○○○○していってねのblog

主に好きなホラー系DVDのレビューを掲載しています。 生粋のホラーというよりも、心霊、サイコ、サスペンス系に偏る傾向があります。 その他に音楽、ぬこ、漫画もたまに載せています。 お題目は個人的嗜好に偏っていますが、中身は極力客観視しているつもりです^^;

2012年06月

ご訪問ありがとうございます。
100万PV突破!しました〜(´∀`)。
文才無く不定期更新ですが、コメでも残していただけると嬉しいです。

絶対に怖い都市伝説

201206_kowaitosiden

制作年:2012年(日)
制作:酒匂暢彦、大橋孝史
収録時間:82分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

「絶対に怖い」シリーズ3作目。「写真」「動画」ときて「都市伝説」ときた。収録時間も82分とチョイ長め。でも都市伝説で投稿系っつうのはチト苦しいか。検証系なのかしら?とか思いながら視聴すました。

。。。。。そーねー。まーそーなるよねー。
検証系なんだけど「怖い」というより「不思議」系でした。

ネットに流れる不思議な噂、都市伝説を検証する内容。タイトルの「絶対に怖い」とあるが、個人的には怖さのベクトルが異なり疑問が残る。(故)川口浩の探検隊シリーズ(古いかなw)を想わせる内容で、オカルト、UMAがメイン。心霊は少ないのでこれから観る方は注意が必要。

全7チャプターで収録時間は82分と若干長め。これは検証メインのため仕方ないところ。(前述により)怖さ控えめ、グロなし。映像はほぼ検証風景。それぞれ都市伝説の紹介映像が挿入されているが、イメージ重視の再現映像や静止画による紙芝居構成だったりするので臨場感は落ちる。

国内はもとより海外ロケもアリお金はかかってそう。にしては正直退屈で眠くなる場面もあり、総じてTVのワイドショーを見ているみたいだった。思うに最近こういったTV番組ってとんと見かけない。その点ではどこか懐かしく、面白かった。一応フォローしておくとこの手の作品も(たまに観る分には)嫌いじゃないです。

