ソルト デラックス・ディレクターズ・コレクション [DVD]
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今年一発目のレビューです。

で、なんなんですが、ホラー系ではありません。

すみません。

 

実は年明け一発目に観たのは「バイオ・ハザードⅣアフター・ライフ」でした。
まぁ面白かったのですが。
なんかマンネリというか。
東京本部が「ださっ」っていうか。
ミラ・ジョボビッチも頑張っているんですが、これがイマイチしっくりこなかったところで何気に観た「ソルト」。

 

いやいや。
これが。
なかなか。

面白かったので興奮冷めやらぬうちに記しておこうかと思いました。

スパイアクションものです。

全編通してアクションてんこ盛りでした。
ストーリーとして恋愛もあるのですが、あくまで背景でしかありません。
アンジェリーナ・ジョリーが、硬派な女スパイを演じています。

ぶっちゃけ「バイオⅣ」より当たりでした。

 

ストーリーです。

冒頭は、北朝鮮軍にスパイ容疑で捕らわれたCIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)が、拷問にかけられるシーンから始まります。
その後、人質交換でソルトは助けられますが、「ナゼ自分を救ったのか?」「掟は?」といった疑問を、交換に同席した上司テッド・ウィンター(リーヴ・シュレイバー)に投げかけます。
ソルトはウィンターから、彼女の恋人の働きかけで人質交換が実現され、助けられたことを知らされます。ソルトの恋人は全世界で著名な蜘蛛の研究者です。

2年後、アメリカに戻ったソルトは恋人と結婚して幸せな生活を送っています。
ある日CIAに勤務している彼女の前に、ロシアから亡命を希望してきた壮年の男オルグ・ワシリエヴィッチ・オルロフ(ダニエル・オルブリフスキー)が現れます。
CIAとして尋問するソルトに、オルロフはロシア大統領暗殺計画を伝えます。そして実行する犯人は「イヴリン・ソルト」自身であると。

ウィンターをはじめ、尋問をモニターしているCIAメンバーに動揺が走ります。
荒唐無稽な大統領暗殺計画。
その主犯が仲間の諜報員(ソルト)であることに。
自身と、何より夫の危険を察したソルトはCIAからの脱出を図ります。

ここからアクションが加速してゆきます。

ドンパチありーの、カースタントありーの、飽きることなく魅せてくれます。

ソルトは逃げ切れるのか?(誰から?)
誰がロシア大統領を暗殺するのか?
ソルトの本性は?

誰も信じられない境遇で、果敢にソルトは立ち向かいます(何に?)。

そしてラストのどんでん返し。

硬派なアクションシーンが最後まで続き飽きさせません。

 

と、観ているとデジャブを感じました。

思い返すと「ソルト」と「ニキータ」がダブります。

リュック・ベッソン監督による映画「ニキータ」。
不良娘が暗殺者として再教育され、殺人者である自分と恋人を愛する自分との間で苦悩しながら生きてゆくお話。
ジャン・レノが清掃屋ビクトル(だったっけ?)で出てきます。
またブリジット・フォンダを主演に据えたハリウッドリメイク版「アサシン」でも有名ですね。ブリジット・フォンダが不良って違和感があって、僕は断然「ニキータ」の方が好きですが。

脱線したので戻ります。

ニキータは元不良娘(っても平気で警官殺しちゃうレベルですがw)のたたき上げ工作員、ソルトは乳児の頃から英才教育を施されたエリート工作員、と境遇は異なるのですが、非情な任務遂行する姿がダブります。

ただ、「ニキータ」では彼女の中に芽生えた愛情が自身を苦しめる内容となってますが、「ソルト」では「正義」とか「信念」との葛藤を表面に押し出しているように思われました。
「愛」「愛情」はあります。ただかなり控えめな表現で、冒頭に書いたように背景のようなレベルで表現されてるように感じました。

 

あとタイトル。原題「SALT」。

戦略兵器制限交渉 (Strategic Arms Limitation Talks)

でもあるんですね。観終わって知りました。

なるほどねぇ。

 

いや。今年一番の作品ですね。まだ2本目ですけど(笑)

 

続きはネタばれとなります。
個人的にかなーりお勧めなので、映像を先に観た方が良いと思います。

総合評価は★★★★★

  • 面白さ:
    ★★★★★
  • ホラー度:
    ☆☆☆☆☆
  • グロ度:
    ★☆☆☆☆
  • サイコ度:
    ★☆☆☆☆
  • ミステリー度:
    ★★★☆☆
  • サスペンス度:
    ★★★★☆
  • アクション度:
    ★★★★★

ホラー系じゃないんで、各指標にうまく当てはまらないですけどね。

 

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(続き)ネタばれです。

【最初の脱出】

CIAで身柄を拘束されたソルト。
夫の身柄を心配するが解放されません。
なぜに夫?

