レッド・ドラゴン [DVD]
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引き続きおさらいです。
レビュー進行は以下の通り。

  1. 羊たちの沈黙(complte)
  2. ハンニバル(complte)
  3. レッド・ドラゴン(NOW!)
今回でレクター博士シリーズは一応完結。

観ましたー。

これでシリーズコンプになります。
レクターシリーズ一応の最後の作品です。
前述の通りストーリー的には、初めてレクター博士が登場する一番目です。

シリーズ作品ごとには甲乙つけがたいですが、あえて選ぶなら「レッド・ドラゴン」が一番気に入りました。

ただ、作品はもはやホラーではないですねw
サイコ・サスペンスにカテゴライズするべき作品かと...

早速作品へ。

まず面倒なので「羊たちの沈黙」は「羊」と略します。

【キャスト】

  • ウィル・グレアム捜査官(エドワード・ノートン)
  • ジャック・クロフィード捜査官(ハーヴェイ・カイテル)
  • フランシス・ダラハイド(レイフ・ファインズ)
  • ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)

冒頭はオーケストラを聴くレクター。
博士たる知的な一面です。

続いてお仕事する博士。
著名な精神鑑定医として、FBIに犯人特定のためのプロファイリング協力しています。
早速、捜査官グラハムが訪れ博士に相談します。

グラハムの追っている犯人こそが、かのレクターその人です。
悩みながらも「犯人の立場(気持ち)に立って」真相に迫るグラハム。

 

あらら?

比較的あっさりとレクター博士は捕まってしまいましたとさw

めでたしめでたし。

 

ぢゃなくて。

どうやらストーリーは「如何にしてレクターは捕まったのか?」ではないようです。
かの「人肉事件」を期待していただけに、ここで肩透かしをくらいました。

 

物語は数年後に進み、「羊」同様、獄中のレクターとグレアムが世間を騒がしている「噛みつき魔」を捕まえる物語となります。

「噛みつき魔」は幸福な一家を連続惨殺しています。
犯人の目処が全くたたないFBI。

打つ手が無いFBI捜査官のクロフォードは、レクター逮捕後退職したグラハムに犯人のプロファイリング協力を要請します。

グラハムは、かつてレクターを持って「超能力者」と言わしめた「犯人の立場(気持ち)に立って」捜査できる人材です。

グラハムはしぶしぶ協力し、「羊」で投獄されていた病院地下の牢獄でレクターと再開します。
しかしクロフォードの本当の狙いは、グラハムに「レクターを使った「噛みつき魔」のプロファイリング」をさせることです。

グラハムは現場にも足を運びます。

夜中。懐中電灯を手に一人被害者宅を訪れるグラハム。
現場は事件当時のなまなましい血痕を残しています。
でも、化け物の類は出ません。
安心(がっかり?)してください。

グラハムはなかなか犯人像がつかめません。
また次に狙われる被害者の特定(推定)もままなりません。

そんな中、獄中のレクターへ「噛みつき魔」から手紙が来ます。
その内容を捉え、次の犠牲者を特定しようとあがくグラハム。

⇒レクター・噛みつき魔・グラハム
⇒レクター・バッファロービル・クラリス

ここでも「羊」同様の3つ巴です。

グラハムは地道に根気強く「噛みつき魔」に迫ってゆきます。
一つ一つの証左を丁寧に積み上げてゆきます。
ストーリー進行はごく自然で、違和感はありません。
(不明点もありましたがネタばれですので割愛します)

一方、犯人の「噛みつき魔」の物語も並行します。
犯人。ミスターDことダラハイドは、レッド・ドラゴンに魅せられた異常者でした。

さてグラハムは無事に「噛みつき魔」を捕まえられるでしょうか?

「噛みつき魔」はどうなるのでしょう。

その時レクターは?

 

獄卒バーニー。いました。
Aホプキンスと同様、シリーズ皆勤賞ですね(笑)

ちなみに「羊」のクロフォード捜査官はインテリ気質でしたが、こちらのクロフォードはたたき上げの感じがします。
同一人物とは、チト思えません。違和感がありますね。

ミスターDことダラハイド。
なんが筋肉質な「ハリソン・フォード」って感じを受けるのは僕だけ?

エドワード・ノートン扮するグレアム捜査官がかっこいいです。

 

冒頭に「3シリーズで一番気に入った」と書きましたが、そう思わせたのは、3シリーズを発表順に鑑賞したからかもしれません。

僕の頭の中でレクターのイメージが確立されており、そのイメージに沿って、もしくは、裏切って物語が進みます。

そのため、最後まで物語に強く興味を持って観ることが出来ました。

たらればですが、
「レッド・ドラゴン」を最初に観ていたら、
きっと違った印象を得たと思います。

 

レクター博士の今後はあるのでしょうか?