それではネタばれで紹介します。

【チャプター紹介】

  1. ともだちだよな
    [カテゴリ]心霊
    [概要]心霊スポットのトンネルでの肝試しのお話し。深夜、学生達が車で乗り付ける。恐る恐る暗いトンネルに入るが何も異常はない。帰ろうとなり車に乗り込むが、運転手はいつまでたっても車を出さない。友人がどうしたのか問いただすと、運転手は怯えながら答える。
    「俺達友達だよな」
    「友達なら俺の足元を見てくれ」
    友人が運転手の足元を覗きこむと、彼の足首には無数の手が絡みついていた。
    驚いた友人達は運転手を残して逃げ出してしまう。しばらくしてその場所に戻ると、運転手は車もろとも消えていた。
    [感想]まずはオーソドックスなお話。しかし「心霊」っぽいのはこれだけだった(ギャーw)。
  2. 時空の管理人
    [カテゴリ]オカルト(超常現象)
    [概要]ある大学生の体験談。朝、目が覚めると10時を過ぎていた。1時限目は既に遅刻。いつものことと慌てずに昨夜コンビニで購入した総菜を口にしてアパートを出る。しばらく歩くと奇妙な事に気付く。街の中が閑散としているのだ。繁華街、公園、駅。閑散ではなく誰もいない。学校へ到着。講義中の教室。窓際に立ち一望するがやはり誰もいない。突然携帯電話が鳴る。着信を見ると「NOBODY」の文字。出るといきなり男の声で「なぜここにいる」、「どうやってはいってきた」。電話の向こうの男は「こっちをみてみろ」と告げて電話が切れる。学生は視線を感じて窓の外に目をやる。隣の校舎の屋上に作業服のようなモノを着た男性が立っていた。男性がポケットに手を入れた瞬間、学生は身体が張り裂けるような感覚と共に目の前が暗転する。
    次に気がつくと自宅で寝ていた。時刻は8:30。夢かと思いテーブルを見ると食べかけの総菜が。そして彼の携帯は壊れていた。
    =====
    1943年10月28日。アメリカ、フィラデルフィア海域で行われた駆逐艦エルドリッチ号の不可視化実験。船体に強烈な磁場をかけてレーダーから見えなくさせる実験だ。磁場をかけてしばらくすると船体が緑色になりレーダーはおろか肉眼でも見えなくなる。15分ほど過ぎた時、エルドリッチ号は再び姿を現す。しかし艦内の乗員は発狂していたり、全身炎に包まれていたり、船体に身体がめり込んでいたりした。エルドリッチ号は消えている間ノーフォークまでテレポートしていた。
    =====
    [感想]子供の頃読んでいた「怖い」本を思い出した。
  3. ひきこさん
    [カテゴリ]オカルト(都市伝説)
    [概要]ネットでの噂「ひきこさん」の検証。ひきこさんとは、中学校でいじめられ、また、家では虐待を受けていた少女。やがて彼女は部屋から出てこなくなり、精神を病み自傷行為を繰り返したため、口と目は耳元まで裂けてしまう。ひきこさんはいじめっこに似た小学生を捕まえ、両手、両足を縛って引きずりまわす。
    ◆ひきこさんの特徴
    201206_ze-tosiden_main1
    スタッフは、ネットを通した目撃情報がある川の上流近辺に集中していることを突き止め、現地でのインタビューを行う。しかし有力な情報は得られない。翌日河原を取材していると、川面にいくつも結ばれた白い布を見つける。スタッフは「白線流し」で使われたのではと考える。
    ◆白線流し
    201206_ze-tosiden_main2
    「ひきこさん」を追い求めて行きついた「白線流し」。偶然か?
    スタッフは「白線流し」について近隣の中学校へ問い合わせる。ある学校の電話取材で行事として行っていないが生徒がやっているという噂はあるとの情報を得る。その学校へ通学する中学生に聴き込み調査。1人の女生徒が姉が行っていたとの話し。イジメていた人(加害者)がイジメと言う悪事を川に流すため行っていたとのこと。
    ◆ひきこさんの推定年齢(仮説)
    201206_ze-tosiden_main3
    ◆数字を当てはめてみる
    201206_ze-tosiden_main4
    「ひきこさん」かどうかはともかく、当時イジメを受けていた少女は存在していたようだ。聴き込み調査を継続すると、イジメられていた少女の住所が判る。スタッフが訪れるが家は無くなり空き地になっていた。近所の住民に聞き込み。住民の口からは「変な家庭」「虐待」「うつ状態」「猫をカミソリで切る」といった話が出てくる。
    続いて中学の同級生のインタビュー。車に乗った男女。スタッフがいろいろ質問するが歯切れが悪い。同級生から親友の連絡先を聞き出す。
    元親友(へんな言葉)宅を訪れインターフォンごしにインタビュー。小学校のころは普通だった。中学になりおかしくなったようだが学校が異なったので、学校内のことはよく判らないとのこと。それでも精神的に追い詰められていたようで、動物を傷つけたり、部屋に血の付いたカッターがあったり、突然包丁とか振り回して暴れたりしたらしい。
    最後にスタッフは目撃情報の多い神社を訪れる。件の女性の名前で絵馬が残っていた。絵馬には「父が暴力をふるいませんように」「学校へ行けるように」と記されていた。結局彼女=ひきこさんと判明しなかった。
    [感想]「ひきこさん」「白線流し」と大きな話が続いて追いつけない。いろいろアクションを起こしているようなのだけど、結局二転三転して良く判らないまま終わってしまった感じ。
  4. さとるくん
    [カテゴリ]オカルト(都市伝説)
    [概要]「さとるくん」とは。
    1)公衆電話から自分の携帯へ電話する。
    2)携帯が鳴るのを確認する。
    3)通話する。
    「さとるくんさとるくんおいでください」
    「いらっしゃたらおへんじください」
    4)通話を切り、さらに携帯の電源も切る。
    5)しばらくすると電源を切った携帯が鳴り「さとるくん」から連絡が入る。
    「いま電車に乗ったよ」
    6)また鳴る。
    「今、駅だからもうすぐつくよ」
    7)またなる
    「いま家の前だよ」
    8)最後のコール
    「いま後ろにいるよ」
