2ちゃんねるの呪い VOL.4 [DVD]
制作年:2010年(日)
監督:永江二朗
脚本:廣木俊
収録時間:90分
カテゴリ:ホラー
【キャスト】
- 高橋のぶ
- 由愛可奈
- 田中俊
- 岡田愛美
【シリーズ過去ログ】
- 2ちゃんねるの呪い VOL.3 [2011.4.22]
【総括】
シリーズ4作目。前作がイマイチだったのでしばらく放置。思い出して視聴しました。
1話15分から20分程度。全5話収録。心霊*2、オカルト*3といった感じ。
vol.3レビューでも書いたが、時間が短いので話しの奥行きは感じられなかった。ただ無駄を省いてテンポ良く進むので飽きることは無いと思う。ショートストーリー仕立てなのでオチがある程度予想付いてしまうのは仕方ないところか。一部を除き「2ちゃんねる」自体はおさわり程度に触れられているだけ。どっしり腰を据えて観るのではなく、酒のつまみとしてワイワイするような作品なんだろう。
【概要】
一応、各話詳細は「続き」にネタばれとして記載。
#1:メリーさんの電話
- [概要]交通事故現場を撮影した青年が自身のブログに画像をアップする。すると「メリー」と名乗る少女から携帯に電話がかかってくる。
- [怖さ]★★★☆☆(3.5)
- [所感]王道ネタらしく、何気に怖い仕上がりとなっている。怪異が徐々に近づいて来る怖さの演出は共感できる。冒頭の事故との因果関係が希薄な点は残念。あと刑事がカッコよすぎるのと、友人が学校内でずいぶんとでかいパソを持ち歩いているのは微笑ましいw
#2:書き込んだ相手に天罰が下るスレ
- [概要]学校でイジメにあっている大木礼(♀)は、書き込んだ相手に天罰が下るスレにイジメの首謀者(♀)の名前を書く。すると名前を書かれた女子生徒は発狂死するのであった。
- [怖さ]★★★☆☆(3.0)
- [所感]ミステリタッチな話し。因果応報の結末だが、「いったい誰が?」といった謎を持っている。想定範囲内のラストではあったがテンポが良いためおk。にしても過度な演出といった面もあるだろうが、「イジメ」の光景は見ていて不快にさせてくれる。
#3:タルパ
- [概要]高額収入につられタルパなる治験のアルバイトをする大学生の山崎。それは自分のイメージする人間を可視化する実験だった。山崎は理想の女性として「エリカ」をイメージする。やがてイメージが強くなると。。。
ちなみに「タルパ」とは「チベット密教の秘奥義、想念の力で幻影を視覚化する。人間が意識的に霊体を作りだす方法」だそうです。 - [怖さ]★★★☆☆(3.5)
- [所感]自分のイメージを具現化するストーリーはそこそこ面白かった。ラストにどんでん返しを用意しているところも良い。あと主人公の山崎がアングルによって福山雅治に見えるのは僕だけかw
#4:こわいものクラブ
- [概要]2chで知った「こわいものクラブ」なる動画投稿サイト。面白半分で投稿する高校生の男女。そこでは投稿される動画に対して評価ポイント(加害者度)が付与される。投降しないと1日で加害者度が10ポイント下がってしまい、加害者度のポイントが無くなると死んでしまうのであった。
- [怖さ]★★★★☆(4.0)
- [所感]怖いというより、まずは「痛い」系が目につく。最初の方に紹介される爪を金づちで潰すシーンは観ていて顔が歪む。やっぱり「痛い系」は苦手だ。あと「虫系」も。
こちらもラストに捻りが用意されていて良かった。全体的に狂気を感じた。動画を撮るためには、人殺しすら平然とやってのける。まずその心理に恐怖を覚える。
#5:瓢箪事件
- [概要]女子大生ナナは友人ケイコと一緒に、これも友人のミカコの引っ越しを手伝う。新居は極端に家賃が安い部屋。ミカコはその夜ひとりでに点いたTVの音で目を覚ます。TVを消そうとするとベットの下から物音が。恐る恐る覗きこむと。。。
数日後(?)ミカコが行方不明となったことを知るナナとケイコ。ケイコも行方不明となり、ナナはネットでミカコの借りたアパートが「瓢箪事件」なる舞台であったことを知る。 - [怖さ]★★☆☆☆(2.0)
- [所感]ありふれた話しで、あまり怖さは感じなかった。ベット下を覗くシーンではお決まりのドッキリだし。「瓢箪」なるアイテムも使いきれていない感じだ。ドッキリ含めて映像は若干怖いかな。単に怪異に巻き込まれただけになってしまっているラストは残念。
vol.3比較だとコチラの方が怖さはあったと思う。次作も出そうな気がします。出たら観るとも思います。たぶん。。。
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