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201104_spec

SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 DVD-BOX
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ケイゾクから10年。
ケイゾクの所謂続編的なTVドラマがDVDレンタル解禁。
未だにケイゾク大好きな僕としては、めちゃ期待してのレンタルとなり早速観ました。リアルタイムでのTVドラマは、一気に全部観ることが出来ない(CMあるしね)ので観ていませんでした。今回DVD全5巻をレンタルし、第一話から最終第十話までをノンストップでの視聴です。

詳細は後述しますが、期待通りに面白く一気に観ることが出来ました。賛否両論であるところだが、「ケイゾク」や「トリック」の演出に代表される堤幸彦氏(演出)のベタすぎて鼻に付くようなコメディセンスは大好き。なので「ケイゾク」「トリック」を受け入れて楽しめる方は「スペック」も同等のスペックを持っていると思ってもらって結構だと(笑)。

【主なキャスト】※ゲストは除く

  • 当麻紗綾(戸田恵梨香)
  • 瀬文焚流(加瀬亮)
  • 志村美鈴(福田沙紀)
  • 地居聖(城田優)
  • 正汽雅(有村架純)
  • 一十一(神木隆之介)
  • 野々村光太郎(竜雷太)
  • 津田助広(椎名桔平)
  • 冷泉俊明(田中哲司)
  • 近藤昭男(徳井優)
  • 海野亮太(安田顕)

【設定】

警視庁公安部に設置されたとする公安第五課、未詳事件特別対策係。通称「未詳」。霊能力、超能力などの特殊能力(SPEC)に関わる犯罪を専門に取り扱う部署。
未詳の野々村係長(嘱託)の元に、現場で部下を失った元SIT*隊長:瀬文と、職務中に左手を負傷した京大理学部卒の女性刑事(キャリア?)当麻の二名が配属される。
*SIT:警視庁特殊部隊

当麻と瀬文。お互いに過去に傷を持った二人が、スペックホルダー(超能力者)の引き起こす事件を解決するストーリー。

【ケイゾクとの主人公比較】

個人的な興味から主人公二人をケイゾクと比較してみた。また類似性のあるトリックも参考までに加えてみた。あくまで主観的な評価に基づいた比較です。

  1. 女性主人公の比較spec001
  2. 男性主人公の比較spec002

【当麻の問題解決】

「ケイゾク」や「トリック」と同じように、当麻にも決め台詞がある。

「いただきました」

彼女の大食いと重ねたセリフ回しなのだろう。

そんな当麻の解決方法は、頭に浮かんだファクトを、取りつかれたように筆を走らせ半紙に書き出す。それをまとめて破き放る。
舞落ちる半紙に書かれた切り刻まれたファクトが、彼女のイマジネーションを活性化させて犯人を特定するのだ。

一見オカルトで非常識な方法なのであるが、実は問題解決の基本を踏まえた行動なのではないだろうか?
重要なことは一切の推察を排除してファクトのみを出すこと。問題解決プロセスである、事実(ファクト)のみを純粋に抽出して問題を浮だたせ課題化⇒解決の方式に則っているともとれて興味深い。その点では当麻のやっていることは実は非常に理にかなっていると思う。さすが京大理学部卒の設定か(笑)。
尤も。ファクトが舞い散るさまを見て解決する点は、天才たる当麻ならではの手法なのだろう。

【総括】

冒頭に書いたように期待通りの作品でした。
またコメディとのバランスも、多少コメディ寄りである点、シリアスパートのパンチ力が今一つ冴えないように感じる点がありますが、総じて面白く視聴することができました。

