制作年:2010年(米)
原題:Devil
制作:M.ナイト・シャマラン
脚本:ブライアン・ネルソン
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
収録時間:80分
カテゴリ:ホラー
【キャスト】
- クリス・メッシーナ
- ローガン・マーシャル=グリーン
- ジェフリー・エアンド
- ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
【総括】
タイトルに釣られて視聴。なんかリメイクとか聞いたことがあるような無いような。ハッキリと記憶していないまま観てみた。ちなみに監督は『シックス・センス』のM.ナイト・シャマラン。
と。予想以上に面白かった。
所謂ソリッド・シチュエーション・ホラーに部類されるかと。理由が判らないまま閉鎖空間で連続殺人が起こる。ここに悪魔的要素を取り入れた感じ。なにより時間いっぱいにイベントが詰め込まれていて視聴者を飽きさせない。映像表現としてのホラー要素、グロ要素は控えめ。サスペンス要素は高めか。なんか当たりを引いた感じで得した気分になった。
【ストーリー】
過去に妻子を交通事故(轢き逃げ)で失った刑事ボーデン。彼は飛び降り自殺の現場に駆けつける。トラックの荷台に落ちた自殺者は、屋根を凹ます勢いで落ちてきたようだ。しかし周りを見ても高いビルは無い。不審に思うボーデンは少し離れた高層ビルが事故現場とつきとめる。折しもそのビル内では男女5人がエレベーターに閉じ込められていた。
※「続き」にネタばれ
【感想】
「悪魔による審判」をテーマにしたのだろう。ただ超常現象のような悪魔的な表現は控えめ。アンチデビルであるエクソシストも出てこない。タイトルからそういった演出を期待していた分、その点は少し残念か。
しかしストーリー展開のテンポがとても良い。エレベーターに閉じ込められた5人の見知らぬ男女が次々と殺されて行く。すぐ傍で殺人が起きているのに犯人が判らない恐怖。誰が犯人で誰が次の被害者なのか?疑心暗鬼になる乗員たちが上手く表現できているのだろう。映像に引き込まれて行く。
映像特典にスタッフ(プロデューサー?)のコメントがあり、"the night chronicles"シリーズ三部作の1作目らしい。本作の続編的な繋がりは無さそうであるが、リリースされたら観てみようと思う。
【評価】
総合評価:★★★★☆(4.0)
- 面白さ:★★★★☆
- ホラー度:★★☆☆☆
- グロ度:★☆☆☆☆
- サイコ度:☆☆☆☆☆
- ミステリー度:★☆☆☆☆
- サスペンス度:★★★☆☆
- アクション度:★☆☆☆☆
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