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2ちゃんねるの呪い VOL.4 [DVD]

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制作年:2010年(日)
監督:永江二朗
脚本:廣木俊
収録時間:90分

カテゴリ:ホラー

【キャスト】

  • 高橋のぶ
  • 由愛可奈
  • 田中俊
  • 岡田愛美

【シリーズ過去ログ】

【総括】

シリーズ4作目。前作がイマイチだったのでしばらく放置。思い出して視聴しました。

1話15分から20分程度。全5話収録。心霊*2、オカルト*3といった感じ。
vol.3レビューでも書いたが、時間が短いので話しの奥行きは感じられなかった。ただ無駄を省いてテンポ良く進むので飽きることは無いと思う。ショートストーリー仕立てなのでオチがある程度予想付いてしまうのは仕方ないところか。一部を除き「2ちゃんねる」自体はおさわり程度に触れられているだけ。どっしり腰を据えて観るのではなく、酒のつまみとしてワイワイするような作品なんだろう。

【概要】

一応、各話詳細は「続き」にネタばれとして記載。

#1:メリーさんの電話

  • [概要]交通事故現場を撮影した青年が自身のブログに画像をアップする。すると「メリー」と名乗る少女から携帯に電話がかかってくる。
  • [怖さ]★★★☆☆(3.5)
  • [所感]王道ネタらしく、何気に怖い仕上がりとなっている。怪異が徐々に近づいて来る怖さの演出は共感できる。冒頭の事故との因果関係が希薄な点は残念。あと刑事がカッコよすぎるのと、友人が学校内でずいぶんとでかいパソを持ち歩いているのは微笑ましいw

#2:書き込んだ相手に天罰が下るスレ

  • [概要]学校でイジメにあっている大木礼(♀)は、書き込んだ相手に天罰が下るスレにイジメの首謀者(♀)の名前を書く。すると名前を書かれた女子生徒は発狂死するのであった。
  • [怖さ]★★★☆☆(3.0)
  • [所感]ミステリタッチな話し。因果応報の結末だが、「いったい誰が?」といった謎を持っている。想定範囲内のラストではあったがテンポが良いためおk。にしても過度な演出といった面もあるだろうが、「イジメ」の光景は見ていて不快にさせてくれる。

#3:タルパ

  • [概要]高額収入につられタルパなる治験のアルバイトをする大学生の山崎。それは自分のイメージする人間を可視化する実験だった。山崎は理想の女性として「エリカ」をイメージする。やがてイメージが強くなると。。。
    ちなみに「タルパ」とは「チベット密教の秘奥義、想念の力で幻影を視覚化する。人間が意識的に霊体を作りだす方法」だそうです。
  • [怖さ]★★★☆☆(3.5)
  • [所感]自分のイメージを具現化するストーリーはそこそこ面白かった。ラストにどんでん返しを用意しているところも良い。あと主人公の山崎がアングルによって福山雅治に見えるのは僕だけかw

#4:こわいものクラブ

  • [概要]2chで知った「こわいものクラブ」なる動画投稿サイト。面白半分で投稿する高校生の男女。そこでは投稿される動画に対して評価ポイント(加害者度)が付与される。投降しないと1日で加害者度が10ポイント下がってしまい、加害者度のポイントが無くなると死んでしまうのであった。
  • [怖さ]★★★★☆(4.0)
  • [所感]怖いというより、まずは「痛い」系が目につく。最初の方に紹介される爪を金づちで潰すシーンは観ていて顔が歪む。やっぱり「痛い系」は苦手だ。あと「虫系」も。
    こちらもラストに捻りが用意されていて良かった。全体的に狂気を感じた。動画を撮るためには、人殺しすら平然とやってのける。まずその心理に恐怖を覚える。

#5:瓢箪事件

  • [概要]女子大生ナナは友人ケイコと一緒に、これも友人のミカコの引っ越しを手伝う。新居は極端に家賃が安い部屋。ミカコはその夜ひとりでに点いたTVの音で目を覚ます。TVを消そうとするとベットの下から物音が。恐る恐る覗きこむと。。。
    数日後(?)ミカコが行方不明となったことを知るナナとケイコ。ケイコも行方不明となり、ナナはネットでミカコの借りたアパートが「瓢箪事件」なる舞台であったことを知る。
  • [怖さ]★★☆☆☆(2.0)
  • [所感]ありふれた話しで、あまり怖さは感じなかった。ベット下を覗くシーンではお決まりのドッキリだし。「瓢箪」なるアイテムも使いきれていない感じだ。ドッキリ含めて映像は若干怖いかな。単に怪異に巻き込まれただけになってしまっているラストは残念。

