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201104_toukounorosin2

制作年:2011年(日)
収録時間:60分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント

【シリーズ過去ログ】

【総括】

前作から約4か月で第二弾。前作では「ジュンちゃんの部屋」等を収録していて、まずまず怖い仕上がりになっていた。今作でも「ガチ」映像とのことで少しだけ期待しての視聴。

結果は。
微妙ですね。期待を裏切ることは無かったとは感じるが、期待以上の出来でも無い。映像はそこそこ怖いと感じる作品もあったが、どうも作った感があったりする。

今回もメインは二つ。『就職祝い』と『ビデオチャットの呪い』。次点として『弾き語り』なのかと思う。特筆すべき点としては、「呪い」の名前通り「呪術」にフォーカスされた投稿があったこと。いろいろ「呪い」と付く作品の多い中、なかなか「呪術」や「呪詛」を取り上げる作品に当たらない。その点では評価したい。

以下、ネタばれ進行で紹介します。

【各話紹介】

  1. オフィスビルの屋上
    [概要]屋上に設置された監視カメラの映像。入り口の窓に浮かび上がる女性らしき姿。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [所感]開く扉に映る姿が微妙に不自然。窓枠に合わせて画像を張り付けたように見えた。
  2. トンネル
    [概要]旅先(四国)で撮影。列車の先頭からトンネルを映している。トンネル内に入るとノイズにまぎれていくつもの目が映される。投稿者インタビュー/顔だしOK。
    [怖さ]
    [フェイク度]
    [所感]画像自体は怖いのだが作った感が強い。作ったとすれば結構いいセンスしていると思う。
  3. 不動産物件
    [概要]新居を探している映像。マンションというがアパート。洗面所の脇に女の子の青白い顔が浮かんでいる。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [所感]心霊写真レベル。微妙に輪郭がはっきりしているところが不自然ではあるが、睨みつけるような表情は怖い。
  4. 就職祝い
    [概要]友人の就職祝いを撮影したもの。赤ん坊の泣き声と共にドアの隙間から覗く無表情な目。投稿者インタビュー/顔だしOK。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [所感]前半に投稿者インタビューと共に背景を説明している。例によって映像までが長い。隙間から覗く目は、背景と併せて不気味。あと赤ん坊の泣き声って盛りのついたぬこの声に似てますよね。ここはキチンと音声解析して欲しいと思った。
  5. 韓国旅行
    [概要]旅行先で買い物をする映像。ショーウィンドウに映る友人にかかる黒い手。投稿者インタビュー/顔だしOK。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [所感]若干映像が判りにくい。確かにぺらぺらな黒い手が映されている。投稿者曰く「気味悪いので御祓いして欲しい」とのことだが、御祓いまで面倒みてくれるのかな?
  6. 卒業旅行
    [概要]旅館での映像。消えているテレビのブラウン管に映る黒い人影
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [所感]ナレーション曰く「首を吊っているよう」とのことだが、単に立っているだけに見えた。どうも「~呪いのビデオ」に出てくる白い服の女と被る。ネタとして被っているためか、あまり驚くような映像では無かった。確かにガチで体験したら怖そうな状況ではあるが。それにしても野郎ばっかの映像は華がないですね(笑)
  7. 弾き語り
    [概要]動画サイト投稿用に自室でギターを弾き語りを記録した映像。壊れたレコードのように唐突に繰り返しリピートされる映像にまぎれて立った女性の姿が映り込む。投稿者インタビュー/顔だしOK。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [所感]これも前半はインタビューを含めた背景説明。まあ背景説明された分だけ映像は怖く見えたのは事実で、叫ぶように口を開けた表情は怖かった。でもその女性の髪の毛もさらさらのようで、上からのライトに髪の毛(キューティクルですね)が輝いて見えた。実際どうなんだろう?やっぱり霊体でもこういったディテールまで映されるものだろうか?
  8. ビデオチャットの呪い
    [概要]夫婦でビデオチャットしている単身赴任中の旦那の部屋の映像。背後のベットとカーテンンの隙間から女性の顔が映る。投稿者インタビュー/顔だしNG。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★★
    [所感]珍しい呪詛モノ。前半は背景説明。ただこの作品は投稿者が死亡してしまっている。生前の投稿者インタビューの中で、関連性は不明としつつも投稿者の元に届いた「お札」が紹介される(但し全面モザイク)。祈祷師に鑑定依頼すると「くめがもり」(?と聞こえた)という呪符とのこと。映像(ベットとカーテンの隙間に人がいるだけのようにも見える)を中心に全体的にフェイク感が強かったのだが、呪詛要素を含め怖さはまずまずかと思う。

【追記】
個人的に感じたこと。直接作品内容と関連しないのだが。全体を通して女性(演出補?)がインタビューや電話取材するが、彼女の語り口がまどろっこしいと思った。最後の話では「呪い代行」のサイト管理人に電突するが、途中で切られてしまう。取材内容もあるのだろうが、観ているコチラがイラッとして、切られても仕方ないのでは?と思った。もう少し簡潔に話して欲しいかな。

vol.3も夏にリリースされる予定です。たぶん借りるんでしょうね。少しだけ期待して待つとします。


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