    9)この時背後にいる「さとるくん」は1つだけどんな質問にも答えてくれる。
    「さとるくん」=「悟るくん」の意。但し、最後の質問で振り返ったり、質問がスムーズに出なかったりすると「さとるくん」にあの世に連れてゆかれる。
    [感想]「メリーさん」と妖怪「さとり」がごちゃごちゃになって出来たお話っぽい。
  5. 呪われたトンネル
    [カテゴリ]オカルト(?)
    [概要]岐阜県の国道418号線。国道にしてはかなり路面状況が酷い。酷い道。即ち「国道」ならぬ「酷道」というわけ。沿線上にある心霊スポットの二股トンネル。曰く、トンネルの天井から無数の手が垂れる、口裂け女が出るなどの噂を検証する。
    ◆今回スタッフが追う噂(2つ)
    201206_ze-tosiden_main5
    酷道マニア:鹿取氏の案内で検証開始。川沿いを走る418号を進んでゆくと車両通行止めの看板。構わず車で進入。二股トンネルは脇に旧道ならぬ側道がある。トンネル到着。
    竣工は昭和31年。戦後11年経った後で強制労働?との疑問が残るが、このトンネル以前に素掘りのトンネルがあり、その時期強制労働があったのではと推察。(進行方向)右手に河川、左手に山腹と挟まれたトンネルに入る。全長約700m。灯りも無く昼間でもトンネル内は真っ暗。500m程度進んだところで緩く右にカーブ。鹿取氏が当時強制労働で亡くなった外国人労働者はトンネル内のコンクリに埋められたと話す。
    トンネルを抜けた一行は鹿取氏の案内で、より川沿いにある側道に分け入る。獣道を進んでゆくと手彫りの洞穴が現れる。地形的にも二股トンネルが分岐していたとするなら、この地点に出るであろう場所。中に入ると手彫りで天井が低いトンネル。車両の通行は無理。100m程進むと土砂で埋められており通行できない。行く手に積み上げられた土砂は、人為的に封鎖されたような様子。
    現地でインタビュー。地元の人はトンネル内で別れていたと話す。ここだけトンネルにした理由がわからないと鹿取氏。このトンネルは間もなくダム工事により湖底に沈むらしい。
    [感想]このトンネルは雰囲気あるな。夜だとかなり怖いのでは。提示した噂の真偽が2つとも明らかになっていないのが残念。
  6. ドッペルゲンガー
    [カテゴリ]オカルト(都市伝説)
    [概要]瓜二つの自分の存在。その存在=ドッペルゲンガーと遭遇すると死んでしまう。
    かつてドッペルゲンガーについて集中取材した雑誌記者の前田氏が、いろいろ所説がある中で比較的信憑性が高いと思われる原因を説明する。曰く、脳の腫瘍により見えてしまうという説。脳の病気で死期の迫った人間が、あるはずのない自分の虚像を錯覚視するとのこと。
    次に元臨床心理士の三浦氏。氏は普通の人間とドッペルゲンガーとの見分けがつくとのこと。氏によるとドッペルゲンガーは街中にも普通に溶け込んでいて、見えているが気付かないだけと語る。スタッフは三浦氏と共に街中へドッペルゲンガーを探しに出る。
    新宿。ドッペルゲンガーは、コチラが意識的に観ようとすると警戒して姿を現さないらしい。1時間経過。三浦氏が雑踏の中からドッペルゲンガーを見つける。黒のセーターを着た女性。スタッフが追跡するが途中で見失ってしまう。当のスタッフは女性に話しかけたそうであるが、全く反応しなかったそうだ。そしていつの間にか見失った。撮影を続行する一行の目の前に、先ほどの女性が現れる。彼女は以前からドッペルゲンガーの存在を見ていると話す。彼女が立ち去った後、三浦氏は本人とドッペルゲンガーが入れ替わっているようだと語る。
    まとめ。全国で発生している行方不明事件。警察も2人目の存在(=ドッペルゲンガー)を掌握している。果てはクローンなどの国家による陰謀説に及ぶ。
    [感想]時間の割にはgdgdな内容。うさんくさそうな人が出てきて、これまたうさんくさそうなオチに苦笑。
  7. 野人
    [カテゴリ]UMA
    [概要]野人の存在を追って中国へ。野人とは毛だらけの怪物。
    まずは中国:宣昌(ギショウ)。休憩所で野人の噂を聞き奥地へ進む。雇ったガイドの女性によると外国人は入れないかもしれないとのこと。特に問題も無く入ることは出来たスタッフは、車両を降りて聴き込み開始。車をチャーターし目撃証言のある板壁岩(バンヘキガン)へ向かう。
    途中。標高2000mの燕天坪(エンテンヤ?)。ちなみに板壁岩は標高3000mらしい。野人博物館。野人科学者の張さんに取材を求めるが、現在野人捜索中で所在判らず。また博物館は政府の施設となっており取材を断られる。
    続いて板壁岩の入り口である鴨子口(ヤーズコウ?)。国営自然保護区のため、ここで入場チケットを購入しようとする。しかし外国人入場禁止となっており、管理の男性に見張られるなか強制退去。
    目撃情報を頼りに木魚鎮(モクギョウチン?)へ。街で聞き込みをすると、以前政府の捜索隊に参加したことがある人物をつきとめる。1970年代に50名程度で捜索したとき赤い体毛を採取した。政府により鑑定にだされたが結果は知らされていない。さらに目撃者を見つけるが、政府の許可が無いと話すことが出来ないと取材を断られる。また野人を目撃したという男性宅を訪ねる。男性は保護区内で見かけたと語る。人に似た声がして最初は猟師だと思ったそうだ。体毛が深紅で80m程度の谷を挟んで対峙した。顔は猿、歩き方は人で2体いた。後に政府関係者を現地へ連れてい行くが、男性が案内に金銭を要求したが「見つけたら払う」とのことで折り合いがつかなかったとのこと(笑)。一行はその現場へ向かう。
    両側が切り立った絶壁。途中でスタッフ達を車から降ろし、運転手は立ち去ってしまう。聞き込みをするスタッフ。野人と遭遇したという師さん。曰く、子供の頃に数人で遊んでいたら野人が現れた。このうち1人が捕まるが、持ち合わせた鉈で威嚇した。
    まとめ。国家ぐるみで秘密にしたいとの意図を感じる。
    [感想]目撃情報だけを追跡、紹介した感じ。大変さは伝わるが中身が薄い内容。国家機密的な話で締めようとするのだが、その割にはいたる場所で野人の看板がある。観光資源なんじゃないの?
    それでも風景は山水画を見ているようで感慨深いものを感じる。

