なぁーんてね

「告白」です。
久しぶりに鳥肌が立ちました
今更感は否めませんが、このblog自体がそんな感じなので良しとさせてください。

kokuhaku

 


告白 【DVD特別価格版】 [DVD]
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【制作】2010年(日)
【監督】中島哲也

【原作】告白(湊かなえ)

【カテゴリ】サイコ・サスペンス

 

えー。以前から「面白いから読みな」と友人に勧められていた小説。
ついぞ読む機会が無く、DVDで告白初体験となりました。

正直、半信半疑。
どうなの?
邦画だし(偏見)。
って感じでの視聴でしたが...

すみません。全面的に僕が悪かったです。
くそ面白かったです。
冒頭からエンディングまで突っ走りました(笑)

 

【キャスト】※学生除く

  • 森口悠子(松たか子)
  • 寺田良輝(岡田将生)
  • 下村優子(木村佳乃)

 

【ストーリー】

冒頭では牛乳を飲む学生たち。先生(森口悠子)の話は聞かず『学級崩壊』の様相を現している。

物語は出演者が各々『告白』する構成となっている。

森口悠子の告白:
時期は学年末。終業式の日。
そんなクラスの中を歩きながら、今月で教職を辞することを生徒に話す森口。森口の退職に大喜びの学級。
そんな生徒たちに対しても、怒りも悲しみも感慨もなく淡々と語る森口。
やがて話は自身のたった一人のガ族である娘:愛美が事故死した話になる。
警察の発表は事故死

だが、森口はクラスの生徒に娘が殺害された事実に至る。
森口は二人の生徒を『』『』と仮定して話を続ける。
事実に至った経緯すら生徒に話す。淡々と感情が欠落した語り。
いつの間にか生徒たちは森口の話を聞き出す。
生徒に『誰が娘を殺したのか』を容易に推測できるように語る森口。
依然としてその口調には...やはり感情がない

そして森口悠子は復讐を宣言(告白)する。
先ほど生徒『A』と『B』が飲んだ牛乳にHIVに感染した血液を混入させた事実を。

クラスは驚愕に包まれる。
犯人であり、HIVに感染した血液を混入された生徒。
クラスメイトは一斉に彼らから遠ざかる。
一人はこみ上げる嘔吐感に堪えられず、口を押さえ教室を飛び出してゆく。

しかして、森口悠子の復讐劇が始まった。
最愛の娘を、自分の全ての愛情を授けた愛美を奪った犯人に、もっとも残酷な結末を与えようと...

 

【所感】

感じるところはいくつもありました。
主人公:森口悠子への感情移入も、物語が始まって早々に乗っ取られました。

どんでん返しが何度となくでてきます。

この映画のテーマは何だろうと思います。

  • 学級崩壊?
  • 今時の中学生(適切な表現が思い当たりません)の考え方と行動?
  • 理不尽に自身の一番大切なものを奪われ、もしくは、蹂躙された人間の感情と行動?
  • 現行少年法への告発?
  • それこそ命の大切さ?
  • 人権?
  • 結局、所詮大人の手のひらを抜け出せない少年少女? 

少なくともホラー映画ではありませんね。
主観的にはヒューマンドラマとして捉えたいところです。

あと中学校の学級風景。
映像化でデフォルメされているのであろう。
とても本映画のような学級が大半であるとは思いたくない。
ただ表面的には取り繕って、内側で燻っている学生は多いとは思う。

 

お終いに僕は告白します。
全部ひっくるめて、観終わった後に爽快感がありました。

そうです。
森口悠子の最後のセリフに鳥肌と共にスカッとしました。

 

個人的評価は★★★★★です。
僕の嗜好でもあるサイコ・サスペンスですんで(笑)

  • ホラー度:
    ☆☆☆☆☆
  • グロ度:
    ★☆☆☆☆
  • サイコ度:
    ★★★★★
  • ミステリー度:
    ★★★★☆
  • サスペンス度:
    ★★★★☆
  • アクション度:
    ☆☆☆☆☆

ハリウッドとかでリメイクされないかなぁ。 
それなりのスペックは持っていると思うのだが...
まあ日本と欧米の学校事情や社会事情とかは異なるだろうから、単純なリメイクでは売れないかもしれませんが。

続きはネタばれです。
といっても今回はあまり書くつもりはありません。
なんというか。
勿体ないんで。

 

