keizoku

今日はホラー映画とはちょっと趣向が異なりますが、邦画、それもTVドラマ「ケイゾク」につきレビュー。1999年に放映されたシリーズドラマ。

実は僕は未だに「ケイゾク」が、とってもとってもとっても好きなのれす

本当はスクリーンで上映された「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」をレビューしようと思っていたのだが、いきなり「Beautiful Dreamer」を紹介するのがとても大変なんす。ご存知の方は多いと思いますが、「Beautiful Dreamer」はドラマの続きなのでつ。

したがって「ケイゾク」を知らない人が「Beautiful Dreamer」だけを観ると、頭の中に???が沢山浮かぶはずなのれす。
「Beautiful Dreamer」の中には、「ケイゾク」の登場人物の繋がりや、ドラマの背景が全く説明されていないんですよ。

まぁそれだけ人気ドラマであったとの裏付けでもあるのだが...

ということで「Beautiful Dreamer」を語るには、本編「ケイゾク」を語らなくてはならず、blogがあまりにも長くなってしまい、下書き途中で断念しまつた

さて。

「ケイゾク」(TBS系:1999/1/8~1999/3/19放映)

内容は「刑事モノ」。

と単純に割り切れない。

物語は刑事モノであるのだが、ミステリー要素が濃く、またサイコ、オカルトを取り込みながら進行してゆく。

主人公は二人。

柴田純(中谷美紀)

東大卒の女キャリアで、警視庁捜査一課に新人として配属される。
性格はズボラがぴったりなのか?
洋服とか身だしなみとかに頓着しない。
何日も風呂に入らなくても平気。
夢中になると周りが見えなくなる。
こう書くとなんか「のだめ」とかぶるな(笑)

真山徹(渡部篤郎)

公安時代のある事件をきっかけに弐係へ転属。
以後仕事に対するモチベーションゼロで出勤している。
柴田の教育係(本人は否定的)。
妹を自殺で亡くしおり、自殺に追い込んだ犯人(当時未成年)に異常なまでの執着を見せる。

基本的に各話完結のストーリー。

捜査一課一係の未解決(いわゆるお宮入り)事件を、継続(ケイゾク)して捜査する(ふりをする)捜査一課弐係。
まぁ古い言葉でいうと「窓際族」(部署は地下にあるが窓際w)。
その弐係に教育として一時的に配属された柴田。
柴田はお宮入りした事件記録を読み、

「あのー犯人判っちゃたんですけどー」

の名台詞で解決してゆくのだ。

その柴田とコンビを組まされる真山。
真山はいやいやながらも柴田に付き合い、そして振り回される。

そんな二人のボケ(柴田)ツッコミ(真山)。
ミステリー仕立てだが難しい謎という程のものはなく、どちらかというとコメディタッチで進行。

「ケイゾク」では根底に一つの事件(=犯人)があり、各話に少しずつ散りばめられている。この事件こそが「ケイゾク」の本題で、徐々にストーリーはコチラに移行してゆく。

その事件は真山の精神を蝕み、仕事そっちのけで犯人「アサクラ」に執着させる。このサイコっぷりが気持ち良い。

第一話(だったと思う)では、アサクラの住むマンションの対面に部屋を借りて、一人で望遠鏡で観察(監視)するシーンがある。

望遠鏡を覗きながらパンを食べる真山の部屋に、風呂から女が出てくる。語られていないが、いわゆるデリヘル嬢と思われ。
真山は相変わらず望遠鏡を覗いているだけ。
退屈を持て余す女が真山の部屋のTV(古い14型位の小型TV)を勝手につける。お笑い番組らしく、TVを観て声を出して笑う女。
「うるさいよ!」と真山。
それでもTVを消さずに、番組を見て笑っている女に真山が静かにキレる。

おもむろにTVを持ち上げ、床に叩きつける!

真山は唖然とする女をしり目に、ズボンのポケットからしわくちゃのお金を女に渡して「笑顔」で帰っていいと追い出す。

このシーンは好きだぁ~

平然とTV叩きつける(ちょっと頭大丈夫?)

蛍光灯に頭ぶつける(ちょっとドジっ子?)

ニコヤカに金を渡す(ちょっと不気味?)

女追い出す

真山のキレっぷりが最高。渡部篤郎がいい味出している。

柴田(中谷美紀)も絶妙なボケを展開する。

例えば、恋愛指南書のような本をバスの中で声を出して読む柴田。
「あえぎ声を出しましょう」とあれば、車中にも関わらず不器用な「アァ~ン」と声を出す。周りは白い目。

そんな柴田が推理→解決してゆくシーンも心地よい。

ただ犯人を追い込むシーンはシリアスに。

「俺がわるいんじゃない」的な感情をぶちまける犯人に対し、平然と「それでもお前が悪いんだよ」的に受け流すと、おもむろに犯人に近寄りいきなり殴る蹴るとキレる真山。それを制止する柴田。

このコメディとシリアスの配分が絶妙。

判っていてものめり込ませてくれるのは、監督の演出か俳優の演技か。

レギュラーは

JK雅ちゃんと真剣に不倫する弐係長の野々村光太郎役で竜雷太。
一係なのに頻繁に弐係に出没する女刑事の木戸彩役で鈴木紗理奈

特別篇以降で柴田をライバル視する京大卒新人刑事の遠山金太郎役で生瀬勝久(前回blogのラストにでていた)
ゲストのはずが、いつのまにかレギュラーになったような泉谷しげるが、捜査一課警部補の壺坂(通称タンツボ)

など。

そんな「ケイゾク」シリーズ

ケイゾク(TV放映版)

ケイゾク/特別篇 PHANTOM〜死を契約する呪いの樹

ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer

と進行するので、ケイゾクの世界観(オオゲサw)を味わうのであれば、この順序で観ることを強くお勧めします。

と、最近のドラマ「SPEC(スペック)」は、この「ケイゾク」の設定をバックボーンにしているとのこと。

スペックもDVD化したら観ようと思います。

 

お終いに「Beautiful Dreamer」から。

抵抗できない「無実な小羊ちゃん」達に対する真山のセリフ。

「この島には。僕たちだけ。ね。」
「僕が、君達を、ここで殺す。海に沈める。誰も気づかない。(さわやかな笑顔)」
「まあ。僕が、言うのも。なんだけど。あの世で、罪を償えば。」(銃声)

くぅ~。かっちょえーでぇー。渡部篤郎。

と、つべにうpされていた「Beautiful Dreamer」のワンシーン

「私のパンツ知りませんか?」です。

 

うっ。やばいっす。
これ見てたら、また観たくなりました.........

 

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