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【シリーズ過去ログ】

本当の心霊動画「影」 2

201206_kage2

制作年:2012年(日)
制作:島野伸一、庄子圭
演出:木場丈
ナレーション:左京充
収録時間:51分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

どうやらシリーズ化されたようで。タイトル通りシリーズ2作目。前作ではドンナモンカナーとあまり期待せずに観た。結果ガチっぽさを前面に出していて割と楽しめたとの記憶が。

さて本作。

内容はかなり良かった。映像の派手さは無い。しかし一つ一つのガチっぽさが高く、背筋が寒くなるような映像が多い。心霊オンリーの映像なのでグロさは皆無。うーん。最近では当たりの部類だろうか。投稿映像メインで紹介するが、一部スタッフによる簡単な検証映像がある。

収録時間は50分チョイと短め。収録本数は10作と良心的な作りで適切。時間の割に密度が濃い作品だと感じた。

以下ネタばれで紹介。

【チャプター紹介】

  1. ダンスの練習
    [概要]自分用にダンスの練習風景を撮影した映像。スタジオでジャージ姿の女性が鏡の前で音楽に合わせて踊る。男性が現れて女性が振り向く。しかし男性の姿だけが鏡に映っていない。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★☆☆☆☆
    [感想]初見判らず。どこかで観たような構成。確かに男性の姿は映っていないのだが、男性の動きに合わせて床に影とモニターから靴先のようなモノが一瞬映し出される。どう見るかの問題だけど、こんな判り易い映像をそのまま流している点(修正漏れにしてはお粗末すぎる)からガチと思いたい。もしくはそう判断させたい意図なのか。
  2. 河川に潜むもの
    [概要]川沿いの倉庫?で野良猫を映した映像。小さな黒猫が2匹。子猫の乗る台車の下に顔。また突然餌をやるかのような人影が現れる。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]初見わからず。つかぬこに見取れた。餌をやる人影が若干浮いていたように見えるのに軽い違和感があるものの割といい感じの映像。しかし産まれて間もないぬこかわゆす。
  3. スキー場
    [概要]ゲレンデでスノボを楽しむ人たちの映像。林の中を滑る若者達。その一人の腕を鷲掴みする姿の無い手。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]映像が揺れて判りにくい。肝心の手は一瞬。ウェアの柄かと思ったw
  4. 遺書ビデオ
    [概要]遺書がわりに撮影したビデオ。自宅の一室で撮影。「今から自殺します」で始まる。いろいろ恨みつらみをカメラの前で自嘲気味に話す男性。やがてカバンからロープを取り出す。ままならない人生に突然キレて立ち上がった背後の引き戸。男性の足の間に髑髏のような顔。男性は自殺を遂げたそうだ。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]シチュだけでも十分怖い。途中のキレるシーンで一瞬キークラを思い出した。興味のある方は「キーボードクラッシャー」で検索w
  5. 高架下
    [概要]心霊スポットである鉄道の高架下トンネルに肝試しに来た映像。短いトンネル。中に入る。落ちた燃えカスのようなゴミを拾う撮影者。同時に「ウォゥ」と大きな音が響いて慌てて車に逃げ込む一行。その車のルームミラーに映る居るはずの無い人の顔。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]よくあるゾンビ顔だけど表情は怖い。
  6. 神社※検証あり
    [概要]デート中に心霊スポットである神社で撮影した映像。時刻は夕方か。鳥居をくぐり階段を登って広々とした境内へ。彼ら以外誰もおらず寂しい景観。祠を通り過ぎる瞬間。祠の脇に人の顔。後日カップルの女性は病死したそうだ。
    ※検証:スタッフが神社を訪れる。まだ明るい。撮影中は異常無し。しかし後日スチール写真に映る無数の腕のようなモヤ。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]これも判りにくい。スロー再生してなんとか判別できるかといった感じ。検証映像の腕は映像だけでは判断がつかない。異常が無い映像との比較が欲しいところ。
  7. 踏切
    [概要]事故が多発する踏切の映像。昼間。通り過ぎる電車の下に女性の足元が現れる。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]予想通りの映像wにしてもなかなか電車来ないねwww
  8. 書き初め
    [概要]自宅で書き初めの様子を撮影した映像。映像にノイズが混じり徐々に激しくなる。背後の掛け軸に書かれている人物の首が傾げられ、モノクロの女の子の顔が映像に割り込む。
    [怖さ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]後ろの掛け軸が不気味。
  9. 車窓
    [概要]走る電車の車内から映された映像。風景であるビルの設備から付きだした白い手。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]よく判ったな。あと電車速い。新幹線か?
  10. 湖畔の廃墟※検証あり
    [概要]廃旅館を探索した映像。まだ明るい時間。室内はモノが散乱しているが荒れ果てているとまではいかない。宴会場?、トイレ、ロビー。物音(撮影者達によるものか判らず)がして階段を昇る。「上、人いるのかな?」と撮影者。「すいません」と声をかけつつ中を進んでゆく。部屋には誰もいない。「パキパキ」音がする(これも撮影者達によるものか判らず)。ひとりでに開く扉。中は寝室。誰もいない。他の部屋のドアも開けてゆく。窓の外を通り過ぎる人影。さらに映像は進み鏡に映る白い手。
    ※検証(投稿者インタビュー):後日カメラを担当した者が交通事故で死亡。投稿者は映像とは異なる点の異常を指摘。3⇒2階の座敷シーンに女性が写っているとのこと。その映像。階段を降りる投稿者達。一瞬映し出されるフロア内の座敷部屋に佇む少女のような姿。
    [怖さ]★★★★☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]メインなのだろう。約10分の時間を割いている。この場所はリアルな怖さがあるな。所謂犯罪的な怖さというか。その意味もあって順次扉を開けてゆくシーンはハラハラ感はあって良い。

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【シリーズ過去ログ】

投稿実在ドキュメント・峠最恐伝説

201206_touge

投稿実在ドキュメント・峠最恐伝説 [DVD]
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制作年:2012年(日)
プロデューサー:島野伸一、庄子圭
演出:宮本欽也
収録時間:62分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(検証系)

【総括】

峠最凶伝説シリーズの3作目にして最終章(らしい)。前2作は当時走り屋だった現ショップオーナー(チューナー)諸氏がコワバナを披露するパートと、そこに怪談師:牛抱せん夏さんらが絡んで怖い話を披露するパートで構成されていた。本作もほぼその構成を踏襲。ただお題目が2つに絞られ、必然的にショップオーナーさんも2人だった。土屋圭市氏は引き続きストーリーテラー。最終作くらい土屋さんの体験談を聴きたいところだがだめでした。

以前にも増して心霊スポット紹介映像のイメージが強く出ている。怖い映像、お話というより、その場所を映像を通して紹介する内容。純粋に心霊メインで痛い系やグロ系は皆無。ただ前作までと異なり投稿映像や定点カメラ映像が盛り込まれているのは評価したい。

全体を通して話しの区切りが判りにくい。1つの話を追っているのだが、関連する内容がつぎはぎになって編集されている感じ。前述のようにメインテーマは2つ。「首なしライダー」と「水場の少年」だ。このネタを追って場所を移動しつつ話が進んでゆく。
挿入される怪談は3つ。怪談師:牛抱せん夏さんとスピリチュアルアイドル:疋田紗也さんによるお話し。牛抱さんは本職でもあるのでまあ怖い感じ。しかし話題(場所)が極端に偏っている。全部千葉県のお話しwまあ山口敏太郎氏関連なのでご当地千葉県はしかたないかもだけど、もう少し全国区に広げた方がよろしいのでは???個人的には地元でもあるため話に出てくる場所はイメージしやすかったです。