終わり方もケイゾクのように続きを匂わせています。
当麻と瀬文の活躍をまた観たいと思っている僕としては、続編が出ることに期待したいと思っています。

今回「続き」には各話と全体のネタばれを記載します。
是非、先に視聴されることをお勧めします。


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(続き)ネタばれ

人間の脳は一割しか使われていない。残り9割のスペックにどんな能力が隠されているのか。そのスペックを獲得した犯罪者が全話通して出てくる。

【組織一覧】

名前が判らない組織もあるが以下の感じ。

  1. 公安五課(未詳)
    野々村率いる瀬文と当麻
  2. 公安零課
    津田率いる特殊能力を長年水面下で監視している組織
  3. スペックホルダーを統括する組織
    一(ニノマエ)やサトリの属する組織。
  4. 捜査一課
    馬場管理官率いる雑魚キャラ。ちなみに課長は鹿浜。上下に並べて頭文字を縦に読むと...
  5. フリーの能力者
    冷泉や海野。零課と組織に存在を狙われる

【各話概要】

  1. 甲の回:魔弾の射手
    ・未来予知の力を持つ教祖:冷泉⇒公安と取引して味方に
    ・異常なスピードを持つ政治家秘書⇒バレて自分の撃った拳銃で射殺※
  2. 乙の回:
    ・千里眼の力を持つ死刑囚⇒実は千里眼では無く聴覚が異常に強く相当な距離の話声を聴くことが出来る能力⇒千里眼がウソのため死刑執行※
  3. 丙の回:漂泊の憑依者
    ・肉体憑依の力を持つ尼僧⇒実は唯一の殺人犯である大学助手(♂)が憑依能力を持つ犯人⇒逮捕⇒死亡※
    ・ニノマエ名前が初めて出る。
  4. 丁の回:希死念慮の饗宴
    ・念動力(サイコキネシス)を持つ娘が自殺した母親⇒主催者(幹事)のバイクのブレーキをネジ切って事故死⇒実は主催者は生きていた娘⇒公安に確保
  5. 戊の回:堕天刑事
    ・病を処方する力を持つ男⇒公安の潜入捜査官の娘を不治の病に堕とし二重スパイとして千里眼の男:冷泉の拉致計画させる⇒潜入捜査官銃殺(誰が発砲したのか不明)
    ・「高タンパク高カロリー取締法違反」⇒ワロタ
  6. 己の回:病の処方箋
    ・病を処方する力を持つ男⇒医師の海野⇒公安に捕縛
  7. 庚の回:覚悟知真
    ・サイコメトリーの力を持つ瀬文の元部部下志村の妹
    ・さとりの力を持つ少女サトリ⇒瀬文に捕縛
  8. 辛の回:魑魅魍魎
    ・マルチヒーラー(治癒)の力を持つ男たち⇒志村助かる⇒直後能力者により殺害
    ・えぐざ居る?
    ・瀬文「お前とであえて。たまに。一瞬。まれに。良かったと思う」。ええ台詞やなぁ。
    ・記憶操作の能力を持つ男⇒現時点では不明
    ・一(ニノマエ)は志村を助ける約束を反故にした組織に対し反発
  9. 壬の回:冥王降臨
    ・ここらあたりからメインストーリーが加速。
    ・公安零課の存在が判明
    ・一(ニノマエ)はその能力で完全掌握
    ・野々村vs一(ニノマエ)⇒当然一(ニノマエ)勝利⇒ゴリさん重体
  10. 癸(起)の回:百年の孤独(最終回)
    ・一(ニノマエ)の能力は時間を止めるのではなく、通常の数万倍のスピードで動けることが判明
    ・毒を含ませた雪を降らせることで一(ニノマエ)に勝利する当麻
    ・一(ニノマエ)が当麻の実の弟と判明
    対峙した時に降る雪の中に毒を仕込むことで、数万倍のスピードで毒が身体を蝕む

※一(ニノマエ)により殺される

【メインストーリー】

メインは当麻の過去の事件であろう。当時捜査一課だった当麻が未成年の一(ニノマエ)を捕まえ損ね、かつ、左手切断の重傷(縫合されたようだが動かすことが出来ない)を負わされる。

