罰アタリ [DVD]
制作年:2012年(日)
制作:掛巣大樹
監督:米島克哉
収録時間:56分
カテゴリ:ホラー/フィクション
【キャスト】
- 矢吹卓也(ナガイ)
- 北川果歩(ヒトミ)
- 藤島克成(リョウ)
- ミャンマー中道(千葉)
- 藤井義典(近藤)
- 若林愛歌(レポーター)
- 松尾七海(アイドル)
前回レビュー「ひとり除霊」でも軽く触れましたが面白くありませんでした以上(棒読み)。
。。。
。。
。
で終わる訳にもいかないのでまとめてみる事にする。
収録時間は60分未満でまあ許容範囲。グロ映像はほんのり軽い感じ。徹頭徹尾暗い雰囲気の中ストーリーが進む。怖いショットは少ないがこの雰囲気がカバーしている。極端に退屈ではないのだが、なにせストーリーが判りにくい。ある程度お決まりのドキドキシーンもほぼスカされる。わざわざ心霊スポットで展開させる設定ではない感じだ。いっそ20分程度にまとめてオムニバスの一作とした方がキレが出てくると思った。(ちょっと感想込みになってしまった)
作中には阿部裕樹さんが登場する(キャスト・スタッフ共にクレジットはされない)。「遊び半分(ry」や「ひとり除霊」とは異なった厳しい一面が観れるかと。
【ストーリー】
2011年、神奈川県某所の廃墟でホラードキュメンタリーの収録を行った。収録前にネタの仕込み(つまりヤラセ)を行った3名のスタッフの内2名が行方不明となる(現在進行形)。残りの1名は収録班により廃墟の入り口で倒れているところを発見される。
いったい何が起ったのか?
収録前の映像を中心に廃墟で起った事を綴る。
※「続き」にネタバレとして記載
【感想】
一番感じた事はストーリーが判らない事。怖いシーン(個人的には怖く無いがw)はあるにはある。んが、なんだか怖いシーンを繋いだだけのような感覚。視聴後に振り返っても???が頭に浮かんでしまう。いったい誰のどうした物語なのか?それに心霊(スポット)はどう絡むのか?やっぱりわかんね。
演出で気になった点として、とにかく顔面アップが多用されている。話が進むに連れて徐々に不快感が増してくる。恐怖を煽る表現ともとれるが使い過ぎじゃない?
また「総括」にも書いたように暗い雰囲気しかない(千葉の言動とか込みで)。なので観ていると慣れというか飽きてくる。起伏を付けてギャップで恐怖を煽ってみても良いのでは?
最後にこの場所他作で観た記憶があるんだけどな。「廃墟」「駐車場へ侵入するスロープの形」「建物内部の構造」等々。しかし思い出せない。気になってしょうがないw
※ストーリー展開に準じた感想は「続き」を参照してください。
【評価】
総合評価:★☆☆☆☆(1.5)
- 面白さ:★☆☆☆☆
- ホラー度:★★☆☆☆
- グロ度:★☆☆☆☆
- サイコ度:★★★☆☆
- ミステリー度:★★☆☆☆
- サスペンス度:★☆☆☆☆
- アクション度:☆☆☆☆☆