【今後の予定】

あと今後のレビュー予定などを...
予定なんで観てつまらなかったりしたら載せないかもです。

  • 放送禁止動画FILE Vol.3 TVでは絶対に放送できない衝撃の禁じ手映像!!
    >らぶちゃん三度?1末レンタル解禁
  • クライヴ・バーカー ドレッド[恐怖]
    >洋画、2初レンタル解禁
  • ON AIR オンエア
    >洋画、2初レンタル解禁
  • SHOT [ショット]
    >洋画、2初レンタル解禁
  • 廃墟霊
    >邦画、ドキュメント、2初レンタル解禁
  • 霊界交信/心霊メッセンジャー 賀大峰誠(がだいほうせい)
    >邦画、ドキュメント、2初レンタル解禁
  • 立入禁止 -●REC-
    >邦画、ドキュメント、2末レンタル解禁
  • パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT
    >邦画、3初レンタル解禁

予定なので、あまり期待しないでください。すみません。

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(続き)ネタばれ注意

 

【森口の復讐とは】

森口の口から語られています。
例え人を殺しても、現在の少年法では極刑は望めない。
せいぜい厚生施設送りにされるだけ。

だから。

森口は犯人に対して、最も効果があり、死ぬより辛い経験を味あわせようとします。

牛乳へのHIV感染血液の混入はトリガーでしかありません。

 

【少年B】

イジメらっれ子です。
そんな彼の復讐。
唯一の友達と思っていた少年Aへの復讐です。

少年Aが出来なかったことを実行することで見返してやろうと思います。
結果は愛美を殺すことでした。

彼の「大切なもの」は何だったんでしょう?
お母さんに良い子であると思われる」ことでしょうか?

彼はHIVに感染したと思いこんでしまいます。
加えて、友達に裏切られ、また、幼い子供を殺した罪悪感にとらわれます。
森口により、彼の精神は間接的に、しかし効果的に追い詰められます。
そして彼は大切な母親を「助けるため」に殺してしまいます。

 

【少女C】

学級委員です。
当初からクラスの雰囲気に違和感を感じながらも、表だって異議を唱えると異端として苛められるから、表向きはみんなに合わせているだけ。
といった感じの子です。

  • 耳の痛い話ですね。
  • 別に子供の世界だけではないですね。
    大人になってからもそういった感覚はあります。(僕だけ?)

彼女は少年Aと親しくなります。
13歳ですが、既に男女の関係を意識した役どころです。

最後まで遊び(女遊びではなく、稚拙な感情から来る遊び)の延長である少年Aに対して、しだいに少女Cは少年Aに対する恋愛感情で物事を計りだすようになったと感じました。

  • 「マセている」ということが言いたいのではありません。
  • 彼女にとっての「大切なもの」が少年Aとの交流で、変わってしまったのだと思います。

 

【少年A】

成績優秀な少年A。

森口の謀略が無ければ苛められることもなかったでしょう。
しかし少女Cとは異なった感覚で、自分は周囲とは違うとの認識を持ち続けます。
ぶっちゃけ「我に跪くがよい。愚民どもwww」といった境地でしょうか。

しかし彼の「大切なもの」は、そんなプライドではありませんでした。
彼は自身の命さえも大切だとは思っていません。
HIV混入の告白を受け、クラスの外に飛び出した少年Aですが、トイレで彼は大笑いです。嬉しくてしょうがありません。

そんな少年Aの「大切なもの」。
少年Aの弱点。
森口が最も知りたい情報。

奇しくも森口は少女Cの口から「それ」を聞き出します。
そして「それ」は森口の計らいで、最大の効果を持って破壊されます。

 

【ウェルテル】

熱血教師。
しかし彼の裏には森口がいました。
生徒たちが嫌うこと。
森口は状況打破のアドバイスとしてウェルテルに実行させます。

  • 結構、森口先生は頭がいいんですよね。レクター博士と闘わせたいと思います。この際クラリスでもいいですw

 

【ルナシーの意味】

なぜルナシー事件が物語に必要であったのか?
よく判りませんでした。

  • 少女Cの行動や死因に直接的な関与は無かったですし。
  • カリスマの影響力を表現したかったのでしょうか?
  • イマイチしっくりくる理由が見つかりません。

まぁ重箱の隅をつつくのは野暮な作品なんで、再視聴したときにでも頭に置いておこうかと思います。

 

【森口の復讐】

エンディングです。
最後は森口VS少年Aです。

森口は少年Aに電話越しで経過を報告します。
少年Aは自分の「大切なもの」を失ったことに気付きます。
少年Aに森口は近づきます。

絶叫し、泣き崩れる少年A。
目の前にしゃがむ森口。
森口は少年Aの髪の毛を鷲掴みにし、顔を上げさせます。

「これがあなたの更生の第一歩です」

と森口は語り......

 

 

以上です。