一(ニノマエ)の属している組織は具体的な活動が明らかになっていない。しかし全世界レベルの組織のようだ。

上述のように一(ニノマエ)は当麻の策略により重傷を負い、結果的に死亡した模様。しかし実の弟を忘れている当麻が不自然。この不自然を払拭するのが地居である。

地居の能力は記憶操作。

当麻のストーカーだった地居は、その能力が目覚めると当麻の彼氏として振舞うようになる。同時に彼女の弟の存在を消し(具体的には両親と共に飛行機事故で死亡したことにする)、一(ニノマエ)の記憶も操作して姉弟対決を演出するのだ。理由は面白そうだから。

一(ニノマエ)が居なくなり、地居は暴走モード突入。
組織含めて好き放題に振舞いだす。

その暴走を止めるのは、志村の妹の能力。サイコメトリだった。

一旦は書き換えられた記憶が、サイコメトリにより再認識される。
記憶を書き換えても残っているのか?といった疑問は残るがあえてスルー。

自分の記憶と写真などの事実から違和感を感じる当麻は、サイコメトリの力も借りて地居を追い詰める。

ラストバトルは、自らが撃った銃弾に倒れる地居。

一(ニノマエ)不在なのになぜ?????

物語は真相を語ることなくエンディングとなる。

【光っちと雅ちゃん】

野々村係長(嘱託)は変わらず雅ちゃんと付き合っている。
まだ離婚できていない様子。
てか雅ちゃん顔だしOKになってるし、何より警視庁勤務している。
どうやら司法試験にも合格しているようだ。
かなーり頭がよろしい設定になっている。

【ケイゾクの人々】

スペックの中で唯一出てくるのが、弐係時代の近藤さん。
現在は出世して弐係長となっている。
しかし趣味のおけいこ事はケイゾクしている様子。
今回近藤さんがバイク乗りであったことが判明する。

野々村の話の中に、柴田純のその後が語られる。
どうやらキャリア街道をまい進して、現在では警視庁内の上層部にいるらしい。期待した出演はなかったが、野々村にトップシークレット情報を提供している。

【おまけ1】

地居がバイトの予備校の教壇で出てくる相対性理論のパラドックス。双子の兄弟の宇宙旅行(タイトルは適当につけた)。
興味がある方はぐぐってみてください。以下は知識の乏しい僕が記憶を頼りに書きましたのであしからず。

双子の兄弟のうち兄がロケットに乗り、弟が地球に残る。ロケットは亜光速で地球とある惑星間を往復する。特殊相対性理論では光速に近づくにつれて時間が遅く進むとされている。
さて地球に戻った兄と地上にいた弟とではどちらが若くなっているのか?

(答え)兄
特殊相対性理論では兄弟それぞれの視点から見れば、同じ行動(亜光速で離れて戻ってくる)をしたように見えるため、地上に戻った兄も、残った弟も同じように歳をとるとされる。
しかし兄だけはロケットで旅立ち、かつ、戻ってくる。ということは兄だけ加速度運動が必要であり、それぞれ加速度運動を必要とするポイントで、重力による時間の歪みが発生する(一般相対性理論)。地上に残った弟は元より動いていないので加速度運動が発生しない。したがって加速度運動を行った兄の時間がその分だけ遅くなり、地上に戻ると兄は弟より若くなる。

【おまけ2】

当麻が餃子を喰いながら文献を読む中で一瞬出てくる量子論のパラドックス。シュレディンガーの猫。
こちらも詳細は調べてみてください。量子論は僕もよく理解できていません(相対性理論もですがね)。

一時間に一回原子崩壊する元素を箱に入れる。また原子崩壊を検出すると毒ガスを発生する装置も入れる。最後に生きている猫を箱に入れて蓋を閉じる。
30分後、猫はどうなっているか?

(答え)猫は曖昧な状態となる.....だったっけ?
一時間に一回原子崩壊するのだから、30分後の時点で原子崩壊⇒毒ガス発生⇒猫が死んでしまう確率は50%。したがって箱を開けて中を確認していない状態では、「猫は生きている」と「猫は死んでいる」の2つの状態が同時に存在する。
これをどのように説明するのか?
といったのがこのパラドックスの要旨だったと思う。
シュレディンガーは量子論に対する反論として用いたと記憶している。

 

以上です。