vol.3比較だとコチラの方が怖さはあったと思う。次作も出そうな気がします。出たら観るとも思います。たぶん。。。

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(続き)ネタばれ






【メリーさんの電話】

  • 電話1回目『私メリー、ともちゃんいる?ともちゃんに会いに行くね』
  • 電話2回目『いまアパートの前に居るの』
  • 電話3回目『今下の階にいるの』
    と、ここで居合わせた友人ユースケくんが『ともちゃんは俺ん家にいるわ。悪いけど引き返してくれる?』といって電話を切る。ユースケくんの死亡フラグが立ちましたね。
  • 電話4回目『寄り道しちゃった。ウソはきらい。ともちゃんはやっぱりココね。今玄関の前に居るの』
    ここで主人公がカメラをセットしてライブ映像をネット公開。そこにユースケくんの訃報が届き、彼のアパートへ出かける。ユースケくんの死亡確認。自宅に戻りネット中継放置に気付く。誰かがまとめ動画をうpしているようで、リンクをたどると外出する自分の姿が映し出される。電話が鳴る。怖くなり電池を外してもかかってくる。
  • 電話5回目『いまあなたの後ろにいるの』
    後ろを見るがだれもいない。と、玄関を叩く音が(訪問者は刑事だった)。怖くなり押し入れに隠れる。押入れの隙間からパソコンのリンク映像を見ていると、外出した後に赤い服を着た少女(かなり大人びている)が押入れに入る映像が。背後で「いまあなたの後ろにいるの」と声がかかり。。。

【書き込んだ相手に天罰が下るスレ】

このスレに名前を1000回書き込むと、1000回目の名前が赤文字となり、その人は名前を赤い字で書いた後に死ぬといったネタ。

  • 犠牲者1:広井さん(♀)。主人公であるイジメを受けていた大木さんの書き込みによって死ぬ。なお死亡状況は自宅で自分の身体をカッターナイフで傷つけての発狂死。腕に切り付けた名前が書かれている。刑事が関係者に現場写真を見せるのだが、かなり安っぽい画像だった。
  • 犠牲者2:ヨネダ(?)教諭(♂)。イジメを知っていながら放置したことで、大木さんの書き込みで死亡。授業中に携帯で名前を書き続ける主人公。1000回目になると、黒板に赤いチョークで自分の名前を書きつけた後、窓から投身自殺。

ここで掲示板に自分の名前が書き込まれていることを知る大木さん。いったい誰が書き込んだ入るのか?校内で犯人を探すが該当者が見つからない。そうしている間にも書き込みは進み、やがて赤文字になると。。。

  • 犠牲者3:大木礼(♀)。校内で発狂死?血文字で自分の名前が書かれている。

伏線として大木さんの自宅での振舞いが出てくる。大木さんは部屋に閉じこもり、部屋の外からオドオドと母親の呼びかけるのだ。疲れきって心がおかしくなった感じが出ていて不気味。とまあ、大木礼の死は母親の書き込みによるものだった。この時点で怪しいと思ってしまったが。ラストの「チャンと死んだかしら」はチョットだけ気持ち悪いか。

【タルパ】

山崎の想像する女性「エリカ」。設定(イメージ)した性格は、普段は高飛車だが弱い面も持ち合わせている。一言で「ツンデレ」ですね。山崎は友人ジンナイに誘われて参加する。そのジンナイが先にタルパに成功する。成功していない山崎の視点では、誰もいない空間に人がいるかのごとく振舞うジンナイを胡散臭そうに見る。タルパを信用していない、反面、ありえないと思いつつも羨望の混じった視線。
努力の甲斐あって(?)やがて山崎にも「エリカ」が見えるようになり、二人で研究所を出てゆき一緒に生活を始める。山崎はタルパに成功して先に研究所を出て行ったジンナイに呼び出される。ジンナイのタルパ「ユキコ」が一緒に死んで欲しいというそうだ。ジンナイは山崎の目の前でナイフで首を切り裂いて死んでしまう。ここは見せ場の一つだが、流血が大人しいのは不満。首から噴き出す血で山崎が血まみれになってもおかしくないのでは。

