羊たちの沈黙〈特別編〉 [DVD]
羊たちの沈黙〈特別編〉 [DVD]
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カテゴリ:サイコ・スリラー

制作:1990年(米)
監督:ジョナサン・デミ

原題:THE Silence of the Lambs

今回はハンニバル・レクター博士を3回に分けてレビューしてみようかと...

1回目のレビューは「羊たちの沈黙」です。

原題とは異なり、今回視聴したのはDVDの「特別編」です。
恥ずかしながら初見となる僕には何が「特別」なのかは判りません。

全3章からなる「羊たちの沈黙」シリーズ。
まずは映像化された歴史から(wikiを参考にさせてもらいました)。

  1. 1986年:レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙
  2. 1990年:羊たちの沈黙
  3. 2001年:ハンニバル
  4. 2002年:レッド・ドラゴン

1986年版ではAホプキンスは出演してません。
まだ観ていないので誰がレクター博士役なのか判りませんが、この初代「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」は最後に時間をおいて視聴しようと思います(観る気があればですが)。

2001年の「ハンニバル」の監督はリドリー・スコット。
ブレードランナー大好きです。
ルトガー・ハウアーが.....

えー。
と語りだすと止まらないので、物語の年代順は以下の通り。

  1.  レッド・ドラゴン
  2. 羊たちの沈黙
  3. ハンニバル

うーん。

レッド・ドラゴンから視聴するべきだったか?

なにしろ「羊(ry」⇒「ハンニバル」は知っていたのですが、「レッド・ドラゴン」の存在は知りませんでした。

とりあえず映像化された順(「~博士の沈黙」除く)に行きます。

前置きが長くなりましたね。

「羊たちの沈黙」です。

【キャスト】

  • クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)
  • ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)
  • クロフォード主任捜査官(スコット・グレン)
  • バッファロー・ビル(テッド・レヴィン)
  • フレデリック・チルトン医師(アンソニー・ヒールド)
  • アーディリア・マップ(ケイシー・レモンズ)

グロやショッキングなシーンは少なめ。
サイコ色が濃いです(僕好み)。
ホラー、スリラーというよりサスペンスですかね。

物語はFBI訓練生のクラリスが、連続猟奇殺人事件の犯人、バッファロービルを捕まえるというもの。バッファロービルは女性ばかりを狙い、監禁、殺害後、生皮を剥いで川に遺棄する殺人犯の呼称。

バッファロービルを中心としたストーリーでも十分なスペックを持っていますが、メインはレクター博士VSクラリスです。
クラリスはバッファロービルを捕まえる手がかりを、多くは語らないレクターからなんとか引き出すといった闘いですね。

本編にはレクター博士が投獄されるに至る物語(人肉事件)は語られてません。レッド・ドラゴンで語られているのでしょうか?
楽しみです。

 

ある日FBI訓練生のクラリスはクロフォード捜査官に呼び出されます。
クロフォードはクラリスにバッファロービルのプロファイリングの助けとして、投獄中のレクター博士の観察を命じます。この段階でクラリスがクロフォードを慕って(恋愛感情では無く)いて、優秀な訓練生であることが判ります。

ハンニバル・レクター博士。
有名な人肉事件の犯人。
正真正銘の精神異常者。
そして高度の知能を備えた、元精神科医。

レクターに面会すべく病院を訪れるクラリス。
レクターの担当医チルトンに案内された場所は、何重ものゲートを備えた強固な監獄でした。獄卒もレクターに近づかないように注意します。

レクター博士とクラリスの初対面シーンです。

早速クラリスはレクターにより容姿、服装、持ち物などからのプロファイリングの洗礼を受けます。面会は完全にレクターペース。
一通り言葉を交わし、どうやらクラリスを気にいった(?)レクターは、手助けの交換条件としてクラリス自身を語ることとします。

レクターもおとなしく獄中に留まってません。
この期に脱獄を企てようとしています。

歯を食い縛って前に進むクラリス。
冷笑を浮かべ多くを語らないレクター。

少しずつバッファロービルに迫ってゆくクラリスは、どのようにしてバッファロービルを捕まえるのでしょう?

