201107_tomie
富江 [DVD]
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制作年:1999年(日)
原作:伊藤潤二
脚本、監督:及川中
収録時間:95分

カテゴリ:ホラー

【キャスト】

  • 菅野美穂
  • 中村麻美
  • 洞口依子
  • 田口トモロヲ

【総括】

結構続編が出ているシリーズの1作目。シリーズ化されているので面白いかと思って観ました。

んが。面白くなかったorz

つか、怖くなかった。

観終わった後にクチコミを見てみたが賛否両論あり。観る人を選ぶ映画なんだろう。物理的な恐怖より、より深い心理的な怖さを期待する方向きだと思う。僕もどちらかというと後者を期待する方なのだが、作品の訴える怖さが深すぎたのだろう。と思ってみる。

富江役の菅野美穂。サイコな役どころを見せてくれるが、個人的にはやっぱりミスマッチかな。イマイチ健康な印象を受ける映像だったので。

【ストーリー】

バラバラに切り刻んでも死なない、何度も蘇える「富江」と、記憶障害を持つ月子(専門学校生?)のお話。
3年前の交通事故により当時の記憶を失くした月子。彼女は催眠療法で記憶を取り戻そうとし、失った記憶の断片に「トミエ」という人物が出てくる。やがて月子の周囲の人々が次々と殺されて行くのであった。

※「続き」に少しだけネタばれ。

【所感】

設定は悪くないのだが、いかんせん面白みに欠ける。
ゆっくりと進む物語はジワジワではなくダラダラといった感じで退屈。前半に月子の置かれた環境を説明するシーンが続くが無駄に長く感じる。ここに時間を使うなら、後半の富江を巡る大量殺戮を描写して欲しかった。「こりゃフラグが立ったな」と思わせるキャラは一通り殺されるのだが、あまりにも唐突過ぎて付いてゆけなかった。意味不明で月子は襲われるし、出てきたと思ったら死体だし。不謹慎ながら「せめて殺戮シーンをもう少し増やそうよ」と思ってしまう。
一番の不満は富江の月子に対する執念、怨念、情念といった執着(粘着)がいま一つ感じられないところか。なぜ月子が狙われるのかが、どうしても腑に落ちなかった。
結果、殺戮シーンは少なく(死体はかなり出てくるが)、ゾッとするような演出もなく中途半端な感じ。気持ち悪い映像はあるが、怖いかと問われるとネガティブ。

続きを観たいと思えないが、一応参考までにシリーズを記しておく。

  • 2001年 富江 Re-Birth
  • 2005年 富江 BEGINNING
  • 2005年 富江 REVENGE
  • 2007年 富江VS富江
  • 2011年 富江 アンリミテッド

あと姉妹品(?)で伊藤潤二氏原作による『富夫』なる作品もあり。
まあ気が向いたら観てみます。

【評価】

総合評価:★☆☆☆☆(1.5)

  • 面白さ:★☆☆☆☆
  • ホラー度:★★☆☆☆
  • グロ度:★★★★☆
  • サイコ度:★★☆☆☆
  • ミステリー度:★☆☆☆☆
  • サスペンス度:★★☆☆☆
  • アクション度:☆☆☆☆☆

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(続き)ネタばれ







【お亡くなりになった方々】

記憶を頼りにしているため名前は忘れてしまった方もあり。順不同。

  • 月子の同級生(河原で死体で発見)
  • ヤマモトくん月子の友人モジャ子(自室の浴室で死体で発見)[2011.8.15訂正]
  • レストランの店長(口に傘を突っ込まれて死体で発見)
  • レストランのバイトその1とその2(お互いに殺し合った?)
  • 月子の主治医(死体で発見)
  • 富江(月子の彼氏に刺殺。首を切られる)

最初の同級生が殺された理由が判らない。
あと月子の暮らすアパートの大家(♂)。ヤマモトくんの死体を発見した月子を溺死させようとする。意味不明。
富江のバイト先のレストラン。バイトくん2名はどうやら富江関連で殺し合ったと推察。店長(温水洋一)は富江の持っていた洋傘(青地にひまわり柄)で殺されていたので、犯人は富江だろう。
富江を殺した後、首を持って出て行った月子の彼氏はどうなった?

【富江を育てるヤマモトくん】

バスケットの中の富江の首にヨーグルトを食べさせるヤマモトくん。バスケットの中に迷い込んだゴキブリをも食べてしまう富江。が、すかさずヨーグルトと一緒に吐き出してしまう。

「そんなモン食べるからだよ」と腹を抱えて大笑いするヤマモトくん。
甲斐あって富江の成長は早い。

ちなみにヤマモトくんは病院から脱走したそうです。トレードマークは右目の眼帯。自ら劇薬を被り目玉が飛び出してます。

それにしても虫系は苦手だ。後のシーンでコンビニのビニール袋に沢山のゴキブリを入れているのだが、それだけで気持ち悪い。

【富江にすがるヤマモトくん】

富江「一緒にいない方がいい」
ヤマモトくん「捨てないで」「なんでもするから」
富江「じゃあさっさと死んでよ」

ヤマモトくん可哀想すぎる。

【ラスト】

湖畔で富江を焼き殺す月子。何故に湖畔なのかは不明。
自宅に帰って鏡を見ると、富江と同じほくろが出来ている。

驚く鏡の中の月子の顔。その脇に笑顔の富江が現れてエンド。これはチョットドッキリした。

以上です。