以下ネタばれで紹介。

【各話紹介】
文中敬称略。なおチャプタータイトルは僕が適当に付けているのもあります。

◆Act.1 国道411 首なしライダー伝説を追う
-奥多摩湖畔道路
-大菩薩ライン
-廃線路跡
-花魁淵

  • [ACT.1]奥多摩湖畔道路
    SEEKER(東京都杉並区宮前)。ショップ内で寺岡亮氏と牛抱せん夏さんが登場。牛抱きさんが寺岡氏に見てもらいたい映像があると言いパソコンを取り出す。
    =====
    夜のトンネルを入り口から中に向かってカメラを構えた映像。コチラに向かって走ってくる白いバン。トンネルを抜けカーブしてゆく車。そのヘッドライトの中を走るモノクロのオートバイの姿。
    =====
    トンネルに見覚えがあると寺岡氏。牛抱さんにせがまれ2人でその場所へ赴く。
    ⇒映像は合成っぽいが、ありそうではある。
  • [ACT.1]車中にて
    件のトンネルに向かう車中。牛抱さんの通るたびに事故がある道の話し。ふと牛抱さんが「今なにかありましたよね」。曰く音声が入っていて誰がが座っていたとのこと。
    ⇒音声は良く判らなかった。映像も誰がが座っているような箇所は見当たらない。
  • [ACT.1]トンネル到着
    深夜。画像と同じ場所。定点カメラを設置して検証。夜が明けてくる。不思議な事は何も起こらず撤収。牛抱さんが寺岡氏にあらためて連れてきてくださいとせがむ。
    ⇒定点カメラって本シリーズでは初めてじゃないか?
    ⇒ラストは「自分でいけよw」と思わず突っ込むwww
  • [怪談物語]返してください
    語り:牛抱せん夏
    千葉県は神話と縁が深い。いくつか披露。
    ⇒神話と怪談のつながりがイマイチ判らなかった(ので省略)。
    20数年前の話し。大型台風が千葉県を通り、あちらこちらで土砂崩れの被害があった。その中で崩れた土砂から女性のバラバラ死体が発見された。しかしどうしても左手首だけ見つからなかった。数ヵ月後。雨の日の夜。会社員が車で通りかかると脇の山の斜面を円筒形の何かが転がってくる。慌ててハンドルを切りブレーキを踏むが、タイヤに何かをぐちゃりと轢いてしまう。確かめるため車を降りようと目にしたサイドミラーに全身ずぶ濡れの女性。驚く男性の車のウィンドウを女性がドンドンと叩く。何かと問う男性に、女性は「わたしの左手返して」。
    ⇒オーソドックスなお話。
  • [ACT.1]トンネルの反対側
    首なしライダーが撮影されたトンネル(であろう場所)の横。山肌を登ってゆくと街道に沿うように廃線路がある。単線だ。廃線路は小さなトンネルに入る。内部は割と綺麗。
    ⇒唐突に始まる。テロップが無いので何の話かついてゆけない。
    国道411。廃ロープウェイ駅。
    ⇒この駅は見覚えあるな。たしか「放送禁止検証動画FILE」で紹介されていた場所だ。
    引き続き首なしライダーの噂についてインタビュー。有力な情報はない。
  • [ACT.1]花魁淵
    辿りついた場所は花魁淵。戦国時代。武田氏の財政を賄ってきたクロカワ金山があり、その探鉱夫を慰安するための場所。武田氏が財宝を金山に隠し、口封じのため花魁たちを全員殺したとされる。
    収録後(?)。牛抱さんの様子がおかしくなる。暗闇に何か見えると言って取り乱す。
    ⇒特に何も映っていないと思うが、彼女って見える人なんだっけ?
    後日。追加取材しようと訪れると、以前工事中だった新しい道路が完成していた。花魁淵に通じる側道に入ろうとすると、急に車がエンストする。なんとか進むと道はフェンスに閉ざされていた。花魁淵へと通じる道は廃道となってしまった。
  • [怪談物語]赤いモンペ
    語り:疋田紗也(スピリチュアルアイドル)
    ⇒来たねー。すぴりtyt。。。。
    運転か好きな彼女は先日千葉県某所へドライブに。道脇のバス停に人影。近づいてゆくと、人影はパンツ一丁のおじさんだった。彼は目が合うとニヤリと笑い消えた。
    ⇒都市伝説っぽいね。コレ1話目。
    友人宅へ車で遊びに行った帰りの話し。深夜過ぎ。帰る時に嫌な予感がして早く帰ろうと運転する彼女。曲がり角をまがった所で赤信号で停車。ふと脇を見ると塀から2本の足。上を見るとモンペ姿の女性が足を組んで座っていた。目が合う。信号が青になり急いで発進。赤いモンペ姿の女性はいつの間にか助手席に座ってる。驚いて急ブレーキ。後ろからクラクション。助手席には誰もいない。危うくトラックにお釜を掘られるところでした。
    ⇒体験談としてはありふれている。まあリアリティがあるともいえるが。
    ⇒語り自体は普通の人が話している感じ。牛抱さんとは異なる。

◆Act.2 水に纏わる少年の亡霊を追う
-伊豆長尾峠
-亀石峠
-某放水路
-鉱山廃墟

  • [ACT.2]長尾峠
    ST GARAGE(静岡県駿東郡長泉町)の勝又智也氏。
    長尾峠近辺の怖い噂をいくつか紹介。峠の道自体は狭く、エスケープソーンが無い。その為谷底に落ちる車もあり、谷が深いので発見が遅れる時もあるそうだ。また道沿いの夜景が見える場所での首吊り自殺スポット(?)などもある。
  • [ACT.2]亀石峠
    少年の亡霊の噂があり、ショップスタッフが借りてきた投稿映像を紹介。
    =====
    夜の駐車場の映像。暗闇に白く浮き上がるジャージ服(?)姿の子供がこちらに向かって歩いてくる。一旦消えるが、さらに近づいて浮かび上がる。
    =====
    ⇒これはまあまあか。
  • [ACT.2]某放水路と鉱山廃墟
    日中帯に勝又氏が案内。1958年に台風による水害で多くの犠牲者を出した場所。放水路を渡る橋の欄干は低く、人の腰のあたりまでしか無い。
    ⇒これはリアルに怖いかも(心霊じゃ無くて落ちそうでという意味)。
    続いて鉱山廃墟。近くに滝つぼがある。
    放水路の中間点。3つのトンネルで出来た放水路。ここで釣り人が怪しい光を見たとの噂がある。付近には作りかけ出放置されたトンネルが。
    放水路の海側。戦時中は人間魚雷:回天の格納庫だったとの話があるそうだ。
    ⇒観光案内みたい。
  • [怪談物語]双子生首
    語り:牛抱せん夏
    千葉県幕張。Kさん体験談。野球のスポーツ推薦で進学した高校。まわりは上手い選手達ばかりで挫折を憶える。中でも双子の内野手であるH兄弟はベンチ入り確実とのことで、Kさんは強く嫉妬してH兄弟がいなければと思うようになる。高1夏休み。そのH兄弟は幕張インター付近で事故死してしまう。KさんはH兄弟が貧しい家計を支えるため家業の魚屋を手伝っていたことを知り、嫉妬していた自分を恥じた。
    数年後。大学生になったKさんは幕張インター付近で双子の幽霊が出る噂を耳にする。H兄弟を直感したKさんは深夜幕張インターへ向かう。やがてインターに差し掛かると車の横を何かが通り過ぎた。バイクかとおもって目をやると、それは自転車だった。その自転車の荷台にはH兄弟の生首が乗っており、生首がコチラを振り向くとニタリと笑う。そのまま自転車はゆっくりとっ暗闇へ消えていった。
    ⇒千葉県の話しばかりですねw
    ⇒幕張インターも近所なのでよく使います。このお話は初めて聴きましたけど。
  • [ACT.2]投稿映像の場所に定点カメラを設置してみた
    深夜の駐車場。常夜灯の灯りの中を横切る黒い影が映る。
    ⇒簡単に映りすぎな点に違和感を感じますけど。