「エリカ」と一緒に生活する山崎だが、自分で作りだした性格にもかかわらず、微妙にイメージと異なる所に不満を感じるようになってきた。タルパの「エリカ」も山崎の心変わり(?)を敏感に察知する。そして「エリカ」は「エリカ」の望む「ヤマザキ」のタルパを作る。曰く「いいなりの山崎が欲しかった」。山崎の目の前に現れるタルパの「ヤマザキ」。一捻りがあるのは素直に面白い。時間が許せば、いろいろ展開が望めそうな作品。

【こわいものクラブ】

サイトルールとしてポイントがキーワードとなっている。ポイントは「加害者度」と「被害者度」からなり、二つの和は常に100ポイントとなる。投稿動画のお題目により難易度に応じた加害者ポイントが得られる仕組み。1日何もしないと被害者ポイントが+10される。必然的に加害者ポイントは-10となる。加害者ポイントがゼロ(被害者度が100)になると殺されてしまうので、必然的にメンバは絶え間なく動画を投稿しなければならない。退会するには加害者度が100になる必要がある。

  • 投稿1「骨折する瞬間」
    校内で女子高生を騙し(イジメ?)て動画撮影。ガチで骨折する瞬間を撮ろうとするが、誤って首の骨を折ってしまう。しかし首の骨を折る瞬間の動画の方がポイントが高かった。歓ぶ姿が異常。
  • 投稿2「人が自らはじける映像」
    女子高生が男子高校生の中学時代の担任を罠にはめる。女子高生がラブホに誘い、教師が乗ってきたところで悲鳴。教師は懲戒免職となり、車道へ飛び込み自殺をする。物陰からその瞬間を撮る男子高校生。後に女子高生がなぜこの教師を選んだのかを問うのだが、「当時DSを没収されたから」との答え。平然と言ってのける姿が異常。

退会を目指そうとする男子高校生が狙ったのは新しいお題目だった。

  • 投稿3「命乞いをする人を殺す瞬間」
    ターゲットは学校の用務員(?)。夜、巡回する用務員をナイフで刺して命乞いを強要する。そして命乞いをする用務員を刺し殺す映像を投稿する男子高校生。女子高校生は撮影係。無事動画をうpして100ポイント達成。男子高校生の退会を歓び抱擁する二人。と、その男子高校生の背中(?)にナイフが突き立てられる。
  • 投稿4「加害者度100ポイントのメンバが死ぬ瞬間」
    呆然としながら崩れ落ちる男子高校生。女子高校生はその姿を見下しながら、1発で退会できるお題目があることを告げる。それは「加害者度100ポイントのメンバが死ぬ瞬間」で、加害者度100ポイントが付与される。女子高校生は自分もサイトメンバだったのだ。そして被害者度が100になる寸前だった。一部始終を別のカメラに収めた動画をうpすると、「永久に加害者度100です」と表示され無事退会となる。

ん。
ちょっと待てよ。
「永久に加害者度が100ポイント」って。

それって永久に狙われ続けるってことじゃん。

全体を通して非日常な感覚で話が進むので気持ち悪い。そしていざとなると女は強いなぁと思ってしまった。

【瓢箪事件】

ちょこちょこ女性の霊が出てくる。容姿は普通に怖いレベル。

ミカコは引っ越し初日に行方不明となる。次はケイコ。夜、車でナナを送った帰り、ケイコの携帯にミカコから電話が入る。車を止めて(エライ!)電話に出るケイコ。ルームミラーに女性の霊が映り、悲鳴と共に行方不明となる。
最後はナナ。行方不明となったミカコの部屋を訪れ、事件の核心となる瓢箪を見つける。と事件当時に意識が飛ぶナナ。事件の発端は、男が当のアパートの部屋に女性を監禁しており、瓢箪に女性の髪の毛を詰めながら掲示板に自作自演とも思える書き込みをするモノだった。この女性がどうなったかは書かれていないが、男が行方不明になったことは語られる。ナナは監禁され(おそらく殺された)女性が自分を見つけて欲しかったのだと考え、女性に瓢箪を渡す。
が、そのままナナは女性に襲われ(?)行方不明となるのであった。

怖さを感じないのは、この3人が犠牲となった理由が希薄な点があるだろう。単に地雷を踏んでしまっただけといった感じだ。またキーパーソンとしてアパートの管理人なる女性が出てくるが、コチラも存在意義が希薄。瓢箪事件との関連性を説明することも無く、次の入居者を迎えて終わってしまう。もう少し捻ってもよかったのではないかと思いました。

以上です。