どうも工作が明るみに出ると一族郎党消されてしまうらしいです。

夫のために逃げるのか、それともロシア側スパイとして逃げるのか、観ている方は判断つきません。

それ以前に、ソルトはCIAなのかロシア工作員も不明です。

ただただ必死に追っ手(CIA)から逃れます。
「手製のロケット砲」作ったり、
「高層マンションの軒伝い」に逃げたり、
「警察の車」を奪ったり、
「高速を走るトレーラー」に飛び乗ったり、
「トレーラーからトレーラー」に飛び移ったり、
「バイク」を奪ったり...

アクション・スタント満載です。で、結構長いです。
ハラハラ・ドキドキ、、面白いですぅε=ε=(;´Д`)

 

【蜘蛛の意味】

夫は蜘蛛の研究者。家にも蜘蛛を飼って(?)ます。
逃げるソルトは「蜘蛛の毒」を抽出します。

何に使うの?

まだソルトの立場は判りません。
CIAなのかロシア工作員なのか、どっちなんだ(゚Д゚)ゴルァ!!
状態です。

 

【ロシア大統領の運命】

アメリカ副大統領の葬儀に参列したロシア大統領(プライベートで深い親交があり、東西冷戦の幕を閉じた立役者との設定)。
ソルトは教会の地下にもぐりこみ、なんとか作戦を実行します。

 

それは弔辞を述べるロシア大統領の足元を崩して地下に落とすことでした。ソルトの眼前にロシア大統領が落ちてきて...(銃声)

ソルトは駆けつけたCIAに投降します。

あー。やっぱロシアの手先だったのね。

 

 

【ソルトの真意】

ロシアの工作員の真意は、東西冷戦後弱体化したロシアを再び強固な国に変えることです。そのため大統領までも暗殺させ、再び軍事大国を再生させようとします。

ロシア大統領を暗殺後、再度逃亡に成功したソルト。
ロシア工作員の仲間の待つアジトへ行きます。
そこには拉致された夫が.....

顔を合わせた瞬間、仲間が夫を射殺します。

一瞬「驚愕」の表情を出すソルト。
仲間はソルトを「試した」とのこと。「試練」に勝ったソルトは正式に仲間に受け入れられます。

そして次の作戦指示。

オルロフと二人きりになり、お互いウォッカ(?)を飲むと、いきなりソルトはオルロフの頭を酒瓶で殴りつけ、割れた瓶で首を突き刺し止めを刺します。

あれ?
ロシア側じゃなかったの??
ひょっとして夫の復讐???

また、立場が曖昧に...

 

【次の作戦】

アジトを壊滅させたソルトは、次の作戦のために指定された場所でNATOに潜り込んだ同志と会います。
最後の作戦です。ホワイトハウスに潜り込み、アメリカ大統領を...

既にロシアでは大統領暗殺を受け、アメリカと一触即発の状態です。

厳重な警戒を潜り抜け、NATO将校としてホワイトハウスへ潜り込むソルト。
一緒に潜り込んだ同志の最後の仕事はホワイトハウスでの自爆でした。

 

【最後の工作員】

アメリカ大統領(なんか情けない印象を受ける役者さん)は、地下の「指令室」に入ると、核ミサイルの発射準備を始めます。側近としてCIA長官(?)ウィンターも同席します。
ミサイル発射に必要な一連の手続き、認証を終え、発射が大統領自身の判断にゆだねられた時。

ウィンターの工作が始まります。

大統領以外(指令室なのでオペレーターがいます)を射殺。
窓越しにソルトが合流し、ウィンターが同志であったコトを初めて知ります。

そこにロシアのTV映像が入ってきます。

ロシア大統領が無事に生きていることを知ったウィンターは、最後にソルトが裏切ったことを知ります。
ロシア大統領は「蜘蛛の毒」により、一時的に仮死状態であったことを。

着々と核ミサイル発射のカウントダウンが進む中、ソルトはウィンターと対決し、間一髪ミサイルの発射を阻止します。

 

【最後も逃亡】

ウィンターもソルトも無事でした。

が、
ソルトは工作員として逮捕、拘束。
ウィンターは被害者としてケガの手当を受けます。

ウィンターはソルトに生きていられると自分の素姓が明らかになり困ります。混乱するホワイトハウスの中で交錯する両者。

一瞬、拘束された手錠でウィンターを絞殺するソルト。

 

連行されるヘリコプター内。
ソルトは「仲間はいない」「でも誰かがやらなければ」とCIAの上官(?)に告げます。「自分を信じろと」。

ソルトは手錠を外されます。

そのままヘリから川に飛び込み逃亡して...

終わりです。

 

【まとめ】

ソルトはロシアの工作員だった。それも超エリートとして、長い間アメリカ内部に浸透しており、「その時」が来ることずっと待っていた。

結局ソルトを動かしたのは何だったのか明言されませんでした。

夫の復讐。普遍的な正義。

もしロシア工作員が夫を殺さなかったら?

 

 

以上です。