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【シリーズ過去ログ】

封印映像 8 自傷女王

201206_fuuin8

封印映像8 自傷女王 [DVD]
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制作年:2012年(日)
収録時間:51分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

シリーズ8作目。前作は思いのほかハズレ感が強かった。前作に収録されていた本作の予告編が結構怖そうな感じだった。なのでそれなりに期待しての視聴。

したのだが。。。

うーん。どうなんでしょ。期待していた分ガッカリ感はあるんだけど、総じて標準的な仕上がりかなぁ。でも前作比では明らかにパワーダウンしてると感じた。ちょこちょこと小技を弄しているようだけどインパクトが薄いというか。真新しい内容では無く、引きずるような怖さは無かった。

全5チャプター。心霊×3、オカルト×1、事件×1ってところ。グロはやや控えめ。予告編を見た感じでは続編「9」の方がなんか面白そうだ。って前作「7」でも同じこと書いたなwww

ではネタばれで紹介。

【概要】

  1. リダイアル
    [カテゴリ]心霊
    [概要]拾った携帯に入っていた映像。昼間。とある家。入り口のドアを開けて侵入する撮影者。台所や居間には生活感が多分に残っている。居間の仏壇。遺影(モザイク)。寝室。特に異常な映像では無い。拾得者が携帯に残っていた電話番号にかけてみるが不在メッセージが流れるだけ。しかし拾得者の体調に異変が起き始める。
    霊能者へ観てもらう拾得者。異常が見られなかった屋内の映像に「特殊」なフィルターをかける。すると鏡に映り込む逆さ吊りされた男の顔が現れる。霊能者曰く携帯電話に潜んでいる悪霊とのこと。携帯電話には霊が撮りつき易いらしい。また残された電話番号はこの世の番号では無いそうだ。携帯は除霊された後、封印された。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]件の映像は淡々としているものの何かありそうな感じがしてそれなりに不気味。また映り込んだ顔も異様な表情で怖い。「特殊」なフィルターがどのように「特殊」なのかは不明。
    にしても拾得者Yくんのインタビューから始まるのだけど、ぶっちゃけYくんの存在が意味していない。どんな異常が起きたのかも明かさない。不要なシーンだ。
  2. 前世療法
    [カテゴリ]心霊
    [概要]地方のテレビ局で収録された映像。被験者の前世を探り被験者のカウンセリングを行うという実験。収録前に咳き込む被験者。カウンセラーが何を聴きたいかとの問いに、恋愛について聴きたいを被験者。彼女自身恋愛しても良く判らない原因で別れることが多いとのこと。
    催眠状態(?)に落ちた被験者。カウンセラーが状況を確認すると、被験者の前世が江戸時代の女郎と判明する。「裏切られた」「苦しい」と泣きながら話す被験者。と。突然笑い出す被験者。
    「ころしてやった」
    彼女の声と別の声が被りだす。前世の女性は自分の喉をついて自殺したようだ(だから収録前に咳き込んでいた、としたいらしい)。
    また被験者が苦しみながら喉を押さえる場面では、被験者とは別の半透明な手が映されていた。さらに実験を続けると被験者とは全く異なる声が答える。
    「うらみはきえなかった」
    「きえるどころかますますうらめしくなった」
    収録後に被験者が彼氏を刺すという傷害事件を起こしてしまい、本作は放送されることはなかった。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]時間を割いている割には地味な仕上がり。ネタも比較的ありふれている感じ。
  3. DEVIL TUBE
    [カテゴリ]オカルト
    [概要]動画を見た者は不慮の死を遂げているという噂の動画。ラスト10秒をカットしているので本作を見ても問題ないとのこと。モノクロアニメや映像特殊効果などを切り貼りした映像で、それ自体に意味はなさそうだ。ネット文化研究家のT氏が映像分析。その結果サブリミナルカットが指摘される。アニメシーンでは髑髏が、シーンが小刻みに切り貼りされているシーンでは苦悶する顔が入っている。またラテン語を逆再生した音声が入っている。
    「ペルアスペラ」「アドアストラ」
    意味は「あなたが死ねば私は生きる」とのこと。
    T氏曰くラスト10秒の映像の行方は不明。つまりこれがノーカット版かもしれないという意味。さらに後日T氏も行方不明で音信不通になってしまった。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]なんだかなぁ。この手の映像って全部「リング」が発端なんだろうなぁ。現在ではありふれた恐怖を煽る効果映像。事前にラストを10秒カットしているってのも王道。観終わった後に、「いや実はxxxなんですよてへぺろ」ってやつ。ここは判っていても「マジカーッ」っと慌てるべきだろうかw
    あと。インターネット研究者ってどんなお仕事なんでしょう?
  4. カラオケ
    [カテゴリ]心霊
    [概要]心霊の噂のあるカラオケボックスで撮影した映像。2人の女子高生の間にセーラー服の女性。女子高生の頭に重なる顔。話声に重なるような歌声。そして2人の間に青白い顔。以前女子高生が自殺した経緯がある部屋らしい。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]最後の表情は気持ち悪いかな。んでもネタの割に無駄に時間を割いている。インタビューも余計か。店員はともかく女子高生のインタビューが無い方が信憑性が増すのでは。微妙に老けている高校生に苦笑。
  5. 自傷女王
    [カテゴリ]事件
    [概要]ネットの生中継動画。自分のことをロトの娘と呼び自傷女王を名乗る女性。カメラの前でナイフを手に自ら身体に傷つけてゆくさまを配信する。彼女曰く、神がお怒りになって街を滅ぼそうとしている。神の怒りから身を守るには半漁人になるしかないと口の端をナイフで切る。次は手。指の間を切りつけて水かきを作ろうとする。要はそんな感じで自分自身を傷つける動画だ。
    最終回。女王様の様子がおかしい。泣いているようだ。口を開くと、ついに神が街を滅ぼすとのことで最後の自傷映像。まずはナイフを咥えて舌を切りつける。次に首にナイフをあてがう。その時「ピンポン」と呼び鈴。手を止め玄関に向かう彼女。ドアを開けると男が押し入ってきた。彼女に覆いかぶさる男。映像では壁の影となりどうなっているか判らない。やがて彼女が大人しくなると、血に濡れた包丁を手に男がカメラに寄ってきて「俺が神だ」。
    [怖さ]★☆☆☆☆
    [グロ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]前作の予告編でコレ、、、結構期待したんだけどなぁ。まあ痛い系ではあるのだが、他作の「すりおろす女」や「赤いジュース」と比較するとインパクトに欠ける。ラストのオチも冴えない。つか突然初登場のキャラを出して終わらせるのは狡い。正直がっかりです。

