201106_fuineizo1

封印映像 呪われた森 [DVD]
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制作年:2009年(日)
収録時間:59分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

なんと申しましょうか、、、
もはやどこから突っ込、、、話せばいいのか。

全5話。60分弱。
収録時間は苦痛では無い範囲。

ぶっちゃけ、全部創作物と感じました。
どれか一つでもガチなやつってあるの?(苦笑)
いっそフィクションと割り切ればそれなりのスペックはあるかと.....いや。無いかorz

一応投稿元に対するトレース(調査)してます。ここら辺は「ほん呪」スタッフ制作ならでは。しかし、それすらも信憑性を高めるための演出と思えてしまう。悩みたくないので怖い映像であるかにフォーカスしてレビューします。「この際フェイクドキュメントでも構わない」、「多少怖くて投稿っぽい映像が観たい」という方にお勧めします。あーそうそう。グロ系の痛い映像がありますのでご注意ください。

以下、ネタばれ進行です。

【概要】

「フェイク度」はあえて表記しません。

  1. ダンススタジオ
    [概要]ダンススタジオに設置された監視カメラの映像。ガラス張りのスタジオで一人練習する女子校生。ひと段落して休憩していると、突然不気味な音が鳴り響く。同時にガラスに映った女の子の鏡像が勝手に動き出す。女子高生の悲鳴と共に暗転(停電?)。以降行方不明。当のスタジオはビルごと取り壊し済み。南千住の処刑場跡地らしいが因果関係不明。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]-----
    [所感]展開は予想範囲。鏡って個人的に怖いアイテムである。鏡を背に体育座りする女子校生に対し、鏡像だけが振り向いて少女を見つめるシーンは気持ち悪い。
  2. よつんばい
    [概要]ローカルテレビの没映像。都市伝説で「よつんばいで走る女」を取材する女性レポーター。調査にて道祖神の石像を触りながら「xxx(ピー音)」を三回言うと狐に憑かれることが判明。現地で紹介がてら、うっかり(?)実行してしまうレポーター。取り直しで女性ADにもやらせてみる。翌日、件の女性レポーターが別件(?)取材映像。呆然としながら彼方を指さす。スタッフ(カメラ)が何事かと指さす方を見ると、後ろからレポーターの悲鳴。振り返ると女性レポーターの目に枝が刺さっている。驚愕するカメラさんを巻き添えに女性レポーターが道路に飛び出し二人ともデッドエンド。目に枝が刺さったレポーターの背後に女性の姿。スタッフにより女性ADのその後を追跡調査。自宅に伺うと部屋の隅にうずくまる女性AD。そのまま"よつんばい"でカメラに迫って.....
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]怖いよりも痛い系。でも女性レポーターの背後の女はちょっと不気味。しかし女性ADの追跡調査を隠し撮りで行うのだが、それって不味いでしょ。その時点で信憑性が失われるのだが.....
  3. スプーン女
    [概要]投稿雑誌に寄稿された女性をストーキング(盗撮)する映像。盗撮に気付いた女性は、投稿者(ストーカー)を誘う。人気のない公園で女性を撮影していると、女性の手にスプーンが。スプーンを持った女性が投稿者に襲いかかり、カメラが落ちて乱れる映像の中にピンポン玉のような物体が地面に落ちる。ピンポン玉=投稿者の目玉。落ちた目玉を踏みつける女性のヒール。罵詈雑言を吐きながら女性が去ると、カメラに血まみれの顔面を押さえた男の姿.....
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]これも痛い系。要はストーカーの目玉を女性がスプーンで抉ったとされる映像。ただ女性の部屋の盗撮映像はやり過ぎ。普通にあり得ない。しっかりカメラに映るように着替えているしw
  4. 影整形
    [概要]演劇部所属の女子中学生の投稿。顔だしおk。合宿で「影整形」を実践。途中で先生に見つかり中断。後日の練習風景。中断されたのはカメラ役の女の子(部長らしい)。不意に不自然に大きな影が写されると失神してしまう。以降学校にも出席せずに連絡が取れない。後日、当時の写メを見ると、件の部長の目が消えている。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]影整形のやり方を説明してます。映像は不自然な「影」だけなので、あまり怖いと感じない。顔だししているのと、小池先生wをコイツ呼ばわりしているのは微笑ましいwww
    ガチ前提だが追跡調査希望。
  5. 呪われた森
    [概要]没となった心霊DVDの映像。夜の森の中にある祠をアイドルが探すといった内容。カメラを片手に一人で森の中を歩く彼女。スタッフは先に車に戻るのだが、そこには片腕を負傷した件の彼女が居た。彼女は口早に「呪われる」「入ってい行けない」などとつぶやくと、再び一人で森の中に走る。スタッフが探すと絶叫しながらのたうちまわる彼女を発見。その背後に探していたのようなものが。その後彼女が持ったカメラ映像を確認すると、森の中で転倒して腕を怪我する直前、背後にのような姿が浮かび上がっている。
    後日当作スタッフが彼女にインタビュー。その時の記憶は飛んでいるらしい。怪我は悪化したため切断したようで義手を外すシーンでお終い。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]-----
    [所感]絶叫するシーンは音量注意(笑)。手は込んでいるが映像はおとなし目で怖さはあまり感じない。ケガ云々を省いたら、ジワッとくる怖さが出たかもしれない。

【所感】

総括が全てです。

当初はタイトルは気になったものの、紹介文を読んでも興味を魅かれなかったのでレンタルしなかったが、シリーズとして結構続いている(最新作は第五弾として7/5レンタル開始)ので、ひょっとしてイケテルの?と思って借りちゃいました。「ほん呪」スタッフ制作なので構成は「ほん呪」とニアリーです(投稿映像がありスタッフが調査する)。映像はコチラの方が強烈(より直接的)。でもって幅が広い。心霊だけでなく痛い系の話もあり。まあほん呪も本編はvol.10までしか観ていない上での比較(感想)ですがw

全体的に中途半端な仕上がり感があります。ガチ映像にしては出来過ぎ。フィクションだとしたら演出が大人しい(物足りない)といった感じが残った作品でした。

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