取るとフレーム全体を覆う一面の白いモヤ。モヤは何枚も撮影される。これもかなり不気味。
    呼びかけはギンティ氏。氏の横に明滅する光点が現れる。弱々しい光。暗くなる一瞬形が浮かぶように明滅する。

【感想】

怪異は音声と発光体。あと心霊写真(でいいんだよな)。全体を通して地味な仕上がり。ガチ映像で、やらせ、CG処理無しとのコメントは信じられる。まあホントの怪異はこういうもんなのだろうと思うし。
やっぱり多少なりとも「お笑い」に走りがちなのは、前作よりは少なかったものの今回も鼻に付いた。一視聴者としては怖いから撤収という理由はいかがなものか?怖くて当然、怖いの上等で行くところまで突っ走って欲しいかな。「お笑い」要素を求めるとしたら、それに対して「やせ我慢する姿」が該当すると思うので。勿論、僕は出来ませんけどね。

次回は続く沖縄編を視聴予定。どうなることやら期待したいです。

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