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【シリーズ過去ログ】

Not Found 5 -ネットから削除された禁断動画-

201206_nf5

Not Found 5 -ネットから削除された禁断動画- [DVD]
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制作年:2011年(日)
演出:古賀奏一郎、吉川久岳
演出補:杉本笑美
制作担当:日暮里修一
収録時間:57分

カテゴリ:ホラー/ドキュメント(投稿系)

【総括】

暑くなってきましたね。夏に向けてホラー作品が多くリリースされてきました。チョット息切れしてレビューが追いつけていない感が否めませんが、ゆっくりと見守って下さると嬉しいですw

さてと。

本シリーズも「5」作目となりました。お笑い要素の是非はあるかと思いますが、それなりのクオリティを維持しているのではないでしょうか。
しかしながら前作、そして本作と少しパワーダウンしてきているようだ。なんというか怖がらせようという意図が見え見えというか。そういったワザトらしさが目につくような感じだった。

全8話収録。但しウチ2話は前後編に分かれている。勝手にカテゴリ分けすると事故×2、犯罪×2、心霊×2、カルト×1かな。

グロは比較的多めか。また定番化しつつあるお笑い要素(=杉本劇場w)は無かった。残念www

早速ネタばれ進行で紹介。

【チャプター紹介】

  1. File:1 ナイフ投げ
    [カテゴリ]事故
    [概要]公園でナイフ投げをして遊んでいる子供達の映像。少年の手にした林檎に向けてナイフを投げるが、誤って少年の右目に突き刺さる。突き刺さったナイフを抜いて顔面を押さえる少年の右目は抜け落ちてぶら下がっていた。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]★★☆☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]突き刺さったナイフと顔面とが微妙に遠近感が合わない感じがする。シリーズ通して1作目はドキドキハラハラを煽る作品なのだが、本作はオチが見えているにしても物足りなかった。
  2. File:2 ストーカー
    [カテゴリ]事件
    [概要]海外の動画サイトにアップされたとされる、ある女性に付きまとうストーカー(♂)が撮影した映像。女性のゴミをあさったりしているうちに行動がエスカレートして女性宅へ侵入。室内で女性の下着を見つけてハァハァするストーカー。そこに女性が帰宅してくる。慌ててベランダへ隠れるストーカー。部屋に入った女性は何処かへ電話。しばらくすると男性が訪れてくる。パソコンに向かう女性の後ろで男性は部屋を物色し金づちを手にする。そのまま男性はおもむろにベランダへ。
    実は女性はストーカーの存在(部屋にいること)を知っており、男友達を呼んでストーカーをぼこぼこにする映像を生配信していた。男性に室内に引きずり込まれるストーカー。男性はストーカーに馬乗りになって頭部(あたり)に向けて金づちを何度も振り下ろす。顔面血まみれで全く動かないストーカーを見降ろして大笑いの女性。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★★
    [感想]女性宅がゴミの山なのは苦笑。ぼこぼこにしている間の女性の高笑いが異様。自分の部屋が変態男(ストーカー)の血で汚れているのに笑える所が不自然かな。
  3. File:3 独り言をつぶやく女
    [カテゴリ]心霊
    [概要]駅構内で挙動不審な女性を映す男性2人組。女性は一人で通路の角に向かいぶつぶつと何事か呟いている。男性達は通り過ぎざまに笑いをこらえて隠し撮りしている。しかし通路の角に設置されたコーナーミラーには、女性の向かいに立つ人影が映されていた。やがて女性は立ち去る。去り際にコチラを一瞥する。
    [怖さ]★★★☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★☆☆☆
    [感想]地味だけどいい感じ。この手の作品は好きだ。
  4. File:5 ホームレス狩り
    ※File:4は前後編物のため最後に収録
    [カテゴリ]事件
    [概要]ゴミにライターのオイルをまいて火をつける若い男達。エスカレートした彼らは河川敷のホームレスが眠る段ボールに忍び寄る。中に眠るホームレスを確認すると笑いながらオイルを撒く彼ら。騒ぎにホームレスの男性が起き出すと集団で暴行。ホームレス自身にオイルをかけ火をつけようとする若者。しかし刃物を手にしたホームレスが若者の一人に襲いかかる。倒れた若者に馬乗りになり刃物を振りかざすホームレスの男性。止めようとする若者達。そこへ凶器を手にしたホームレスの仲間が集まってくる。逃げ出す若者達。映像が途絶える。襲われた若者は現在も行方不明とのこと。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]★☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]ホームレスを笑いながら暴行する若者たちの映像は観ていて気分が悪い。その意味では勧善懲悪的な結末は救われる。映像がモノクロなのはナイトショットのためか?映像上の流血も皆無なのでグロさはほぼ無し。