ストーリーとして「ハンニバル」で逃げ延びていることから、伏線は張られています。あとは物語があればといったところでしょう。

是非期待したいです。

 

さて。続きはネタばれです。

そうですね。

まだ「羊」も「ハンニバル」も観ていない方は、映像を先に観ることを勧めます。ストーリー順に「レッド・ドラゴン」を先に観ても良いと思います。
どこから齧ってもレクターはレクターです。

既にいづれか視聴された方は...
判断はお任せします。

 

そうそう、

「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」

は機会があれば観て見ようかと思います。

しばらくはA・ホプキンスのレクターが頭から離れそうにないですから(笑)

 

いつものです。
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(続き)ネタばれです。

振り返ると、そんなに印象深いシーンは無いですね。
思いつくままにいくつか紹介します。

 

【晩さん会】

冒頭でオケを鑑賞する博士。
イマイチ合っていません。
オケを乱すフルート奏者を、首をかしげ怪訝な表情で見つめるレクター。

無事に公演が終わり、レクターに招かれ(オケのスポンサー?)晩餐シーンです。
レクターがジョークを交えながらご馳走を振舞います。
ふと参加者から行方不明となったフルート奏者の話題が...
メンバーの一人は言います。
「いなくなってくれて助かる」と。
メンバーからもフルートが下手と思われていることが伺えます。
(実際とても判り易くひどい演奏していますw)

さて。前菜。

メンバーの女性は素材が何かをレクターに問います。
レクターは「知ってしまったら驚いてしまう」とかわし、各位晩餐を美味しそうに口にします

「羊」「ハンニバル」を観た方は既にお解りですね。

オケのみなさんは、失踪したフルート奏者を「おいしく」頂いていまいました

実際エグイシーンはありません。
精神的に「あぁぁぁぁ。喰っちゃうのかぁ」といったドキドキ感がありました。

 

【レクター逮捕】

レクター宅に捜査の相談をしに来たグラハムが、帰り際に決定的な証拠を見つけます。
レクターの本棚にあった分厚いレシピ(何の?)。
背後に迫るレクター。

グラハムの疑惑が確信に変わる時(一度使ってみたかった表現でつ)、レクターに刺され、抉られます。

「さすがレクター。まだ始まったばかりだしね」とか思っていると...

グラハムは倒れながらもレクターに一矢(実は3本)報い、さらに銃弾がレクターに止めを刺します(死にませんけど)。

かくして「人肉事件」犯人レクターは捕まりました。

 

【レッド・ドラゴン食べてみた】

Dが絵画「レッド・ドラゴン」の原画所蔵の美術館に赴く。

どうやらDの論文を通して美術館の司書と仲良くなって見せてくれることになったらしい。
実物の「レッド・ドラゴン」。
親切な司書(女性)を殴り倒し...
絵画「レッド・ドラゴン」を引き裂き、食べるD

これで自らの体内に「レッド・ドラゴン」を宿らせたと思ったのだろうか?

 

【ゴシップ記者は火だるま】

嫌いなゴシップ記者に、貶める内容をリーク、記事にさせて「噛みつき魔」を挑発するグラハム。

目的は「噛みつき魔」の標的をグラハム自身に引きつけることだったのだが...

「噛みつき魔」は記者を標的にします。

拉致された記者は、Dの家で裸(パンツ一丁)で車いすに貼り付け。
接着剤(にかわ?)のようで、皮膚がぴったり貼り付いてます。
そしてDは、自らのレッド・ドラゴン(タトゥー)を見せ、自身の崇拝を迫ります。
自らを崇めよと。そして間違った記事を訂正、崇拝する記事にせよと。

しかーし...(やっぱなー)

記者は生きたまま車いすごと火だるまにされ、新聞社へ突っ込みます。

奇しくもグラハムは大っ嫌いな記者を抹殺することができました。
勿論物語のグラハムは歓んでいませんが、きっと腹の中では笑っていたことでしょう。
だってグラハムレベルのプロであれば、こうなることは容易に想定できたでしょうから...

 

【彼女を拉致る場面】

これは腑に落ちなかった所。

Dが追手(当然FBI)に迫られ彼女(?)の家に行くと、丁度別の男との別れ際。
ちなみに彼女(名前忘れた)は後天性の全盲。幼いころに光を失った。
呆然とするD。
玄関先に止めてあるバイクへ向かった男を有無を言わさず射殺(サイレンサー付)。
ベルを押して出てきた彼女にいきなりハンカチで口を塞ぎ拉致完了。

ハンカチ⇒失神?

いつ麻酔なんて手に入れたの?どうやって?
不意にFBIから追われたのに??

判らん。

 

【Dさん宅大爆発】

追い詰められたDは「レッド・ドラゴン」から彼女を守ろうとします。
Dの中の「レッド・ドラゴン」は女性の贄を欲しています。

葛藤するD。

屋敷に火を放ち、彼女を救うために銃口を向けますが、、、

撃てません。

銃声と共に彼女の顔に血しぶきが....

全盲の彼女はなんとか記憶を頼りに脱出し、その後屋敷は大爆発。

焼け跡の金庫内にDの日記が見つかります。

グラハムは知ります。
Dが幼いころ、祖母から受けた躾という名の虐待。

そしてレクター博士への羨望、畏敬。

 

しかして大団円。

.....

...

.

 

ではないですね。
どんでん返しが待ってます。

それは観てのお楽しみとして下さい。

 

以上です。