 

レクターVSクラリスの構図と共に、女性蔑視に対するメッセージ性を感じました。

J・フォスター演じるクラリスが、上司であるクロフォードをはじめ、医師や囚人、保安官などから、セクハラと取れるシーンが多いことに強い印象を受けました。
物語に女性上院議員が出てくることも意識されているのでしょう。

ただクラリスは強いです。
強い女性です。

セクハラに涙しながら歯を食いしばって前進するクラリスを、J・フォスターがうまく演じています。

 

評価は★★★☆☆としました。

  • 面白さ:
    ★★★★☆
  • ホラー度:
    ★☆☆☆☆
  • グロ度:
    ★★☆☆☆
  • サイコ度:
    ★★★★★
  • ミステリー度:
    ★★☆☆☆
  • サスペンス度:
    ★★★★☆
  • アクション度:
    ★☆☆☆☆
まぁ個人的嗜好に偏った評価ですので参考程度にしてください。

 

また、ハンニバル以降を観て評価が変わるかもしれません。
なにしろ初見のためか、頭が悪いのか、いくつか腑に落ちない点もありましたが、繰り返し観たいといった気にはさせてくれました。
あまりにも有名なAホプキンス演ずるレクター博士。J・フォスターが脚本を見て、あまりにもグロいから降板したと聞いています。リドリー・スコットにより、どんなクラリス、レクターが見られるのか楽しみです。

 

特別編とされたDVDには、レクター博士による留守電メッセージが付いてました。どうやらメッセージを残さないと肝臓を食べられてしまうらしい
当然英語。

 

......自宅の電話に使ってみようかと思います。

続きは「ネタばれ」です。

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(続き)

ネタばれです。

 

 

【初対面】

クラリスがレクターと初めて面会したところ。
レクターは一番奥の独房にいます。
いくつかの独房を通過しなければならず、レクターの隣の囚人(名前忘れた)に「アソコがにおう」と言われます。まぁこれだけで終わらないんですけどね。

クラリスが帰る時に、その囚人から何らかの液体(精液??)を顔に投げつけられます。ゲラゲラと笑う囚人。
クラリスは病院を出ると車によりかかって泣きます。

一方クラリスを気にいったレクターはというと、

 

隣の囚人を自殺に追い込んでしまいます。

 

レクターは一日中隣の囚人のことをののしり続け、最後には自分の舌を噛み切り、呑み込んで自殺させてしまいます。

クロフォードがクラリスに告げるだけで映像として出てませんが、如何にレクターが異常なのか、恐れられているのかが判ります。

 

【レクターと女性上院議員】

女性上院議員の娘がバッファロービルにさらわれます。
TVを通じてビルに娘の開放を語りかける議員。
チルトン医師により議員とレクターが面会します。
そのレクターの姿は、拘束衣+ストレッチャー縛り付け+口部分を檻にしたホッケーマスクの下半分のようなものを点けたまま。

そこでレクターは自身の投獄環境と引き換えに、バッファロービルが誰なのかを告げます。

本文にも書きましたが、上院議員が女性である点も、女性差別に反対するメッセージなのでしょう。ストーリーから議員が女性である必要が見つからないからです。

 

【レクターの脱獄】

議員の計らいで多少なりとも改善された監獄。
保安官2名がレクターに食事を与える隙に、手錠をピッキングして外し、保安官を倒します。

異常に気がついた階下の警官隊が監獄のあるフロアに突入すると...

腹を切り裂かれ、十字架のごとく吊るされた警官が迎えます(グロ)

もう一名は顔を食べられ瀕死の重傷です。
重症の保安官がストレッチャーに乗せられエレベーターで運ばれます。
警官はその身体に天井からしたたる血を見てレクターがエレベーターの上に乗っていると考えます。
ストレッチャーは速やかに救急車に乗せられ病院へ。

警官隊は上層階から侵入。
エレベーターの天井にレクターが倒れているのを確認します。
一発足に銃弾を撃ち込みますがピクリともしません。
それを確認した後、警官により天井のハッチが開けられます。

「どさり」と落ちてくる死体。

映像は救急車内。
救急隊員が病院へ連絡しているうしろ。
瀕死の警官の手が静かに動き、血まみれで歯型の付いた「仮面」を剥がします。

レクターが姿を現し...

まんまと脱獄してしまいます。

人面を「剥ぐ」といったところが、バッファロービルを皮肉ったレクターらしい演出です(笑)

 

【バッファロービルは裁縫中?】

やっぱりビルさんの話題は補足程度になってしまいますね(笑)

剥いだ皮で裁縫するビルさん。
鏡に映った自分を見て悦に入るビルさん。

あんまりグロくないです。

最後は唯一ビルに辿りついたクラリスが単身突入⇒射殺エンドです。

まあ暗闇で前後不覚なクラリスを、暗視ゴーグルをつけたビルが忍び寄るシーンはちょっとドキドキしました。

でもクラリス視点の映像ではないんですよね
だからが見ている方としては怖さが半減です
やっぱり追いかけられる方が、追いかけてくる方を暗視カメラで写た方がドキドキ感が高いですね。かくれんぼと同じです。
例えばRECのような使い方の方が。

 

以上です。