  5. File:6 行き過ぎたSMの末に
    [カテゴリ]事故
    [概要]ストレス発散を意図したSMカウンセリングの映像。手足を不自由に縛られる女性。続いてメスで皮膚を切りつけられる映像。徐々に流血の跡が増えてゆき女性も恍惚としてくる。やがて女性の首筋にメスが走ると女性は動かなくなる。頸動脈を切りつけたようだ。首からあふれ出す血。この女性がどうなったかは不明。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]★★★★☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]被害の女性が大手企業の広報担当とかどうやってわかるのだろう?SMカウンセリングなる商売もあるんですね。。。ですね!
  6. File:7 ガン見する怨霊
    [カテゴリ]心霊
    [概要]心霊スポットの吊り橋を訪れる男女。季節は冬なのだろう。雪の積もった細い吊り橋。カメラを取り落としたのか映像が大きく乱れる。その中。一瞬映し出されたレンズキャップに映る男性の顔。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]☆☆☆☆☆
    [フェイク度]★★★☆☆
    [感想]あたりの雪景色が綺麗。とても寒そうであるが、もしその先に温泉でもあるなら行ってみたいと思った。男性の表情は黒目が無くて不気味。まあ切って貼ったような映像に違和感を感じるのだが。
  7. File:4&8 居なくなったスタッフ
    [カテゴリ]カルト
    [概要]前後編に分かれて紹介。以下敬称略。本作スタッフが行方不明になる。ちなみに失踪したのは杉本ではないw失踪したのは日暮里。クレジットから制作担当。日暮里の捜索を開始する古賀と杉本。
    まず日暮里が失踪直前に取材したと思われる藤崎(♀)にコンタクト。日暮里が追っていた動画の情報を得るが彼女自身は動画を持っていない。そこで藤崎から博士(H.N.)を紹介される。博士への取材は断られるが動画を手に入れることに成功。動画の内容は。。。
    山の中のさびれた神社の映像。訪れたというより道に迷って辿りついた感じのカップル。やがて立入禁止の札が貼られた洞窟。面白がって侵入するカップル。暗い洞窟内で女性の背後に立つ人影。
    スタッフは動画を撮影したと思われる場所を特定。その地へ向かうのだった。⇒後編へ
    後編
    調査初日。後ろに山を頂いた小さな漁村。地元の方たちに日暮里の写真を見せて訪ね歩く古賀と杉本(とカメラマン)。神社の情報を得て現場へ向かうものの動画とは異なる神社だった。
    調査二日目。地元の漁師に神社の場所を聞き出すスタッフ。狭い道を進むと動画と同一の鳥居発見。徒歩で進んでゆくとまた動画と同じ祠。そこで地元民と思われる女性が現れる。しきりに撮影を嫌がる女性。やがて怒るとその場を去ってしまう。何か隠しているようだといぶかしむ古賀と杉本。神社近辺を捜索するが洞窟は発見できなかった。
    調査三日目。杉本が動画と同じ小道を発見。進んでゆくと立入禁止の札と洞窟が。中に入る一行。暗い闇の中にロープを張られた区画が出てくる。呪術を思わせるロープの中には人骨と思われるモノが見える。そこに白いつなぎを着た男性が現れる。慌ててカメラを隠す一行。杉本が洞窟の取材をしていると説明。勝手に取材されたら困ると男性。しかし突然男性が洞窟内を案内すると言いだす。杉本の手を取り奥に進もうとする男性に危険を感じた一行は、機材を忘れたと言って逃げるように外に出る。追ってくる男性。旅館へ戻る一行。夜になり部屋の外に取材車を物色する洞窟で遭遇した男性の姿。視線に気づいたのか男性は逃げるように立ち去る。
    翌日。部屋のカメラが破壊されていた。ちなみに壊されたのはサブカメラ。メインカメラと収録テープは金庫にしまっておいて無事。いつの間にか杉本の手が血まみれに。痛みは感じないらしい。東京の事務所に帰る。
    後日。事務所に日暮里の取材テープが届く。テープの中の日暮里は「お船様」の儀式があるはずだと行って洞窟に潜入する。中からぽんぽんと音が響いてくる。音の場所にたどり着くと、白装束を着た女性が人の手を貪っている。女性と目が合い逃げ出す日暮里。途中転んだ日暮里に迫る白装束の女の姿。映像はここで途絶える。ちなみに日暮里は未だに行方不明だそうだ。
    「お船様」とは。貧しい漁村に住む人々が船を座礁させ積み荷を奪って暮らしていた。船員は全員殺されて洞窟に捨てられた。村に恵みをもたらす「船」。すなわち「お船様」信仰につながる。犠牲になった船員を弔うため村の娘を生贄に捧げていた。
    [怖さ]★★☆☆☆
    [グロ]★★★☆☆
    [フェイク度]★★★★☆
    [感想]前後編に分けた本作のメイン。ストーリー仕立てですね。ただインパクトはイマイチ。なんだろうか。一番はテンポかなぁ?地味なネタがたらたら続いてゆくので盛り上がりに欠けた感じを受けた。
    それにしても。。。次作で日暮里さんは復活するのだろうか?

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